スガキヤメニューのおすすめランキング！安くて美味しい名古屋めし！

スガキヤは、東海地区を中心に近畿や北陸などに300店舗以上展開する人気のラーメンチェーンです。創業は戦争が終わった翌年の1946年のことで、最初は屋号のない甘味処からスタートしました。開業して2年後にはラーメンがメニューに加わり、店名を「寿がきや」と命名しました。

その当時では珍しかったショッピングセンターやスーパーマーケット等への出店を中心に店舗数を増やしてきました。そして現在ではフードコートや路面店はもちろん、大学や図書館にも出店し、とても身近な存在で気軽に食べられる名古屋のソウルフードとなりました。

1958年にはスガキヤの店の看板マスコットである「スーちゃん」というキャラクターが登場して人気です。スガキヤのラーメンとソフトクリームを持ち、三つ編みのヘアスタイルと水玉模様の服を着てとても愛くるしいです。店舗の入り口には看板や人形のスーちゃんが出迎えてくれます。

そんなスガキヤのラーメンは、豚骨スープと昆布や魚介で取った出汁を合わせた和風豚骨スープになります。こってりし過ぎず、出汁の風味がどこかホッとする懐かしさと食欲をそそるので、世代を超えて今もなお、地元名古屋で愛されているおすすめの店です。

スガキヤは子供から中高生、家族連れやお年寄りまで、幅広い年代から人気を呼んでいます。今はすっかり大人の方も子供時代、家族に連れられてスガキヤのラーメンをお椀によそって食べていたという方も多く、味も当時から変わらないのでその懐かしさから3世代で食べにくる光景も多い、名古屋人にとって愛着のあるお店です。

小さなお子さんたちも安心して食べられるラーメンフォークは大人用はもちろん、子供用サイズも用意しています。スプーンとフォークが一緒になっているので、小さなお子さんでも自分でラーメンをフォーク部分ですくって、スプーン部分でスープを飲むという一連の動作ができるおすすめの食器ですが、後に詳しく解説します。

スガキヤは、低価格で楽しめるのも魅力の1つです。ラーメンが1杯320円から食べられます。創業当時からずっと庶民価格でこだわり、幾度の価格改定を経ながらも320円という低価格を今も維持しています。麺を自社生産するなど、企業努力の賜物です。

また、大学店舗の場合はさらに安く260円で食べられ、麺が1.5倍の大盛りにしても330円という破格の安さです。スガキヤでは甘味も夏季になると種類が多くなりますが、その中でも昔からある人気の甘味がクリームぜんざいで、こちらも230円という安さでおすすめのメニューです。

スガキヤは単品ラーメンはもちろん、大盛りやセットにしたりと、その日のコンディションで食べたいメニューを選べるのが魅力です。ぜひお腹を空かせて注文しましょう。まずは麺類編から紹介します。

秋冬限定商品だったピリ辛ネギラーメン(430円）が、それ以外の季節でも食べられるようになりました。シャキシャキの白ねぎの食感とスガキヤ特製のラー油がスープに馴染んでいます。いつもの豚骨スープとは違うピリ辛味に挑戦したい方には特におすすめします。

スガキヤでは季節や店舗によって季節限定メニューや半額パスポートというセールを開催しています。普段でも安いスガキヤがさらに期間限定で安くなるお得なキャンペーンです。キャンペーンを見逃さずにお得に利用しましょう。

ラーメン、五目ごはん、サラダ、ミニアイスと全てを味わいつくしたい方におすすめのハーフサイズです。スガキヤまるごとミニセット(590円）は1品1品の分量は少ないので、女性におすすめのメニューです。デザートには目がない女性のハートをわしづかみにする、栄養バランスの良いメニューになります。
 

ラーメン1杯をガッツリ食べて、さらに五目ご飯とミニカップソフトが付いたメニューです。ラーメン･ミニソフトセット（320円+270円）は食事もデザートもしっかり堪能したい方におすすめです。ラーメンはどのメニューでも+100円で大盛りに変更することができます。

また、ねぎも+100で大盛りにすることができます。スガキヤの魅力は何といっても注文して呼ばれるまでがスピーディーなところです。アピタやピアゴ、イオンのショッピングセンター内のフードコートに店舗があることで、買い物客がお腹を空かせて訪れてもすぐに目当ての食事が食べれるのは嬉しいです。

ラーメン1杯では物足らない、ガッツリ食べたい方に人気のラーメン･サラダセット（320円+270円）です。スガキヤラーメンをスプーンですくってみても脂でギトギトした感じの豚骨ではなく、カツオ出汁が入ったスープなのでくどくなく、スープを飲み干せるほどあっさりしています。

サラダセットと一緒に付いてくる五目ご飯も何故だか食べたくなる1品です。しいたけ、にんじん、たけのこ、油揚げが入った一般的なご飯ですが、甘みがあって美味しいです。食事に集中したい人がお腹いっぱになれるボリュームメニューです。

特製焼豚5枚に半熟玉子まで入ったスペシャルメニューの特製ラーメン（450円）はガッツリ食べたい方におすすめな人気のラーメンです。和風豚骨のあっさりしたスープにつるりと喉越しがいい麺、そして何といっても子供の小遣いで食べに行ける価格設定が魅力です。

小腹が空いた学生さんにも人気です。スガキヤラーメンのCMもローカル感たっぷりで「名古屋といえばスガキヤラーメン、世界の果てまでスガキヤラーメン」といったフレーズで耳に残るメロディが有名です。地元が名古屋の方は、地元に帰るとふと食べたくなるラーメンとしてDNAに焼き付いている味といっても過言ではありません。

スガキヤは甘味からスタートした店なので、甘味も充実しています。定番商品は圧倒的な人気で上位に占めていますが、季節限定も新鮮で人気がありおすすめです。食後のデザートとして食べる方や、スイーツ目的で来られる学生さんで賑わっています。

ヨーグルトとミックスベリーソースの酸味がいちごシロップとマッチした、爽やかでスペシャルなかき氷です。このWベリーヨーグルト氷（230円）は春メニューから新登場し、注目を浴びた人気メニューです。食後に食べてもくどくならない程よい酸味が、口の中をさっぱりさせるおすすめメニューです。

コーヒーの苦みとスガキヤのソフトクリームの甘みが絶妙なハーモニーを奏でます。コーヒーゼリー（190円）は食感もリニューアルし、さらに美味しくなりました。他のデザートよりも低カロリーなので、食後のデザートに食べている方も多いです。また、コーヒー党の方にもおすすめです。

バニラソフトクリームの上にイチゴのつぶつぶ果汁がたっぷりかかり、爽やかな酸味が口いっぱいに広がります。ベリークリーム（230円）は幅広い年齢層の方に人気があり、食後のデザートや、スイーツだけ食べに来る客も多いです。

みんなが大好きなバニラ味のソフトクリーム（150円）です。舌触り滑らかで、濃厚かつまろやかな甘さが口の中に広がるおすすめメニューです。ラーメン後のデザートとしても親しまれています。ミニソフトは100円で食べれるので、子供の小遣いからも出せる安さが魅力です。

スガキヤでラーメンと共に外せないマストアイテムになり、不動の人気なのがこのクリームぜんざい（230円）です。昭和21年の開店当時から温かいぜんざいがあったようですが、その後にアイスクリームをのせるメニューが生まれました。

北海道産の小豆を使うなど品質にもこだわり、現在でも看板商品として位置づけています。店内を見回してみてもクリームぜんざい率は高いようで、シンプルだけどクセになる味が、リピート率の高いまさに1位を誇る甘味となりました。名古屋と言えば「小倉トーストやしるこサンド」が名物なので、なにかと小豆メニューは多いです。

ラーメン1杯だけでは物足らない食欲旺盛な学生さんや男性の方はセットメニューも好評です。スガキヤの定番メニューを少しずつ堪能したい方にぴったりなメニューもあり、女性の方にも人気があります。それでは早速見ていきましょう。

和風クリーミードレッシングが付いたサラダセットは五目ご飯が付いて270円で、ミニソフトセットはカップに入ったソフトクリームと五目ご飯のセットで270円です。最近登場したカレー･サラダセットは290円とボリュームがあります。

スガキヤまるごとセットはミニサイズのラーメン、五目ご飯にカップソフトクリーム、サラダが付いた欲張りセットで590円になります。スガキヤの定番商品をちょっとずつ食べたい方におすすめのメニューです。

小さなお子さんでも食べやすいミニラーメンとミニ五目ご飯、ドリンク付きのお得でおすすめなセット（490円）です。おもちゃ付きなので、好きなおもちゃを選べます。家族みんなで楽しくスガキヤメニューを賞味下さい。

スガキヤを知らない方がスガキヤで始めて見るラーメンフォークに驚きを隠せないことでしょう。そんなラーメンフォークが出来たいきさつについても詳しく紹介しています。

正式名であるラーメンフォークは、学校給食で使った先割れスプーンの進化形のような形でスガキヤを象徴する存在になっています。ラーメンフォークはスープを飲むためのスプーンと、麺を食べるためのフォークが合体し効率化を図るために作られた食器です。

現在のラーメンフォークは2007年に従来のフォークの歯3本から4本へとリニューアルしたことにより、麺がすくいやすくなり、従来は右に寄っていたフォークの歯が左利きの人にも使いやすいように中央になりました。このような形を生み出したのは、女性デザイナーの高橋正美さんとノリタケカンパニーリミテッドの共同開発になります。

気になる使い心地ですが、フォークの先端部にカーブがあり、ここが捕らえた麺を逃さない作りになっています。そして、スープをすくうスプーン部分は従来品よりも大きくなっています。しかし、従来品よりは使い心地は改善されたものの、使いこなすのに若干の慣れが必要のようです。

ラーメンフォークの誕生は1978年で、先代社長で創業者の菅木周一氏が考案しました。箸の原材料となる木材の伐採は森林破壊とも言われていた時代で、毎日捨てられる割りばしを見て心を痛めた結果、環境保護の観点からあの食器を考え出しました。

初代ラーメンフォークは店の象徴となりましたが、使い勝手については最高とはいかず、多くの客が割り箸を求めたことから、割り箸を無くすことができませんでした。2代目ラーメンフォークが出始めてからは使い勝手が向上しましたが、使いこなすまでには慣れが必要なのか、周りを見回しても殆どの客がリユースの箸を使っています。

リユースの箸を置くようになってから、環境保護の問題は解決されましたが、この独特すぎるラーメンフォークのスプーン部分は特殊なレンゲ扱いとなっている現状です。ラーメンをフォーク部分ですくい、同時にスープをスプーンで飲めるラーメンフォークは、スガキヤをあまり知らない人が見たら驚く事実に違いないでしょう。

ユニークさと斬新さが売りのラーメンフォークですが、そのデザイン性は認められてニューヨーク近代美術館（MoMA）にも置かれ、現在では国内アンテナショップやインターネット通販でも購入することができますので、マイ･ラーメンフォークが欲しい方にはおすすめ商品なので、ぜひゲットして下さい。

今回は、スガキヤメニューのおすすめランキング!安くて美味しい名古屋めし!を紹介してきました。スガキヤの歴史と今も変わらない低価格であっさりとした和風豚骨スープが次の世代へと受け継がれているのが分かりました。

スプーンとフォークが合体した食器「ラーメンフォーク」は、ラーメンをフォーク部分ですくい、スープをスプーン部分で飲むという斬新な発想と名古屋めしのユニークさが受けて、これからも愛されるラーメン店として成長していくことでしょう。皆さんも名古屋に来られた際にはスガキヤのおすすめメニューをぜひ食べて下さい。