ホタテご飯の作り方！缶詰・ボイル・冷凍でも！人気のアレンジレシピも！

ホタテの出汁で、炊き込んだホタテご飯は絶品です。しかし、ホタテご飯を作るのは、難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。本記事では、ホタテご飯を簡単に作れるレシピを紹介しています。さらに、ホタテご飯の基本レシピや美味しく作るポイントから解説しているので、初心者でも安心して作れます。

ホタテご飯の人気のアレンジレシピでは、缶詰やボイル、冷凍などのホタテを使用したレシピをまとめました。それぞれのホタテの特徴を活かしたレシピですので、献立の参考にしてみてください。

ホタテご飯の基本レシピを紹介します。ホタテご飯の作り方や美味しく作るポイントを解説していきます。料理初心者でも簡単にホタテご飯を作れますので、基本を押さえてから、人気のアレンジレシピにも挑戦してみてください。

【材料】

• 米…1カップ
• もち米…1カップ
• ボイルベビーホタテ…約20個
• 水…400cc

• しょうゆ…大さじ2
• 酒…大さじ1
• みりん…大さじ1
• 白だし…大さじ1

1. 米ともち米を洗い、ざるで水気を切っておく。
2. 土鍋に1を入れる。
3. Aとボイルベビーホタテと水を入れたら、中火で15分炊く。

材料と調味料を入れて炊き込むだけで、ホタテご飯は簡単に作れます。もち米も混ぜると、食感がよくなります。ホタテご飯は、炊飯器で手軽に作れますが、土鍋で炊いたホタテご飯は絶品です。

土鍋を使うことで、ふっくらとして旨味が増します。さらに、土鍋で炊くと、おこげも楽しめます。手間はかかりますが、仕上がりに差ができますので、土鍋に挑戦してみてください。

ホタテご飯を美味しく作るポイントは、調味料を入れてから、出汁または水の量を調整することです。最初に、出汁または水を炊飯するための量を入れてしまうと、次に調味料を加えるために、水分が多くなってしまいます。炊き上がりが、柔らかくなりすぎる可能性もあるため、順番は守りましょう。

さらに、ホタテご飯を炊飯する前に、軽く混ぜることも大切です。混ぜることで、炊き上がった時に、味のむらができにくくなります。

【材料】

• 米…2合
• ホタテ…65g
• ミニトマト…10個
• 大葉…適量
• <A>
• バター…20g
• しょうゆ…大さじ1
• 酒…大さじ1
• コンソメ…小さじ1/2
• 水…適量
• 塩…適量

1. 炊飯器の釜に、洗って水を切った米を入れる。
2. ホタテ、ミニトマト、Aを入れて軽く混ぜる。
3. 通常の炊飯で炊き上げる。
4. 食器に盛った後に、大葉を散らせる。

トマトとバター、コンソメで洋風のホタテご飯になります。水の量は、炊飯器の目盛りに合わせてください。ただし、水を入れた後に、しょうゆや酒などの調味料を加えています。ホタテご飯を柔らかくしたくない人は、注意してください。

【材料】

• 米…1.5合
• もち米…0.5合
• ボイルベビーホタテ…8個（約150g前後）
• ごぼう…1/2本
• ゴマ油…大さじ2
• 白すりごま…少々
• <A>
• 出汁（カツオと昆布）…2カップ
• 酒…大さじ2
• しょうゆ…大さじ2
• 塩…適量

1. 米ともち米は洗い、ざるで水気を切っておく。
2. ごぼうはささがきにして、あく抜きをしておく。
3. 鍋にAを入れ、ホタテ、ごぼうを加え、沸騰させないように弱火で煮る。
4. ごぼうが食べられる程度まで柔らかくなったら、ざるとボールに流し込み、具材とだし汁に分ける。
5. 粗熱が取れたら、炊飯器の釜に1と4のだし汁を炊飯器の目盛りに合わせて入れる。
6. 4の具材を半分入れて、ごま油も加えて、炊飯する。
7. 炊き上がったら、残こしていた具材も入れて、混ぜ合わせる。
8. 食器に盛った後に、白すりごまを散らせる。

ボイルされたベビーホタテは、ホタテご飯を作る際に、一番手軽に扱えるので人気です。ホタテ本来の味を味わえるのも魅力です。だし汁を取るために煮た具材を、2回に分けて加えているのは、素材の食感や歯ごたえを楽しむためです。

ゴマ油を加えることで、香りが良くなり、炊き上がったホタテご飯もつやつやになります。最後に、白すりごまだけではなく、うるいも散らすと、さらに歯ごたえを楽しめます。

【材料】

• 米…300g
• ホタテの缶詰…1缶
• 水…適量
• しょうが…1かけ
• <A>
• しょうゆ…大さじ1
• 酒…大さじ1
• 塩…小さじ1/2

1. 炊飯器の釜に、といだ米、ホタテ缶詰の汁、水を入れてから、ホタテも加える。
2. 1にAを加えたら、炊飯する。
3. 炊き上がったら、千切りにしたしょうがを加えて、軽く混ぜる。

缶詰を使って、ホタテご飯を作る際には、汁も使いましょう。缶詰の汁も使うことで、ホタテの旨味を余すことなく、炊き込めます。汁を使うことで味の深みが増します。しょうがを加えることで、香りも良くなります。

冷凍ホタテは、水に数分漬けて、包丁で切れる程度まで解凍します。食べやすい大きさに切ったら、酒をかけて混ぜておきます。そうすると、冷凍ホタテ特有の生臭さが抑えられます。さらに、ホタテを調味料で煮てから炊飯することで、臭みもなく、ホタテの出汁の旨味を感じられるホタテご飯になります。

【材料】

• 米…3合
• 干しホタテ貝柱…40g
• 水（貝柱を戻すため）…200ml
• 青ネギ…適量
• <A>
• 酒…大さじ3
• しょうゆ…大さじ3

1. 干しホタテ貝柱に水入れて、一晩おいて、戻す。
2. 炊飯器の釜に米、1の戻し汁、Aを入れる。
3. 炊飯器の目盛りまで水を足して、炊飯する。
4. 食器に盛りつけた後に、青ネギを散らす。

干しホタテ貝柱は、旨味が凝縮されています。戻す際に、お湯を使えば時短になりますが、水で一晩かけて戻した方が旨味は引き出せます。戻す時間はかかってしまいますが、ホタテご飯を簡単に作れます。ボイルや缶詰、冷凍とは違った旨味があります。

ちなみに、レシピでは洗わない米を使用しています。必要に応じて、米は洗って水を切ってから、使用してください。

【材料】

• コーン缶…1缶（120g）
• ホタテ水煮缶…1缶（135g）
• アスパラガス…2本（50g）
• 米…2合
• 液みそ…大さじ1.5
• バター…大さじ1

1. コーン缶は、ざるにあけておく。
2. ホタテ水煮缶は、ホタテと汁に分けておく。
3. アスパラガスは、斜め3cmに切る。
4. 洗って水を切った米を炊飯器の釜に入れ、ホタテの汁を入れて目盛り通りに水を注ぐ。
5. 液みそを加えて、軽く混ぜる。
6. コーンとホタテを入れて、炊飯する。
7. 炊き上がったら、アスパラとバターを加えて5分ほど蓋をする。

ホタテご飯はしょうゆ味が人気ですが、みそバター味とも相性が良いです。液体みそはだし入りで溶けやすいので、手間を減らせます。固形のみそを使う場合には、しっかりと溶かしてください。また、固形のみそにはだしが入っていないものもありますので、必要に応じて、だしを追加してみてください。

【材料】

• 冷凍ホタテ…3個
• しそ、紅ショウガ、刻みのり、一味唐辛子…お好みで
• <だし汁>
• 黄金だし…60ml
• しょうゆ…10ml
• みりん…10ml
• 砂糖…10ml

1. 冷凍ホタテを軽く水洗いし、凍ったままの状態で、だし汁の中へ入れて煮る。
2. だし汁が4～5割位煮詰まって減ってきたら、ホタテの貝柱をおたまでほぐす。
3. ほぐして、ひと煮立ちしたら、炊いた白飯にホタテをのせて、お好みでだし汁もかける。
4. しそや紅ショウガ、刻みのり、一味唐辛子をお好みでかける。

男飯のような豪快な、ホタテご飯レシピです。炊き込まないので、時間がかかりません。白飯に乗せずに、そのままおかずとしても食べられます。だし汁は甘めの味付けです。甘いのが苦手な人は、砂糖を省略しても構いません。だし汁の量は、ホタテが浸る程度にしましょう。ホタテの大きさや鍋の大きさに応じて、調整してください。

ホタテご飯の基本レシピから人気のアレンジレシピまで幅広く紹介しました。ホタテご飯は家に常備してある調味料で簡単に作れます。ホタテの保存方法は、缶詰やボイル、冷凍、干し貝柱があります。それぞれの特徴に合った作り方をすると、より一層、旨味が増します。紹介したホタテご飯の人気レシピを、献立の参考にしてみてください。