カップヌードルで茶碗蒸しが作れる！とても簡単な作り方は？

カップヌードルで作る茶碗蒸しは数年前にテレビやSNSで話題となりましたが、今では日清食品の公式サイトでも作り方を紹介しているくらいメジャーな食べ物となりました。

しかし、カップヌードル茶碗蒸しの存在は知っていても、作ったことはないという人もまだまだ多いのではないでしょうか?本記事ではそういった人たちのために、カップヌードルを使った茶碗蒸しの作り方について詳しく説明していきます。

また、茶碗蒸し作りにおすすめのカップヌードルの種類や、カップヌードル茶碗蒸しを作ってみた人たちの口コミも紹介します。初めてカップヌードル茶碗蒸しを作る際には、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

【材料】

• 好きなカップヌードル 1個
• 卵 1個

1. カップヌードルをいつも通り作り、麺を食べきります。
2. 残ったスープを耐熱容器にうつします。
3. 溶き卵を1に入れて軽くかき混ぜます。
4. ラップをして600wのレンジで2分ほど加熱します。
5. 卵が適度にかたまったら完成です。

カップヌードル茶碗蒸しの作り方はとても簡単で、誰でも簡単に作ることができます。麺を食べきったらカップヌードルのスープを耐熱容器にうつして、そこに溶き卵を加えてレンジで加熱するだけです。

加熱時間は残りスープの量や電子レンジの機種によっても変わるので、何分加熱するかは茶碗蒸しの様子を見なが調節していきましょう。あまりカチカチに固まってしまっても美味しくないので、固まり具合を見ながら少しずつ加熱していくと美味しい茶碗蒸しが作れます。

カップヌードルの容器は短時間ならそのままレンジにかけることもできますが、場合によっては変形したり底が抜けてしまったりする危険性もあります。そのため、カップヌードル茶碗蒸しを作る場合には、きちんと別容器に移し替えて作ったほうが良いでしょう。

一番適した容器は底の深い耐熱容器です。レンジで加熱すると卵がふくらんでくるので、浅い容器で作るとあふれてしまうこともあります。マグカップや湯のみのような底の深い耐熱容器で作るのが一番失敗がありません。特にマグカップには取っ手がついているので、カップが熱くなってもレンジから取りだしやすくておすすめです。

もちろん家に茶碗蒸し用の容器があれば、それで作ってもかまいません。茶碗蒸し用の容器には蓋がついているので、いちいちラップをする手間もなくなります。また、茶碗蒸し用の容器であれば見た目も良くなり、本格的な茶碗蒸しの気分が味わえます。

カップヌードル茶碗蒸しを作る時は、できるだけカップヌードルのスープを残すようにしましょう。スープが少ないと美味しい茶碗蒸しが作れなくなってしまいます。同じように、具もなるべく残しておくことをおすすめします。具がなくてもカップヌードル茶碗蒸しは作れますが、具があったほうが美味しく見た目も豪華な茶碗蒸しが作れます。

逆に、麺は小さなカケラも残さずキレイに食べきるようにしましょう。麺の残りが入っていると、せっかくの茶碗蒸しも残り物感が出てしまいます。卵は基本的には1個でちょうど良いですが、汁が多い場合は2個に増やすなどして調節しましょう。

もしもレンジで加熱している最中に吹きこぼれてしまう場合は、電子レンジの出力を弱めてみましょう。また、卵は卵黄の膜が残っていると電子レンジで加熱した際に破裂して危険ですので、必ずきちんと溶いてからレンジに入れるようにしましょう。

カップヌードルの中でも一番人気のシーフード味ですが、茶碗蒸し作りにもおすすめの商品です。海鮮の旨みを生かしたスープになっているため、まるでカニの茶碗蒸しのような味わいになります。

ただ、卵を混ぜることで味がマイルドになるので、カップヌードルをそのまま食べた時よりも風味は落ちてしまいます。もう少し海鮮の味を強く味わいたい場合は、シーフード系の調味料などを加えてみても良いでしょう。

カップヌードルの定番商品、しょうゆ味も茶碗蒸し作りにおすすめの商品です。もともと日本の調味料であるしょうゆを使ったスープですので、和食である茶碗蒸しとの相性も抜群です。

また、具材にエビが使われているため、本物の茶碗蒸しのような美味しさを味わえます。謎肉と呼ばれているかたまり肉も卵と良くあって美味しく、ボリュームが出て食べ応えもばっちりです。

カップヌードルのしょうゆ味はブラックペッパーが結構きいていますが、卵を加えるとそのスパイシーな味がだいぶ消えます。優しい味わいの茶碗蒸しが好きな人はこのままでも十分ですが、茶碗蒸しを作る時にブラックペッパーを追加してみるとカップヌードルらしい味が楽しめます。

茶碗蒸しにカレー味というと少し意外な感じもしますが、もともとカレーと卵の相性は良いのでカップヌードルのカレー味も茶碗蒸しに良くあいます。シーフード味やしょうゆ味と同じように卵を入れることでカレーの強いスパイス味が消え、マイルドな味わいになります。

しかし、カレー味の場合は強いスパイスの味が消えることで、茶碗蒸しにもちょうど良い味の仕上がりとなっています。カレー味の具材であるじゃがいもや玉ねぎもいい味を出していて、卵とよくなじんで美味しい茶碗蒸しが出来上がります。

カップヌードルのトムヤンクン味を使うと、普通の茶碗蒸しとはまた一風変わったエスニック風味の茶碗蒸しが作れます。卵のおかげで辛さもだいぶおさえられるので、辛いのが苦手な人でも食べやすい味に仕上がります。

ただ、色々な香料が入っているため、レンジで加熱すると他の味のスープよりも破裂しやすくなります。こまめに様子を見たり、レンジの加熱時間を短めにするなどして注意しながら作りましょう。

カップヌードル茶碗蒸しを作ってみたの人のほとんどは、本当に美味しいのかどうか半信半疑でチャレンジしていました。しかし、実際に作って食べてみると美味しくてびっくりしたという人が多く、良い意味で予想を裏切られているようでした。茶碗蒸しが好きで毎日食べているような人からも、カップヌードル茶碗蒸しは本当に美味しいと高い評価を得ています。

しかし、見た目は本物の茶碗蒸しにはかなわないようで、キレイな茶碗蒸しを作れたという人はあまりいませんでした。ただ、カップヌードル茶碗蒸しはもともとがカップヌードルの残ったスープを使った料理であるため、他に人に出すことを前提として作っている人はいません。そのため、ほとんどの人は見た目にはそこまで気を使っていないようでした。

また、残ったスープの量や加熱時間の調節が少し難しいようで、スープが多すぎて卵ひとつでは固まらなかった人や、逆に少なすぎて卵とじのようになってしまったという人もいました。こればかりは何回か試してみて、自分の好みの量や加熱時間を見極めていくしかないかもしれません。

他にも、味が濃いという人やカップヌードルの味でくどいという人も中にはいました。味が濃すぎる場合は卵を入れる時に一緒に少しお湯を足すと良いでしょう。味がくどいと感じる人は、あっさり味のカップヌードルを選んで使うのもひとつの手です。

カップヌードルを使った茶碗蒸しについてまとめました。一般的な茶碗蒸しは作るまでに手間も時間もかかりますが、カップヌードルを使った茶碗蒸しは短時間で簡単に作ることができます。また、カップヌードルも卵も安く手に入るため、お金をかけずに茶碗蒸しが作れるのも大きなメリットです。

カップヌードルには紹介した商品以外にも色々な種類があります。チリトマト味や味噌味など、一見茶碗蒸しにはあわなそうな味でチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。もしカップヌードルを食べる機会があれば、ぜひ一度短時間でできる簡単茶碗蒸しに挑戦してみてください。