太刀魚の美味しい食べ方は?下処理方法からおすすめ厳選料理レシピまで

太刀魚は和食や洋食など色々な料理で大活躍する食材のひとつですが、食べ方もさまざまで、正しい下処理方法などはあまり知られていません。本記事では太刀魚の美味しい食べ方や下処理方法からおすすめの厳選料理レシピについて詳しく紹介していきます。

太刀魚の美味しい食べ方は?下処理方法からおすすめ厳選料理レシピまでのイメージ

目次

  1. 1太刀魚の美味しい食べ方
  2. 2太刀魚の下処理とさばき方
  3. 3太刀魚のおすすめ厳選料理レシピ
  4. 4新鮮な太刀魚の様々な食べ方を愉しもう!

太刀魚の美味しい食べ方

細長く銀色に輝く外見が特徴的な太刀魚は、塩焼きなどの加熱料理にはもちろんのこと、刺身でも美味しく食べることができる万能な食材です。中国では縁起の良い魚としても知られており、お正月用品に欠かせない存在となっています。

太刀魚の食べ方はさまざまですが、本記事では特におすすめの美味しい食べ方を厳選して紹介しています。どの料理も太刀魚の鮮度や風味などを活かしたものばかりなので、これから料理を始める方も是非一度お試しください。

一番のおすすめは塩焼き

一番のおすすめは太刀魚の塩焼きです。食べやすい大きさに切った太刀魚の背びれを外して塩を振るだけで簡単に作ることができるので、夕食の献立としてもぴったりの一品です。

塩を振ってから1時間ほど置いておくとさらに旨味が増すと言われています。大きめのサイズのものは脂も多くご飯ともよく合うので、何度食べても飽きない魅力があります。酒のおつまみにも最適なので是非ご家庭でも作ってみてください。

刺身や霜造り

太刀魚の鮮度が高い場合は、刺身や霜造りでも美味しく食べることができます。皮と身の間に脂の乗った旨味があるので、皮付きのまま調理するのがおすすめです。ただし、包丁の切れ味が悪いと綺麗に切れないこともあるので注意してください。

霜造りにする時は表面を軽く炙り焼きにして香ばしさをプラスすると、さらに美味しさが増します。太刀魚本来の風味や自然な甘みも味わうことができるので、一度食べたらクセになると言われています。

バターとの相性抜群

太刀魚はバターとの相性も抜群の食材です。筒切りにしてバターを敷いたフライパンで焼けばあっという間に完成するので、簡単に昼食を済ませたい時にも便利です。小骨が気になる方は、三枚におろしてから焼くようにしましょう。

バターで焼く場合は、少し常温に戻してからタオルなどで太刀魚の水気を取るのがポイントです。また小麦粉をまぶして焼いても美味しく食べることができますが、小麦粉の代わりにそば粉を使ってグルテンの摂取を抑える食べ方もおすすめです。

太刀魚の下処理とさばき方

旬の時期が他の魚よりも長い太刀魚はほぼ1年を通して美味しく食べられますが、肉質が非常に柔らかいので下処理などが上手くできないという人も少なくありません。特に硬い小骨は取るのも一苦労です。

下処理と同様に正しいさばき方も知っておく必要があります。スーパーなどで販売されている太刀魚のサイズは大きいもので1m前後になることも多く、家庭用のまな板では身がはみ出してしまう場合もあります。本記事では太刀魚のさばき方を初心者にも分かりやすく説明しているので、是非参考にしてください。

①歯を切り落として頭を割る

まず最初に、太刀魚の歯を切り落として頭を割ります。太刀魚には鋭い歯が付いているので、口の先端部分を切る場合は慎重に下処理する必要があります。鋭い歯で手を切ってしまうこともあるので十分に注意してください。

太刀魚の頭はダシの材料としても使うことができるので、日本料理の味付けに欠かせない存在とも言われています。ただし頭の部分を使わない場合は、歯を切り落とすなどの下処理は必要ありません。

②尾を落としはらわたを出して洗う

歯を切り落として頭を割ったら、尾やはらわたの下処理を済ませる必要があります。特にはらわたの下処理は太刀魚を美味しく食べる際の重要なポイントとなってくるので、しっかり覚えておくようにしましょう。

はらわたを取り除く場合は、包丁で腹の部分からアゴまで開いたあとにエラを切り離します。エラを引き剥がすと内臓も一緒に取れますが血合いは残ってしまうので、流水を当てながら丁寧に洗うようにしてください。

③用途に合わせて切る

綺麗に洗った太刀魚をキッチンペーパーなどで拭いたら、用途に合わせて切り分けます。使う料理や鍋のサイズによって切り分ける大きさは異なってくるので、事前にどのくらいの大きさにするのか決めておいた方が無難です。

刺身や霜造りなどで使う場合はそぎ切りや平作りといった切り方が一般的ですが、煮物などで使う際には筒切りがおすすめです。一口サイズにしても美味しく食べられるので、料理によって調理方法を変えていくようにしましょう。

④背びれを取り除く

背びれを取り除く際は包丁を浅く入れて沿うように切るのがおすすめですが、背びれの付け根には硬い骨があるので三枚おろしにしない場合は骨もしっかり取り除くようにしてください。どうしても綺麗に取り除けない時は、背びれの取り方を紹介している動画を見ながら勉強するのも良いです。

包丁の先端部分で背びれを押さえながら引っ張ると、綺麗に背びれを外すことができます。慣れないうちは難しく感じてしまうこともありますが、背びれを取り除けば太刀魚がより食べやすくなるので是非一度チャレンジしてみてください。

⑤三枚おろしにする

三枚おろしにする場合は背びれを取り除く必要はありません。他の魚と同じように、背や腹の部分から中骨に沿って切り分けていきます。太刀魚の身はとても柔らかいうえに三枚おろしにすると身が薄くなるので、野菜などと一緒に焼いたり蒸すのがおすすめです。

太刀魚のおすすめ厳選料理レシピ

太刀魚は揚げ物や煮物などさまざまな料理で大活躍する食材のひとつです。淡白な味ですが噛めば噛むほど旨味がでてくるので、主に和食で使われることが多い魚とも言われています。

最近ではインターネット上でも、太刀魚を使った料理レシピが評判を呼んでいます。定番の焼き物や揚げ物に加えて郷土料理なども紹介されているので、その種類はバリエーションに富んでいます。

太刀魚の蒲焼

火を加えることでさらに旨味が増す太刀魚は、蒲焼にすると鰻にも引けを取らない美味しさになると言われています。しょうゆ・砂糖・みりんなどで下味をつけてフライパンで焼くだけの簡単レシピなので、料理初心者の方にもおすすめの食べ方です。ふっくらと焼き上げる場合は、少しだけ小麦粉をまぶすのがポイントです。

太刀魚のグルグル串焼き

愛媛県の郷土料理として知られているグルグル串焼きも、美味しい食べ方のひとつです。太刀魚の身は三枚おろしにすると薄くなるので、その特徴を活かして竹串などに巻いて焼くと非常に食べやすくなります。ちょっとしたパーティーなどでも使える料理レシピなので、是非一度作ってみてください。

太刀魚の煮付け

酒・しょうゆ・みりん・砂糖を使って煮付けにすれば、上品な風味や適度な脂の旨味を堪能することができます。日本酒や焼酎などと一緒に味わうのも良いですが、煮付けにすると身が非常に崩れやすくなるので調理の際は丁寧に太刀魚を扱うようにしましょう。

太刀魚の天ぷら

料理が苦手な方にもおすすめなのが、三枚おろしにしてから衣を付けて天ぷらにする食べ方です。唐揚げにしても美味しく食べることができますが、天ぷらにするとふっくらした仕上がりになるので優しい口あたりが楽しめるのも大きな魅力です。塩をかけて食べると太刀魚本来の甘みが引き立つので、男性だけに限らず女性からも人気の高い一品です。

太刀魚の骨せんべい

太刀魚の骨せんべいはオーブンで焼くだけのお手軽レシピにも関わらずとてもヘルシーなので、ダイエット中の方やカロリー制限をしている方からも大人気の料理です。捨ててしまうことが多い中骨を使っているので、カルシウム満点の一品となっています。

太刀魚のムニエル

小麦粉をまぶしてバターで焼き上げれば、洋食の定番としても有名なムニエルを作ることができます。レモンソースやバジルなどをかけると太刀魚の旨味がグッと引き立つので、魚が苦手なお子様にも喜んでいただける料理レシピです。

新鮮な太刀魚の様々な食べ方を愉しもう!

太刀魚の美味しい食べ方や下処理方法から、おすすめの厳選料理レシピなどについて詳しく紹介してきました。1年を通して美味しく食べることができる太刀魚は、塩焼きや刺身などさまざまな料理で大活躍する食材のひとつです。

初めて太刀魚を調理する場合は下処理が難しく感じることも多いので、正しいさばき方などを知っておくことが重要です。この機会に太刀魚の素晴らしさや魅力について興味を持ちましたら、ぜひ一度食してみることをおすすめします。

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