ターメリックの人気レシピ！カレー・パエリア等の料理にお手軽スパイス！

ターメリックはコリアンダーやクミン同様、非常にポピュラーなスパイスです。タンドリーチキンやカレー、手羽元のスパイス煮込みなど、数多くの料理に使用されています。カレーを食べたことが有る人なら、必ず一度は口にしていることでしょう。

本記事では、そのターメリックを使った人気料理のレシピをまとめてみました。また、ターメリックについての基本情報も簡単に紹介しますので、そちらも併せてチェックしていきましょう。

ターメリックは鮮やかな黄色とやや土臭い香りが特徴のスパイスです、原産国はインドで、日本では知っての通りウコン（鬱金）の名で知られています。その歴史は古く、何とインドでは紀元前の時代から栽培されています。

ターメリックには肝機能を増進する効果が有るとされています。二日酔い防止効果を謳う錠剤やドリンク剤が多数発売されているのも、この効果に拠るものです。他には高脂血症やそう痒への有効性が示されているそうですが、現時点では更なる検証が必要とされています。

料理への使い道ですが、一見すると広い様に感じますが実際には狭いと言って良いでしょう。それはターメリックの風味が強いことに要因があります。

逆にターメリックの風味を活かした料理には、このスパイスは絶対に欠かせない存在です。もしターメリックの入っていないカレーが合ったとしたら、それはとても間の抜けた味わいとなるでしょう。

ターメリックを大量に摂取した場合、体調に支障をきたす可能性があります。ターメリックは胃を刺激するので、大量に摂り過ぎてしまうと胃が炎症を起こしてしまうのです。また、肝臓障害を持つ人や妊娠中の女性もターメリックの摂取は控えたほうが良いと言われています。

【材料】（4人分）

• オリーブオイル…大さじ2
• シーフードミックス…400g
• 米(洗わない)…3合
• ピザ用チーズ…150g
• カラーピーマン(1cm輪切り) …3個
• パセリ…適量

• ターメリック…小さじ1
• 塩…小さじ1
• 顆粒コンソメ…小さじ2
• ローリエ…1枚
• 水…540cc

1. フライパンに油を敷き、シーフードミックスと米を入れ、混ぜて油を絡める。
2.  Aを加えて軽く混ぜ合わせたら蓋を閉じ、強火にかける。
3. 10分程して蒸気が立ってきたら弱火に落とし、汁気が飛ぶまで更に10分程炊く。
4. ピザ用チーズとカラーピーマンを入れて蓋を閉じ、弱火で約5分加熱する。
5. 火を止めて蓋を閉じたままで5分程蒸らす。
6. 蓋を開けたら出来上がり。

最初のレシピはお手軽仕様のパエリアです。こちらはサフランの代わりにターメリックを使用したパエリアで、フライパン1つで簡単に調理することが可能です。

【材料】（2人分）

• 鶏もも肉…1枚
• 白米…1と1/2合
• ゆで卵…1個
• トマト…1/2個
• きゅうり…1/4本
• かいわれ大根…1/4パック
• しょうが薄切り…2枚
• にんにく…1片
• 水…270ml
• 酒…大さじ1
• ターメリック（パウダー）…小さじ1
• 黒こしょう…適量
• 塩…小さじ1/2

• しょうが…1/3片(5g)
• にんにく…1片(5g)
• しょうゆ…大さじ1
• 味噌…大さじ1/2
• 砂糖…小さじ2
• レモン汁…小さじ1
• レッドペッパー…適量

1. 鶏もも肉から皮と脂肪を切り取り、塩コショウを振りかける。
2. 切り取った皮と脂肪を細く切り、中火で熱したフライパンで炒める。
3. しょうがの薄切りと、包丁の腹でつぶしたにんにくを加える。
4. 色が付いたら弱火に落とし、白米とターメリックを加えて混ぜる。
5. 白米が黄色に染まり、透明感が出たら炊飯器に入れる。
6. 強火のフライパンで鶏肉を両面共に軽く焼きあげ、そのまま炊飯器に入れる。
7. 水と酒をフライパンに入れて沸騰させ、炊飯器に入れて炊く。
8. Aを混ぜてタレを作る。しょうが、にんにくは細かいみじん切りにして混ぜる。
9. 炊飯が終わったら鶏肉を取り出し、ご飯の水分を飛ばすように混ぜる。
10. しょうがとにんにくを取り出して外し、鶏もも肉を一口大に切る。
11. トマトはくし切り、キュウリは斜め切り、ゆで卵は半分にカットする。
12. ご飯、鶏肉、トマト、かいわれ大根、きゅうり、ゆで卵を皿に盛り付ける。
13. タレをお好きな量だけ掛けたら出来上がり。

続いてのレシピは、東南アジアを代表する人気屋台料理「カオマンガイ」をイメージした一品です。独特の風味を持つターメリックライスとジューシーな鶏もも肉に、醤油ベースの特製ダレを掛けて頂きます。

【材料】（3〜4人分）
〈スパイス〉

• ターメリック…20g
• クミン…14g
• コリアンダー…12g
• ナツメグ…2g
• カイエンペッパー…適量
• みかんの皮…10g
• フェネグリーク…5g
• フェンネル…5g
• シナモン…4g
• ガーリック…適量
• グラニュー…3g
• ジンジャー…3g
• ディル…3g
• オールスパイス…2g
• カルダモン…2g
• クローブス…2g
• スターアニス…2g
• セージ…2g
• タイム…2g
• ブラックペッパー…2g
• ベイリーブス…2g

• 玉ねぎ…2個
• 人参…1本
• リンゴ…1/2個
• オイル…適量
• 豚ロース肉…150g
• バニラビーンズ…適量
• 水…700ml
• ブランデー…適量

1. 全てのスパイスを鍋に入れる。
2. オイル大さじ1を鍋に加え、弱〜中火位で5、6分炒める。
3. 香りが出たら火を止めてカレー粉の出来上がり。
4. たまねぎをみじん切りにして、鍋で炒めていく。
5. 飴色になるまで炒めたら、擦り下ろしたリンゴと人参を加える。
6. 水分が飛ぶまで炒め続けたら、カレー粉を大さじ3ほど加えて更に炒めるする。
7. 鍋に水を加え、中〜強火で沸騰させる。
8. 残りの具材を一口大の大きさに切り、強火で熱したフライパンで炒める。
9. 香り付けとしてフライパンの中にブランデーを適量加え、フランベさせる。
10. 鍋に具材を入れる（フライパンの中の旨味もこそげ取って鍋に加える）
11. 塩で味を調えたら、器に盛り付けて出来上がり。

こちらのレシピは、市販されているGABANのスパイスカレーセットを使用して作られた本格的スパイスカレーです。スパイスから作り上げた自家製カレー粉は、市販のカレールーでは決して味わうことのできない深い香りと味わいが特徴です。

【材料】（3〜4人分）

• サフランライス…適量
• 鶏もも肉…2枚
• レタス…適量
• ミニトマト…6個

• プレーンヨーグルト…100g
• すりおろしにんにく…2片分
• パプリカ…小さじ1
• クミン…小さじ1
• コリアンダー…小さじ1
• ターメリック…小さじ1
• オレガノ…小さじ1
• オリーブオイル…大さじ2
• 塩…小さじ1

• マヨネーズ…50g
• プレーンヨーグルト…大さじ1
• 白ワインビネガー（又は酢）…小さじ1
• 砂糖…小さじ1
• 塩こしょう…少々

• ケチャップ…大さじ3
• デスソース（又はタバスコ）…小さじ1

1. 鶏もも肉の余分な脂を取り除いて筋を切り、肉の厚い部分に包丁を入れておく。
2. マリネ液の材料を全て合わせ、鶏もも肉を入れてよく揉み込む。
3. ポリ袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫で6時間漬け込む。
4. 冷蔵庫から取り出して室温に戻し、レッド、ホワイトソースの材料を全て合わせる。
5. オーブンを200℃に予熱し、鶏肉を10分焼く。
6. 温度を250℃に上げ、様子を見ながら5分焼く。
7. 鶏肉の皮を下に、食べやすい大きさに切る。
8. サフランライス、レタス、チキン、ミニトマトと共に盛り付ける。
9. ソースを掛けたら出来上がり。

続いて紹介するのは、NYの名物B級グルメである「チキンオーバーライス」のレシピです。日本でも近年話題となった一品で、専門店も多数存在します。割りと手間は掛かりますが、味わいの方は間違いなしのクオリティを誇るレシピとなっています。

続いてのレシピは、ホクホクとした食感が人気の「じゃがいものターメリック炒め」です。香り高きターメリックの香りと風味が楽しめる一品で、おかずは勿論のこと、ビールなどのおつまみにもおすすめです。

最後に紹介するレシピは、今話題のターメリックラテのレシピです。別名ゴールデンラテとも言われるこのラテは、 コーヒーの代わりにアーモンドミルクやココナッツミルクを使用し、ターメリックのパウダーをMIXさせたドリンクです。ハリウッドセレブ達の間で流行したことをきっかけに、今では世界的なブームとなっております。

ターメリックを使用した人気レシピを紹介してきました。ターメリックがあれば実に多彩なレシピにチャレンジすることが可能です。この機会にレシピを習得し、スパイシーな料理作りにチャレンジしてみましょう！