イタリアビールのおすすめ銘柄まとめ！人気商品の味の特徴は？

イタリアグルメといえば、ピザとパスタ、そしてワインが有名です。特にワインの消費量が多いことで有名なイタリアですが、実は最近イタリアビールの消費量も上がってきています。現地イタリアでは、若者を中心にイタリアビールの人気が高まってきているようです。

本記事では定番のイタリアビールや希少価値の高いイタリアビールなど、おすすめのイタリアビールの種類を一挙に紹介します。おすすめのイタリアビールをぜひチェックしてみてください。

イタリアビールの歴史は、イタリアワインに比べると長くはありません。元々イタリアでは冷えた飲み物を飲む習慣がなく、そのためビールよりもワインの方が好まれてきたといわれています。ところが、1990年代後半にはイタリアでも地ビール人気が高まり、その後若者を中心としてイタリアビールの普及が進んだとされています。

イタリアグルメには、ピザやパスタなどしっかりとした味のものが多く揃っています。濃い味の料理にビールはよく合うことから、イタリアビールは次第にメジャーなアルコールとなってきました。最近では、若者たちがイタリアビール片手にピザをつまんで会話に興じている姿をパブなどでよく見かけるようになっています。

輸入ビールを日本で購入するとなると、やや高いというイメージがあります。ましてメジャーではないイタリアビールとなるとさらに高価なのでは？と思われがちです。ところが、イタリアビールは日本国内で割とリーズナブルな価格で販売されています。

日本で購入できるイタリアビールは、そのほとんどが330mlの瓶入りか350mlの缶で300円から400円ほどで販売されています。これは他の輸入ビールと比較しても、決して高い値段ではありません。

ちなみに、国内の一般的なスーパーではイタリアビールはあまり販売されていません。日本でイタリアビールを手に入れたい場合は、酒屋や輸入食料品を扱う店などで探すと見つかることが多いようです。またイタリアンレストランやバーなどでもイタリアビールを飲むことができます。

近くに酒屋や輸入食材店がなくても、イタリアビールを手に入れることができます。なぜならイタリアビールはアマゾンや楽天といったネット通販でも販売されているからです。

通販サイトを使ってイタリアビールをダースで購入する場合は店舗より安く買えることもありますが、送料などが追加で必要なケースもあります。購入する際は、必ず追加費用もチェックするようにしてください。

イタリアビールの定番と言えば、モレッティとペローニの2種類です。モレッティとペローニはどちらもイタリアのビール醸造メーカーで、国内のビールシェア1位を競い合う会社です。モレッティとペローニは、どちらもイタリア国内のスーパーであればほとんど置いているほど定番のイタリアビールです。

モレッティとペローニはどちらも飲みやすいビールになり、イタリアビール初心者にもおすすめです。イタリアに行った際には、スーパーで買ってホテルで飲んだり、イタリアのバーで飲んだりしてイタリアビールを味わってみてください。イタリアビールと共に楽しむイタリア旅行もおすすめです。

イタリアビールの定番モレッティは、飲みやすい味で幅広い世代に人気のイタリアビールです。モレッティはフルーティーさが特徴で苦みが少ないので、普段はビールが苦手な人にもおすすめです。帽子をかぶった紳士がビールを飲むパッケージも覚えやすく、イタリアでもツアーの外国人がよく手に取っているのを見かけます。

モレッティは日本を含む世界40か国で販売されていて、「ワールド・ビール・カップ」での受賞歴もある人気のイタリアビールです。ちなみに、受賞歴があるビールはイタリアビールの中ではモレッティだけです。味の良さを世界で認められている、間違いない美味しさのイタリアビールです。

緑の瓶が印象的なモレッティのドッピオモルトは、通常のモレッティよりも麦芽を多く使って作られた濃い目のイタリアビールです。濃厚な味わいが特徴で、フルーティーな香りと共に麦芽の旨味も強く感じられます。ビール好きにはたまらない、人気のイタリアビールです。

モレッティドッピオモルトはほとんどが瓶で販売されていて、そのグリーンのおしゃれな瓶のパッケージも人気の秘訣です。コップについで飲むのもよいですが、麦芽の新鮮な香りをそのまま楽しみたいなら瓶のまま飲むのがおすすめです。麦芽の旨味を感じたいビール通に人気のイタリアビールです。

副原料にコーンを使ったナストロ・アズーロ・ペローニは、繊細な香りと後味の爽快感が人気です。すっきりとした飲み口で料理の邪魔をせず、その飲みやすさで女性からの支持も高いイタリアビールです。イタリアのどのスーパーマーケットでも置いてあるほどメジャーなイタリアビールで、イタリア旅行の合間に気軽に飲んでみるのもおすすめです。

ナストロ・アズーロ・ペローニは、日本ではアサヒビールから販売されています。そのため日本国内でも比較的手に入りやすい種類のイタリアビールでもあります。日本以外でも世界50か国で愛されている、イタリアを代表するビールでもあります。

メッシーナは、イタリアのシチリア島にあるメッシーナ村の会社で作られているイタリアビールです。メッシーナはほのかに甘い味わいが人気のイタリアビールで、女性からの人気も高いことが特長です。

シチリア島は地中海に浮かぶ南の島で、世界的な歴史遺跡や壮大な自然があるイタリア随一の観光名所でもあります。そしてさらに、シチリア島は地中海の海産物が美味しいことでも有名な土地でもあります。メッシーナビールは、そんな地中海の新鮮な魚介料理とよく合うイタリアビールとしても知られています。

爽やかな喉ごしで苦みをあまり感じないテイストのメッシーナは、料理の味を邪魔しません。また後味も爽快でさっぱりとしているので、イタリアでは食前酒としてもよく飲まれています。

イタリアの新進気鋭のビール醸造会社が作るマイ・アントニアは、一見ビールには見えないパッケージで意表を突くイタリアビールです。ローマ大学の生物化学者だったデイ・ヴィンツェンツオ氏が2005年に創業した会社で、伝統に縛られない製法で一躍国際的にも有名なビール醸造会社になりました。

マイ・アントニアは、アメリカの有名なブルワリーとコラボレーションしたことで大きな話題にもなったイタリアビールです。花のような甘い香りが特徴的で、柑橘系のフレーバーが爽やかな飲み口です。麦芽の香りもしっかりと感じられて、ビールらしさもきちんと楽しめるイタリアビールです。

また、一見ビールとは思えない、ワインボトルのようなパッケージングも人気です。プレゼントやホームパーティーに持参するお土産としてもおすすめのイタリアビールです。

バラデンはイタリア初のクラフトビールメーカーです。とはいえ、1986年に小さな村のビアパブから始まり、1996年からビールの醸造をスタートさせたという、まだまだ新進気鋭のビールメーカーでもあります。バラデンのオーナーはアイデアマンとしても知られていて、料理とビールのペアリングで新しいビールを次々と考えだしています。

バラデンのロックンロールは、名前の通りガツンとくる味わいです。フルーティーな味わいと共にコショウの刺激があり、パンチのあるイタリアビールです。バラデンには他にも個性豊かなクラフトビールが30種類以上もあり、中には「ショウユキオケ」といった日本に由来するビールもあります。

メナブレアは、幻のイタリアビールと呼ばれています。メナブレアは1997年の世界ビール品評会で世界最高峰のビールとして受賞されています。ところがその生産数は少なく、イタリアでも入手が困難とすらいわれています。どれだけ受注があっても、その品質を保つために生産量を増やさない堅実な醸造メーカーです。

メナブレアは、一口飲めば麦芽の旨味を強く感じる味わいです。バニラのような甘くフルーティーな香りが鼻から抜けるような後味で、全体のバランスも非常に整っています。もしイタリア旅行の間に見つけることができたら、お土産としてもおすすめのイタリアビールです。

フォルストは北イタリア地方の風光明媚な自然の中で作られているイタリアビールです。南アルプス山脈から湧き出る水で作られたイタリアビールで、くせのないすっきりとした飲み口です。

フォルストのクローネンはフォルスト社の定番で、150年の歴史あるビールでもあります。フルーティーな香りが特徴で、ハムや燻製にもよく合います。料理の味を邪魔しない爽快な飲み応えのイタリアビールで、現地でも人気のイタリアビールの一つです。
 

日本国内のモレッティは、ほとんど330mlサイズで販売されています。実店舗の販売価格は、330mlサイズ1本で約300円前後のことが多いようです。ネット通販を利用すると、まとめて安く購入できることもあります。

アマゾンでは330mlサイズのモレッティを12本まとめて購入すると約3300円になり、1本あたり約275円でモレッティを手に入れることができます。日本のビールとあまり変わらない価格でイタリアビールを楽しめることになります。

モレッティのドッピオ・モルトは、通常のモレッティよりも麦芽を2倍使っているということもあり少し高くなります。モレッティのドッピオ・モルトは、日本国内の実店舗では約420円で販売されていることが多いようです。

ネット通販の楽天の中では、1本約380円で販売しているショップもあります。ただし一定以上の額を購入しなければ送料がかかることもあるので注意が必要です。

麦芽の濃い味が特徴のモレッティのドッピオ・モルトは、一気に飲むというよりはゆっくりと味わいたいイタリアビールです。1本飲めばビールを飲んだ満足感が得られるビールで、費用対効果が高いイタリアビールでもあります。

ナストロ・アズーロ・ペローニは、2018年にアサヒビールは日本国内での販売を開始しました。そのため、日本国内では最も手に入れやすいイタリアビールの種類に入ります。実店舗での販売価格は330ml1本あたり約400円から450円のところが多いようです。

アマゾンでは24本単位で販売されていて、その場合の単価は1本あたり約300円前後と安く購入できます。ただし配送料などがかかる場合もあるので、購入する時は注意が必要です。

シチリア島のイタリアビール、メッシーナは、比較的日本でも手に入れやすいイタリアビールに種類に入ります。日本国内でのメッシーナの価格は、330ml入りの瓶で約350円前後のところが多いようです。ネット通販の楽天でも、ほとんど同じ値段で販売されています。

通常のメッシーナのラベルは、太陽が似合うシチリア島にぴったりの明るい黄色です。緑の瓶と黄色のラベルのコントラストがおしゃれで、インスタ映えも狙えるイタリアビールとしてもおすすめです。

シチリア島の人気ビールであるマイアントニアは、日本国内でも比較的手に入れやすいイタリアビールです。マイアントニアの醸造会社であるビッラ デル ボルゴ醸造所は2005年創業開始にも関わらず、2015年には世界的な醸造メーカーとして認知されるに至った実力派醸造メーカーです。

2015年の年間生産量は140万Lにもなっていて、ヨーロッパをはじめ中国やアジア圏内にも多く輸出されているからです。ビッラ デル ボルゴ醸造所の人気ビールであるマイアントニアは、実店舗では約700円で販売されていることが多いようです。少し高級なイタリアビールの種類に入ります。

クラフトビールにこだわったお店で、日本のビールからイタリアビールまで厳選された数種類のビールを幅広く飲み比べることができる人気店です。手打ちのパスタから子羊や鴨といった肉料理まで、ビールに合う料理も揃っています。店内はカウンター席やテーブル席、個室もあるので、幅広いシチュエーションで使える点もおすすめです。

本格パニーニが人気のダ・パオロは、数種類のパニーニと厳選したイタリアワインやイタリアビールが楽しめるカフェバーです。店内はカジュアルな雰囲気で、一人でも入りやすくなっています。パーティープランや飲み放題プランもあるので、イタリアビールを思う存分堪能したい時にもおすすめのお店です。

吉祥寺にある邸宅レストランのヴィッラ・マニョーリアは、イタリアの郷土料理が味わえる人気のお店です。日本にいながらにして、イタリア各地の郷土料理が味わえます。絶品イタリア料理に合わせて飲みたいのが、オーナーが直輸入しているイタリアビール、フレアです。

フレアはイタリアのクラフトビールで、こだわりぬいた原材料と製法で作られています。名水と自社栽培の大麦を使っている上、スローフードを体現するべく太陽光エネルギーで製造されています。フルーティーな香りと飲んだ後に爽やかな風が吹き通るような爽快感が味わえる、おすすめのイタリアビールです。

ガルエデンは、都会の中にある隠れ家風一軒家のイタリアンレストランです。店内はカウンターがあり、一人でも立ち寄りやすい雰囲気です。またテラス席もあるので、ゆったりとくつろぐこともできます。ガルエデンにはイタリアのクラフトビールが10種類程度揃えられていて、イタリアビールの飲み比べも楽しむことができます。

料理はパスタや肉料理など、イタリアビールに合う数種類のイタリア料理が揃っています。イタリアのアブルッツォ州の郷土料理が中心で、前菜から人気のデザートまで味わうのがおすすめです。

イタリア料理と数種類のイタリアのクラフトビールが堪能できるお店が、イル・ソーレガットです。猫好きの店主が腕を振るっているお店とあって、店内はネコグッズで溢れ癒される空間になっています。イル・ソーレガットの人気はトマト食べ放題パスタランチで、連日トマト目当てのお客さんでいっぱいになっています。

イタリアはトマト料理の種類が多い国とあって、イタリアビールはトマトによく合います。トマトの酸味とイタリアビールの爽快感が楽しめるお店です。

イタリアビールには、他にも2009年にできたばかりのコレージや有名ワイナリーであるカステッロが作ったイタリアビールなど、紹介しきれないほどの種類があります。イタリア料理にワインもよいですが、たまにはイタリアビールと合わせてみるのもおすすめです。ぜひ紹介したおすすめのイタリアビールを試してみてください。