チキンカレーの隠し味は？ヨーグルトやバターを使った絶品レシピも

家庭料理の定番メニューであるチキンカレーですが、隠し味を加えるだけでプロが作ったような本格的な味わいに変化します。本記事では数ある隠し味の中から特に人気のものを厳選して紹介します。チキンカレーに物足りなさを感じていた方は、ぜひ参考にしてください。

【材料】

• 鶏もも肉 2枚
• 玉ねぎ 300g
• 生姜 10g
• にんにく 10g
• 塩 5g
• カレールー 60g
• 有塩バター 75g
• 玉ねぎ用の水 150ml 
• カットトマト缶 400g
• 牛乳 300ml
• 鷹の爪 3本
• ローリエ 1枚
• Aガラムマサラ 2g
• Aパプリカパウダー 少量
• ご飯 適量
• パセリ 適量

1. 鶏肉は余分な筋と脂を取り、1口大の大きさに切ります。
2. バターは5cm角に、カレールーは細かく刻んでおきます。
3. フライパンに油を熱し、みじん切りにしたにんにくを入れて炒めます。
4. 鷹の爪と薄切りにした玉ねぎを入れ、水を入れて強めの中火で煮込みます。
5. 塩とバターの半量、ローリエを入れて玉ねぎがしんなりするまで煮込みます。
6. (1)と残りのバター、カレールー、トマト缶を加えて混ぜます。
7. 牛乳を加え、鶏肉に火が通るまで中火で煮込みます。
8. 焦げないようにかき混ぜ、とろみがついたら材料Aを加えて混ぜます。
9. ご飯の上に(8)をかけたら完成です。

バターを加えたまろやかな甘みとコクのある味わいが特徴のチキンカレーレシピです。バターは有塩のものを使用していますが、無塩タイプを使用するときは塩を0.5g～1g程度増やしてください。

ガラムマサラとパプリカパウダー以外は家庭にある材料で作れるので、料理初心者でも挑戦しやすいです。辛みはガラムマサラやパプリカパウダーの量で調節できるので、好みに合わせて作ってみましょう。

隠し味にヨーグルトを加えると、さっぱりとしたまろやかな味わいのチキンカレーになります。鶏肉も炒める前にヨーグルトに漬け込んでおくと、やわらかく仕上がります。ヨーグルトは入れすぎると酸味が強すぎて違和感が出るため、あくまでも少量にとどめておいてください。万が一酸っぱくなりすぎたら、はちみつを加えると酸味が和らぎます。

【材料】

• 鶏もも肉 300g
• 玉ねぎ 1個
• カットトマト 1缶
• おろしにんにく小さじ1/2
• おろし生姜 小さじ1/2
• カレーパウダー 大さじ1
• 砂糖 小さじ2
• 生クリーム 大さじ3
• バター 40g
• A塩 小さじ1/2
• A黒こしょう 小さじ1/2
• Aカレーパウダー 小さじ1
• ヨーグルト 大さじ5

1. 鶏もも肉は一口大に切ってボウルに入れます。
2. 材料Aをふって揉み込み、ヨーグルトを加えて混ぜたら冷蔵庫1時間なじませます。
3. 玉ねぎはみじん切りにしてボウルに入れ、600wのレンジで6分加熱します。
4. フライパンにバター、玉ねぎ、砂糖を入れ、中火で玉ねぎが色づくまで炒めます。
5. カレーパウダー、おろしにんにく、おろし生姜を加えて香りが出るまで炒めます。
6. 香りが出たらカットトマトを加え、火を強めて沸騰させます。
7. (1)を漬け汁ごと加え、沸騰したら弱火にし、フタをして15分煮込みます。
8. 15分煮込んだら、生クリームと残りのバターを加え、塩で味をととのえます。
9. チキンカレーをごはんにかけたら完成です。

鶏もも肉にヨーグルトで下味をつけ、タンドリーチキンのようなコク深い味わいに仕上げた絶品チキンカレーのレシピです。隠し味に使った生クリームの効果で味がマイルドになり、さらに美味しくなります。

玉ねぎは電子レンジで加熱し、砂糖を入れて炒めると簡単に飴色になります。ほかの料理でも使える時短テクニックになっているので、ぜひ覚えておきましょう。

【材料】

• 鶏もも肉 250g
• Aカレー粉 小さじ2
• A塩 少々　
• A粗びきこしょう 少々　
• ホールトマト 200g
• 玉ねぎのみじん切り 1/2個
• 牛乳 1/2カップ
• はちみつ 小さじ2
• バター 20g
• にんにく 1かけ
• しょうがのすりおろし 1かけ
• カレー粉 大さじ1
• サラダ油 大さじ3
• 塩 適量
• 粗挽きこしょう 適量
• ご飯 適量

1. 鶏肉は一口打に切り、材料Aを加えて揉み込みます。
2. フライパンにサラダ油大さじ2を熱し、玉ねぎのみじん切りを加えて炒めます。
3. (1)を加え、サラダ油を大さじ1を鶏肉にかけてさらに炒めます。
4. にんにくとしょうがのすりおろしを入れて炒めます。
5. カレー粉を加えて全体を混ぜ、なじんだらトマト缶を加えます。
6. 2分程煮詰めたら、塩、牛乳を加えて煮込みます。
7. はちみつを加えて煮込み、バターを入れてさっと混ぜます。
8. ご飯にのせたら完成です。

人気料理家が提案する絶品チキンカレーのレシピです。カレーのスパイシーさの中にはちみつのやさしい甘味が加わることで、深みのある味に変化します。より濃厚な味にしたい方は生クリーム、酸味の効いた味が好きな方はヨーグルトに変えてもOKです。レシピではご飯を合わせていますが、サフランライスやナンでも美味しく食べられます。

【材料】

• 生姜 5g
• にんにく 5g
• 玉ねぎ 200g
• 鶏肉 200g
• Aケチャップ 15g
• A水 100cc
• A塩 小さじ3g
• Aコリアンダーパウダー 3g
• Aクミンパウダー 1g
• Aターメリックパウダー 1g
• Aパプリカパウダー 1g
• A醤油 少々
• ご飯 適量

1. 鶏肉は一口大に切ります。
2. 玉ねぎは大きめにカットします。
3. 鍋に(1)と(2)、材料Aを加えます。
4. 沸騰したら弱火にし、蓋をして10分ほど煮込みます。
5. ご飯に(4)をかけたら完成です。

和食でお馴染みの醤油を加えた絶品チキンカレーのレシピです。醤油の旨み成分を利用することで味に奥行きが出て、深いコクや旨みを感じることができます。醤油は濃い口、薄口どちらでも構いませんが、味の奥行きを広げたい場合はたまり醤油を使用してみてください。入れすぎるとしょっぱくなるため、様子を見ながら加えましょう。

こちらのカレーに加える隠し味は、りんごとバナナです。フルーツがカレーに溶けてとろとろになり、スパイシーな中にもクリーミーな味が広がります。レシピではバナナを1cm角に切っていますが、すりおろして入れると、舌ざわりがいっそうなめらかに仕上がります。程よい甘みで食べやすいので、小さな子供がいる家庭にもぴったりの一品です。

こちらのチキンカレーには、練りごまをちょい足ししています。コクと甘みがある練りごまの効果で、プロが作ったような深い味わいを感じることができるでしょう。練りごまは最初にヨーグルトと一緒に鶏肉に漬け込んでおくことで、染み込みやすくなります。家庭で「絶品カレーを作ってみたい」という方は、ぜひ試してみてください。

2種類のカレールーを贅沢に使用したチキンカレーには、チャツネを隠し味に加えています。チャツネは野菜や果物などを煮詰めて作られたジャムのようなもので、本格的なカレーには欠かせない調味料です。いつものカレーの作り方でも最後の仕上げに少量加えるだけで、味がぐっと本格的になります。

こちらは味噌を隠し味にした絶品ドライカレーのレシピです。発酵食材である味噌の美味しさが加わることで、何時間も煮込んだようなコク旨な味わいになります。味噌は火を通しすぎると香りが飛びやすいので、仕上げの段階で加えましょう。最後に入れることで味噌の風味が引き立ちやすくなります。

こちらのレシピに加える隠し味は、ビールです。ビールの苦味がカレーにコクを与え、芳醇な香りが引き立つ高級感のある仕上がりになります。ビールは余ったものでも構いません。アルコール分は煮込んでいる最中で飛ぶので、未成年でも安心して食べられます。加えるビールの種類によって味が変わるので、お好みで加えてみましょう。

チキンカレーに隠し味を加えた絶品レシピを紹介しました。簡単な作り方でも隠し味を入れることで、いつものカレーがぐっと本格的な味わいに変化します。本記事ではヨーグルトやバター、醤油など身近な材料を取り上げているので、気軽に試してみてください。何種類かの隠し味をミックスして、オリジナルカレーを作るのもおすすすめです。