さわやかのハンバーグはまずい？中身が生？静岡の人気店の評判と口コミ

静岡のご当地グルメとして評判の炭焼きレストラン「さわやか」のハンバーグ。静岡県出身の長澤まさみさんや、ももいろクローバーZのメンバーの百田夏菜子さんなど芸能人のファンも多くいます。

さわやかは静岡県内にしか店舗がないため、さわやかのハンバーグを目当てに全国から食べに来る人がたくさんいます。特に首都圏から一番近い御殿場店は、繁忙期には最大で5時間待ちになることもあります。

安くて美味しいと評判のさわやかですが、ネット上を検索してみると、一部の口コミではまずいと書かれているものもありました。さわやかのハンバーグが、まずいと書かれていた理由をまとめてみると「期待していたよりもまずい」とか「中まで火がとおっていなくてまずい」とか「冷たくてまずい」という声がありました。

さわやかのハンバーグは、評判通り本当に美味しいのでしょうか？それとも実はまずいのか？調査しました？

さわやかのハンバーグは、何と年間で500万食以上も注文されているのだそうです。そのハンバーグを美味しくて安全な状態で提供するために、さわやかは4つのこだわりを持っています。

さわやかで提供されるハンバーグは牛肉のみが使用されています。牛肉100%にすることで、大腸菌などの病原体の付着リスクを徹底的に減らすことができるのです。また、病原体の付着リスクを減らすために100%ブロック肉（肉のかたまり）だけを使用し、端肉や内臓などは一切使用していません。

さわやかで使用されている牛肉は、産地はもちろん製造過程まで徹底的にこだわって生産されています。さわやかのハンバーグに使われる牛肉の産地は、世界でもっとも安全と言われているオーストラリアの指定牧場で、安全な穀物を与えて健康的にに飼育されています。

オーストラリアの食肉加工工場(HACCP認定工場)では、指定部位(ブロック肉)に内臓由来の微生物が付着しないように製造されています。

工場に入荷したブロック肉は、まず専用の殺菌機を使っての表面殺菌が行われます。殺菌機を通過させたブロック肉は、表面温度で何と110℃から120℃という高温状態となります。コレにより、万が一表面に微生物が付着していても、完全に殺菌されて安全な状態に仕上げられるのです。

工場で成形されたハンバーグは、3〜5個単位で個別にラッピング包装されます。この様にラッピング包装することで、保管＆流通時の微生物の付着や増殖を抑止することができるのです。また、ハンバーグの酸化を防止し、お店で調理される直前まで鮮度維持に効果があります。

工場内では微生物の付着や増殖を防止・抑制するために、10℃以下の環境で製造を行なっています。ブロック肉やハンバーグについては全て5℃以下の温度で保管をし、コンピューターで温度管理を行うといった徹底ぶりです。

ハンバーグを店舗へ出荷する時は、専用の保冷車と保冷コンテナに積み込んで各店へ配送します。店舗到着後は専用の冷蔵庫に収納され、品質管理のため製品温度を測定します。

さわやかでは普通のファミリーレストランと同様に、カレーやステーキといったハンバーグ以外のメニューも豊富に用意されています。ただ、さわやかに行く人のほとんどが名物であるげんこつハンバーグを注文します。

さわやかのハンバーグは、げんこつ状態のままで客席に運ばれてきます。そのためテーブルに提供される段階では表面にしか焼き色がついておらず、中は赤身の状態です。

そこから店員さんが大きなナイフとフォークを使って半分に切り分けます。半分に切り分けたお肉を熱々の鉄板にぎゅーと押し付けて、お肉の中心に火を通していくのです。この時に肉汁が飛び跳ねるので、テーブルの下に敷かれた紙で服に肉汁がつくのをガードします。店員さんがソースをかけてくれるので、鉄板の温度が冷めるまでそのまま待ちましょう。

さわやかのハンバーグの、赤身が苦手でまずいと感じる方には「よく焼き」で注文するのががおすすめです。

徹底した衛生管理の元に生産されたさわやかのハンバーグは、中が赤くても安心して食べることができますが、ハンバーグの赤身が苦手でまずいと感じる方は「よく焼きにしてください」と店員さんにお願いしてください。そうすると、すでに半分に切られて中までよく火を通した状態でテーブルに提供されます。

ただ、さわやかの醍醐味は赤身のハンバーグを食べることなので、よく焼きにすると邪道と呼ばれたり、子供扱いされてしまうことがあります。普段赤身のお肉をまずいと感じてしまう人も、一度さわやかで挑戦してみることをお勧めします。

さわやかのハンバーグにかけるソースには、オニオンソースとデミグラスソースの2種類があります。ただ、さわやかでハンバーグを注文する方の90%ぐらいは、オニオンソースを選択するそうです。よってソースに迷った場合、まずはオニオンソースを注文することをおすすめします。

デミグラスソースも試してみたいという方には、ミックスという注文方法もあります。メニューにはのっていない裏メニューですが、これだとオニオンソースとデミグラスソースを半分ずつ試すことができます。

テーブルには岩塩やタバスコも用意されています。最初の一口は塩だけで食べたいという人や、辛いものが好きな人には、ソースをかけずに食べるのも一つの食べ方です。また、プラス50円で刻みワサビをトッピングすることもできるので、こちらもおすすめです。

twitterで検索すると、さわやかでハンバーグを食べた感想や口コミがたくさん出てきます。目の前で大きな肉の塊を半分に切って焼いてくれるパフォーマンスは、SNS映えもバッチリです。

さわかやのハンバーグは牛肉100%なので、何もかけずに食べると肉の味が口の中に広がります。ハンバーグの中が赤いので、まるでユッケを食べているような感覚に似ています。

外側だけ炭火で火を通すことで、お肉の旨味が中にぎゅっと閉じ込めています。お肉のジューシーさと、さっぱりとしたオニオンソースの甘酸っぱさが絶妙で何度も食べたくなる味わいです。

さわやかは、静岡県内に33店舗のお店がありますが、お店は静岡県内にしかなく、他県には1店舗もありません。さわやかが静岡県内にしか出店しない理由は、ハンバーグの品質を維持するために、静岡県内にあるハンバーグ工場から近い場所にしか出店しないからだそうです。

さわやか御殿場インター店は首都圏から一番近いさわやかです。そのため、さわやかの中でももっとも混雑するお店として評判です。平日でも1時間以上待ちになったり、土日だと2,3時間待ちになることもあります。

混雑を避けるために、開店直後や閉店間際を狙って来店すればスムーズに入れることがあります。反対に土日のお昼や夕方は待ち時間がびっくりするくらい長くなります。

さわやか浜松遠鉄店は、2019年10月に遠鉄百貨店内本館にオープンしたばかりの店舗です。さわやかはロードサイドのお店が多いので車がないとお店に行くのがなかなか大変です。しかしこちらの浜松遠鉄店は浜松駅の目の前にあるので、さわやかの中でもっともアクセスが良い場所にあります。

調査の結果、さわやかのハンバーグをまずいと評価する人はごく一部の人たちでした。まずいと評価する人たちは、ハンバーグを食べる前からハードルがあがりすぎてしまって、まずいと感じて口コミに書いたようです。

また、ソースの選択も重要です。さわやかのハンバーグをまずいと評価する人は、オニオンソースではなくデミグラスソースを選んでしまっていた可能性もあります。勿論味の好みは人それぞれですし、デミグラスソースが決してまずい訳ではないのですが、オニオンソースが支持されていることを考えると、やはりこちらの方が相性は良いのでしょう。

さわやかは高品質なお肉を安価で安全に提供するというお店の方針のため、静岡県でしか食べることができません。旅行や出張などで静岡県にお立ち寄りの際は、ぜひさわやかのハンバーグを食べることをお勧めいたします。