白菜と卵の簡単スープレシピ！和風・洋風・中華でバリエーション豊富！

各家庭で作られるスープは、定番のコーンスープから野菜たっぷりのスープまでさまざまあるでしょう。その中でも溶き卵を入れたスープは、どの家庭でも一度は作ったことがあるはずです。寒い日の晩御飯や風邪を引いたときに卵スープを作ると、体が温まりお腹もいっぱいになります。

卵スープに白菜を入れるレシピも数多く存在します。和風だけではなく、少しとろみをきかせた中華やコンソメを使って洋風にも白菜と卵のスープは変化することができます。本記事では、白菜と卵を使った色々なスープの他に簡単にできる時短スープも紹介していますので、いつものスープに飽きたときは白菜と卵のスープを作ってみてください。

【材料】5人分

• 白菜...300g
• しめじ...100g
• トマト...中1個
• 片栗粉...小さじ2
• 卵...1個
• 鶏がらスープの素...大さじ3
• 水...5カップ
• ショウガ...20g
• 小ねぎ...適量

1. 鍋に水と鶏がらスープの素を入れ、沸騰したら小房に分けたしめじを加える。
2. 1にざく切りした白菜と角切りしたトマトを加える。
3. 煮立たせたら水で溶いた片栗粉を加え、薄くとろみをつけてから溶き卵を流し加える。
4. すりおろしたショウガと小口切りにした小ねぎを加えて、かき混ぜたらできあがり。

野菜がたっぷり入った白菜のスープレシピは、忙しい朝でも簡単に作れます。また、最後に溶き卵を流し入れることによって全体の味が統一され、野菜本来の味を楽しむことができるのです。レシピでは鶏がらスープの素を使っていますが、コンソメにすると洋風になります。塩麴を使うと、あっさりと味わうことができるでしょう。

多くご飯を食べたいが、カロリーが気になるときやダイエット中の人におすすめのレシピです。白菜と卵と一緒に入れる豆腐は、ダイエット食などでよく使われる食材です。しかし、豆腐の種類によってカロリーや栄養素は違いますので注意しなければいけません。

絹ごし豆腐はカロリーが100gあたり56Kcalと一番低いですので、カロリーを抑えたい人にはよいですがエネルギー量が低いです。反対に木綿豆腐はカロリーは72Kcalと豆腐の中でも高いですが、たんぱく質やカルシウムが多く含まれていますので、ダイエット中の人にはおすすめです。

白菜のお味噌汁は、野菜が足りない時などに作ることが多いです。また、白菜が苦手な人がお味噌汁に入れて食べることもあるでしょう。いつもの白菜の味噌汁に卵ととろろを加えると、ひと味違ったお味噌汁ができあがります。

またとろろは、食物繊維が豊富で腸内バランスを整える効果もありますので、ダイエット中の人に向いています。山芋の中でも長いもは、水分が多くカロリーが少ないですのでおすすめです。とろろは、白菜と卵の風味を邪魔しませんので食生活を改善したいときは、レシピを見て作ってみてください。

一品でご飯を終わらせたいときに作ってほしいレシピです。ポイントは、白菜と鶏ひき肉を蒸し煮にすることです。白菜にジューシーな鶏ひき肉の脂分が行き渡り、まとまりのある味になります。また、とろみをつけて溶き卵を入れることによって、冷めずに食べることができますので体全体が温まります。

ひき肉は豚や牛を使うと、味が濃くなりさっぱりと食べられませんので鶏ひき肉をおすすめします。ほかにニラやザーサイなどを加えてもおいしく食べることができます。

とろみのある卵スープは飲みやすくお腹も温まり、栄養が豊富に摂ることができます。物足りないと感じたときは、白菜とカニカマでボリュームをつけてください。白菜は他の野菜に比べて安価で購入することができます。そしてカニカマは、カニの風味と食感がありますので一緒に食べても飽きがきません。

白菜とカニカマの栄養を考えると、白菜はミネラルが豊富、カニカマは高タンパク質で低糖質です。卵のエネルギーも加えると、バランスの良いスープといえます。しかしカニカマは、食べ過ぎるとたんぱく質の摂りすぎになるので注意してください。

【材料】2人分

• ベーコン...2枚
• 溶き卵...１個分
• 白菜...2枚（160g）
• 塩...小さじ1/3
• A水...400cc
• Aコンソメ...小さじ1/3

• 片栗粉...大さじ1/2
• 水...大さじ1

1. 白菜は葉と芯に切り分ける。葉は食べやすい大きさに切る。芯は1.5cm幅に切る。
2. ベーコンは7mm幅に切る。
3. 鍋にAを入れて中火で熱し、煮だったら白菜、ベーコンを入れてふたをして白菜が柔らかくなるまで5分ほど煮る。塩を加えて味をととのえる。
4. 水溶き片栗粉をまわし入れ、とろみがつくまで混ぜながら加熱する。溶き卵をまわし入れて卵が固くなるまでおいたら完成。

洋風のスープにするときは、コンソメを使います。そして、ベーコンを入れて塩気をつけて白菜の水分で調整してください。水溶き片栗粉を入れてとろみを出しますが、入れなくてもさっぱりしておいしく食べられます。とろみの苦手な人は、水溶き片栗粉を省きましょう。

夏の暑い時期に白菜と卵のスープを作るのでしたら、冷製コンソメスープがおすすめです。レシピ通りに作ったあと冷蔵庫で冷やしてもよいですし、具材を作ったあとに冷製コンソメスープをかけてもおいしく食べることができます。

スープより、晩御飯のおかずとしてのレシピです。卵は使っていますが、豚ひき肉のつなぎとして使用しています。鍋に白菜と豚バラ肉を交互に重ねて蒸し煮をする料理も人気です。蒸し煮の場合通常味付けはしませんが、コンソメを入れて料理することによって洋風の味わいになります。

洋風のミルフィーユは、豚バラ肉ではなく玉ねぎのみじん切りと豚ひき肉を使っています。そうすることによって、コンソメの風味がひき肉にしっかりと染み込みます。また蒸し煮にすると白菜がとろけるくらい柔らかくなり、子供でも食べやすい料理になるでしょう。

ウインナーとミニトマトを使った栄養満点のスープです。もう少し野菜を摂りたいときは、ニンジンやジャガイモを入れてポトフ風にしてもよいでしょう。また、ミニトマトではなく普通のトマトを半月切りにして入れても構いません。普通のトマトにするとトマトの果汁がコンソメスープに染み込んで、酸味のおいしい出汁が食欲をそそります。

レシピの名前はトマト鍋となっていますが、野菜がたっぷりと入って残りのスープまで飲み干すことができます。スープを全部飲んでもよいですが、最後にご飯や卵、チーズを入れてリゾット風にして食べてもおいしくなること間違いなしです。

風味をよくするために、野菜と一緒にローレルやパクチーを入れてもおいしく食べられます。白菜や卵は、決してメイン料理にはなりません。しかし、おいしい出汁をたっぷりと染み込みますので、欠かせない具材のひとつとなります。

卵は肉団子のつなぎとして使われていますが、最後に溶き卵をかけると見た目も豪華になりお腹いっぱいになります。肉団子の材料は通常豚ひき肉や合いびき肉を使うことが多いです。鶏ミンチ肉を使っていますので、あっさりとした味になります。

またスープは白だしやショウガを使っていますので、味付けもあっさりしています。肉団子と白菜、卵の組み合わせは、和風の昆布だしや中華風の鶏がらスープに代えても美味しく食べられますので試してみてください。

中華風のスープとコーンスープは味が全く違いますが、合わせて作ってみると飲みやすく子供でも完食してしまうでしょう。ポイントは、ショウガの千切りを入れることです。コーンスープと鶏がらスープだけでしたら、甘くて濃い味になりますがショウガでアクセントをつけることによってさっぱりと食べられます。

子供が食べるときは、ショウガの千切りではなくチューブに入ったショウガでしたら食べやすいです。最後に好みでごま油をひと回しかけたり白ごまをふりけてもよいでしょう。

食材が同じレシピがありますが、こちらは中華だしや麺つゆを使った具沢山のスープです。中華風ですので春雨を加えたら、カロリーを気にせず満腹になるでしょう。野菜をもっと加えたい人は、ニラや大根を入れても問題ありません。

また、食べる直前にポン酢をかければさっぱりとした風味になります。鶏団子をつくねやすり身に変えてもおいしく食べられますので、自分好みの具材を使ってください。ほかにザーサイなどの野菜は、スープにはぴったりの食材ですので試してください。

酸辣湯とは中国の四川料理のスープのひとつで、酢の酸味と唐辛子や胡椒の辛みを利かせた料理です。インド料理のラッサムや台湾料理のトムヤムクンも似た料理です。ちなみに酸辣湯はサンラータンもしくはスーランタンと呼ばれ、どちらも同じ料理を指します。

酸味や辛みが効いてますので、夏の暑い日の食欲がないときに食べるのをおすすめします。唐辛子がないときはラー油でも代用できますし、辛みが苦手な人はごま油で味を調節してください。

食べるスープを作るときにはもってこいの料理です。冷ご飯にかけてもよいですし、そうめんなどの麺類でも代用できます。鶏ささみは高たんぱく低カロリーということもあり、ダイエット中でもカロリーを気にせず食べられます。サラダチキンも使えますので、冷蔵庫に常備しておくとよいでしょう。

ツナは、本当に便利な食材です。白菜と卵に合わせても違和感なく食べることができます。中華風ですので中華スープの素を使っていますが、ツナを入れた料理は薄味でも問題ありません。

もしそれでも味が薄いと感じたときは、麺つゆを入れて味を調整してください。和風の白だしを使ってもショウガを入れてますので、中華風な味わいを出すことができます。

白菜と卵のスープは、それだけでもおいしく食べることもできますし、どんな具材と合わせても具材の風味を生かしてくれる料理です。特に白菜は合わせた具材のおいしいだしを染み込ませますので、だしが出るスープには欠かせない野菜といっても過言ではないでしょう。

卵は一日一個、野菜と一緒に食べるとバランスよく栄養が摂れるともいわれてますので、白菜と卵はまさにベストマッチな組み合わせです。スープは体を温めますし、食欲のない時などに有効な料理手段です。簡単に作れて栄養を十分摂れる料理を作りたいと思ったときは、ぜひ白菜と卵のスープでおいしい食事をしてください！