スリランカカレーのレシピを紹介！簡単人気や本格的な作り方も解説！

インドカレーほど有名ではないものの、今カレー通の間でも人気になっているスリランカカレーが、自宅でも作れるヘルシー料理としてそのレシピが人気となっています。スリランカカレーは油分が少なくヘルシーで、野菜もたっぷりなのです。美味しいうえにヘルシーなのは女性にとっても嬉しいです。あまり食べたことがない人も、スリランカカレーについて知ればその魅力にきっとハマってしまいます。

そんな人気のスリランカカレーを自宅で作ることはできるのでしょうか？どうやって作るのでしょうか？そこで今回はスリランカカレーの人気のレシピや、本格的レシピなどをみていきたいと思います。スリランカカレーがどういったものなのかも改めて紹介します。自宅でも、ヘルシーで本格的なスリランカカレーを楽しみましょう！

まずは簡単で美味しいと人気のスリランカカレーのレシピをいくつか紹介したいと思います。様々なレシピがあるので色んなレシピに挑戦して、自分の好きなレシピを見つけましょう！

まず紹介する人気レシピは、簡単だけど本格的な、豚肉を使ったスリランカポークカレーです。材料は、豚バラ肉200g、ターメリック小さじ2、カイエンペッパー小さじ2分の1、ブラックペッパー小さじ1、カレー粉大さじ2、塩小さじ1、玉ねぎ1個、トマト缶200g、にんにく小さじ2、しょうが小さじ2、かつお節1袋、ココナッツミルク200cc、水300mlです。

豚肉を一口サイズに切っておき、ターメリック、カイエンペッパー、ブラックペッパー、カレー粉、塩で下味をつけておきます。玉ねぎはスライスしておき、弱火で炒めます。茶色くなるまで炒めましょう。そこにすりおろしたにんにくとしょうがを加えさらに炒めていきます。

続いて下味をつけた豚肉とトマト缶、かつお節を加え、フタをして10分程度煮ていきます。煮たらココナッツミルクと水を入れ、さらに5分程煮たら完成です。用意しやすいものばかりで材料もそろえやすく、時間もあまりかからず簡単に本格的なスリランカカレーを作ることができおすすめです。

続いて紹介するレシピは、簡単だけど本格的なスリランカ風チキンカレーです。材料は鶏肉2枚、玉ねぎ2分の1個、にんにく3片、しょうが1片、サラダ油大さじ2、カレーリーフ約8枚、ランぺ約6cm、レモングラス約4cm、シナモンスティック2,3本、チリパウダー大さじ1、カレーパウダー大さじ1、ターメリックパウダー小さじ1、黒こしょう適量、塩適量、ココナッツミルクパウダー大さじ3、お湯300ccです。

スリランカでよく使われるカレーリーフなどがなかなか売っていない場合はインターネットで購入すると良いでしょう。またはローリエなどで代用することもできます。まず鶏肉は一口サイズにカットしておきます。にんにく、しょうがはみじん切りにしておき、玉ねぎは薄くスライスします。

鍋にサラダ油を入れ温め、みじん切りにしたにんにくとしょうが、カラピンチャ、シナモン、レモングラス、玉ねぎ、ランぺを入れ炒めていきます。玉ねぎがしんなりしてきたら、さらにカレーパウダー、チリパウダー、ターメリックを加え再び炒めます。焦がさないように気を付けましょう。全体が混ざってきたら鶏肉を加え、表面に焼き色がついてきたら水100ccを入れます。

塩こしょうをして味をととのえ、約15分煮ていきます。鍋の底が焦げ付かないよう気を付けながら進めましょう。煮たら、あらかじめお湯300ccで溶いておいたココナッツミルクパウダーを加えます。最後に塩で味をととのえ5分ほど弱火で煮たら完成です。もっとスパイシーに、という方はチリパウダーで調整すると良いです。作り方自体はとても簡単なので材料さえ揃えば自宅で簡単に作ることができます。

続いて紹介するレシピは、スリランカらしいワンプレートに様々な具材をのせた色鮮やかなスリランカカレーのレシピです。豆腐カレー、さばカレー、トマトチキンカレー、豆カレーの4種類に加え、コールスローサラダ、にんじんの和え物といった副菜をひとまとめにしたレシピでスリランカの魅力を存分に味わえる一品となっています。

豆腐カレーの材料は市販のカレールー2分の1箱、鶏肉150g、玉ねぎ2分の1個、じゃがいも2分の1個、にんじん2分の1本、だし汁300～400cc、オリーブオイル小さじ1、水煮ひよこ豆150g、ココナッツパウダー大さじ1、木綿豆腐1パックです。作り方ですが、まずじゃがいもにんじんなどの野菜類を一口サイズにカットし、レンジで少し温めます。

続いて鶏肉、玉ねぎ、ひよこ豆をオリーブオイルで炒めていきます。塩、こしょう、ココナッツパウダーを加えさらに炒めます。続いて木綿豆腐を潰しながら加え炒めます。レンジで温めた野菜、だし汁を加えます。野菜にしっかり火が通ったらカレールーを入れ煮たら完成です。

さばカレーの材料は、市販のカレールー、サバ缶1缶、しょうが1片、にんにく1片、玉ねぎ4分の1個、ココナッツオイル適量、数種類のスパイス適量です。作り方ですが、まず鍋にココナッツオイルを入れ温め、薄切りにした玉ねぎ、みじん切りにしたにんにくとしょうがを入れ炒めます。そこに水を加えサバ缶を汁ごと加えます。骨は抜いておきましょう。

スパイス数種類を入れしばらく煮ます。スパイスが数種類まとまってペーストになって売られているものがあるのでそういったものを使うと良いでしょう。最後にカレールーを加え煮立たせたら完成です。

豆カレーの材料は、大豆水煮200g、コーン缶200g、蒸し豆70g、枝豆50g、数種類のスパイス、市販のカレールー、水50ccです。作り方はとても簡単で、材料を鍋に入れ煮ていき、煮立ったら火を止めます。最後にカレールーを加えたら完成です。

トマトチキンカレーの材料は、鶏肉1枚、玉ねぎ2個、トマト缶1缶、ココナッツミルク165ml、かつおだし粉末1袋、市販のカレールー、しょうゆ小さじ1です。こちらも簡単です。玉ねぎはみじん切りにしておきましょう。鶏肉と玉ねぎを鍋に入れて炒めます。トマト缶、ココナッツミルク、だしを入れ煮ていきます。煮立ったら最後にカレールー、しょうゆを加えたら出来上がりです。

コールスローサラダの材料はきゅうりやパプリカの野菜やシーフードなどを適量、ヨーグルト大さじ5、レモン汁大さじ1、塩こしょう少々、砂糖小さじ2です。野菜などの材料を食べやすい大きさにカットします。ヨーグルト、レモン汁、塩こしょう、砂糖と和えるだけで簡単です。

続いてにんじんの和え物の材料は、にんじん2分の1本、豆苗1パック、コーン適量、酢100cc、ココナッツオイル大さじ1、カレー粉少々、マジックソルト小さじ4分の1です。にんじんは千切りにカットし、電子レンジで2分加熱し酢につけておきます。ココナッツオイルで豆苗、コーンを炒め、マジックソルト、カレー粉を加え味を付けます。全て和えたら完成です。

スリランカカレーの人気レシピ集を紹介しました。ここからは、本格的なスリランカカレーの作り方を紹介します。スパイシーでヘルシーな本格スリランカカレーを楽しみましょう。

材料は、鶏もも肉150g、塩小さじ1、ヨーグルト大さじ1、チリパウダー大さじ1、にんにく1片、玉ねぎ1個、青唐辛子2,3本、ヤングコーン4本、カシューナッツ10粒、オリーブオイル大さじ2、かつお節5g、カレー粉大さじ2、シナモンパウダー大さじ2分の1、ガラムマサラ大さじ1、ココナッツミルク1缶、ケチャップ大さじ1、塩少々、ブラックペッパー少々、茹でた枝豆適量です。

鶏肉を一口サイズにカットし、塩とチリパウダーをすりこんでヨーグルトに漬けておきます。にんにくと玉ねぎはみじん切りにしておきます。青唐辛子は薄切り、ヤングコーンは半分にカットしておきます。フライパンにオリーブオイルを入れて温め、にんにくと玉ねぎを入れじっくり炒めます。

続いてそこに鶏肉を加えさらに炒めます。全体がなじんできたらかつお節、カレー粉、シナモンパウダー、ガラムマサラ、ココナッツミルク、ケチャップを入れ煮立たせます。煮立ったら、唐辛子、ヤングコーン、カシューナッツを入れてさらに8分ほど煮込みます。最後に塩とブラックペッパーで味をととのえ枝豆を盛り付けたら完成です。

スパイシーでありながらココナッツのマイルドさも楽しめる本格スリランカカレーです。自宅でも作ることができるのでぜひ挑戦してみましょう。本格的なスリランカカレーが食卓に出てきたら家族もきっと喜んでくれることでしょう。

スリランカカレーの人気レシピ、本格的なスリランカカレーの作り方をみてきました。ではそもそもスリランカカレーとはどういったカレーのことを言うのでしょうか？スパイスが効いている、食材がたっぷり乗っている、というようになんとなくイメージはあるものの、いまいちどんなカレーのことなのか分からない方もいると思います。

そこでスリランカカレーがどういったカレーで、どんな特徴があり、代表的な食材にはどんなものがあげられるのか、といったことをまとめました。改めてスリランカカレーについて学びましょう！

スリランカカレーは元々認知されており人気があったというわけではありませんが、カレー業界でブームとなり、それ以来人気を誇っています。SNSなどでも話題となり専門店もかなり増えており、カレー通の人たちの間でもとても人気です。名前の通り、スリランカで食べられているカレーのことを言い、インドカレーとは違います。そして、ご飯やおかずが一緒に盛り付けられたワンプレートカレーのことです。

スリランカカレーは、ライスアンドカレーといわれ1種類のカレーが盛り付けられているのではなく、何種類ものカレーがワンプレートに盛り付けられており、様々な食材が乗っていますので色鮮やかで見た目でも楽しめるカレーであります。スリランカの国民料理でスリランカ人にとって欠かせないものとなっています。そんなスリランカカレーにはどういった特徴があるのでしょうか？

スリランカカレーはスリランカの豊富な食材だったり、スパイスをたくさん使ったスパイシーなものが多いのが基本の特徴です。南インドが近く、南インドカレーに似た特徴をもっています。

スリランカカレーの特徴としては、基本的にココナッツミルクがベースになっているためスパイシーではありながらマイルドな風味を楽しめる、ということがあげられます。スリランカでとられる代表的な食材がココナッツであり、ココナッツミルクはスリランカ料理では頻繁に使われます。

また油分をたくさん使わないので、インドカレー比べてもさらさらとしておりスープカレーのように楽しむことができます。油分が少ないためヘルシーでもあり、野菜もたっぷり入っているため、身体に良い料理としても注目が集まっています。

インドカレーと同様様々なスパイスが使われていることも特徴でありますが、特有のスパイスを使うなど、スリランカ独特の風味を楽しむことができます。また様々なスパイスを使うためスリランカカレーの種類は一つではなく、マイルド風味のもの、辛口なものなど様々で、食べる際にもそういった数種類のカレーを好きなように混ぜながら食べることも大きな特徴となっています。

たっぷりの野菜だけでなく、魚介類を使ったものも多いのが特徴です。その理由としては、スリランカは仏教国であり食べられない食材があまりないという点、また日本と同様に島国であるため美味しい魚介類が豊富にとれることなどがあげられます。

魚介類を具材として使うだけではなく、日本でいうかつお節のように干した魚のだしを使用することもスリランカカレーの特徴です。そのため野菜たっぷりのカレーであっても魚介の風味のある独特な味を楽しむことができとても魅力的です。

インドカレーにはナンが合わせられるのに対しスリランカでは、日本と同様にお米を主食として楽しまれます。日本のお米とは違い、長細くぱさぱさしたイメージのお米が用いられます。

続いて、スリランカカレーに使われる代表的な食材にはどんなものがあるのかみていきたいと思います。まずは、先ほど紹介したココナッツです。炒め物などにもココナッツオイルが使われ、ココナッツはスリランカでは欠かせない食材の一つです。

続いて紹介する代表的な食材は、モルディブフィッシュです。この食材は先ほど紹介した日本でいうかつお節のように使われる食材として有名です。「ウンバラカダ」ともいわれます。島国のスリランカでたくさんとられる鰹を乾燥させて細かくしたものをウンバラカダとしてスリランカカレーによく使われます。スリランカでは様々な料理に使われる食材です。

カレーリーフもスリランカカレーには欠かせない食材です。ハーブのことで、「カラピンチャ」ともいわれスリランカ料理にはよく使われます。独特で、スパイシーな香りをもつハーブです。南インドでもよく使われます。このカレーリーフは、カレー作りに使おうとしても少し入手が難しい食材です。

スリランカで欠かせない食材として、ランぺもあげられます。聞いたことのない方が多いかもしれません。英語では「パンダンリーフ」とも言われますがこちらもあまり聞き覚えがありません。ランぺは、カレーリーフのようにスリランカでは欠かすことのできないハーブです。甘い香りづけをしてくれ、臭みをとってくれます。

ランぺは他のアジアの地域でもよくつかわれるハーブで、カレーに限らずご飯料理やスイーツの香りづけなどにも使われますがこちらも日本では手に入れるのが少々難しいです。とても硬いことが特徴なので、香りづけに使うのみで盛り付ける際には取り除くことが必要です。

作るのが難しいイメージがあるスリランカカレーですが、市販のカレーペーストで簡単に作れるということをご存知でしょうか？「カレーの壺」という市販のカレーペーストを使えば、簡単に、本格的なスリランカカレーを作ることができます。カレーの壺はスリランカで使われているスパイスやハーブ、野菜などが豊富に含まれているカレーペーストです。

このカレーペーストには動物性原材料や化学調味料、保存料といったものが使われていません。小麦粉も使われておらず、グルテンフリーの商品です。ペースト状で、カレー以外のものにも使いやすくなっています。またマイルド、ミディアム、スパイシーと3種類取り扱われており、好みに合わせて選ぶことができるので使いやすいです。

カレー1食作るのに、スプーン山盛り一杯分しか使わないため、一度買っておくと何回も使うことができます。このカレーの壺は話題になっており、レシピなどもたくさん出ていますし、カレーの壺のオリジナルレシピも出ているので、初めて使う方にも安心です。パスタや炒め物、ピラフなどにも合います。簡単に本格的なスリランカ料理が楽しめおすすめです。

カレーの壺を使ったスリランカカレーのレシピを一つ紹介します。材料はカレーの壺大さじ2、鶏肉200g、にんにく2片、しょうが1片、トマト缶1缶、キャベツ数枚、じゃがいも1個です。フライパンにオリーブオイルをひいて、カットしたにんにくを入れ温めます。香りが出たらにんにくを取り出し、鶏肉を入れ弱火で加熱します。

オリーブオイルを多めにひいておき、鶏肉の表面がかりかりになるよう加熱しましょう。両面焼いていきます。そこにカレーの壺を加え、よく絡めるように炒めていきます。千切りにしたキャベツ、細切りにしたじゃがいもを加え炒めます。野菜はお好みのもので大丈夫です。そこに千切りにしたしょうがと一度取り出したにんにくを加え2分ほど炒めます。この際、焦げつかないように気を付けながら進めましょう。

続いてトマト缶を加えます。ホールトマト缶の場合はトマトを潰しながら全体的に火を通していきます。大体火が通ったらフライパンにフタをして約10分煮込んでいきます。よく煮込んだら完成です。辛いのが苦手な方はココナッツなどを使いマイルドに仕上げましょう。このように、カレーの壺があればスパイスをたくさん用意する必要もないので、とても簡単に作ることができます。

スリランカカレーの人気レシピ、本格的なスリランカカレーの作り方、スリランカカレーの基本などについて紹介してきましたがいかがだったでしょうか？スリランカの魅力が伝わったかと思います。スリランカ料理が自宅で作れると知らない方もいたのではないでしょうか？

スリランカカレーは、ひとつの決まった料理ではなく、様々な野菜や魚介、スパイスを組み合わせてできあがるものであり、またひとつのプレートに色々な味が盛り付けられ、好きなように混ぜながら食べられることが大きな魅力です。毎回同じじゃないからこそ飽きずに楽しめます。

とても簡単に作ることができるうえにヘルシーなスリランカカレーにぜひ挑戦してみませんか？そして自分の好みのスリランカカレーレシピを見つけませんか？きっとスリランカ料理の魅力に気付くはずです。スリランカに行かずして、異国の情緒漂うスリランカカレーを自宅で簡単に楽しみましょう！