太刀魚の塩焼きのレシピ！下処理のコツの解説とおすすめの献立も紹介！

太刀魚は、頭は尖っていて鋭い歯が印象的な魚です。体は長い刀のような形状になっていて、名前の由来とも言われています。太刀魚は1切れ80gで、カロリーは150kcalほどです。他の魚と比べてカロリーが低く、ダイエット中でも安心して食べることができます。

本記事では、太刀魚の塩焼きのレシピをまとめました。用意するものや作り方の基本レシピから、捌き方まで詳しく紹介します。塩焼きに合う献立もあるので、ぜひ作ってみてください。

基本レシピを紹介します。太刀魚の他は、塩や酒、キッチンペーパーなどを用意しましょう。家庭で使っている物でかまいません。「魚を焼くのは苦手」という方でも簡単に塩焼きを作ることができるので、ぜひ挑戦してみてください。

用意するものは、塩、酒です。酒は魚の臭みを消す効果があり、身をふっくら焼くことができます。塩と酒は必ず用意するようにしましょう。道具は、包丁とまな板、キッチンペーパーです。キッチンペーパーは、臭みの原因になっている余分な水分を拭き取るために必要です。

【作り方】

1. まな板に魚を乗せて胸ヒレの後ろに包丁を入れて頭を取ります。
2. 頭を取ったところから尾の方に包丁を入れて内臓を取り出します。
3. 魚をきれいに洗います。
4. 網に乗せられる大きさに切ります。
5. 魚に塩を振りかけてなじませます。
6. 魚を網に乗せて焼きます。
7. ひっくり返しながら焦げ目がつくまで焼いたら出来上がりです。

内臓を取ったあとは、きれいに洗い流すのがコツです。尾の部分は使ってもかまいませんが、いらないという方は処分してください。太刀魚は身が薄くて焦げやすいので、注意が必要です。盛り付け時は、柔らかく崩れやすいので、フライ返しなどを使いましょう。

アレンジレシピを紹介します。あっさりした味わいの太刀魚は、調味料の味が染みこみやすいので、いろいろな献立が楽しめます。バター焼きや照り焼きなど、簡単に作ることができるので、ぜひ作ってみてください。

【材料】

• 太刀魚：10切
• バター：20g
• 塩：少々
• こしょう：少々

1. フライパンを熱しバターを入れ溶かします。
2. 魚に塩、こしょうを振りかけます。
3. フライパンに太刀魚を入れます。
4. 両面を焼いたら出来上がりです。

塩、こしょうで味付けをした太刀魚の切り身をバターで焼き上げた献立です。太刀魚は身が柔らかく、崩れやすいので、焼いている間は触らないようにしましょう。食べるときはお好みで醤油やソースをかけてください。

ラベンダーやローズマリーを使った太刀魚の香草カリカリオイル焼きの作り方です。多めの塩をまんべんなくつけた魚に、小麦粉をまぶしてオリーブオイルで焼きます。ラベンダーやローズマリーは、小麦粉をつけた魚のお腹に切り込みに入れて挟みましょう。

片面を焼いている間は、ひっくり返さずにお玉でオリーブオイルをすくって、何度も回しかけてください。焼けたところでひっくり返して、カリカリに焼けたら出来上がりです。焦げやすいので火加減に注意が必要です。

オリーブのつけ汁に漬け込んだ太刀魚を焼いたオリーブ塩焼きの作り方です。グリルやフライパン、網焼きなどお好みのものを使って焼いてください。フライパンにクッキングシートをして焼くのもおすすめです。盛り付けの時に種を取ったオリーブを乗せましょう。お好みでライムをかけて食べてください。

塩を振りかけた太刀魚を焼いてポン酢をたっぷりかけた塩焼きみょうがのせです。千切りにしたみょうがと大葉を乗せてさっぱりと仕上げています。魚に塩を振った後は10分ほど置きます。水分が出るのでキッチンペーパーで拭きましょう。焦げやすいので火加減に注意してください。

魚の下ごしらえはしたことがないという方は多いかもしれません。ウロコがないので、下処理がしやすい魚です。魚を捌き方がわからない人でも、わかりやすいように下処理の手順やコツを紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。

太刀魚をまな板に乗せて、胸ヒレの後ろに包丁をまっすぐ当てて頭を落とします。歯が鋭いので、手を怪我しないように気をつけましょう。次におなかと尾の間に穴があるので、そこに包丁を差し込みます。

頭に向かって切り開くと内臓が出てくるので、きれいに取り出すのがコツです。頭や内臓は使わないので、処分してください。時期によっては卵が入っている可能性があります。塩水で洗って煮付けなどで食べましょう。

内臓を取り出した後は、お腹の中をきれいに洗い流しましょう。中骨に爪先を差し込むと血合いが出ます。背骨がきれいになるまで、血合いをこすりながら洗うのがコツです。洗い終わったら、キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取りましょう。

きれいに洗ったら、食べやすい大きさに切るのがコツです。大きさによって変わりますが、4～5等分がおすすめです。尾の部分は身が入っていないので、切り落として処分しましょう。お腹のヒラヒラした部分は身がほとんど入っていませんが、食べられる方はそのままつけておいてください。

背びれは食べやすいように取り除きます。切り身を縦に置いて、背びれからお腹に向かって包丁を斜めに入れて、骨に当てながら切り込みを入れるのがコツです。魚を裏返して反対の背びれも同じようにも切り込みを入れてください。

包丁の先で背骨を抑えてから、身からゆっくりと骨を剥がします。手で身を上に引っ張りながら、骨からはずしましょう。背びれは切り込みが浅いと上手に取ることができないので、中骨の手前くらいまで深めに包丁を入れましょう。

塩焼きに合う献立レシピを紹介します。定番の和食だけではなく、洋食や中華などいろいろな料理と相性が良いのでおすすめです。厳選して塩焼きに合う献立をまとめましたので、ぜひ作ってみてください。

クッキングシートを敷いたフライパンで作るなすのチーズ焼きの作り方です。蒸し焼きにしたなすに、合わせ調味料を塗り、チーズを乗せて再度焼き上げます。マヨネーズとパセリをかけて出来上がりです。簡単に作ることができるので、時間のない朝や夕食におすすめです。

塩焼きと味のバランスも良く、魚嫌いな子供もパクパク食べられます。フライパンのまま食卓に出せるので、後片付けも簡単です。

シャキシャキ食感のきんぴらにまいたけを加えたまいたけと人参のきんぴらの作り方です。切った具材を炒めて調味料で味付けするだけで簡単に作ることができます。作り置きや常備菜としても使えるので便利です。和食の定番のきんぴらは、食事に加えるだけで栄養のバランスが良くなるのでおすすめです。

シャキシャキでみずみずしい野菜を使った大根と豆苗の中華サラダのレシピです。中華ドレッシングは、鶏がらスープの素や醤油、酢などの調味料を混ぜ合わせるだけで、簡単に作ることができます。味が薄ければ塩で調整しましょう。塩焼きに中華サラダを合わせることで、栄養のバランスが良くなります。

太刀魚の塩焼きのレシピを紹介しました。顔が鋭く、長い見た目から下準備が難しそうと敬遠されがちですが、他の魚と比べると難しくはありません。基本レシピと捌き方をしっかり覚えて、塩焼きに挑戦してみましょう。アレンジレシピや塩焼きに合う献立レシピも簡単に作ることができるので、ぜひ作ってみてください。