茶碗蒸しの離乳食レシピ！簡単に作るコツは？便利なおすすめグッズも！

茶碗蒸しは食感やのどごしが良いので、赤ちゃんが食べやすく離乳食として人気のある料理です。茶碗蒸しは生後9～11ヶ月頃の離乳食後期のメニューになります。生後7～8ヶ月頃に、まず卵黄だけを食べさせてみてください。アレルギーが出なければ、9ヶ月以降に卵白を食べさせてみましょう。

卵黄と卵白にアレルギー症状が出なければ、茶碗蒸しを食べさせてもOKです。本記事では茶碗蒸しの人気離乳食レシピとおすすめの調理グッズを紹介します。併せて、作り方のコツや保存方法も解説しましょう。

普通の茶碗蒸しは味付けに白だしや醤油、塩などを使いますが、離乳食を食べる赤ちゃんにとっては味が濃すぎます。離乳食の茶碗蒸しは、調味料なしまたは薄めのだしで味付けしましょう。具材にも配慮する必要があります。消化の悪いものは控え、鶏肉や野菜などを細かく切って入れるのも、栄養バランスがとれておすすめです。

茶碗蒸しは冷凍保存をすると、スカスカした食感になり味も落ちてしまいます。その都度作ってあげる方が良いでしょう。茶碗蒸しに使うだし汁や野菜の具は、冷凍保存をすることができます。そうすると、調理する時は卵と混ぜるだけで、茶碗蒸しを簡単に作れて便利です。

茶碗蒸しは陶器やガラスの瓶に入れて、作る人も多いでしょう。もちろん陶器やガラスの瓶でもよいですが、シリコンスチーマーが1つあると、離乳食作りがとても簡単になります。

リッチェルのシリコンスチーマー(2200円)は、茶碗蒸はもちろんのこと、他のおかずやおかゆも一緒にレンジで作れるおすすめの商品です。本体とクッキングプレートが1セットになっており、同じ加熱時間の食材をそれぞれに乗せると、2種類の食材が同時に調理できます。

茶碗蒸しに使うだし汁や卵液を、リッチェルのわけわけフリージングブロックトレー(440円)に入れて、冷凍保存をすることができます。他にもおかゆや野菜のペーストなどを、小分けに冷凍したい時に便利です。蓋も付いているので、中身がこぼれ出てしまうこともなく、安心して使用できます。

【材料】

• 卵：2/3個
• 牛乳：大さじ2
• 好みの具：適量

1. 具は食べやすい大きさに刻みます。
2. ボウルに卵と牛乳を入れて、混ぜ合わせます。
3. 2に1の具材を入れて混ぜます。
4. 陶器などに入れて、ラップをします。
5. 鍋に陶器が半分浸かるくらいのお湯を沸かします。
6. 4を入れて蓋をし、8～10分ほど蒸して完成です。

牛乳と卵を使った茶碗蒸しの離乳食人気レシピです。出汁の代わりに牛乳を使用しています。粉ミルクを溶いたものでもOKです。出汁を使うよりもミルク感があるので、初めて茶碗蒸しを食べる赤ちゃんも、食べやすいかもしれません。

具材は野菜や鶏肉、白身魚などを入れても、良く合います。カルシウムなどの栄養価がアップする、ミルク茶碗蒸しはおすすめです。

【材料】

• 人参：5g
• コーン缶：20g
• 鶏ひき肉：15g
• 溶き卵：1/2個分
• だし汁：80ml
• ゆでうどん：40g

1. 耐熱容器に5mm角に切った人参、コーン缶、鶏ひき肉を入れます。
2. 1にラップをして電子レンジで1分加熱します。
3. ボウルにだし汁と溶いた卵を入れ、よく混ぜます。
4. 3に1cmに切ったゆでうどんを入れて混ぜます。
5. ラップをして電子レンジで3分加熱して完成です。

茶碗蒸しにゆでうどんを入れた離乳食人気レシピです。うどんが入ることで、茶碗蒸しの食感がぷるんぷるんに仕上がります。だし汁は昆布だしやかつお昆布だしなど、お好みで構いません。具材とうどんをたっぷり使っているので、主食茶碗蒸しになります。茶碗蒸しを冷蔵庫で冷やしても、ひんやりつるんとして食べやすいでしょう。

【材料】

• 人参：20g
• 椎茸：10g
• 小松菜：20g
• 5倍粥：80g
• 卵：25g
• 出汁：80ml

1. 人参、椎茸、小松菜はそれぞれ5mm角にカットします。
2. 耐熱容器に1を入れて、500Wのレンジで3分加熱します。
3. ボウルに卵と出汁を入れて、混ぜます。
4. ご飯茶碗蒸し用の器に5倍粥と1を入れた後、3を注ぎ入れます。
5. 野菜が卵液に浸るように、全体に広げてラップをします。
6. 電子レンジの低いワット数(300W)で、6分ほど加熱して完成です。

茶碗蒸しとご飯を組み合わせた離乳食の人気レシピです。白米のお粥を嫌がる赤ちゃんも、茶碗蒸しに混ぜると喜んで食べてくれるでしょう。野菜も一緒に細かく刻んで入れるので、茶碗蒸し一品でバランス良く栄養を摂ることができます。レンジで簡単に作れますが、ワット数が大きいと茶碗蒸しにスができることがあるので、注意してください。

【材料】

• 卵：1個
• 水：100ml
• だし汁：大さじ1
• 具材(人参、玉ねぎ、ほうれん草など)：お好みで

1. マグカップに卵を割り入れます。
2. 白身が切れるまでよく混ぜます。
3. 2に水を100ml程度入れます。
4. だし汁を加えます。
5. 卵と水とだし汁が馴染むように、軽く混ぜ合わせます。
6. 野菜類は事前に火を通して柔らかくし、細かく刻みます。
7. 5に6を入れて、軽く混ぜ合わせます。
8. ラップをせずに、500Wのレンジで2分加熱します。
9. 茶碗蒸しがきれいに固まったら完成です。

マグカップに材料を入れていくだけで、簡単に作ることができる離乳食の茶碗蒸し人気レシピです。茶碗蒸しの具材や分量は、赤ちゃんの成長に合わせてアレンジしてください。最初にレンジで2分加熱してみて、まだ卵液が固まっていないようなら、30秒ずつ再加熱しましょう。

レシピの材料は赤ちゃん1人分には少し量が多いので、2/3量ほどお皿にとりわけてあげてください。

【材料】

• 卵：1個
• 醤油：大さじ1
• 味りん：大さじ1
• 塩：少々
• だし汁：150cc

1. ボウルに卵を割り入れて、よく混ぜ合わせます。
2. 1にだし汁、醤油、味りん、塩を入れて、混ぜ合わせます。
3. カニカマは手で裂きます。
4. 耐熱皿にカニカマとコーンを入れます。
5. 茶こしなどを使って、卵液をこしながら4に注ぎます。
6. 5にラップをかけて、200Wのレンジで7～8分加熱したら完成です。

プリンのようなつるんとした食感が楽しめる、離乳食の茶碗蒸し人気レシピです。卵液はしっかりと混ぜることがポイントです。また、茶こしなどでこして器に注ぐと、きめの細かいつるんとした茶碗蒸しに仕上がります。具材に冷凍コーンを使う場合は、あらかじめ解凍しておきましょう。

茶碗蒸しに豆腐を入れた口あたりの良い、離乳食人気レシピです。豆腐は木綿と絹のどちらでもOKですが、絹ごし豆腐の方が食べやすいかもしれません。蒸しかぼちゃや人参のすりおろしも、具材に使っており栄養満点です。上手に噛めるようになった赤ちゃんには、人参は細かく刻んであげると良いでしょう。

鮭フレーク、桜えび、鰹節、じゃこを具材にした、カルシウムたっぷりの離乳食用茶碗蒸しの作り方です。具材から美味しいだしが出るので、だし汁を使わなくても構いません。大人用に味付けする場合は、塩と醤油を少々足すと良いでしょう。包丁も使わずに簡単にできるので、ぜひ作ってみてください。

コーンクリームの甘みだけで味付けした、人気の離乳食用茶碗蒸しです。ブロッコリーは月例に合わせて、カットする大きさを変えてください。10分蒸した後に火を止め蓋を少し開けて、食べれる熱さになるまで放置すると、完全に中まで火が通るので安心です。

茶碗蒸しの離乳食レシピについて紹介しました。日頃赤ちゃんが食べたがらない食材でも、茶碗蒸しの具にすると、食べるケースが多いようです。さまざまな食材を使って具材をアレンジできるのも、茶碗蒸しの魅力でしょう。蒸し器だけでなく、レンジでも簡単に作れるので、ぜひ茶碗蒸しを離乳食に取り入れてみてください。