グレイビーソースの簡単基本レシピ！ソースの活用メニューも紹介！

グレイビーソースとは、ステーキ等の肉料理に使われるソースです。グレイビー（gravy）は英語で肉汁を意味します。グレイビーソースは牛肉だけではなく、豚肉や鶏肉の肉汁からも作ることができます。プロもよく使う人気ソースで、レストランでよく使われます。

もちろん簡単に作れるレシピがあり、家庭でも作ることができます。万能グレイビーソースの基本的なレシピから、プロ顔負け人気レシピを紹介します。全て簡単に作ることができるレシピです。

グレイビーソースと聞くとプロが作る本格的なソースで、作るのが難しいイメージがあります。しかし、簡単にソースを作れるレシピがあります。グレイビーソースはアレンジレシピが多いですが、まずは基本的なレシピを紹介します。

【材料】

• A水…100㏄
• A鶏ガラスープの素…小さじ１
• A醤油…大さじ１
• A塩コショウ…少々
• バター…10g

• 肉汁が残っているフライパン

【作り方】

1. 肉汁が残っているフライパンに、バターを入れ溶かします。
2. バターが溶けたら、Aを加えます。
3. フライパンを揺らしながら、煮詰めます。
4. 煮詰まったら完成です。

グレイビーソースを作る時は、肉汁が必要です。間違えて肉汁を捨てたり、キッチンペーパーで全てふき取ってしまわないように注意しましょう。肉を焼いた後には、焦げが残ることがあります。多くの焦げが残ったままグレイビーソースを作ると、余分な苦みが入ってしまいます。

少しの焦げであれば問題ありませんが、多く焦げが残った場合はグレイビーソースを作る前に取り除きましょう。グレイビーソースは肉汁を使うので、味が濃くなってしまうことが多いです。レシピ通りに塩コショウを加える前に、味見をきちんとしましょう。このようにコツさえ押さえれば、簡単にグレイビーソースを作ることができます。

市販のソースは密閉して包装されているので、1か月など長期で保存できることが多いです。グレイビーソースのように手作りのソースは、市販のソースに比べて長く持ちません。冷蔵保存をしたい場合は、グレイビーソースを冷ましてからタッパーに入れます。蓋をしっかり閉め、2～3日の間には消費してください。

冷凍保存をしたい場合は、製氷機にグレイビーソースを入れると便利です。キューブ状に保存できるので、使いたいだけ使うことができます。冷凍保存は通常1～2ヶ月持ちます。しかし、長く保存していると味が落ちてしまうので、なるべく早めに消費してください。

【材料】

• 牛もも肉…500g位塊
• サラダ油…大1
• 鷹の爪…1本
• ニンニク…1ケ
• A玉ねぎ…中1個
• A醤油…大3～4
• A砂糖…大1
• A日本酒…大5
• A白だし…大1
• B醤油…大3
• B酢…大3

1. フライパンに油をひき、すりおろしたニンニクと鷹の爪を炒めます。
2. ニンニクの香りが出てきたら牛もも肉を入れ、両面に焼き目をつけていきます。
3. 蓋をして、少し火を通します。
4. 牛もも肉の両面に焼き目がついたら、フライパンから取り出します。
5. フラパンに、和風グレイビーソース用の玉ねぎを入れます。
6. Aを加え、蓋をして10分間煮ます。
7. 6を取り出し、フードプロセッサーでペースト状にします。
8. グレイビーソースを作った後のフライパンに、Bとお好みで鷹の爪を加え沸騰させます。
9. 袋に牛もも肉と8のタレを入れ、空気をしっかり抜いて閉め、1日冷蔵庫で保存します。
10. 牛もも肉を薄く切り、丼にご飯、お好みの葉物を入れて肉を並べます。
11. 和風グレイビーソースをかけたら完成です。

洋風よりも和風が好きな人におすすめのレシピです。グレイビーソースは赤ワインを使うことが多いですが、和風グレイビーソースのレシピは日本酒を使います。袋に牛もも肉とタレを入れた後は、しっかり空気を抜きましょう。ご飯の上に乗せる葉物は、水菜やクレソンがおすすめですが、他の葉物でも大丈夫です。

サーモンのステーキにグレイビーソースをかけたレシピです。シンプルですが、グレイビーソースの旨味が引き立つ料理です。サーモンは焼く前に塩コショウをふりかけ、少し時間を置き味を馴染ませます。サーモンを焼くだけのレシピで、とても簡単です。

ビスケット&グレイビーはアメリカで人気の料理です。朝食によく食べられます。グレイビーソースに豚肉を使っているので、朝からボリュームのある料理を食べたい人におすすめのレシピです。グレイビーソースといってもワインではなく牛乳を使っているので、非常にクリーミーな味わいです。

【材料】（2人分）

• 豚肉ロース…2枚
• 卵…3個
• 小麦粉…適量
• バター…10g
• 粉末パセリ…適量
• バター…適量
• A中濃ソース…大2
• Aケチャップ…大2
• Aはちみつ…小1

1. 豚肉ロースの脂肪部分と全体に、包丁で切れ目を入れます。
2. 小麦粉を薄くまぶします。
3. 卵にパセリを加え混ぜます。
4. フライパンにバターを溶かして、豚肉ロースの脂肪部分のみに火を通します。脂肪部分を、フライパンで押し付けるように焼きます。
5. 脂肪部分が焼けたら、3を豚肉ロースに絡めます。
6. フライパンにバターを追加し、卵を絡めた豚肉ロースを焼きます。
7. 火が通ったら、豚肉ロースを皿に移ります。
8. フライパンにAを入れ、ふつふつと煮立ったらグレイビーソースの完成です。

子どもが大好きなピカタのレシピです。豚肉ロースに包丁で切れ目を入れる際は、表だけでなく裏も切れ目を入れます。卵とパセリを混ぜるときに、隠し味でカレーパウダーを少し入れると、よりコクがでます。カレーパウダーありのレシピも試してみましょう。

【材料】（3人分）

• 牛もも肉塊…300g（常温に戻す）
• 塩…牛肉の0.8％
• コショウ…適量
• A玉ねぎ…1個
• A人参…1本
• Aニンニク…1かけ
• オリーブオイル…大2
• 水…200ml
• バター…20g
• 薄力粉…小2
• 塩コショウ…少々

1. 牛肉に、塩コショウを全体的にまぶします。
2. オリーブオイルをフライパンに入れ、牛肉の表面を焼きます。
3. 牛肉の全面が焼けたら別容器に移し、スライスしたAの野菜を入れ、色がつくまで炒めます。
4. 野菜が焼けたら、火を止めて牛肉を野菜の上に置き、蓋をして10分おきます。
5. 10分経ったら肉をひっくり返し、蓋をして更に10分おきます。
6. 10分経ったら、肉汁を出すために火にかけます。
7. 肉汁が出てきたら、火を止めて10分おきます。
8. 肉を取り出し、アルミホイルでしっかり包みます。
9. フライパンに残った野菜に水を加え、半分の量になるまで煮ます。
10. 半量になったら、しっかりこして出汁を取り出します。
11. バターと薄力粉を混ぜ、ブールマニエを作ります。
12. 10の汁をフライパンに戻し、中火にかけます。
13. ブールマニエを入れ、とろみをつけます。
14. とろみがついたら火を止め、塩コショウを加え混ぜます。
15. 牛肉をスライスし、グレイビーソースをかけたら完成です。

牛肉の焼き加減のチェック方法は、肉の中心の温度でチェックします。肉の中心が54度でレア、60度でミディアムになります。ブールマニエは、グレイビーソースのとろみをつけるために作ります。ブールマニエを作る時は、薄力粉の粉っぽさがなくなるまで混ぜます。

サーロインを使った本格的なステーキレシピです。グレイビーソースは新玉ねぎを使うので、甘みが出ます。肉の漬けタレを、そのままグレイビーソースに使うレシピです。

ラム肉を使った本格的なレシピです。ラム肉はビタミンや必須アミノ酸が含まれている、非常に栄養価が高い食材です。カロリーが低いので、ダイエット中に肉が食べたい方におすすめです。

グレイビーソースを使ったレシピを紹介しました。牛肉だけではなく、豚肉や鶏肉にも使える万能なソースです。本格的でプロ顔負けのレシピから、家庭で簡単に作れる人気レシピが多くあります。レシピ自体はシンプルで簡単なものでも、グレイビーソースをかけることでプロ級の料理に仕上がります。

加えるもので、全く違う風味のグレイビーソースが出来上がります。オリジナルのレシピも作り、ぜひ試してください。