じゃがいもと卵の定番レシピ集！毎日の献立に困らない基本食材の使い方！

家庭に常備されていることの多いじゃがいもと卵は、毎日の献立に役立つお助け食材です。この2つの食材を使ったレシピは無数にあり、和洋中さまざまな味付けで楽しむことができます。そこで便利食材であるじゃがいもと卵を使ったレシピを、本記事では3つのジャンルに分けて紹介していきます。

定番のオムレツ・ガレットのレシピの他、じゃがいもと卵を使ったボリューム満点なサラダのレシピ、ほっこり温まるスープのレシピもまとめています。毎日の献立に役立つレシピが揃っていますので、ぜひ活用してみてください。

【材料】

• ベーコン…1枚
• じゃがいも…1個（150g）
• オリーブオイル…大さじ1
• 塩…ひとつまみ
• こしょう…少々
• 卵…1個
• パセリ…適量

1. ベーコンは5mm幅、じゃがいもは皮付きにまま薄切りにします。
2. フライパンにオリーブオイルを敷き、じゃがいもを少しずつ重ね円状にします。
3. 塩・こしょうを振って、円の中央にベーコンを入れます。
4. ベーコンがこんがりするまで炒め、取り出します。
5. じゃがいもをフライ返しで抑えながら2分程度焼きます。
6. じゃがいもを上下に返し、塩こしょうを振ったら卵を中央に割り入れます。
7. 蓋をして卵の白身に火が入るまで弱火で2分程度蒸します。
8. 蓋を取って、じゃがいもにこんがり焼き色がつくまで中火で2分程度焼きます。
9. 器に盛りベーコン、パセリを乗せ、お好みでケチャップをかけて完成です。

皮が薄く調理しやすい三方原馬鈴薯を使った、簡単ガレットのレシピです。三方原馬鈴薯を使ったレシピですが、もちろんどんな銘柄のじゃがいもで作ってもOKです。じゃがいもは薄く切ることで火の通りが早くなり、食感も良く仕上がります。

【材料】

• 春巻きの皮…2枚
• ハム…2枚
• ポテトサラダ…120g
• 水溶き薄力粉（薄力粉・水）…各大さじ1
• サラダ油…適量
• 卵黄…2個分
• 黒こしょう…適量

1. 春巻きの皮にハムを乗せ、ポテトサラダをこんもり土手状に盛り付けます。
2. 水溶き薄力粉を横に塗って折りたたみしっかり止めます。
3. 縦も同様に塗りしっかり止めます。
4. アルミホイルを敷いた天板にサラダ油を薄く塗り、（3）を乗せます。
5. 春巻きの皮にサラダ油を塗り、トースターで5〜7分焼き色がつくまで焼きます。
6. 取り出したら中央に卵黄をのせ、黒こしょうを振って完成です。

じゃがいもの定番料理、ポテトサラダが余ったら簡単なアレンジレシピで楽しみましょう。春巻きの皮をガレット風にアレンジしたこのレシピは、食べ応えがあり軽食にぴったりなメニューです。中央に落とした卵黄をトロリと絡めていただいてください。

【材料】

• じゃがいも…2個
• バター…10g
• Aカレーパウダー…小さじ1/2
• A醤油…小さじ1/2
• A塩こしょう…適量
• 卵…2個
• とろけるチーズ…大さじ2
• パセリ…適量

1. じゃがいもは皮をむき、千切りにして水にさらします。
2. フライパンにバターを熱し、よく水気を切ったじゃがいもを炒めます。
3. Aの調味料を加え炒めます。
4. じゃがいもに火が通ったら中央に卵を入れます。
5. チーズをかけ、蓋をして卵白が白くなるまで焼きます。
6. 卵に火が通ったらパセリを散らして完成です。

「巣ごもり卵」とは野菜の中央に卵を割り入れて、鳥の巣のように見立てる料理のことです。じゃがいもにカレー味をつけることで、より卵の美味しさが引き立つレシピになっています。簡単に作れて見た目も可愛いので、小さな子供に喜ばれるレシピです。

【材料】

• フライドポテト…適量
• 卵…小さめ8個(大きめの場合6個）
• カマンベールチーズ…1個
• 生クリーム…100ml
• 塩こしょう…適量
• オリーブオイル…適量

1. ボウルに入れた卵に生クリーム、塩こしょうをしてよくかき混ぜます。
2. 冷凍したままのポテトを卵液に入れ、ラップをしてレンジで2分加熱します。
3. 周りの固まった卵を削ぐようにかき混ぜ、レンジ加熱を3回ほど繰り返します。
4. 深めの鍋にオリーブオイルを多めに入れます。
5. 先ほどの卵を1/3入れ、チーズを中央に入れます。
6. 残りの卵を全て入れたら蓋をして極弱火で5〜10分ほど加熱します。
7. 卵の側面を剥がし、ひっくり返して反対側を焼いたら完成です。

カマンベールチーズを丸ごと1個使う、ボリューム満点なオムレツのレシピです。冷凍フライドポテトを使った時短レシピですので、じゃがいもを切るのが面倒な人にもおすすめのレシピです。卵をひっくり返すときはまな板等を使い、火傷に気をつけて行なってください。

【材料】

• じゃがいも（男爵系）…500g
• 玉ねぎ…1/2個
• サラダ油…100ml〜200ml
• にんにく…あれば1かけ
• 牛ミンチ…250g
• 塩…4.5〜5g
• 砂糖…5g
• とんかつソース…20ml（あれば）
• 卵…5〜6個

1. じゃがいもは皮をむいて半分に切ったら、4〜5mmの半月切りにします。
2. 玉ねぎは半分に切って繊維に沿って薄切りにします。
3. にんにくは半分に割り、芽を取ります。
4. フライパンに切った野菜を加え、サラダ油で揚げるように炒めます。
5. 最初は強火で泡が出てきたら弱火にします。
6. 10分ほど炒めてじゃがいもが柔らかくなったらザルで油を切っておきます。
7. 同じフライパンでミンチを炒め、塩2〜3gをかけます。
8. 砂糖ととんかつソースを加え、ミンチ肉にしっかり味付けします。
9. じゃがいもの上にミンチを入れて、油切りします。
10. ボウルに卵を割り入れ、残りの塩を加えてよく混ぜます。
11. じゃがいもとミンチ肉を卵に加え、よくかき混ぜます。
12. 温まったフライパンに油大さじ1を熱し、卵液を加えます。
13. 蓋をして弱火で8分ほど焼き、卵をひっくり返します。
14. 裏も3〜4分焼いたら完成です。

スペイン風オムレツのレシピはいくつもありますが、このレシピは基本の本格的な作り方になっています。このレシピを覚えれば、いろいろアレンジもできるので覚えておくと良いでしょう。たっぷりの油でじゃがいもを揚げ焼きすることで、ホクホクした食感に仕上がります。牛ミンチの他、合い挽き肉で作っても良いでしょう。

「農夫の朝食」とはドイツでよく食べられている、じゃがいも、玉ねぎ、ベーコン、ウインナーなどをこんがり炒めて卵で閉じた料理です。じゃがいもをよく食べるドイツではポピュラーなレシピで、「朝食」というネーミングですが夜に食べられることも多いようです。このレシピではほうれん草を加えることで、栄養バランス良く仕上がっています。

【材料】

• じゃがいも…大2個
• 卵…3個
• ウインナー…5本
• Aマヨネーズ…大さじ3
• A塩…少々
• A砂糖…少々
• A黒こしょう…少々
• パセリ…少々

1. 沸騰したお湯に卵を入れ、7分茹でます。
2. ウインナーは斜めに3等分し、フライパンで焦げ目がつくまで焼きます。
3. じゃがいもの皮をむき、一口大に切ります。
4. 切ったじゃがいもは水から30分茹で、水気を切ってボウルに入れます。
5. じゃがいもにAの調味料を加え、よく混ぜ合わせます。
6. 半分に切ったゆで卵とウインナーをトッピングします。
7. さらにマヨネーズをかけ、パセリを散らしたら完成です。

ウインナーとゆで卵をトッピングした、食べ応え満点なポテトサラダのレシピです。固茹でのゆで卵が好きな場合は、茹で時間を長めにして作ってみてください。いつものポテトサラダとはひと味違う、おかずにもおつまみにもなるレシピです。

【材料】

• A白ワインビネガー…大さじ1
• Aエクストラバージンオイル…大さじ1
• Aはちみつ…大さじ1/2
• A塩…2つまみ
• A黒こしょう…少々
• サニーレタス…ボウル1杯分
• 玉ねぎ…1/8個
• ゆで卵…2個分
• トマト…1個
• じゃがいも…1個
• ツナ…1/2缶
• アンチョビフィレ…2切
• アスパラガス…3本
• ブラックオリーブの輪切り…15g

1. Aの材料を瓶に入れ、よく振ってドレッシングを作ります。
2. 洗ったサニーレタスは水気を切っておきます。
3. 玉ねぎは千切りにし塩を振ってしばらく置き、水ですすいで手で絞ります。
4. ゆで卵は縦に4等分、トマトは8等分にカットします。
5. じゃがいもは8等分し、500wのレンジで3分加熱します。
6. ツナは油を切って軽くほぐし、アンチョビは油を切っておきます。
7. アスパラは塩茹でし、ブラックオリーブは水気を切ります。
8. 材料を順番に乗せ、ドレッシングをまわしかけたら完成です。

フランスのニースで食されている、ニース風サラダのレシピです。具沢山で、さまざまな野菜の味が口の中で混ざり合う贅沢なサラダです。定番人気の具材はじゃがいも、ゆで卵、アンチョビ、ツナなどですが、レシピに決まりはないのでお好みの野菜で作ってみましょう。

【材料】

• じゃがいも…4個
• 人参…1本
• 半熟ゆで卵…4個
• バター…大さじ2
• マヨネーズ…大さじ2
• にんにくみじん切り…2かけ分
• ベーコン（ハーフサイズ）…8枚
• 玉ねぎ（スライス）…1/2個
• コンソメ…小さじ1
• 塩こしょう…少々
• ブラックペッパー…お好みで

1. じゃがいも、人参は一口大に切り茹でます。
2. ボウルにじゃがいも、人参を入れ、コンソメを加えてよく和えます。
3. フライパンにバターを熱し、マヨネーズ、にんにく、ベーコンを炒めます。
4. ベーコンがカリッとしてきたら玉ねぎを加えさらに炒めます。
5. （4）をボウルに加え混ぜ合わせ、食べやすく切ったゆで卵を加えます。
6. 塩こしょうで味を整え全体を混ぜ合わせたら完成です。

ポテトサラダのようなジャーマンポテトのような、不思議な感覚のレシピです。マヨネーズは炒めてから加えることで酸味が適度に飛び、まろやかな味わいになります。コンソメの優しい味わいで、子供でも食べやすいサラダです。

ディジョンマスタードとフライドオニオンがアクセントになった、おつまみに人気のデリ風ポテトサラダのレシピです。半熟ゆで卵と粉チーズ、黒こしょうの組み合わせは、まるでカルボナーラを彷彿とさせます。いつものポテトサラダとはひと味違う、おしゃれでお酒が進む一品です。

じゃがいものシャキシャキした食感を生かした、電子レンジで簡単に作れるサラダのレシピです。卵を混ぜ合わせたコクのあるソースが、千切りじゃがいもによく絡みます。食感が良くなるようじゃがいもを水にさらすのがレシピのポイントです。

【材料】

• じゃがいも…中2個
• 玉ねぎ…中2/3個
• 人参…中1/3本
• 結びしらたき…400g
• ソーセージ…4本
• ゆで卵…2個
• A水…600cc
• A固形コンソメ…1個
• A濃口醤油…大さじ1/2
• A塩…少々
• 粒入りマスタード…適量

1. じゃがいもは半分に切り、水にさらしたら水気を切っておきます。
2. 玉ねぎは2〜3cm幅のくし切り、人参は大きめお乱切りにします。
3. しらたきはさっと茹でます。
4. 鍋に全ての材料とAの材料を入れ、中火で25分ほど煮ます。
5. お好みでマスタードをつけていただきます。

いつものおでんに飽きたという方におすすめな洋風おでんのレシピです。ポトフのようなにスープまで美味しく飲み干せるレシピですので、寒い日にぜひ作ってみてください。

【材料】

• 卵…3個
• キャベツ…1/6玉
• じゃがいも…大1個
• 干しエビ…大さじ1
• サラダ油…適量
• ごま油…小さじ1/2
• 塩・こしょう…適量
• 片栗粉・水…各大さじ1
• A豆板醤…小さじ1
• A生姜・にんにく…各1かけ
• A長ネギ…1/3本
• 鶏がらスープ…500ml
• 醤油…小さじ1/2
• 紹興酒…小さじ1

1. ボウルに卵を割り入れて、塩こしょう、水溶き片栗粉を加え溶きます。
2. じゃがいもは7mm幅に切って軽くボイルします。
3. 熱したフライパンに油をしき、卵を焼きます。
4. 卵に焼き色がつき両面焼けたら取り出しておきます。
5. フライパンに油を入れAの材料を炒めます。
6. じゃがいも、一口大に切ったキャベツを加え炒めます。
7. 熱湯で戻した干しエビも加え炒めます。
8. スープ、醤油、紹興酒、先ほどの卵を加えます。
9. 卵をほぐしたらじゃがいもに火が通るまで煮ます。
10. じゃがいもに火が通ったらごま油をかけて完成です。

じゃがいもと卵焼きが入った、ボリューム満点のおかずになるスープのレシピです。卵に水溶き片栗粉を加えることで、もっちりした卵焼きに仕上がります。ピリッとした豆板醤の辛さが食欲をそそる、寒い日にぴったりなレシピです。

【材料】

• じゃがいも…2個
• ハーフベーコン…4枚
• 水…200cc
• 豆乳…200cc
• とろけるチーズ…30g
• 塩…少々
• 黒こしょう…少々
• バター…10g
• 温泉卵…2個

1. じゃがいもは一口大、ベーコンは1cm幅に切ります。
2. 鍋にバターを熱し、じゃがいも、ベーコンを炒めます。
3. 水を加え、じゃがいもが柔らかくなるまで弱中火で7分ほど煮込みます。
4. じゃがいもが煮えたら豆乳を加え、チーズ、塩こしょうを加えます。
5. 仕上げに温泉卵と黒こしょうを乗せたら完成です。

豆乳の優しい味わいがじゃがいもにぴったりな、ほっこり優しい味わいのスープです。仕上げにトッピングした温泉卵の卵黄を崩しながらいただきます。豆乳は分離しやすいので沸騰しないよう注意してください。

北海道のソウルフード「スープカレー」を自宅で簡単に再現できる人気レシピです。じゃがいもや人参に、鶏肉とスパイスの旨味が染み込まみす。ホクホクした食感を味わうため、じゃがいもは大ぶりに切りましょう。

どこの家庭にもある便利な食材、じゃがいもと卵を使った人気レシピを紹介しました。どのレシピも比較的簡単で、自宅で作りやすいものばかりです。じゃがいもと卵は子供にも大人にも人気で万人受けする食材ですので、どのレシピでも喜ばれることでしょう。

じゃがいもと卵というありふれた食材も、少しの工夫とアイデアでスペシャルな料理に早変わりします。煮ても、焼いても、茹でても美味しく食べられますので、ぜひレシピを参考にしてみてください。