パクチーの食べ方でおすすめを紹介！苦手な香りも克服・簡単で美味しい料理

パクチーという呼び名は、タイ語からきていますが和名では、カメムシソウとも呼ばれるパクチー。パクチーの独特な香りが苦手という方も多いのではないでしょうか？苦手な方が多い反面、最近ではパクチニストなどと呼ばれる熱狂的にパクチーが好きな方もいます。パクチーは世界では珍しい野菜ではないのでパクチーを使った食べ方もたくさんあります。美味しい食べ方を知ることにより、パクチーを克服出来るかも知れません。

パクチーは独特な香りのイメージが強いため、1度食べて苦手意識を感じる方が多いです。しかしパクチーはとても栄養価の高い野菜です。ビタミン、カリウム、鉄などの成分が多く含まれています。またリナロール、ゲラニアール、ボルネオールなどの精油成分もあります。胃腸の働きを促進、抗酸化作用など健康面での効果だけでなく、美容面での効果も期待出来ます。ダイエットにも有効的な野菜です。

特に美容効果が優れているので奇跡のハーブなどと呼ばれることも多いそうです。抗酸化作用がとても高いのでアンチエイジング効果に有効的です。シミやそばかすが気になる方は、普段の食事に取り入れるだけで予防出来ます。またデトックス効果もあり、体内に蓄積された重金属を排出するほど高い効果があります。それに伴い、便秘解消効果もあります。便秘を解消することにより、くすみなどの肌トラブルにも効果があります。

パクチーの強烈な匂いは、モノテルペン類の成分によるものです。モノテルペン類は匂いが飛びやすく、乾燥させるとあまり匂いがしなくなります。パクチーが苦手な方は、まずは乾燥したものから使うと克服しやすくなります。市販でも乾燥コリアンダー、ドライパクチーなどの名前で売られてるものが多いです。最近では、ふりかけに加工したものもあり、好みに合わせた食べ方も選べます。

パクチーは加熱することにより、強烈な匂いを軽減させることが出来ます。加熱方法は主に、煮る、炒める、揚げる方法があります。より一層匂いを飛ばすには、普段料理を作る時よりも長い時間加熱することをおすすめします。パクチーは細かく刻んでしまうと匂いが強くなってしまうため、あまり細かく刻むことは避けた方がよいでしょう。

パクチーは、根に近いほど匂いが強くなります。なので苦手な方は、葉の部分のみを使った方が食べやすくなります。タイ料理やベトナム料理のようなエスニック系料理では、茎部分を使うことも多く、栄養価も高いです。茎部分を使う場合は、よく炒めたり、他の野菜と組み合わせた食べ方にするとあまり匂いが気になりません。

乾燥パクチーは簡単に普段の料理にも使えます。オムレツに加えれば栄養抜群のパクチーオムレツが作れます。乾燥パクチーでも匂いが気になる方は、チーズやマヨネーズなどを加えると匂いを消すことが出来ます。味もクリーミィになるのでパクチーの存在が気にならなくなります。サンドイッチにするとさらにハム、ベーコンなどの味も加わるのでおすすめの食べ方です。

パクチーオムレツを作ったら、オムレツの上に濃い味のソースをかけると苦手な方も食べやすいのでおすすめです。デミグラスソース、トマトソースなどお好みのソースをのせて食べると、ソースによりパクチーの味が薄まります。またオムレツではなく、ソースに乾燥パクチーを混ぜる食べ方もあります。苦手な方は、少量から試してみてはいかがでしょうか？

パクチーの食べ方で苦手な方にもおすすめのパクチー餃子です。餃子はニラなどの薬味が入っているのでニラの代わりに乾燥パクチーを入れると美味しいです。またハーブなど他の薬味を加えてみても相性がよいです。また餃子の中にパクチーを入れることに抵抗のある方は、餃子の皮にパクチーを練りこんだパクチー餃子はいかがでしょうか？皮に練りこむことによってパクチーの匂いを消すことが出来ます。

パクチーを揚げる食べ方です。油で揚げることにより、パクチーの匂いをかなり軽減することが出来る食べ方です。パクチーの他に魚やお好みの野菜などを一緒にかき揚げにすると美味しいです。そば、うどん、ご飯などにのせて丼ぶりにしてもいいでしょう。揚げる時に塩、にんにくを多めに加えるとパクチーが苦手な方も克服出来るかもしれません。

普段作っている炒飯にパクチーをちょい足しするだけの簡単な食べ方です。炒飯に加えると他の野菜の味と混ざるのでパクチーの存在を感じられなくすることが出来ます。苦手な方は、炒飯の味付けをなるべく濃いめにするとよりパクチーが目立たなくなるのでおすすめです。後からでもお好みでパクチーを足せるので最初は、少なめのパクチーを入れて試してみてはいかがでしょうか？

最近では、パクチーパスタも人気があるそうです。パクチーを使ったクリームソースは、苦手な方でも食べやすいです。クリームソースだけでなく、パスタの具材として他の具材と混ぜるとパクチーの匂いが気にならなくなります。淡白な味の野菜よりベーコン、ハムなどお肉と混ぜる方がおすすめです。魚介系を加えれば、また違った風味を楽しむことが出来ます。

パクチーとお好みの食材で作れる簡単な鍋です。パクチーを好きなだけ苦手な方も調整して食べることも出来るおすすめの食べ方です。味付けも塩やスパイスを効かせて辛く仕上げても美味しいです。最後に締めで卵とじパクチー雑炊にする食べ方もあります。パクチーはネギとの相性も抜群なので、ネギを多めに入れてもいいでしょう。複数で鍋を囲むことにより、会話しながら食べられるのでパクチーの存在を忘れることも出来ます。

パクチーを使った食べ方でイメージが強いトムヤムクン。パクチーはもともとタイ料理などで多く使われているので王道の料理と言えます。スパイスの効いた少し酸っぱくて辛い味付けのトムヤムクンですがスープの味のインパクトが強いので苦手な方にもおすすめです。たっぷりの具材と合わせて食べると、パクチーが薬味になり味が引き締まって美味しいです。辛いのが苦手な方はココナッツミルクベースがおすすめです。

ガパオライスはひき肉、玉ねぎ、パプリカ、パクチーを炒めてご飯を添え、卵をのせる料理です。こちらもタイ料理定番のエスニック料理です。にんにくを多めに入れるとパクチーの味を軽減出来ます。またお弁当にも出来るのでおすすめです。本場のタイ料理ではパクチーは不可欠な食材で、パクチーの香りとのバランスを考えられている料理がほとんどなので苦手な方は、一度本場のタイ料理を試してみるのもおすすめです。

ベトナムではパクチーのことをザウムイと呼ぶそうです。ベトナム料理の定番春巻きにもパクチーは使われています。添えてあるだけの場合もあり、中に入っていることも多いです。春巻きを食べてパクチーが入っていることがわかってもエビ、春雨、付けるソースの味ですぐにパクチーの匂いが消えてしまうので苦手な方も克服出来る可能性の高い食べ方です。生春巻き以外にも揚げ春巻きもおすすめです。

ベトナム料理のフォーにもパクチーが使われています。フォーはカロリーが低いのでダイエット中でも安心して食べることが出来ます。フォーは味付けが薄いものが多いですが、フォーと一緒に食べることによりパクチーの独特な香りとマッチします。一度食べてみると苦手な匂いがやみつきになり、克服出来るかもしれません。パクチーを普段食べているベトナムでは、スレンダーな方が多いそうです。

パクチーを大胆に使ったパクチーサラダです。苦手な方は生でパクチーを食べることを敬遠されがちです。しかし、新鮮なパクチーの葉部分だけ使うと意外と匂いが少ないです。パクチーだけではなく、お刺身や玉ねぎなどと和えると見た目もいいですし、野菜不足な方にはおすすめです。最近では、パクチードレッシングも売られているので普通のサラダにパクチードレッシングを使うのもいいでしょう。

パクチーは食べ方一つで匂いを軽減することが出来ます。パクチーの匂いは炒めたり、揚げたり、煮たりとしっかり加熱することにより飛びやすくなります。また乾燥させたパクチーは、ほとんど匂いがないものもあるのでおすすめです。パクチーを使った本場のエスニック料理を試してみると、本来のパクチーの美味しさを楽しめるかもしれません。美容効果も高いパクチーを克服して、普段の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか？