孤独のグルメで放送された大阪のお店は？お好み焼き・串カツなど紹介！

孤独のグルメといえば、放映当時は原作の漫画に熱心な読者がいたとはいえマイナーな作品でした。しかし孤独のグルメ制作スタッフの熱心なお店探しと、主人公である井之頭五郎こと、ゴローちゃんの豪快な食べっぷりなど独特の個性が光り、今や「深夜の食テロドラマ」という称号を孤独のグルメは手に入れました。その中でも孤独のグルメSeason6の1話でゴローちゃんが大阪に出張した際に寄ったお店の反響が多かったようです。

食い倒れの街である大阪で有名な食べ物といえば？と考えるとお好み焼きや串カツと答える人も多いでしょう。今回ここで紹介するのは孤独のグルメで放送された大阪のお好み焼きや串カツのお店です。孤独のグルメで主役の松重豊氏演じる井之頭五郎（ゴローちゃん）が孤独のグルメ内でふらりと入ったお好み焼きのお店や串カツのお店のメニューやお店の雰囲気なども調べていきますので、是非参考にしていただけると幸いです。

孤独のグルメのドラマでは常連客役として池乃めだかさんも出演した大阪の、お好み焼きのお店「甘辛や」は昔ながらの、お好み焼きのお店の雰囲気をかもしだしています。店内はどことなく良い意味で古い昭和の香りを漂わせています。手前に年期が感じられるL字のカウンター席があり、テーブル席もあります。基本地元の常連客が多く、地域に愛されているお店です。孤独のグルメを視聴した方もそういう雰囲気は伝わったと思います。

おしぼりはセルフサービス方式になっていて自分で取りにいくようです。一人客はもちろん家族連れや友人同士など老若男女いろんな客層がいます。お店の懐が深いというか孤独のグルメのドラマに出てきた池乃めだかさんほどフレンドリーに話しかけてくるというわけではないですが、孤独のグルメ同様に店主の方も親しみやすい人です。孤独のグルメで放映されたような和やかな雰囲気のお店です。

孤独のグルメを視聴していても孤独のグルメのドラマ内から地域密着感が伝わってくるお店です。地元に愛されていて常連も多いという事から一見さんは入りにくいのでは？と遠慮せずとも、とても入りやすい大阪のお好み焼きのお店です。孤独のグルメに紹介されたこのお店に並んでいると近所の見知らぬおじさんから気軽に写真を撮ってもらったという口コミもありました。地域に愛されているお店という証拠です。

孤独のグルメでも出てきたメニュー「デラックス焼きそば」は950円ほどで孤独のグルメで放送されたとおりボリューム満点、具はイカ、海老、貝柱、と海の幸が盛りだくさんです。中華のお高いお店で食べる海鮮物の焼きそばとはまた違った、もっと庶民に寄り添った甘辛いソースが食欲をそそる焼きそばとなっています。具の貝柱は歯ごたえがよく、上に乗った半熟たまごが焼きそばをまろやかに包んでいます。

ソースがとにかく特徴的で繊細なまろやかさに加えて甘みがあり、麺の固さも個人差はもちろんあるでしょうが、丁度よい固さです。具のイカ、海老、ホタテを噛むたびにぷりぷりとした歯ごたえがしっかりあり、美味しいそうです。このお店の、デラックス焼きそばのリピート率は高いようです。孤独のグルメのゴローちゃんいわく「食べなかったら後悔する焼きそば」だそうです。

孤独のグルメ内ではゴローちゃんの心の声のセリフも料理を語る上で欠かせないのですが、この焼きそばについては孤独のグルメでゴローちゃんは「黒光りした鉄板に根を張ったような強靭な焼きそば」と心の中で語っています。まさに「食うほどに食欲が加速していく」といった焼きそばのようです。孤独のグルメ内でもゴローちゃんは半熟とろーりたまごに麺を絡ませながら勢い良くばくばく食べていました。

孤独のグルメでゴローちゃんが大阪に出張した際に孤独のグルメSeason6の1話に登場した「豚玉定食」は700円ほどで食べられます。お好み焼きにはソースとかつお節にからしをトッピングして出してくれます。ご飯にお漬物お味噌汁とついてきます。お好み焼きとごはんという炭水化物+炭水化物の組み合わせが合わないと思っていた人も孤独のグルメの大阪回を見て感覚が変わった人もいるという話もあります。

孤独のグルメでゴローちゃんは思わず「豚玉定食」を見て、「関東人には理解不能」とご飯とセットになっているお好み焼き定食に困惑する場面が孤独のグルメ内でも出てきます。この豚玉定食についてゴローちゃんは孤独のグルメ内で食べた感想を「駄菓子な味」と表現しています。駄な味、庶民的な味をよりもっと崩した意味でしょうか？こういった独特なセリフの言い回しも孤独のグルメの特徴です。

孤独のグルメに出てきたこのお店のお好み焼きは、最初に水で溶いた小麦粉を薄くクレープのように敷き、その上に新鮮な千切りキャベツ、水で溶いた小麦粉を流し入れ、そこに豚バラ肉を乗せてやり、肉に油を少しだけ塗ります。油を塗ってやることで焼き上がるとカリっとした食感になります。孤独のグルメに登場したこのお好み焼きは昔懐かしい香ばしい味です。ご飯に乗せて食べるとさらに美味しいそうです。

孤独のグルメの主人公である大食らいの、孤独のグルメ主人公ゴローちゃんが甘辛やで頼んだ「たこねぎ」を紹介します。たこねぎは小450円、大700円ほどの値段です。上の画像のようにチジミに似ています。たことねぎをチジミのように焼き上げたものです。ソースか醤油で食べるそうですが、孤独のグルメの口コミでは醤油をおすすめする人が多いです。ねぎがぎっしりしていて、タコもムチムチしていて食べごたえがあります。

孤独のグルメで、ゴローちゃんはこのたこねぎに一味を振りかけていましたが、これを大量に、かけすぎなぐらいにかけてやるとより美味しいそうです。また、孤独のグルメのゴローちゃんは下戸なのでお酒は飲みませんが、このたこねぎはビールにとても合うそうです。ソースで食べた人は平らになったタコ焼きに似ているという口コミがあります。見た目は平たい卵焼きに似てますが、お好み焼きともタコ焼きとも違う不思議な味です。

孤独のグルメ内でゴローちゃんはデラックス焼きそばを食べて終わりかと思ったら、さらにたこねぎ（小）を食べます。孤独のグルメ通の方だと知っているでしょうが孤独のグルメの主役ゴローちゃんはとにかくよく食べます。孤独のグルメ内でゴローちゃんは「まだまだ終われない！」とさらにたこねぎを食べます。孤独のグルメ内でゴローちゃんは「ハマる人はハマる味」と言ってます。

豚玉定食などご飯やお味噌汁などがついてくるメニューも人気ですが、前述でも紹介したたこねぎ等一品料理も充実しています。お好み焼きだけ食べても十分満足でき、お好み焼き一品だけでも豚玉550円、モダン焼き700円、ミックス焼き800円、ネギ焼き700円、焼豚そば550円、ミックス焼きそば800円とメニューは豊富です。その中でも特に孤独のグルメでゴローちゃんは食べませんでしたが、「焼きそばロール」700円が人気です。

孤独のグルメに出たこのお店、実はお好み焼きだけではなく、ビールにあう一品料理もあります。変わった、マヨネーズがついたホタテバターはお酒のお供に最高です。どんどんお酒がすすむという口コミもあります。ポークキムチは野菜が豊富に彩られていてホタテバターと共にビールだけでなくお酒の種類を変えながらいろいろ楽しめます。そして〆に一品焼きそばを食べてもよし、お好み焼きを食べてもよしでワクワクさせてくれます。

上の画像のメニューは「蓮根塩焼」で350円ほどです。孤独のグルメ内では紹介されていないはずですが、焼いた蓮根はまるでじゃがいものようにホクホクして美味しいです。孤独のグルメのゴローちゃんは下戸で酒を飲むシーンはありませんが、実際に飲める人が食べに行くならこれもビールなどにあいそうです。

孤独のグルメに出てきた大阪にある甘辛やの営業時間は、昼は11:30〜14:00まで、午後は17:00〜22:00までのようです。アクセス方法は駅からだとJR阪和線美章園から歩いて5分、近鉄南大阪線を利用すると河堀口から歩いて10分、大阪市営地下鉄谷町線を利用すると文の里駅出入口から歩いて7分、バスを利用する場合は大阪市バス26美章園から歩いて3分、大阪市バス阿倍野ループ天王寺町南一丁目東から歩いて6分の場所にあります。

孤独のグルメの歴史の中でも「え？こんなところにお店があるの？」と驚愕した視聴者の方もいたと思われるほど武田は住宅地のひっそりとした場所にあります。まさに孤独のグルメシリーズでも屈指の、穴場中の穴場と言っていいでしょう。もっとも地元の人には有名なお店だそうです。孤独のグルメでも同様、実際優しそうなおばさん二人が切り盛りしています。なんでも孤独のグルメで放映された翌日に東京から来た客がいたそうです。

串カツのお店武田は暗くなったら住宅地にふんわりした明かりが灯っている懐かしい昭和の香りが残る常設の屋台で、創業は45年以上にもなるそうです。孤独のグルメ内ではゴローちゃんは大阪についた頃から串カツが食べたいと思っていたのですが、なかなか食べる機会がなく、諦めていたところに武田を発見する流れだったようですが、このような場所にお店があると孤独のグルメの主役ゴローちゃんじゃなくても不思議に思うでしょう。

孤独のグルメSeason6の1話に出てきたこの武田というお店、独特なところがあり、場所も特殊ですが、他にも特殊なところはあります。ソフトドリンクなどはお店の近くにある自販機で買って持ち込んでくださいとの事だそうです。下戸のゴローちゃんは孤独のグルメ内では自販機で炭酸ジュースを買ってお店に持ち込み飲んでいました。また屋台とは思えない圧倒的な串カツのメニューは圧巻で、ちなみに串が長いほど値段が高いそうです。

孤独のグルメに出てきた武田の名物「どて焼き」は甘みがあり、客に出してくれる時はすりおろし生姜をつけてくれます。なんといっても歯ごたえがプリプリしていて、歯ごたえしっかりしています。牛すじを味噌でじっくり煮込んであるだけあって味がよく染みています。生姜がこってりとしたどて焼きの後口をさっぱりさせる役割を担って絶品名物です。創業50年近くになる老舗のどて焼きが楽しめます。

孤独のグルメを視聴した方は知っている人も多いかと思いますが、武田は串カツにするネタの種類が豊富です。まず60円メニューは牛肉（小）、80円メニューはイカ、タコ、キス、ズリ、ウィンナー、生姜、団子、ちくわ、レバー、ニラ豚巻き、おもち、納豆、エリンギ、椎茸、餃子、うずら卵、やまいも、玉ねぎ、ゴボウ、ナス、レンコン、アスパラ、ししとう、ニンニク、こんにゃく、ミニトマト、紅ショウガ、タケノコとあります。

160円のメニューはラム肉、ねぎま、チーズ、ホタテ、シューマイ、カキで200円メニューはエビ、ヘレ肉、合鴨、かしわ（鶏肉）という値段になっているようです。とても種類が豊富です。孤独のグルメ内のゴローちゃんも迷いつつ、色んな物を注文してガツガツ食べていました。子供のお小遣いでも食べられるリーズナブルな値段のものが多くて良心的です。（値段は調査時の価格です。店の都合により変わる事があります）

大阪の人には馴染みが深い大きな紅生姜の揚げですが、他県から来た人には馴染みがない人も多いです。ですが大阪の味といったら紅生姜の揚げものです。孤独のグルメでもゴローちゃんが食べていました。初めて食べる人は意外な味にビックリするでしょう。味はとても甘く、ソースをつけても合います。酸っぱさの中に甘みが感じられて孤独のグルメのゴローちゃんのように、サクサクと食べれてしまいそうな串カツです。

孤独のグルメ内でゴローちゃんも食べた串カツの、ネタの一つ「ニラ巻き」は油でみずみずしいニラをからっと揚げていて、さっくり噛むと甘みが口いっぱいに広がってきます。ニラはメインの料理の脇役にされがちですが、このニラ巻きの串カツは主役になれるぐらいの味わいをもっています。衣がニラにある本来の甘みを閉じ込めて逃さないようにしています。孤独のグルメ内でも一心不乱にゴローちゃんが食べていました。

肉や魚介類に負けていない串カツとして孤独のグルメ内でもゴローちゃんのハートを射止めました。うす切りの豚肉がまたニラの甘みと融合して美味しく仕上がっています。

孤独のグルメ内でゴローちゃんはまず武田でキスから食べます。そこでの、孤独のグルメ内でのセリフが「串かつのウスターソースは大阪人の血液だ！」と愉快なセリフを発言してます。孤独のグルメ独特のニュアンスです。その後ヘラ肉を食べます。孤独のグルメ内では「肉の旨味が口の中にダイレクトに飛び込んでくる」と感動しています。うずら、ウインナー、ナス、砂ずり、どて焼と孤独のグルメのゴローちゃんの胃袋は宇宙です。

孤独のグルメに出てきた串カツのお店武田へのアクセスはJRを利用するなら大和路線平野駅の南口から、地下鉄で行くのなら、谷町線平野駅1番出口から、バスを利用される方はJR平野駅筋停留所からそれぞれおおよそ歩いて10分ぐらいの場所にあります。光永寺前に屋台はありますが、お店が出張している時や雨が激しい時は店をやってない時もありますので注意してください。営業時間は16:30～20:00頃までです。

孤独のグルメ内でもけっこう入り組んだ住宅地をゴローちゃんは歩いていて、みつけにくい場所にお店があります。もう一つ注意したいのは営業時間で16:30～20:00までと記述しましたが、串カツなどのネタがなくなると予定営業時間より早く店を閉める事もあるそうです。

孤独のグルメは元々漫画原作のドラマ化されたものです。テレビ東京系列で深夜枠に放送されていて、簡単に言うと、個人輸入業を営む井之頭五郎ことゴローちゃんが商談の後に突然「腹が、減った・・・」と立ち尽くし、スマホを使うわけでもなく、人に聞くわけでもなく、猛然と街を歩き回って気になった店に入り、一人で自由きままに気になったメニューを注文し、食べるというドラマです。現在Season7までシリーズが続いています。

孤独のグルメSeason6の1話大阪回で孤独のグルメの主役ゴローちゃんが武田で串カツを食べていると、娘連れの父親がお店にやってきます。なんとその父親役を演じているのが元ホークス・タイガースで活躍した下柳投手です。このように孤独のグルメではゲストに意外な豪華ゲストが登場したりします。定食屋の店主で女優の浅野温子さんが出た回もありました。特別ゲストは孤独のグルメを視聴する時の密かな楽しみの一つです。

現在切り盛りしている店主が三代目というお好み焼き屋「味乃家」は創業から45以上経つ老舗です。店の外観はスナック？と勘違いしてしまいそうですが、中に入ると落ち着いた座敷席もあり、もちろんカウンターやテーブル席もあります。人気メニューは「味乃家ミックス焼き」1300円でイカ、海老、タコ、豚肉、ミンチ、たまご2個が入った具材豊富なボリュームあるお好み焼きです。国産のキャベツにこだわりがあるようです。

他にもおすすめメニューなのが「ネギ焼き」980円。京都九条のネギを使用したこだわりようで、ジューシーに柔らかく煮込んだスジ肉はとても美味しく、タレはポン酢かゴマだれがおすすめです。

行列が絶えない人気のお好み焼き店「きじ」の紹介をします。新梅田食堂街の黄色い看板がきじの目印です。お好み焼きのメッカである地元民が認めるお好み焼きのお店です。店内はわりと小ぢんまりと狭く、客がぎゅうぎゅうと並んで座っています。昭和レトロの雰囲気が漂っています。じゅーというお好み焼きの音が店内中に聞こえて食欲をそそります。特製ソースでいただく豚玉680円が人気メニューです。

モダン焼きもおすすめメニューです。キャベツやイカやブタ肉などが入っていて、こだわりの卵だしが麺とも合って絶品です。お店の人が焼いてくれるのもこだわりがあるようです。

はっきりいって非常にわかりづらい場所にお店があります。「串カツ専門店心斎橋カラッと」は心斎橋の裏街道にあり、ふと見つけられるといった場所にはありません。お店は築100年という建物で元々蔵だったそうです。jazzのようなBGMが流れ薄暗くシックな内装で、こだわりはコース料理です。極・カラッとセット2500円、彩・カラッとセット3500円などリーズナブルでお酒に合う串カツコースが充実しています。

人気メニューは九州産の肉を使用した「牛串」、新鮮な魚介の「秘伝タレ漬け特選マグロ」や「天使のエビ」、変わり種の「モッツァレラ」などです。店のこだわりでやはり強いのは刺身にしてもいただけてしまうほど新鮮な魚介類です。このお店に来る事があったとしたら魚介類の串カツをおすすめします。

このお店は串カツ発祥の地ともいわれているそうです。昔ながらの調理している料理人を囲むようにカウンター席がある店内で歴史を感じさせる趣があります。お店のこだわりはこれぞ大阪の味といわれるコテコテの串カツです。特製ソースと衣とたっぷりの油が食欲をかきたてます。最初にお通しとしてキャベツがついてきます。つけたソースが足りなかったらキャベツでソースをすくって串カツにつけるのです。

おすすめの人気メニューは「総本店セット」1400円です。紅生姜、ウインナー、蓮根、串カツ、キス、変わり種のもち、つくね、エビ、ホタテ、どて焼きがセットになっています。このお店のどて焼きはお酒がとても合いますので立ち寄ったらぜひ、お酒とセットでいただいてみてください。

今回は孤独のグルメSeason6の1話で紹介された大阪回のお店を紹介してきました。孤独のグルメは高級なお店ばかりというよりは主人公のゴローちゃんが地元を歩き回って地域のお店にふらっと入り、時には他のお客が食べているものを美味しそうに眺めたりしながら、それが例え高級な食べ物でなくともとても美味しそうに食べます。

大阪回でゴローちゃんが食べたお好み焼きや串カツは大阪の人に愛されたソウルフードです。ゴローちゃんが大阪回で食べた物は地元民にも大人気でとても美味しいので、今回紹介した大阪の串カツやお好み焼きなどの情報を参考に大阪でお店に寄れる機会があったらぜひ、食べてみてください。