【孤独のグルメ】群馬編に登場するお店まとめ！焼肉・すき焼きの名店も！

孤独のグルメのロケ地となった群馬県内の飲食店についての情報をまとめました。群馬県を舞台とした放送回はこれまでに計3回あり、全部で4軒のお店がロケ地として登場しています。本記事ではそれらのロケ地に関する情報やおすすめメニューについて紹介します。群馬県への聖地巡礼を行う際は、ぜひとも本記事を参考にしてください。

「孤独のグルメ（こどくのグルメ）」は、2015年まで連載が行われていた同名の人気漫画を原作としたドラマです。2012年1月5日からシーズン1の放送が開始となりましたが、深夜帯にも関わらず直後からネットを中心に話題となり、瞬く間に人気ドラマの仲間入りを果たしました。

主人公である井之頭 五郎（いのがしら ごろう）は、個人で輸入雑貨業を営む40代の中年男性という設定です。「孤独のグルメ」は、その主人公が仕事の合間に立ち寄ったお店にて、本能の赴くまま食事を楽しむ姿を描いた作品となっています。

ドラマ内で井之頭五郎役を演じているのは、バイプレーヤーとして数多くのドラマや映画に出演している俳優の松重豊さん。心から美味しそうに食事を楽しむその姿は、まさにリアル井之頭五郎です。もし主役を演じるのが別の俳優だったとしたら、流石にここまでの人気は集められなかったでしょう。

「孤独のグルメ」は、他のグルメ漫画よりも熱狂的なファンが多いことで知られている作品です。それがドラマ化での人気に繋がったのでは？という向きもあるそうですが、いずれにせよ、「孤独のグルメ」はグルメドラマの中でも1、2を争う人気番組といっても過言ではありません。

「孤独のグルメ」は、主役である井之頭五郎がさまざまな飲食店に赴いて、一人食事を楽しむといった趣旨の番組です。もちろんそこに至る過程には毎回さまざまなドラマが用意されているのですが、後半はこの食事パートをメインに話が進んでいくことになります。

「孤独のグルメ」がこれほどまでの人気を集めた理由は、この番組が基本的に実在する飲食店をロケ地としているからです。つまりは、井之頭五郎が食べている美味しそうな食事を、自ら足を伸ばすことによって実際に食すことができるのです。

登場するお店はいずれも名店という冠に相応しいお店ばかりです。誰もが知る超有名店より「知る人ぞ知る人気店」といったお店が多いのも特徴で、これまでにも数多くの穴場的人気飲食店が本ドラマにて取り上げられています。

しかも井之頭五郎を演じる松重豊さんの食べっぷりが実に見事で、本当に美味しそうに食べているのが画面の向こうからヒシヒシと伝わってきます。この姿に「やられた」という人が続出したのは言うまでもありません。

孤独のグルメ Season2 第4話「群馬県邑楽郡大泉町のブラジル料理」に登場したロケ地の1つ、「レストランブラジル」を紹介します。井之頭五郎が訪れたこちらは一体どの様なお店だったのでしょうか？

レストランブラジルは、群馬県邑楽郡大泉町に在るブラジル料理のお店です。大泉町にはスバルやパナソニックといった大規模工場が数多く存在し、それらの工場で働く大勢の日系人がこの町に暮らしています。特にブラジルやペルーの日系人が多く、彼らは大泉町の全人口に対し約1割を占めている程です。

レストランブラジルは日本初のブラジル料理店で、今から24年前にこの大泉町にOPENしました。今でこそブラジル料理は知名度を獲得していますが、その先駆けとなったのがこのレストランブラジルなのです。以来24年間に渡って本場ブラジルの絶品料理を提供し、多くの人々を魅了し続けています。

ブラジル料理といえば肉料理ですが、その中でもダントツの一番人気を誇るのがシュラスコです。シュラスコは鉄串に刺さったお肉を客が観ている前で薄くスライスし、お皿へとサーブするといった豪快な料理です。日本でもシュラスコは有名で、都市部には専門店も存在する程人気が有ります。

レストランブラジルではブラジルで大人気のイチボの串焼きである「エスペトン・デ・ペカーニャ」や、牛のリブロースを串焼きにした「エスペトン・デ・ビッフェ・アンチョ」など、計7種類ものシュラスコを提供しています。いずれも肉本来の旨味をとことんまで堪能することができる逸品ばかりです。

以下レストランブラジルの詳細情報です。電車＆バスのどちらでもアクセス可能で、距離もそれほど遠くはありません。車の場合も専用駐車場が10台分用意されているので安心です。

孤独のグルメ群馬編に登場したお店の2軒目は、群馬県甘楽郡下仁田町に在る「コロムビア」です。店名からはどの様な飲食店かを想像することは難しいですが、果たして井之頭五郎はこのお店で何を口にしたのでしょうか？

コロムビアがロケ地として登場したのは、2018年4月27日に放送された孤独のグルメ Season7 第4話「群馬県甘楽郡下仁田町のタンメンと豚すき焼き」の回でした。タイトルに記されていることからも分かる通り、コロンビアは珍しい豚すき焼きを提供する群馬県内屈指の人気飲食店です。

ローカル感の漂う店内には同名の喫茶店が併設されているなど、斜め上行くサプライズがズラリ。そのまま案内されていくと、まるで旅館の宴会場の様な広々とした場所に辿り着きます。そちらで提供されるコロムビアの名物料理は、間違いなく群馬県での良き思い出となることでしょう。

コロムビアはすき焼きの専門店です。すき焼きに加えるうどんやおつまみのおでん、飲み物に関しては用意されていますが、メインとなる料理はすき焼き一択となっています。もちろんおすすめはこの豚すき焼きで、席につくなり「豚すきでよろしいですか？」と確認されるのがこのお店のお約束です。

コロムビアは豚すき焼きの専門店と思われがちですが、実は牛肉を使用する一般的なすき焼きも提供しています。上質な上州牛のロース肉を使用した牛すき焼きは、豚すき焼きとはまた違った味わいが楽しめるとのことです。ただし、来店客の9割以上は豚すき焼きを注文する為、実際の口コミや感想は見つかりませんでした。

この豚すき焼きですが、豚肉を使用する以外は牛すき焼きと同じです。牛すき焼きよりもワイルドな味わいが特徴で、下仁田名物であるネギとの相性も抜群。最後は井之頭五郎に習い、ごはんに載せたすき焼き丼を楽しみましょう。

以下下仁田町に在るコロムビアの詳細情報です。現在新型コロナウイルスの影響により、営業時間や定休日等が記載と異なる場合があるとのことです。よって訪れる際は予め電話での確認を行ってからの来店をおすすめします。

続いてのロケ地は美味しい中華料理を提供するお店「一番」です。井之頭五郎も堪能したタンメンと餃子を味わいましょう。

一番は先程紹介したコロムビア同様、2018年4月27日に放送された孤独のグルメ Season7 第4話「群馬県甘楽郡下仁田町のタンメンと豚すき焼き」の回でした。いわゆる王道の街中華といった佇まいのお店で、期待を裏切らない極上の中華料理を味わうことができます。

スタンダードな料理なら何でもアリの一番ですが、中でもおすすめは井之頭五郎がオーダーしたタンメンと餃子です。肉にネギ、ニラなどがタップリと詰まった焼き餃子と、野菜の旨味や甘味が存分に楽しめるタンメンは、絶品と呼ぶに相応しい逸品です。孤独のグルメ効果もあり、訪れた方の殆どがこちらをオーダーしていくそうです。

以下が一番の詳細情報になります。先程紹介したコロムビアとは隣通しの店舗となっておりますので、その気になれば一日で2軒の聖地巡礼も十分可能です。ただし、昼時は多くの来店客で混雑するので、時間帯を見計らっての来店をおすすめします。

最後に紹介するロケ地は宝来軒です。店名からすると中華料理店を連想するところですが、果たしてこちらのお店で井之頭五郎は一体何を口にしたのでしょうか？

宝来軒は群馬県藤岡市に在る焼肉店で、地方には珍しい一人焼肉を楽しむことができるお店です。一人一台ロースターが用意されるので、一人気ままに焼肉を堪能することができます。一人焼肉は地方だとかなりハードルが可能な高い行為ですが、宝来軒なら誰に気兼ねすることなく焼肉を楽しむことが可能です。

おすすめは井之頭五郎もオーダーした豚ロース（420円）、（豚カルビ420円）、牛上カルビ（950円）です。他にもタンやロースなど焼肉の定番どころがズラリ。どの部位も肉の旨味をたっぷりと堪能することができるので、何を注文してもハズレがありません。

以下焼肉宝来軒の詳細情報です。昼営業も行っているので、一人焼肉ランチといった使い方も可能となっています。井之頭五郎が味わった自慢の焼肉を、思う存分堪能してください。

孤独のグルメで登場した群馬県内のお店について紹介しました。いずれのお店も群馬県内では屈指の人気店ばかりです。群馬県に訪れた際は、ぜひともこれらのお店で至極のグルメを楽しんでください。