カリフラワースープの人気レシピ！体が温まるポタージュの作り方も！

カリフラワーは、ビタミンやカルシウムを豊富に含み、主食の代わりにもなる人気の食材です。茹でるだけでも食べられますが、スープにして煮込むとスープの出汁や他の具材の旨味が染み込み、いっそう美味しく味わえます。サラダなどで使い余ってしまった茎部分も、薄切りや細かく切ればスープに活用できます。

代表的なジャガイモで作るポタージュスープも、カリフラワーで同じように作れます。とろりと味わえる人気のポタージュスープにすれば、カリフラワーが苦手な人でも食べやすくなるでしょう。簡単に作れるスープレシピを、洋風、中華、和風とジャンルを分けて紹介します。

【材料】

• カリフラワー：1株
• 玉ねぎ：1個
• 水：400ml
• バター：20g
• コンソメ：2個
• 牛乳：400ml
• 塩、こしょう

1. カリフラワーは小さく切り分け、玉ねぎは薄切りにします。
2. 耐熱皿に1を並べラップをかけて、電子レンジ600Wで4分加熱します。
3. 鍋にバターを入れて熱し、玉ねぎを炒めます。
4. 3に2のカリフラワーと水を加えます。
5. コンソメを加えて、カリフラワーが柔らかくなるまで煮込みます。
6. 5の粗熱がとれたら、ミキサーに牛乳と一緒に入れて撹拌します。
7. 鍋に6を戻し再び加熱し、塩こしょうで味を調え出来上がりです。

舌ざわりの良いなめらかなカリフラワーのポタージュスープです。ジャガイモ、キャベツ、ブロッコリーなどの野菜を加えるレシピもおすすめです。ミキサーなしで作る場合は、具材をみじん切りにしてしまいましょう。電子レンジを使わなくても、すぐにやわらかくなり粒々とした食感を楽しめるスープになります。

【作り方】

• あさり（砂抜きしたもの）：200g
• 絹ごし豆腐：100g
• カリフラワー：1/2株
• ベーコン：1枚
• 牛乳：150ml
• 白ワイン：100ml
• コンソメ：小さじ1/2
• 塩、こしょう

1. カリフラワーとベーコンを2cm幅に切ります。
2. 鍋にあさりとワインを入れて蓋をし火にかけて3分煮ます。
3. あさりの口が開いたら火を止め、あさりだけを取り出し殻から身を外します。
4. ボウルに豆腐と牛乳を入れて、豆腐をくずしながらなめらかになるまで混ぜます。
5. あさりの蒸し汁の残った鍋に、1と4を加えてて蓋をし中火にかけます。
6. カリフラワーに火が通ったらあさりの身を加えます。
7. スープの素と塩こしょうを加えて出来上がりです。

あさりと白ワインで酒蒸し状態にして、旨味の入った蒸し汁を活かした人気のクラムチャウダーレシピです。豆腐がなくても作れますが、豆腐を加えることでとろみのある仕上がりになります。旨味がたっぷりと含まれた、あさりの蒸し汁を残さずスープに加えるのがコツです。

【材料】

• カリフラワー：1/2株
• 玉ねぎのみじん切り：大さじ2
• 牛乳：400ml
• Aにんにく、しょうが（すりおろし）：小さじ1
• 片栗粉：大さじ1
• バター：10g
• Bベイリーフ：2枚
• Bクミンシード：小さじ1
• Bシナモンスティック：1/3本
• Bターメリック：小さじ1/2
• 黒こしょう

1. カリフラワーは小さくカットします。
2. 鍋にバターを入れて弱火にかけ、Bを加えて焦げないように炒めます。
3. 玉ねぎとAを加えて炒め、カリフラワーを入れます。
4. 片栗粉を5にふりかけて炒め合わせます。
5. 牛乳を加え、弱火にしてカリフラワーが柔らかくなるまで10分ほど煮込みます。
6. 火をとめてベイリーフ、シナモンスティックを取り出し、ブレンダーで撹拌します。
7. 黒こしょうを加えて出来上がりです。

人気のスパイスを使ったカリフラワーのポタージュレシピです。スパイスを先に炒めて香りをひきたたせるのがスープの作り方のコツになります。牛乳を加えてからもゆっくりと火を通して、スープにスパイスの味わいをなじませましょう。

【材料】

• カリフラワー：1株
• カキ：250g
• 白ワイン：50ml
• オリーブ油：大さじ1
• ニンニク（みじん切り）：1片
• 玉ねぎ：1/2個
• ベーコン：4枚
• サフラン：ひとつまみ
• 水：3カップ
• コンソメ：1個
• ローリエ：1枚
• 塩、こしょう

1. カリフラワーは小房に切り分けておきます。
2. カキは塩でもみ水洗いをし、白ワインと合わせて鍋に入れて蓋をして蒸し焼きにします。
3. カキがふっくらとしたらザルに上げます。蒸し汁も残しておきます。
4. 鍋にオリーブ油、ニンニクと玉ねぎを入れて炒めます。
5. ベーコンを小さく切り4の鍋に加えて炒め合わせます。
6. カリフラワーも加えて全体を炒め、サフランを加えます。
7. 鍋に水、3の蒸し汁、コンソメ、ローリエを加えて蓋をして煮ます。
8. 煮立ってきたら弱火で15分煮込み、マッシャーでカリフラワーをつぶします。
9. カキ、塩こしょうを加えてひと煮たちさせたら出来上がりです。

人気のカキを加えたカリフラワースープのレシピです。カリフラワーは、カキ、エビといった魚介の出汁とも良く合います。カキが縮まないように最初に蒸して火を通し、スープの仕上げで加えるのがポイントです。

カリフラワーポタージュを冷蔵庫で冷やした冷製スープのレシピです。作り方はポタージュと同じで、仕上がったら冷やすだけです。冷たくても旨味を感じやすいよう、味付けを少し濃いめにするのが作り方のポイントになります。人気の冷製スープは、少量でも前菜として味わうのもおすすめです。

コンソメを多めに使い、牛乳を使わずに仕上げるカリフラワースープのレシピです。カリフラワーだけでなく、カブの甘さも加わり、深みのある味わいを楽しめます。ミキサーなどで撹拌した後、漉し器などで漉すとさらになめらかなクリームのようなスープになります。

カリフラワーだけでなく、キャベツ、コーンなど細かく切って煮込んでいます。たっぷりの野菜を摂れる食べるスープレシピです。子どもでも味わいやすく、パスタを加えてスープパスタとしても味わえるでしょう。

【材料】

• 手羽中：4本
• 大根、ニンジン、玉ねぎ、長ネギ
• カリフラワー：100g
• ショウガ（みじん切り）：小さじ2
• 鶏ガラスープ：400ml
• A酒：大さじ1
• Aしょう油：小さじ1
• ごま油
• 塩、こしょう
• 水溶き片栗粉：大さじ1.5

1. 鍋にごま油を入れて手羽中の皮目をこんがりと焼き、いったん手羽中を取り出します。
2. 鍋にごま油を追加しショウガを炒め、食べやすい大きさに切った野菜を入れて軽く炒めます。
3. 手羽中を戻し入れ、鶏ガラスープとAを加えて煮立たせ、弱火で15分煮込みます。
4. 塩、こしょうで味を調え水溶き片栗粉を加えてひと煮立ちさせて、とろみがついたら出来上がりです。

冬野菜をたっぷりと食べられる中華スープレシピです。鶏肉からも旨味のあるスープが出て、焦がした皮目もコクを足してくれます。鶏ガラスープ、具材の量を増やして鍋料理として楽しむこともできます。はるさめや白菜を加えてボリュームアップさせてください。とろみがついたスープで、ショウガも入った体も温まる一品です。

【材料】

• 豚ロース薄切り：100g
• 玉ねぎ：1/8個
• ジャガイモ：1個
• カリフラワー：1/4房
• 白菜キムチ：100g
• 調整豆乳：200ml
• 水：200ml
• コンソメ：小さじ2

1. 豚肉は一口サイズ、ジャガイモ、カリフラワー、玉ねぎは小さくさいの目に切ります。
2. 鍋に野菜と水を入れて煮立てて、中火で5分煮ます。
3. 野菜がやわらかくなったら、コンソメと豚肉を加えてさらに5分煮込みます。
4. 火を弱めて、豆乳とキムチを加えて混ぜたら出来上がりです。

コンソメスープに豆乳とキムチを加えた中華風スープレシピです。人気の豚キムチ炒めよりもマイルドな味わいになります。

カリフラワーに代えて、大根やニンジン、ブロッコリーなど冷蔵庫に残っているような野菜でも作れます。本格的な中華味が好みなら、コンソメではなく鶏ガラスープの素を使い仕上げに少しごま油かラー油を垂らしてみてください。

【材料】

• 豚もも薄切り肉k：100g
• カリフラワー：150g
• ブロッコリー：150g
• 鶏ガラスープ：700ml
• 水溶き片栗粉：大さじ1

1. 豚もも肉は一口サイズ、カリフラワーとブロッコリーは小さくにカットします。
2. 鍋に野菜スープと1を加えて中火で10分ほど煮ます。
3. 野菜がやわらかくなったら、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけて出来上がりです。

優しい味わいの簡単に作れる中華風スープです。材料をより小さく切り、鶏ガラスープに変えて野菜スープを使った作り方なら離乳食にもなります。とろみをつけているので飲み込みやすく、食べた後の満足感もあります。大人が食べるのであれば、ショウガのすりおろしなどを加えるスープもおすすめです。

電子レンジを使った中華風味噌汁レシピです。鍋を使わないレシピで、耐熱性のスープ皿があれば作れます。コクが欲しい場合は、鍋でニンニクやショウガのすりおろしと豆板醤を少し炒めたところにカリフラワーを加えましょう。辛味と香りがひきたつスープになります。辛めが好みなら豆板醤を多めにし、キムチなどを加えても良いでしょう。

残りがちなブロッコリーの茎も薄切りにして加えたスープレシピです。茎部分にも栄養素は含まれ、スープなら薄切りにして加えて食べられます。具材には、ニンジンや大根などを加えても良く、キャベツの芯部分やセロリの太い部分なども捨てずにスープ具材に活用できます。肉団子を加えてボリュームアップさせる作り方もおすすめです。

カリフラワーと春雨で食べ応えのある中華スープの作り方です。中華スープでカリフラワーをまず煮込み、春雨を加えてやわらかくなったら溶き卵を加えて仕上げます。ハムやベーコンを加えて脂質を加えると旨味が増し、ニンジンやシイタケを加えると彩りが良くなります。食べる時にコショウやラー油を足すのもおすすめです。

カリフラワーの房も茎部分も使った中華風ポタージュです。ニンニクでカリフラワーを炒めてから煮込んでいるため、コクもありカリフラワーの美味しさも引き立ちます。ハンドミキサーで撹拌してなめらかにしていますが、カリフラワーを細かく切って撹拌の工程やミキサーなしでも作れます。茎も美味しく味わえる一品です。

【材料】

• カリフラワー：1/2個
• 鶏もも肉：300g
• 昆布：10cmくらい
• 水：600ml
• 酒：大さじ2
• 塩：小さじ1

1. 鍋に昆布と水をいれてしばらくおきます。
2. カリフラワーを小房に分けます。
3. 鶏モモ肉を一口サイズに切り、1の鍋に入れて火にかけます。
4. 沸いてきたら昆布を取り出し、カリフラワーと塩を入れて10分ほど弱火で煮込みます。
5. カリフラワーがやわらかくなったら出来上がりです。

簡単で人気ある鍋料理にもなるスープです。昆布だしであっさりとした味付けで、食べる時にはこしょうやポン酢をかけると良いでしょう。カリフラワーにも昆布だしと鶏の旨味が染み込み美味しく味わえるスープです。茎部分も薄切りにして加えてスープで煮込めば、食感の異なる具材の一つにもなります。

【材料】

• カリフラワー：1/2個
• ズッキーニ：1本
• エビ：6尾
• トマトジュース：600ml
• こめ油：大さじ1
• 和風だしの素：小さじ1
• 塩、こしょう

1. カリフラワーは小房に分け、ズッキーニは1cmくらいの厚さに切ります。
2. エビは背ワタを取り除き、開きます。
3. フライパンにこめ油を入れて、ズッキーニとカリフラワーを入れて炒めます。
4. 塩をひとつまみ加えて、ズッキーニがやわらかくなったらエビを加えて炒め合わせます。
5. 4にトマトジュースと和風だしの素を加えて煮込みます。
6. カリフラワーがやわらかくなったら、塩こしょうで味を調え出来上がりです。

トマトスープの和風だしを加えたスープの作り方です。ズッキーニとカリフラワーは、炒めることで香ばしさが加わります。その後トマトスープで煮込むのでトマトと出汁の旨味が染み込みます。こめ油に代えてオリーブオイル、和風だしに代えてコンソメを使うレシピなら洋風のトマトスープになります。

【材料】

• カリフラワー：1/4株
• ウインナー：4本
• かつお出汁：350ml
• 味噌：大さじ2
• バター：大さじ1

1. カリフラワーは小さく小房に分け、ウインナーは1cmくらいの厚さに切ります。
2. 鍋にかつお出汁と切ったウインナーを入れて、煮立てます。
3. 2にカリフラワーを入れて中火にして煮込みます。
4. 5分ほど煮込んだら味噌を溶かしていれ、仕上げにバターを加えて混ぜたら出来上がりです。

ウインナーと仕上げのバターで洋風のコクも感じられる味噌スープの作り方です。ウインナーからも旨味がでて、カリフラワーにも味が染み込むレシピになっています。卵を落し入れたり、溶き卵を加えてかき玉風に仕上げるスープもおすすめです。

【材料】

• カリフラワー：1/4房
• 新玉ねぎ：1/2個
• 昆布（出汁用）：10cm
• ローリエ：1枚
• 塩：小さじ1弱
• 水：300ml

1. カリフラワーは茎分も含めてざっくりと切ります。
2. 新玉ねぎはくし切りにします。
3. 圧力なべに1と2、水と出汁昆布、ローリエ、塩を入れて蓋をして中火にかけます。
4. 圧力がかかったら火を弱めて3分煮込み、圧力が下がったら蓋を開けます。
5. 昆布とローリエを取り出し、ハンドミキサーで撹拌しなめらかになったら出来上がりです。

カリフラワーと新玉ねぎの甘みが活きたポタージュの作り方です。人気のポタージュも、昆布の出汁で作ると和風に仕上がります。ローリエを加えることで香りが良くなり、塩が野菜の甘みを引き立てます。通常のスープレシピでは、カリフラワーがやわらかくなるまでに時間がかかりますが、圧力なべを使うと短時間で仕上げられます。

ジャガイモ、玉ねぎ、カリフラワーと白い野菜をたっぷりと使い、栄養バランスの良いスープです。白味噌で仕上げた和風スープになっています。鶏むね肉とおからパウダーを使い、たんぱく質もたっぷりと摂れる一品にです。ご飯だけでなくパンにも合う味になるので、パン食の朝食にも合わせられるでしょう。

カリフラワーを茎まで使い、じっくりと煮込んだ和風スープレシピです。具材がやわらかくなったところに、白味噌と酒粕を加えて体の温まるスープです。仕上げにごぼうの素揚げをトッピングしています。フライドオニオンやクルトンをのせても美味しく味わえるでしょう。ペンネなどを加えれば、食べるスープへのアレンジができます。

白みそを使い、カリフラワーを具材にした白い味噌汁の作り方です。玉ねぎを加えたレシピですが、大根やカブなどを加えても良いでしょう。ブロッコリーを足すと、ブロッコリーの緑色が引き立ちます。寒い日に味わうならショウガのすりおろしを加えてください。具材を細かく切れば、ミキサーなしで和風ポタージュにアレンジもできます。

カリフラワーだけでなく、ジャガイモ、ニンジンなど大きめに切って和風だしで煮込んだポトフです。トマトの酸味と旨味がスープの味の決め手になります。具材の肉から出る旨味と和風だしとしょう油に加え、バターを足すことで味にコクが増します。大根やブロッコリー、キャベツなど季節の野菜を使うと、一段と美味しいスープになるでしょう。

カリフラワーを使った人気のスープレシピを洋風、中華風、和風と分けて紹介しました。カリフラワーそのものには味があまりないため、どんな味付けにしてもよく合います。組み合わせる具材や出汁を変えるだけで、バリエーションも広がります。カリフラワーの存在感があるスープも、すりつぶしてポタージュ風にしたスープも作ってみてください。