スキレットで作るおつまみレシピ！キャンプにもおすすめ！簡単時短料理も

数年前から大流行しているスキレット。スキレットとは、厚手の鋳鉄（ちゅうてつ）製フライパンのことをいいます。アルミやステンレスに比べて厚みがあり、熱がゆっくり均一に伝わるので食材のうま味が凝縮されるのです。おすすめのスキレット料理の中でも、時短で美味しいおつまみを作れることを知っていましたか？

スキレットひとつと少ない食材でおつまみを作れますので、キャンプの時に持ち歩く人も多くみられます。ビールやワインに合う時短おつまみレシピをシーン別で紹介していますので、ぜひ覚えて挑戦してください！

【材料】（18cmスキレット1台分）

• A強力粉...120g
• A薄力粉...80g
• A砂糖...小さじ1
• A塩...小さじ1/3
• Aベーキングパウダー...小さじ1
• Aオリーブオイル...大さじ1
• Aぬるま湯（40℃くらい）...140cc
• ピザソース...200g
• ブロックベーコン...120g
• マッシュルーム...5個
• 玉ねぎ...1/4個
• ミニトマト...5個
• とろけるチーズ...適量
• バジル...適量
• 粗挽き黒コショウ...少々

1. ブロックベーコンは2㎝角にカットします。
2. 玉ねぎ、マッシュルームは薄くスライスします。ミニトマトは半分にカットします。
3. ボウルにAを入れて、ヘラで混ぜ合わせます。
4. 全体が混ざったら、手でこねます。
5. 生地がなめらかになったら丸く整えてラップで包み10～15分ほど置いて生地を休ませます。
6. オリーブオイルを塗ったらフライパンの全面に生地を広げます。
7. ピザソース、玉ねぎ、ベーコン、ミニトマトの順に具材をのせ、チーズをトッピングしたら蓋をし、弱火で30～40分ほど焼きます。
8. 焼けたら取り出し、お好みでバジルや粗挽き黒コショウをトッピングして完成です。

ピザ生地を発酵しないで作れるレシピは、おうち女子会やホームパーティ、お祝い事などにおすすめです。具材を変えれば、子供でも食べられます。スキレットをオーブンで焼く場合は、200℃で20～30分加熱すればできあがります。18cmの大きさですが、生地がふっくらと焼きあがるのでかなりボリュームがあります。

【材料】

• カマンベールチーズ...1個
• ミニトマト...10個
• にんにく...1片
• オリーブオイル...適量
• 粗挽き黒コショウ...適量
• 塩...大さじ1/3

1. カマンベールチーズを4等分に切る。
2. 切り口をくっつけてスキレットに入れる。
3. にんにく1かけを薄切りにする。
4. にんにくとミニトマトをスキレットに並べる。
5. 塩、オリーブオイルを加える。
6. 中火で温める。
7. 泡が出てきたら、スプーンで油をかけまんべんなく熱する。
8. ミニトマトの皮がはじけだしたら、粗挽き黒コショウをかけて完成。

カマンベールとアヒージョには、ワインがぴったりです。このレシピは切って並べて熱するだけですので、時短でおつまみがすぐ作れます。オリーブオイルは、カマンベールチーズの2/3程度まで入れれば大丈夫です。チーズがなくなったら、じゃがいもなどを少しレンジで加熱して入れると、残ったチーズとオリーブオイルの旨味がでます。

スキレットを使えば、時短でおやつが作れます。ホットケーキミックスは万能な粉ですので、チョコレートを溶かして卵と一緒に混ぜるだけで完成です。ワインにぴったりなおつまみにもなるでしょう。すりおろした人参やりんご、レーズンなどを混ぜても美味しく作れます。火にかけるときは、弱火でじっくり加熱することが大切です。

【材料】

• 新玉ねぎ...1個
• オリーブオイル...適量
• 出汁粉...適量
• ピザ用チーズ...適量
• パン粉...適量

1. 新玉ねぎの皮を剥いて切り込みを入れます。
2. 電子レンジ600W5分で加熱します。
3. スキレットに油をひいて玉ねぎを真ん中におきます。
4. 出汁粉を上からかけ、ピザ用チーズもたっぷり乗せます。
5. グリルにのせて表面に少し焦げ目がつくまで焼きます。
6. 一度グリルをあけてパン粉をふりかけ、再度加熱したら完成です。

スキレットなら、グリルで焼いてもそのまま食卓に出すことができます。新玉ねぎは柔らかく水分もありますので、電子レンジで加熱したら水分があふれ出します。その水分も玉ねぎの旨味になりますので、スキレットに乗せるときは一緒に入れましょう。最後のパン粉を加えた後は、焦げやすいので気を付けてください。

【材料】​​​​​​

• 餅...2パック
• にんにく...1片
• 玉ねぎ...1/4
• ベーコン...適量
• オリーブオイル...適量
• ケチャップ...適量
• 牛乳...適量
• とろけるチーズ...適量

1. にんにくはみじん切り、玉ねぎは薄切りスライス、ベーコンは細切り、餅は一口大に切ります。
2. スキレットににんにく、オリーブオイルを入れ香りが出るまで炒めます。
3. 玉ねぎを入れ炒めたら、ケチャップ、牛乳を入れ弱火で煮込みます。
4. 餅を入れ、上下にひっくり返して全体に味をまわします。
5. ベーコンととろけるチーズをのせたら、グリルで中火5分加熱したら完成です。

おつまみというよりは、晩御飯の1品になりそうなレシピです。お酒のおつまみにするなら、餅とベーコン、チーズだけでも十分食べ応えがあるかもしれません。このレシピは玉ねぎやソースを加えることによって、さらにボリュームたっぷりに仕上げています。熱々を食べるときは、餅でやけどをしないように注意しましょう。

スキレットを使っておつまみを作るときは、仕上げにグリルで焼くことで味が凝縮されます。ローズマリーは香りが高いので、炒めたり煮込むよりグリルでじっくり焼いた方がローズマリー独特の香りが楽しめます。仕上げに岩塩をふるとより美味しい料理になりますので、途中の味付け用の塩は控えめにしてください。

【材料】

• 長芋...350g
• たこ...100g
• A麺つゆ...大さじ2
• A本だし...小さじ2
• A紅生姜...8g
• Aチーズ...適量
• ごま油...適量
• マヨネーズ...適量
• 刻み海苔...適量
• 鰹節...適量
• 卵黄...1個

1. 長芋は洗って皮を剥き、すりおろします。
2. たこを5mmくらいにスライスする。
3. 長芋とたこを合わせてAを入れてしっかりかき混ぜる。
4. スキレットにごま油を入れ、3を流し込み1～2分強火で焼き焦げ目をつける。
5. マヨネーズをかけ真ん中に卵黄をのせ、刻み海苔・鰹節をちらして完成。

キャンプで美味しいBBQを食べた後は、お酒と一緒にお腹に優しいとろろで調子を整えましょう。キャンプでは、肉をいつも以上に食べてしまう傾向がありますので、とろろの食物繊維を豊富に摂ることが大切です。また、お酒を飲むならば、とろろは胃の粘膜を保護してくれるので、おつまみにぴったりな料理です。

【材料】

• 鯖缶...1個
• 切り餅...適量
• チーズ...たっぷり

1. スキレットに切り餅を3つ乗せます。
2. 焦げないようにお餅をひっくり返しながらしばらく焼きます。
3. お餅が柔らかくなったら、スキレットの隙間に鯖缶を少しほぐしながら、まんべんなくおきます。鯖缶の汁も入れます。
4. チーズを好きなだけかけ、蓋をしてチーズが溶けたら完成です。

缶詰は、キャンプでも人気の食材です。それにお餅とチーズを合わせるだけで立派なおつまみになるのです。鯖缶の汁を入れて餅に染み込ませていますので、おかずに近いおつまみになるでしょう。バーナーがあれば、最後にチーズに焦げ目をつけると深い味わいになるのでおすすめです。

スキレットで牛スジと大根を煮込みますので、トータル約40分くらいかかりますが、キャンプならゆっくりお酒を飲んで待てるでしょう。おでん風にこんにゃくや厚揚げを入れても美味しく仕上がります。スキレットは蓄熱できるので、時間が経っても温かい料理を食べることができます。

スキレットで作るおつまみは、時短で簡単にできる万能な料理です。使わない時は、キッチンに吊り下げればおしゃれに見えます。実用性も十分にありますので、キャンプだけではなく庭先での焼肉やホームパーティ、昼食などでも大活躍です。

まだスキレットを手にしたことがない人はぜひ自宅用に購入し、本記事のレシピを参考に作ってみましょう。使いやすく、手放せなくなること間違いなしです！