かぼちゃコロッケの人気レシピ！揚げないで作る簡単アレンジも紹介！

かぼちゃコロッケはじゃがいもの代わりにかぼちゃをメインのタネにしたメニューで、一般的なじゃがいもを使ったコロッケよりもビタミンが豊富に含まれています。濃厚な舌触りと甘味が特徴で、この記事ではかぼちゃコロッケの基本レシピを詳しく解説します。さらに、人気がある簡単アレンジレシピも紹介します。

【材料】

• かぼちゃ・1/4個（350g）
• 玉ねぎ・1/2個
• 豚ひき肉・50g
• バター・10g
• 塩胡椒・少々
• 卵・1個
• 小麦粉・適量
• パン粉・適量
• サラダ油（揚げ用）・適量

かぼちゃコロッケを作る場合に、タネの材料は基本的にかぼちゃだけでも良いですが、玉ねぎやひき肉を加えほうが美味しく出来上がります。具材を炒めるときにはバターを使い香ばしく仕上げます。中に入れる具材はお好みでアレンジしてください。

かぼちゃコロッケのタネを油で揚げる材料は、衣に使うパン粉、小麦粉、溶き卵で、揚げるためのサラダ油が必要です。

【作り方】

1. かぼちゃは種とワタを取り除き、皮を剥いて一口大に切る
2. 玉ねぎは微塵切りにする
3. 卵は溶いて溶き卵を作る
4. かぼちゃをボウルに入れ、ふんわりとラップをかけて600Wの電子レンジで5分加熱し、粗熱を取って潰す
5. フライパンにバターを入れて溶かし、玉ねぎを加えて炒め、玉ねぎがしんなりしてきたら豚肉を加えてさらに炒める
6. 豚ひき肉がパラパラになったら火を止めて粗熱をとり、潰したかぼちゃを加え、塩胡椒を加えて混ぜ合わせ、小判型に成形してかぼちゃコロッケのタネを作る
7. かぼちゃコロッケのタネに小麦粉、溶き卵、パン粉の順に付ける
8. 180℃に温めた揚げ油にかぼちゃコロッケのタネ入れ、両面がきつね色になるように揚げたら出来上がり

かぼちゃは種とワタを取り除いて皮を剥く一口大に切ると、加熱したときに熱が通りやすく柔らかく仕上がり潰しやすくなります。あとはボウルに入れ一緒に混ぜ合わせる具材とこねて小判型に成形し、小麦粉、溶き卵、パン粉をつけて油で揚げて作ります。

かぼちゃコロッケの作り方のコツは、タネの水分を十分に飛ばすことです。理由はタネの表面部分の水分が水蒸気になり、蒸気圧が高まると衣の薄い部分から爆発してしまいます。衣はタネ全体に均一につけることがポイントで、バッター液を使うと簡単にムラなく均等に仕上がります。

油の温度は180度が最適で、一度にたくさん入れずに揚げましょう。あまり多く入れすぎると油の温度が急激に下がって、爆発したり脂っぽく仕上がります。

かぼちゃコロッケは常温保存ができないため冷凍保存してください。直ぐに食べきるならば冷蔵保存でも良いですが、自分で作ったものは一つずつラップをして冷凍保存するのがベストです。コロッケの状態にもよりますが、1か月間ほど保存することができます。

料理研究家の栗原はるみさんの「ゆとりの空間レシピ」というサイトでは、数多くかぼちゃコロッケのレシピを掲載されています。冷凍も可能なので、作り置きなどの献立の参考にしてみてください。

【材料】

• かぼちゃ・1/4個（300g）
• 酒・大さじ1/2
• 塩・小さじ1/3
• 胡椒・少々
• サラダ油・大さじ1と1/2
• パン粉・大さじ4
• 中濃ソース・大さじ1

1. かぼちゃは種とワタを取り、食べやすい大きさに切って皮を剥く
2. 耐熱容器に入れて酒を回しかけ、600Wの電子レンジで5分程加熱する
3. 取り出して滑らかになるまで潰し、塩、胡椒を加えて混ぜ合わせる
4. 粗熱がとれたら一口大に丸めてコロッケのタネを作る
5. フライパンにサラダ油、パン粉を入れて熱し、きつね色になるまで中火で炒める
6. 粗熱を取ってボウルに移し、丸めたコロッケのタネを入れて全体的にまぶす
7. 器に盛り付けて、中濃ソースをかけて出来上がり

一口サイズの揚げないかぼちゃコロッケは、電子レンジで柔らかくしたかぼちゃを潰してコロッケのタネを作り丸めて、油で揚げたパン粉をまぶして作ります。油で揚げないかぼちゃコロッケですので、普通のコロッケよりもカロリーが抑えられた簡単アレンジレシピです。かぼちゃが温かいうちに調理するので、甘味とホクホク感が楽しめます。

このレシピでは中濃ソースをかけていますが、マヨネーズ、タルタルソース、焼肉のたれなどアレンジして食べてください。

【材料】

• かぼちゃ・520g
• 鶏むねひき肉・120g
• 玉ねぎ・1/4個
• 醤油・大さじ2
• 塩胡椒・適量
• とろけるチーズ・約80g
• 小麦粉・適量
• 卵・1個
• パン粉・適量
• 揚げ油・適量

1. 玉ねぎは微塵切りにする
2. 鶏ひき肉と玉ねぎを炒め、バットにあけて冷ましておく
3. かぼちゃの種を取り、適当な大きさに切って耐熱容器に入れたらラップをふんわりかけて、500Wの電子レンジで5〜7分加熱して柔らかくし、粗熱をとって潰す
4. かぼちゃに塩胡椒をふり鶏ひき肉と玉ねぎを混ぜ合わせたものを入れて混ぜ合わせてタネを作り、醤油を入れて味を調整する
5. タネを丸めて成形し、真ん中にチーズをはみ出ないように入れる
6. タネに小麦粉、卵、パン粉の順に付けて、180℃の油できつね色になるまで揚げたら出来上がり

チーズINかぼちゃコロッケは、微塵切りした玉ねぎと鶏ひき肉と一緒に混ぜ、さらにチーズを加えてタネを作り油で揚げるだけの簡単アレンジレシピです。かぼちゃとチーズのバランスが抜群で、甘さ控えめでコクがあるかぼちゃコロッケに仕上がります。おつまみやお弁当のおかずに人気のメニューです。

【材料】

• かぼちゃ・1/4個
• ひき肉・120g
• 玉ねぎ・120g
• いんげん・3本
• カレー粉・大さじ1
• 牛乳・大さじ1
• ミニカマンベールチーズ・60g
• 塩・適量
• 胡椒・適量
• オリーブオイル・大さじ1
• 揚げ油・適量
• 薄力粉・適量
• 溶き卵・1個
• 細挽きパン粉・適量

1. 玉ねぎはみじん切り、かぼちゃは種とワタを取り除き5cm角に切って皮は削ぎ落し、ミニカマンベールチーズは1/4にカットし、いんげんは3cm程の長さで片方を斜めにカットし素揚げしておく
2. 水にくぐらせたかぼちゃを耐熱皿に入れ、ラップをして600Wの電子レンジで約6分柔らかさになるまで加熱し、熱いうちにマッシャーなどで潰す
3. フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、ひき肉を炒める
4. ひき肉の色が変わってきたら、玉ねぎを加え、玉ねぎが透き通ってきたら、カレー粉を加えて炒め、塩胡椒で味を調える
5. かぼちゃにひき肉を加えて混ぜ合わせ、タネが硬いようなら牛乳で調整し、粗熱が取れたら冷蔵庫で休ませる
6. タネを一つ40g程度取り、真ん中にカマンベールチーズを包み、丸く成形しバターナイフなどを使ってかぼちゃの模様をつける
7. タネに薄力粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつけ、180度の油できつね色になるまで揚げる
8. 揚げたら、いんげんを上部に刺して出来上がり

スパイシーなチーズINかぼちゃコロッケは、タネにカレー粉などを混ぜ合わせてスパイシーに仕上げ、いんげんを上に刺してかぼちゃ風にデザインした人気アレンジレシピです。

かぼちゃコロッケのタネは、ひき肉、玉ねぎにカレー粉を加えて炒め、さらにカマンベールチーズを混ぜ合わせて作ります。スパイシーな味わいでクリーミーでまろやかに仕上げています。

はんぺんを使ったヘルシーかぼちゃコロッケは、タネにはんぺん、豚ひき肉、パセリ、ねぎ、微塵切り玉ねぎなどを混ぜ合わせたかぼちゃコロッケです。切ったときの彩が良く、お弁当のおかずに人気のレシピです。タネにガーリックパウダーや粉チーズを混ぜ合わせてアレンジしても美味しく食べることができます。

シーチキンかぼちゃコロッケは、タネにシーチキン、パセリ、マヨネーズなどを一緒に混ぜ合わせたかぼちゃコロッケです。かぼちゃの甘味とシーチキンの塩気のバランスが抜群で、マヨネーズが加わることでコクがでて美味しく仕上がります。シーチキンの代わりに、ツナ缶やサバ缶などでアレンジしても美味しく食べることができます。

クリームかぼちゃコロッケは、タネに小麦粉、とろけるチーズ、牛乳などと一緒に混ぜ合わせクリーミーに仕上げたかぼちゃコロッケです。柔らかくて食べやすく子供から大人まで大人気の簡単レシピで、お好みの大きさに成形して作ってください。

この記事ではかぼちゃコロッケの基本レシピとアレンジレシピを紹介しました。かぼちゃコロッケは濃厚な甘味とねっとりとした食感が特徴で、かぼちゃだけで作っても、他の具材と合わせても美味しく食べることができます。レシピを参考に美味しいかぼちゃコロッケ作りにチャレンジしてみましょう。