太刀魚の締め方!鮮度を保つ持ち帰り方とおすすめの食べ方を紹介

釣っても食べても楽しい太刀魚ですが、鮮度を保つ保存方法である締め方が非常に重要になります。太刀魚は一年をとおして味のブレが無く、塩焼きや煮付けなど色んな食べ方が美味しいです。また自分で釣った太刀魚の締め方について動画が良くアップされていますが、実際のところ鮮度を保つ保存方法として、太刀魚の締め方にハサミを使う方がよいのか、包丁などでの締め方の方が適しているのかなどについて紹介しています。釣った太刀魚の鮮度を保って、自宅で美味しい太刀魚を愉しんでください。

太刀魚の締め方!鮮度を保つ持ち帰り方とおすすめの食べ方を紹介のイメージ

目次

  1. 1太刀魚の締め方・持ち帰り方を学ぼう!
  2. 2太刀魚を絞めるのは何のため?
  3. 3太刀魚の鮮度を保つ締め方を解説
  4. 4太刀魚を絞めるときに便利な道具を紹介
  5. 5太刀魚の鮮度を保つ持ち帰り方を解説
  6. 6太刀魚を持ち帰るときに便利な道具を紹介
  7. 7太刀魚に潜む寄生虫アニサキスに注意!
  8. 8太刀魚のおすすめの美味しい食べ方8選
  9. 9太刀魚の締め方・持ち帰り方を実践して新鮮な料理を食べよう!

太刀魚の締め方・持ち帰り方を学ぼう!

タチウオという魚を知っていますか?名前は一度くらいは聞いたことのある魚ではないでしょうか?年間を通して味が良く釣り人にも人気なのが太刀魚です。

今回はそんな太刀魚を釣った場合、太刀魚を自宅で美味しく食べるための締め方について主に記載しています。太刀魚の鮮度を保つための締め方はどういった方法が適しているか、包丁やハサミなどの道具は必要なのか、太刀魚の上手に保存して持ち帰り方、刺身で食べる場合に注意する寄生虫について、と言った疑問について詳しく説明しています。

太刀魚を絞めるのは何のため?

個人で釣りに行く場合など、クーラーボックスでの保存方法なることが多いと思います。クーラーボックスのような小さな保存ボックスでは、太刀魚は強烈なストレスにさらされることになります。個人で釣りに行かれる場合は、太刀魚の締め方をマスターしていないと、太刀魚を持ち帰っても、血の臭みや保存方法が悪いため鮮度が著しく落ちた状態になり、とても美味しい刺身を食べることはできません。

死後硬直を遅らせて腐敗を抑える

太刀魚を締める方法のひとつとして神経締めという締め方があります。この締め方は釣ったあとクーラーボックスに入れておくだけでは、死後硬直してしまい太刀魚の身がブヨブヨになり鮮度が著しく落ちてしまいます。引き締まった身のお刺身を食べる手段として釣ったあとはすぐに、神経締めを行い締め方をおすすめします。

ちなみに太刀魚を含めて魚をクーラーボックスのようなもので保存しておく場合は、常温保存で放置することとなり、人が見た場合は元気なように見えるかもしれませんが、魚側からすると悶絶して死んでしまうようなものです。そのため小さな保存ボックスの中の魚は、筋肉の収縮や発熱が行われ、旨味成分や鮮度が著しく低下します。

鮮度を保ち保存期間を延ばすため

竿で釣ったばかりの太刀魚は、網などで捕獲したものに比べて美味しいと言われています。網で漁獲した太刀魚の場合は、網の中で暴れたりするため太刀魚の外観や身に痛みがでてしまい鮮度も著しく落ちてしまいます。また、生きたまま狭いクーラーボックスで太刀魚を保存しておいても、強烈なストレスにさらされてしまいます。

また生きたままクーラーボックスで保存しておくと、太刀魚は中で暴れたりするため乳酸が発生し、身が硬くなったり動きまることで傷がついたりします。太刀魚を生きたまま持ち帰った方が、鮮度が良い保存方法と思われがちですが、余計なストレスや傷を与えないために、釣ってすぐに正しい締め方で締めておく方が鮮度が高い保存方法といえます。

太刀魚の外観や身を傷つけないため

太刀魚を上手に鮮度を保ったまま締め方としては、正しい締め方を理解した上で、釣ってすぐに締めて置く事が最大のポイントといえるでしょう。生きたままの状況で保存しておくことで、外観にも中の身も傷ついてしまいます。

太刀魚やほかの魚を含めて釣った後に、クーラーボックスで保存して帰りにまとめて締めるよりは、釣った直後に個々に締めて置く事が重要となります。魚は死んでいますが、身は鮮度を保ったままなので、個人レベルでも良い保存方法となります。

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太刀魚の鮮度を保つ締め方を解説

せっかく苦労して釣った太刀魚や魚を自宅に持って帰って、鮮度を保ったまま美味しく食べたい!そんな方は魚の締め方を覚えるのは必須条件となります。今は太刀魚や魚の締め方はたくさんの人が動画にアップしたりしているので、文字から動画から、あるいは人からしっかりと学んでおきましょう。ここでは太刀魚や魚の鮮度をより保つ締め方を4つ紹介してみたいと思います。
 

太刀魚の締め方1:野締め(氷締め)

魚市場などの専門用語で野締めといいますが、氷で締めてる締め方をいいます。市場ではノジなんて言われているようです。氷で締める締め方は、主に小さなサイズの魚で大量に取れるときに利用する締め方です。サンマやアジ、イワシなどを網で捕獲したあとに大量の氷に漬けている動画を見たことはありませんか?個人ではあまりやりませんが、特に一匹一匹切ったりするのではなく、氷に漬けるので手間がかかりません。
 

個人で小さな魚を狙うサビキ釣りなどでアジやイワシ釣りには便利な締め方です。魚はサイズが小さくなるほど鮮度が急激に落ちますが、氷に入れるだけなので兎に角便利です。ただし長時間の釣りは氷が溶けてしまうため、不向きかもしれません。氷締めの場合のポイントは、釣って鮮度が高い生きた状態で、氷の中にすぐに入れる事が最大のコツとなります。

小魚狙いで釣りに行く場合は、あらかじめクーラーボックスに氷をいれおいて海で海水を足すようにします。余裕があるのであれば、氷は真水の氷ではなく塩水の氷をつくることで、海水の濃度を落とすことが無いので、より鮮度を保った状態で保存が可能になります。海水は釣りが終わった後にクーラーボックスから抜いてしまい氷を敷き詰めるだけなので、持ち帰る場合も保存に手間がかかりません。
 

この野締め(氷締め)方法ですが、小さな魚以外に太刀魚や中程度の魚を捕獲した場合は、別途ナイフなどで締めて一緒にクーラーボックスで保存する方法をおすすめします。中程度以上の魚は氷締めではすぐに締めることが出来ず、保存ボックスの中で暴れてしまい、小さな魚にも傷やダメージを与えてしまうので、別にクーラーボックスを用意する必要はないですが、締めておく必要はあります。

太刀魚の締め方2:活け締め(産地締め)

締める動画などでは、一般的な魚の締め方になります。釣った太刀魚や魚のえら蓋から包丁をさっく入れ込み、延髄を切断します。太刀魚や魚は、えら横としっぽの付け根が急所となります、鮮度を保つため釣ってすぐに活け締めを行う方が良いです。こうすることで、太刀魚が即死状態になり余計な身焼けや臭みが出ることがなくなります。エラ横というと太刀魚の目より後ろに3cmほど離れた場所になります。

この箇所には太刀魚の致命傷を与える神経と血管が通っていますので、かわいそうですが、思い切って下までナイフを差し込むことが重要です。活け締めの動画を見るとこの作業を行った後に太刀魚がぴくぴくと痙攣していますが、この状態になると活け締めが成功と考えてください。太刀魚はそうないですが、ウロコが硬くナイフが通りにくい場合は、より角度をつけていっきりに延髄を切り込む事がポイントです。
 

この活け締めは太刀魚やタイ、カレイやヒラメ、タコやイカなどほとんどの魚に適応できす。ただし活け締めを行う場合に魚が暴れてしまい、一太刀で活け締めを行う事が難しいことがありすので、不慣れな場合は魚ばさみでしっかりと太刀魚を押さえつけて、しっかりとナイフで締めましょう。太刀魚や魚に慣れてない場合はかわいそうですが、ザクザクと細かく切る方が逆に苦しいの一太刀で奥までぐっとナイフを入れましょう。

活け締め後にナイフを入れたエラ横から血が出てきます。そのままにしておくと血で生臭くなり鮮度が落ちますので、太刀魚のしっぽをしっかりと持って、太刀魚の頭を下にすることで余分な血が抜けていきます。青魚である鰯やサバなどは痛むがのが早いため、締めたエラや内臓は一緒にとっておいた方が良いです。太刀魚は青魚っぽいですが白魚になります。

血抜きしたあとは血がでていた部分を海水でしっかりと洗って、クーラーボックスで保存しましょう。この活つ締めは太刀魚や魚を締め方として、一般的な方法になります。文字でわかない場合はユーチュブなどにたくさんの動画がアップされているので、動画を見て覚えても良いでしょう。太刀魚の場合はハサミで活つ締めをする方も多いので、不慣れな方はハサミを使うと便利です。

太刀魚の締め方3:神経締め

神経締めとは、活き締めの後に血抜きを行い神経を抜き方法です。太刀魚の神経締めは難しいとされているようですが、こちらも魚の鮮度を保つ方法として紹介します。太刀魚を含め魚は活き締め後も実は数時間、体内のATPと呼ばれる生命維持に関わる成分が働き、微量にエネルギーを消費していきます。この消費が鮮度を落とす理由となり、神経抜きをしているのとしていないのでは保存方法としてクオリティが変わってきます。

締めた後もATPは、神経が残っているため活性化し旨味成分の減少、腐敗の進行などが行われていきます。神経締めを行うことにより太刀魚や魚の死後硬直をおくらsるために、旨味成分が頂点に達するのを遅くしたり、鮮度が落ちるのを遅らせたりします。漁業に携わっている多くの漁師さんは、活き締めから血抜きを行い、神経締めを行うことで、流通市場に鮮度を保ったまま新鮮な魚を流通させています。

神経締めを行うのは、血抜き後です。活つ締めの後に血抜きし神経を締める3段階の作業となります。道具はビアノ線を利用したりステンレス線材を利用したりと、とにかく針金のようなしっかりとした細いものを利用して神経を破壊するようです。それらの道具で神経の締め方は、熟練の腕がいりますが、今は神経を締める専用の道具が1000円程度で売られていますので、不慣れな方は購入しましょう。

神経締めの道具は自作でも作る事は可能です。ホームセンタ-などで売られている細い針金のワーヤーを、インパクトドライバー捻って作ります。自作の場合は自分の希望にあったサイズに作れるので便利ですが、手間暇を考えると市販の神経締めのワーヤーを購入した方が早いかもしれません。

ちなみに神経締めまでする場合の締め方は、太刀魚や魚を持って帰るのに時間がかかる場合に適しています。釣ったあとにすぐに食べる場合は、活き締めから血抜きだけでクーラーボックスの保存方法に間違えがなければ、じゅうぶんに鮮度をたもったまま美味しく食べることができます。

以前はこの神経締めはプロの方のみ行うことが多かったのですが、この締め方がテレビやユーチューブなどの動画で公開された事により、遠方での地理や持ち帰って食べるまでに時間がかかる場合などに、趣味で釣りに来る方も神経締めまで行うことが多いようです。神経締めは文字だけではちょっと分かりにくいので動画でしっかりと見て覚えて方が締め方をマスターしましょう。

太刀魚の締め方4:活魚締め

この方法は一般的ではありませんが番外編ということで紹介しておきます。漁師が船で漁に出た場合は、いっきに網などで魚を捕獲するためいきたまあ市場まで魚を運ぶことが多いですが、築地市場で食べる時間を逆算して魚を締める方法です。生きたまま魚の鮮度を落とさず市場に運びますので、それなりにコストがかかる保存方法です。動画などでも見れますので興味がるかたはチェックしてみてみください。

太刀魚を絞めるときに便利な道具を紹介

太刀魚や魚を締める方法で一般的なのは活き締めから血抜きまでとなります。締め方で一般的に利用されているのは、ナイフですがその他にハサミやアイスピックなどの道具を使った締め方があります。それぞれの道具の使い方は動画などでもいろんな方がアップしているので、不安な方はハサミを使った締め方などの動画を確認してみてください。

ハサミでの締め方

魚の扱いに不慣れな人におすすめなのがナイフで締めるより、ハサミでちょっきりと切ってしまう締め方です。ナイフより使い勝手が良く安全なのでハサミを使っての締め方の方が良いという方も多いようです。ハサミを使った締め方のポイントは、太刀魚や魚のコメカミにハサミを挿して、思い切ってエラを切ります。延髄を切った後は海水で血を抜き血抜きします。

ナイフでの締め方

太刀魚や魚の締め方としては、一番ポピュラーです。釣り上げた太刀魚のエラ横にナイフをグサッと差し込み延髄と太い血管を切ってしまいます。ハサミと違い挟むタイプではないので、魚がバタバタしますのでしっかりと抑え付けましょう。ナイフのメリットとしては、魚を締めたりそのまま刺身にしたりとハサミと違い、使える範囲が広いのがメリットです。

アイスピックでの締め方

この締め方は少し難易度が高いです。ピンポイントで太刀魚や魚の眉間にアイスピックを差し込み、神経を破壊する締め方です。魚がバタバタしますので、しっかりと眉間に差し込んだり魚を抑え付けて置く必要があります。動画などにもよくアップされている締め方ですが、玄人向けです。釣り初心者にはナイフかハサミが良いでしょう。

一撃スティックでの締め方

より上手く確実に活き締めが出来るように、釣り具屋では締め方専門の道具も売っています。個人的に便利だった道具が「一撃スティック」とうい道具です。形状は鎌のような見ためですが、ナイフなどに比べると刃先が楕円になっているため、一撃で締めやすい道具と言えます。道具自体は小さく軽量なので魚の締め方の道具を探している方の中では、初心者から中級者まで利用できる道具のようです。

包丁での締め方

大きな魚はで出刃包丁などでの締め方をするようですが、太刀魚や中程度の大きさな魚を包丁で締める場合は、小出包丁で十分に機能を果たします。個人でわざわざ包丁を新調する必要はないかもしれませんが、自宅に小出包丁がある場合には活用してみても良いでしょう。

手鉤での締め方

手鉤は「てかぎ」と呼びます。市場で競りでよく見かける道具です。手鉤で冷凍のマグロなどをひっかけて動かしたりしているのを動画などで見かけます。この手鉤は魚を締めるときに利用したりもします。どちらかというと上記で紹介した「一撃スティック」と形状はにています。

魚を締める道具はどれが一番良い?

太刀魚や魚を締める道具は数種類ありますが、ナイフを使われる方が一番多いようです。ナイフは魚を締めるだけではなく、魚をさばいたり、道具を削ったり、糸を切ったりと軽量で持ち運びに優れているナイフを持つことで、サバイバルがそのままできますので、汎用性でナイフが一番のようです。魚の締め方に自信が無い方はハサミが一番おすすめです。
 

太刀魚の鮮度を保つ持ち帰り方を解説

魚の中でも青魚であるサバや鰯などは釣った後は、急激に鮮度が落ちますが白魚である太刀魚も鮮度が落ちやすい魚の一つと言えます。太刀魚を釣った後にしっかりとした状態で自宅に持ち帰る方法について詳しく解説しています。
 

特に太刀魚は、釣った後の締め方も重要になりますが痛むのが早いため鮮度を保つための保存方法も重要でクーラーボックスや氷の当て方などにも工夫が必要な魚にあなります。釣った太刀魚を自宅に持って帰って美味しく食べるまでが釣りと感がて太刀魚釣りに行く方は、鮮度を落とさない保存方法しっかりと知識をつけておきましょう。
 

太刀魚の持ち帰り方1:クーラーボックスのサイズ

魚釣りに使う保存ボックスは、保冷バックや発泡スチロール、クーラーボックスがあります。太刀魚のサイや重量、鮮度の落ちやすさを考えると、太刀魚釣りに出かけるのであればクーラーボックスが適しています。太刀魚は中型のサイズになり、全長が一匹あたり1メートル前後ある太刀魚はそれなりのサイズがあります。

また、クーラーボックスの中でも、太刀魚釣りで大量になった場合も想定すると、22リットル前後の大きさのクーラーボックスを選択することをお勧めします。また、太刀魚釣りで保存するクーラーボックス選びにキャスターと海水を捨てる栓抜きがついているものがあると非常に便利です。

太刀魚を鮮度を保った状態で自宅に持ち帰る場合には、耐久性と保冷力が優れ、そらなりのサイズがあるクーラーボックス選びが重要になります。またサイズが大きなクーラーボックスは運ぶのに体力が必要になるので、可能であればタイヤが付いたものを選択すると便利です。
 

太刀魚の持ち帰り方2:太刀魚の締め方

太刀魚の締め方として一番適しているのはキッチンハサミで、首の後ろから背骨まで切断することです。ナイフなどでも良いですが太刀魚の細長い形状からすとハサミが便利です。血抜きも海水をバケツにくみ行いなす。クーラーボックスに入れる際は、尾っぽも切っておきますが内臓は特に取り出す必要はありません。

太刀魚の持ち帰り方3:氷は直接あてない

太刀魚を釣った後にクーラーボックスで持ち帰る場合に注意する事は、直接氷に当たてしまうと、太刀魚の表面の銀色のグアニン質という成分が氷でボロボロになり鮮度が落ちてしまいます。太刀魚を釣る場合は、直接氷が当たらないようにすることが重要になるため、新聞紙を置いてその上に並べて持ち帰るようにしましょう。

氷はできれば潮氷のようなカチ割タイプではなく、板状の氷が手にはいるようであれば新聞紙をその上にひいて保存しておく方がベストです。特に見た目が気にならないという人は、塩分濃いめの氷水で冷却し、上と下に氷を敷き詰めサンドイッチ状態で保存する方もいます。この方法は太刀魚の外観の銀色が励ますので、見た目が気にならない方には良いかもしれません。少し食感が落ちます。

太刀魚を持ち帰るときに便利な道具を紹介

出来るだけ鮮度を保ったまま、太刀魚を持って帰るときにあったら便利な道具をいくつか挙げてみました。道具といっても普段釣りに使うものがほとんどですが、太刀魚釣りで持ってかえる際に注意したいのが、太刀魚のサイズです。一般的な中型のサイズの魚の中でも全長が長い、そして鮮度が落ちやすい点です。この2つを考慮して、あったら良い道具を紹介しています。

氷や保冷剤

太刀魚は釣ったら出来るだけ都度、ハサミで活つ締めを行い血を抜いておくことをおすすめします。しかし面倒という方は、鮮度は落ちますが氷締めで保存している方もいるようなので、保冷剤や氷を多めに持っていきましょう。保冷剤はロゴスの15cmから20cm程度のサイズの保冷剤を2個程度持っていくことで、半日程度は持ちます。

しかし保冷剤の場合、冷却力が強すぎるため用意できるようであれあば、手間がかかりますが氷の方が適しています。鮮度や味より釣りを楽しみたいし氷締めで良いという方は保冷剤をもっていくと非常に便利です。

魚グリップや魚ハサミ

太刀魚をつかむためのグリップです。ハサミといっても締めたり切ったりするハサミではなく、トングのようなハサミです。太刀魚を持ちかえるさに鮮度を保つため締めたりしますが、手で触ると対応で身が痛んでしまいます。100円均一で売っているトングでも良いです。鮮度を保ったまま保存するためには、必須アイテムと言えるでしょう。

大き目のビニール袋と新聞紙

上記でも記載しましたが、太刀魚をクーラーボックスで直接保存する場合は氷が太刀魚の外側の銀色部分を剥がすために鮮度を落としてしまいます。手間になりますが氷が直接あたらないように、且つ冷却目的でビーニルで太刀魚を保存した上でクーラーボックスの氷で冷やすと便利です。ビニールの中には新聞紙を敷き詰めるとより、痛みを防ぎます。
 

大き目のクーラーボックス

太刀魚の釣りで10匹以内程度であれば、さほど大きなクーラーボックスはいりませんがたくさん釣る場合、20匹以上になりそうであれば、こちらも上記で記載していますが20リットル以上のクーラーボックスを用意した方が良いです。また、小さな保存ボックスは曲がったまま保存するため、死後硬直で曲がった太刀魚になりますので、美観を含めるなら大きなものが適しています。

太刀魚に潜む寄生虫アニサキスに注意!

一年を落として味が落ちにくく、釣りも楽しい太刀魚。白魚ですが脂が乗っていて、生臭さがすくないので家庭で出される魚の中でも、比較的重宝される魚です。そんな太刀魚も刺身で食べる際は、寄生虫であるアニサキスに注意を払う必要があります。なぜならアニサキスを食べると、食中毒を起こし腹痛や嘔吐を繰り返します。

また、症状が出てから放置しておくと寄生虫であるアニサキスは、腸内へ侵入し腸捻転症などを発症させる原因になります。発症まではだいたい10時間以内と言われていますので、太刀魚の刺身を含め、生の魚を食べて腹痛や嘔吐の症状がでた場合は、寄生虫であるアニサキスによる食中毒を疑ってみましょう。

太刀魚とアニサキスについて

アニサキスという寄生虫は、太刀魚だけではなく多くの魚に寄生していることが多いです。見た目は白い色のような形状で、刺身にさばく場合にうにょうにょと動いているので、目視確認でもわかります。一般的には太刀魚や魚の腸内に潜んでいいますが、鮮度が落ちたりすると、腸から身や筋肉のほうへ移動していることが多いことが知られています。

そのため太刀魚ばかりではありませんが、生の魚の腸や肝は食べないようにしましょう。寄生虫の巣窟です。刺身にする段階で腸から逃げたアニサキスが動いていた場合は、取り除くか包丁で切ってしまえば死んでしまいます。なるべく鮮度が落ちた太刀魚は、刺身ではなく焼いたり、煮たりと加熱することで寄生虫を死滅させることが出来ます。

太刀魚の刺身を食べたいけど、より寄生虫に注意したい方は、鮮度を確認することと、刺身にする段階でしっかりと目視確認を心がけましょう。それと寄生虫であるアニサキスは、切ってしまえば死んでしまいますので、刺身を食べる際によく噛むことでお腹いに入っても食中毒の症状はでなくなります。心配な方は加熱した料理をおすすめします。

太刀魚のおすすめの美味しい食べ方8選

夏場に一番の旬を迎える魚である太刀魚。キラキラとした銀色の表面が夏のギラギラとした太陽に似合っています。そんな太刀魚は夏だけではなく年間をおとして味はあまり落ちなばかりではなく、塩焼きや煮付け、唐揚げど脂肪分が多い魚で美味です。そんな太刀魚の美味しいい食べた方を紹介しています。
 

太刀魚を使ったレシピは動画にもたくさんアップされています。鶏肉や鮭などの調理方法のレシピとほとんど似てるので、太刀魚専門のレシピ動画が見つからない場合は、そういった食材の動画やレシピ記事を参考にしてみてください。動画の場合はどこでも見れるものではありませんが、初めて作る料理の場合はわかりやすです。

太刀魚の調理方法

刺身で食べる、しゃぶしゃぶにする、煮付け、塩焼き、ムニエル、唐揚げ、フライ、天ぷら、どんぶり、天丼、干し物、南蛮漬け、ホイル焼き、かば焼き、グラタンで食べる方法があります。鮮度が高い場合は、刺身で食べると太刀魚の食材を十分に楽しむことができますので是非挑戦してみてください。

太刀魚の塩焼き

塩とレモンだけで太刀魚の新鮮のジューシーな肉質が味わえる調理方法です。旬の時期はまずは一度は、塩焼きで食べたいのが太刀魚の塩焼き!夏場の暑い時期はレモンやポン酢で食べるとさっぱりしていて非常に美味しいです。調理方法も簡単で手早く作れるのもおすすめポイントです。
 

太刀魚のムニエル

魚料理の定番の食べ方で、鮭のムニエルなどが有名ですが太刀魚のムニエルも脂が乗って非常に美味しい食べたかです。ムニエルの作り方は動画などにもよく取り上げられていますが、調理方法は簡単で塩コショウで下味をつけた後は、小麦粉をまぶしてバターで焼くだけ!パセリやレモンを添えると見栄えも良いです。

ムニエルという調理方法の大きな特徴は、外はカリっと中はジューシーでモチっとといギャップを愉しむ調理方法です。脂がのったシーズンの太刀魚は特にムニエルに向いています。太刀魚のほかに鮭やカレイ、ヒラメのムニエルは絶品です。

太刀魚の蒲焼き

うなぎの蒲焼きならぬ、太刀魚のかば焼きですはボリュームがありながら、うなぎのように、しつこさが無いので夏でも楽しめる調理方法です。うなぎのかば焼きのタレを利用しても良いですし、醤油・みりん・砂糖・日本酒・水を使ってタレを作ってもよいです。長芋を入れるとよりうなぎに近くなりす。
 

太刀魚の梅しそ春巻き

ささみのしそ巻きのような食感で、太刀魚のジューシーさと梅肉のさっぱりした感じが合わさって、いくつも食べれます。用意するのは春巻き、青じそ、太刀魚、梅肉です。梅肉を太刀魚に塗って、シソと春巻きで巻いてあげるだけですが、ご飯が兎に角すすみます。

太刀魚の唐揚げ

脂が乗った太刀魚の唐揚げは絶品です。作り方は太刀魚を4から5等分に切って、切れ込みを入れます。それに片栗粉をまぶして油で揚げるだけと非常にシンプルです。切れ込みを入れことで、ふっくらと仕上がります。

太刀魚の天ぷら

唐揚げとは違った美味しさを愉しむことが出来る太刀魚の天ぷらです。唐揚げ同様に太刀魚を数か所に分けて切り分けます。下味は塩こしょうで十分です。てんぷら粉をつけてあげると、サクサクでジューシーな天ぷらが楽しむことが出来ます。ポイントとして、てんぷら粉をとく場合は水ではなく炭酸水を使いましょう。

太刀魚の南蛮漬け

酢や醤油、みりんに砂糖を使って南蛮漬けにして食べるのもコクがあっておいいし太刀魚の食べ方と言えるでしょう。塩と胡椒で下味を太刀魚に漬けた後に油でかりっと揚げて、つくっておいた南蛮漬けに浸すと完成です。太刀魚の唐揚げをつくりすぎた場合にも、ひと手間かけるだけで美味しく料理できます。

太刀魚のカルパッチョ

オリーブオイルとレモンにバジルを加えてカルパッチョのソースを作ります。そこに太刀魚を合わせますので、脂分とさっぱりした感じが非常に相性が良いです。白ワインと合わせると、暑い夏場でも非常に美味しく食べることが出来ます。

太刀魚の締め方・持ち帰り方を実践して新鮮な料理を食べよう!

釣って楽しい食べて美味の白魚である太刀魚は、締め方を覚える事で高い鮮度を保ち料理のしがいがあります。太刀魚釣りのだいご味は普段スーパーでみかけないような大きな太刀魚が釣れる事です。大物を釣ったら新鮮な料理にするために、太刀魚の締め方や、持ち帰り方を参考にしてみてください。

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