生春巻きのカロリーや糖質を調査！ダイエット向きの具材はコレ！

生春巻きは、エスニック料理の中でも人気の高い料理です。皆さんは生春巻きの具材では、何が好きでしょうか？実は生春巻きは中の具によって、かなりカロリーが変わってきます。生春巻きのカロリーについて、詳しくみていきましょう。

生春巻きは、カラフルな見た目とたっぷりの具材が人気のベトナム料理です。生春巻きは、皮も薄く野菜たっぷりなので一見カロリーが低いと思われがちです。しかし生春巻きの皮が曲者で、意外にもカロリーがあるのです。生春巻きの具材によっても、カロリーは大きく変わってきます。ダイエット中の人が、美味しくヘルシーに生春巻きを食べるには具材別のカロリーを知っておく必要があります。

生春巻きの定番といえば、海老の生春巻きです。定番の海老の生春巻きには、海老、春雨、きゅうりなどが入っています。カロリーは1本、66Kcalとカロリーは低くなっています。サラダチキンの生春巻きは1本、116Kcalです。海老の生春巻きに比べると、倍近くカロリーが違います。女子人気の高い、サーモンとアボカドの生春巻きは1本、166Kcalとかなり高カロリーです。

特に人気の3種類の生春巻きのカロリーを比べてみましたが、違いに驚くのではないでしょうか？同じ生春巻きでも、具材が違うだけでカロリーにこれほど差が出るのです。痩せる生春巻きとしては、海老の生春巻きがおすすめになります。

今はコンビニでも、美味しい生春巻きが購入できます。コンビニ別に生春巻きのカロリーを紹介します。

ローソンの生春巻き「サーモンクリームチーズ入り生春巻き」はたっぷりの野菜と、サーモン、クリームチーズが巻かれています。わさびコチュジャンドレッシングをつけて食べます。クリームチーズの分、カロリーは170Kcalと高めです。ローソンの「海老の生春巻き」はカロリー103Kcalです。スイートチリソースのぶん、カロリーが高いようです。

ファミリーマートの「ベトナム風生春巻き」は3本も入って、132Kcalです。野菜が多めなぶん、カロリーも低いのでしょう。セブンイレブンの「7種の具材の生春巻き」は、カロリー115Kcalとなっています。コンビニでは、生春巻き1本をカットして販売していることが多いため、カロリーもそのぶん低めです。ファミリーマートのように、3本入ってもヘルシーなものもあります。また、付属のタレでカロリーはだいぶ変わってきます。

コンビニの良いところは、料理のカロリーが記載されているところです。生春巻きを購入する場合は、一緒に食べる料理のカロリーも考えて購入しましょう。

生春巻きの皮は「ライスペーパー」といわれる、米で作られたものです。水で戻すと、薄い半透明な見た目から、カロリー、糖質が低いと思われがちです。実は、生春巻きの皮1枚（10g）でカロリーは35Kcalもあります。海老の生春巻きが66Kcalなので、半分は皮のカロリーということになります。

生春巻きはヘルシーで痩せる料理、と油断しているとあっという間にカロリーの取りすぎになります。麺類のおかずに食べるなどしていると、痩せるどころか逆に太る原因になってしまいます。

生春巻きの糖質はどのくらいでしょうか？生春巻きの具材はヘルシーなものが多いのですが、やはりライスペーパーが米でできているぶん、糖質が気になります。生春巻きの具材によっても糖質は変わってきますが、だいたい1本12.6gほどです。やはり、生春巻きは米でできたライスペーパーのぶん、糖質は高くなっています。糖質制限は1日に、糖質100g以下に抑えるのが望ましいといわれています。

ダイエットで糖質制限をする場合、1食で糖質30gが目安になります。1本の生春巻きを食べると、1食に摂取して良い糖質の1/3を摂取することになります。他の料理の糖質も考えて、食べ方に注意しましょう。

生春巻きは、カロリー、糖質の高いライスペーパーと、組み合わせる具材によってカロリーは変わってきます。生春巻きの痩せる食べ方としては、カロリーの低い海老の生春巻きを選ぶ、一緒に食べる料理のカロリー、糖質に注意するのがポイントです。

生春巻きを手作りする場合は、中の具に春雨を入れないようにしましょう。春雨は糖質が高く、ダイエットに向きません。生春巻きのカロリー、糖質を抑えるためにも春雨は入れない方がいいでしょう。このように、生春巻きを手作りすれば具材を変えることができます。

生春巻きの特徴は、半透明の皮にあります。緑黄色野菜を生春巻きにたっぷり使えば、カラフルで食欲をそそるだけでなく、痩せるための栄養成分も摂ることができます。

おすすめの緑黄色野菜は、人参、ニラ、赤ピーマン、サニーレタスです。これらの野菜にはカロテンという栄養成分が多く、免疫力を上げたり、活性酸素を抑え生活習慣病を予防する効果があります。

オクラやブロッコリーには食物繊維が多く含まれています。食物繊維は整腸作用があり、痩せやすい体質を作ってくれます。このように緑黄色野菜には、健康に痩せるための栄養成分が豊富に含まれています。カロリーもかなり低くでき、ヘルシーな生春巻きになります。

パクチーは生春巻きに、なくてはならない食材です。生春巻きが本格的な味になるだけでなく、美容や健康に嬉しい栄養成分も豊富です。

パクチーにはビタミンBのほかカロテンも豊富に含まれています。これらの栄養素は免疫力を高め、肌を綺麗にしてくれる美容効果が期待できます。また、デトックス効果のある硫黄化合物が含まれています。硫黄化合物は、体内の有害物質と結びつき排出してくれるという効果があります。

これらの栄養成分は、火を通すと低くなってしまいます。そのため、生で食べるのがおすすめです。生春巻きにパクチーは、まさにぴったりな組み合わせなのです。

生春巻きの具で女性人気の高い食材が、アボカドです。海老やサーモンとの相性もよく、生春巻きには欠かせません。そんなアボカドは脂質が多く含まれていますが、ノンコレステロールの不乾和脂肪酸なので血中の悪玉コレステロールを下げる働きがあります。食物繊維や、ビタミンなどのミネラルも豊富です。

リノール酸やリノレン酸は、お肌をツルツルにしてくれます。このようにアボカドには美容や健康に嬉しい栄養成分がたっぷり含まれています。美容に気をつけている人は、生春巻きにアボカドを入れるのがおすすめです。

サーモンも生春巻きの定番食材です。サーモンも美容やダイエットに効果的な食材です。サーモンにはアスタキサンチンという、美容に嬉しい栄養成分が含まれています。この成分は、ビタミンCの6000倍もの抗酸化作用があるといわれています。

抗酸化作用はシミやシワの改善効果のほか、生活習慣病予防にも効果が期待できます。またサーモンに含まれるビタミン類は、糖や脂質の代謝を促してくれます。サーモンは美容、健康、ダイエットに効果が期待できる、心強い食材です。

カロリーが低くタンパク質豊富なささみは、生春巻きにおすすめの食材です。タンパク質は、筋肉を作るのに欠かせない栄養成分です。筋肉は、引き締まった体になる他、代謝をよくし脂肪を燃えやすくしてくれます。筋肉が落ちると、代謝が悪くなり痩せにくくなります。タンパク質はダイエット中に、積極的に摂りたい栄養素です。

ささみは鶏肉の中でも、カロリーも脂質も低くダイエットにはもってこいの食材です。食べ応えもあるので、低カロリーながら満足感のある生春巻きになります。筋肉の他、血管や髪、爪、肌を作るタンパク質は健康的に痩せるために摂りたい食材です。

生春巻きは、中の具材に野菜やタンパク質を入れることでバランスよく食べることができます。緑黄色野菜のミネラル、食物繊維、ささみなどのタンパク質に、生春巻きの皮の炭水化物を取ることができます。これはかなりバランスが取れた料理といえます。他の料理のカロリーに気をつけさえすれば、かなりバランスのとれた食事ができます。

生春巻きは具材によっては腹持ちが悪い、というデメリットがあります。生春巻きに入れる具によっては、物足りなくなって間食をしてしまう、ストレスが溜まってリバウンドしてしまう、などが考えられます。カロリーを低く抑えても、食べ過ぎては意味がありません。生春巻きに、ささみやサーモン、海老など食べ応えのあるものを入れる、チーズやアボカドなど脂質の多いものを入れる、歯ごたえのあるものを入れるなど工夫しましょう。

生春巻きの食べ方で気をつけたいのが、タレのカロリーです。生春巻きはライスペーパーのカロリーの他、タレのカロリーが大きなポイントになってきます。生春巻きの定番のタレはスイートチリソースです。

スイートチリソースはメーカーによっても違いますが、10gでカロリー約21Kcalほどです。生春巻きにたっぷりタレをつけては、あっという間に高カロリーになってしまいます。ダイエット中に生春巻きを食べるときは、何もつけないのがおすすめです。物足りないときは、レモン汁や酢醤油につけるなどしましょう。

生春巻きの皮は炭水化物です。空腹時にいきなり食べると、血糖値を急上昇させ太る原因になります。血糖を緩やかにあげるコツは「野菜ファースト」です。まずはじめに、サラダなど野菜を食べ、次に味噌汁やスープを飲み、最後に生春巻きを食べましょう。これは太りにくいだけでなく、糖尿病などの生活習慣病の予防にも繋がる食べ方です。

生春巻きの高カロリーの原因である皮を、野菜で代用すればもっとカロリーダウンできます。生春巻きの皮は、レタスや大根の薄切りで代用できます。レタスの食物繊維やミネラル、大根の消化酵素アミラーゼなども摂取できます。味としては生春巻きっぽさは少なくなってしまいますが、カロリーはかなり少なくなります。

タンパク質はダイエット中に積極的に摂りたい栄養素です。生春巻きの食べ応えもアップし、栄養バランスもグンとよくなります。先ほど紹介した、ささみ、サーモンを上手に取り入れましょう。サーモンは脂の少ない部位を選べば、生春巻きのカロリーも少なくできます。

よく噛んで食べることは、生春巻きに限らず重要な食べ方です。よく噛むことで満腹感を得やすくなり、少ない量でも満足感があります。生春巻きの具に、水菜などシャキシャキした歯ごたえのあるもの、ささみなど噛みごたえのあるものを入れるなど工夫しましょう。

よく噛むことで、どか食いを防ぎ血糖値の急上昇も防げます。食後20分経つと、レプチンというホルモンが分泌され、満腹中枢を刺激してくれるのです。一口ごとに30回は噛むように、意識しましょう。生春巻きだけではなく、ダイエット中に常に意識したい食べ方です。

生春巻きは、中の具材によってかなりカロリーが変わってきます。食べ応えのある、ヘルシーな具材にすれば、ダイエット中でも美味しく痩せることができるでしょう。ぜひ、食べ方や具材を工夫してみてください。