「秋吉」のメニューと値段は？福井の名物焼き鳥のお持ち帰りも紹介！

日本一焼き鳥の消費量が多い県、福井県。その福井県での焼き鳥消費に貢献していると言われているのが、福井県発祥の焼き鳥屋「秋吉」です。福井県といえば、秋吉、という人がいるほど愛されている秋吉の焼き鳥は福井県民にとってまさにソウルフードです。今回は人気テレビ番組で紹介されて以来、さらに人気に拍車が掛かっている秋吉の焼き鳥について大調査しました。この記事を読めば秋吉通になれるかもしれません。

秋吉は、1959年に福井の繁華街片町にたった4坪の小さな焼鳥店から始まりました。安くてうまい秋吉の焼き鳥はたちまち福井県内で評判を呼び、現在では福井をはじめとした北陸地方、関西地方、東海地方、関東甲信越地方など全国に114店舗を超える大型チェーンにまで成長しました。

秋吉の焼き鳥はとにかく値段がリーズナブルなことが特徴です。店内は、仕事帰りに一杯飲んで帰るサラリーマンや、飲み会で利用する学生さん、子連れで秋吉の焼き鳥を楽しむ家族など、いつでも多くの人で賑わっています。金曜日や週末の繁忙時間帯には、しばしば待ち時間が発生するほどの人気ぶりで、秋吉はどこの店舗も、活気で溢れています。

秋吉は味のおいしさもさることながら、ユニークなルールがあることでも有名で、お店に入ると店員からこう言われます。いらっしゃい社長さん、いらっしゃいお嬢さん。実際に社長でも、お嬢さんでなくても、お店では男性は社長さん、女性はお嬢さんです。くすぐったいような気分になりますが、これもお客さんを楽しませたい、という秋吉流のおもてなしです。秋吉では社長さん、お嬢さんになった気分で気持ちよく過ごしましょう。

福井県で知らない人はいない秋吉の正式名は、やきとりの名門秋吉といいます。秋吉の焼き鳥は、通常の焼き鳥よりちょっと小ぶりなサイズで、800度にも達する高温で一気にカリッと焼き上げることで、鶏肉本来の旨みとジューシーさを閉じ込めることに成功しています。この焼き方や創業以来ずっと守り続けられてきたこだわりの焼き方です。噛み締めるとじゅわっと旨味が口の中いっぱいに広がる焼き鳥は名門の名に恥じない味わいです。

秋吉の焼き鳥は、5本で一般的な1人前に相当する量なので、福井県民は一度に20本、30本と大量注文するのが当たり前です。秋吉の焼き鳥は5本単位で注文しますが、福井県民は5本や、1皿、1人前といった注文の仕方はしません。はじめから10！20！と大量注文が普通で、30や50から頼み始める人も少なくありません。秋吉を訪れたら、福井県民に見習って豪快に注文しましょう。

また、秋吉では注文した料理と一緒に出てくるタレのおいしさも評判です。タレ焼きの焼き鳥によく合う肉タレは、秋吉秘伝の甘めの味付け、塩焼きの焼き鳥によくあうからしは、しっかりとした辛さがたまらないおいしさです。カツタレは、串揚げと相性抜群。甘みと旨みがつまった秋吉オリジナルのタレなので、串カツにたっぷりとつけていただきましょう。

また、秋吉ファン、福井っ子の間では外すことのできないちょい足し調味料では秋吉オリジルのにんにくなんばです。にんにくと南蛮を合わせた秋吉特製の調味料で、無料で利用することができます。肉タレやからしに入れても美味しいですし、キャベツにつけても絶品です。福井っ子に見習って、騙されたと思って一度食べてみてください。にんにくのパンチあるおいしさにハマるに違いありません。

ここまでの記事を読んで、秋吉の焼き鳥を食べに行きたい！と思った人もいることでしょう。近くにある秋吉の店舗は秋吉の公式サイトから検索することができます。秋吉の公式サイトにアクセスし、メニューバーの「お店を探す」ボタンをクリックしてください。2018年9月現在福井県には27店舗、石川県14店舗、富山県14店舗、大阪府18店舗、滋賀県4店舗、兵庫県4店舗、京都府3店舗、愛知県3店舗、兵庫県4店舗です。

続いて長野県3店舗、新潟県1店舗、愛知県3店舗、広島県2店舗、神奈川県1店舗、静岡県1店舗、東京都には13店舗を展開しています。各県の店舗は公式サイトを見ると、住所、営業時間、定休日、使用可能カードの種類、駐車場の有無、禁煙席の有無等、詳しい情報も記載されているので、訪れる際にチェックしてください。

秋吉の焼き鳥は、値段のリーズナブルさも秋吉ファンから人気を得ています。大半の焼き鳥が5本で400円程度、1本80円というお手頃な値段なので、給料日前のお財布がピンチなときにも安心して訪れることができます。それでいて、焼鳥チェーン店にありがちな冷凍焼き鳥を使用するわけでも、海外から輸入した冷凍鶏肉を使用するわけでもなく、国内の厳選された確かな品質の鶏肉を使用しているというからただただ驚きです。

さらに秋吉の焼き鳥の美味しさを引き立てるのは、鶏肉の美味しさに加え、長年継ぎ足し使い続けられている秘伝のタレと、一串一串丁寧に値作りした焼き鳥を職人技でおいしく焼き上げることにあります。こだわりの素材をこだわりの味付けと調理法で仕上げた焼き鳥をリーズナブルな値段で提供し続けることこそ、秋吉の並々ならぬ企業努力と信念と言えます。

秋吉に行ったら、なにはなくとも純けいを注文しましょう。福井県民に秋吉で好きな焼き鳥は？と尋ねると必ず名前があがる、秋吉の超定番メニューです。純けいとは、若鶏ではなく、卵を産み終わったあとのひね鶏のことで、コリコリとしたしっかりとした歯ごたえと、噛むと感じる鶏の旨みがギュッと詰まっていることが持ち味です。秋吉ではこの純けいに、からしをつけて食べるのがスタンダードです。

秋吉に行ったら、なにはなくとも純けいを注文しましょう。福井県民に秋吉で好きな焼き鳥は？と尋ねると必ず名前があがる、秋吉の超定番メニューです。純けいとは、若鶏ではなく、卵を産み終わったあとのひね鶏のことで、コリコリとしたしっかりとした歯ごたえと、噛むと感じる鶏の旨みがギュッと詰まっていることが持ち味です。秋吉ではこの純けいに、からしをつけて食べるのがスタンダードです。

しろは豚の大腸で、純けいに負けず劣らず秋吉の人気メニューです。ホルモンでありながらも、全く臭みがなく食べやすいので、ホルモンが苦手という方も好んで食べるそうです。独特のコリコリ感がたまらなく、噛み締めるほどに旨みが口の中いっぱいに広がっていきます。こちらも秋吉特製の辛味のあるからしをたっぷりとつけていただくのが福井県民流です。ビールがぐんぐん進む魅惑のメニューは、5本でお値段295円です。

若どりは純けいとは異なり、月齢の若い鶏を使った焼き鳥メニューです。若さゆえのジューシーさと、ぷりぷりとした歯ごたえがクセになる味わいで、大人から子供まで誰にでも愛される定番です。秋吉秘伝のタレをたっぷりと付けて炭火で香ばしく焼き上げられ、提供されるので、出来立て熱々を頬張れば、一日の疲れも吹っ飛びそうです。若どりの値段は5本で295円となっています。

秋吉の人気串、ねぎまは若鶏のもも肉と、こだわりのネギを交互に刺した鉄板メニューです。秋吉秘伝のタレを絡めで焼き上げられたねぎまは、あまりのおいしさに何本でも食べられてしまいそうです。余談ですが、ねぎまの名前の由来はマグロとネギでねぎまというネーミングになりましたが、焼き鳥に応用して以来すっかりこちらのほうがスタンダードになりました。秋吉のねぎまの値段は、5本で315円とリーズナブルです。

ピートロは、豚のネック（首）の部位で、豚一頭からたった300gしか取れないという希少部位です。トントロという名前の方がメジャーだと思いますが、同じ部位になります。豚のうまみがぎゅぎゅっと詰まった味わいと、しっかりとした噛みごたえに、ビールがぐんぐん進みます。秋吉オリジナルの甘味噌と酸味の効いたタレでいただきましょう。ピートロのお値段は2本で260円となっています。

しんぞうは、その名前の通り豚の心臓です。ほかの焼き鳥屋では、ハツという名前で呼ばれることも多いしんぞうですが、秋吉では塩でさっぱりといただきます。秋吉のしんぞうはくせも臭みも全くなく、一度食べたらヤミツキになる味わいです。歯ごたえもしっかりとしていて噛めば噛むほど出てくる深い味わいに、秋吉ファンにも人気の高い一品となっています。しんぞうのお値段は、5本で335円となっています。

秋吉のおすすめ串焼きはまだまだあります。新鮮な豚のレバーを秋吉秘伝のタレで香ばしく焼き上げたあか。くせが全然ないので、もつ系が苦手でも秋吉の「あか」なら食べることができる、という人もいるそうです。あかの値段は5本で285円です。牛カルビは秋吉おすすめの一本。厳選された牛肉と、ねぎを交互に刺してあるので、ジューシーな牛と甘みのあるネギが口の中で最高のハーモニーを奏でます。お値段は5本340円です。

続いて、カロリーが気になる女性や、あっさりしたものが食べたいという気分にマッチするのがささみです。秋吉ではこしと旨みがあるメス鶏のささみだけを使用し、ササミにありがちなパサつきとは無縁です。塩でさらなる旨みを閉じ込めます。お値段は5本310円です。焼肉の定番メニュー、タンも人気です。牛のタンを食べやすいように薄くスライスしたものを串仕立てにしました。タンのお値段は5本335円となっています。

もうひとつ、焼肉の人気メニュー牛のみのも福井県民に人気だそうです。上みのだけを使用し、特性甘味噌と酸味の効いたタレでいただくのが秋吉流。お値段は5本320円です。焼き鳥好きな方に欠かせないメニューといえばすなぎもです。秋吉のすなぎもは旨みの強いメスどりのものだけを使用しているため、コリコリとした食感とクセのない味が特徴です。塩でさっぱり、ネギと一緒にいただきましょう。お値段は5本310円です。

若どりの皮と脂と肉を絶妙なバランスで仕上げた若皮も秋吉の常連さんに人気のメニューです。噛み締めるとじゅわっと出てくる鶏の脂がたまらない1本です。ほんのり効いた塩のバランスも絶妙です。お値段は5本315円です。豚ロースは厳選された豚ロース肉を使用しているので、やわらかさと旨みが違います。こちらもねぎと一緒に串仕立てにしているので、甘味と旨みがお口で交互に弾けます。お値段は5本310円です。

子供や女性に人気なのが秋吉特製のタレをたっぷり付けて焼き上げたつくねです。若どりをベースに数種類の肉をブレンドしているため、独特な食感が人気となっています。お値段は2本260円です。塩焼きでいただく豚バラは、豚バラ肉の良質な部分だけを使用しているため、脂くさくないのが特徴です。噛み締めるとじんわり溶け出してくる豚の脂は良質なお肉だからこそのおいしい味わいです。お値段は2本260円です。

秋吉では野菜串も用意されています。秋吉独自の細ネギだけを使用したねぎ串焼きは歯ざわりが良く、とても甘みがありおかわりが止まらない人気メニューです。お値段は5本305円です。お酒好きな方ならししとうがおすすめです。鮮度と産地にこだわったししとうを特製味噌でいただきます。お値段は2本275円です。産地にこだわったピーマンは、高温の炭火で焼くため甘みが感じられる1本です。お値段は5本305円です。

秋吉の若どり手羽揚げは、自家製の唐揚げ粉を使用し、フライ専用のオイルで揚げているため油臭さがありません。独特の旨みがつまった1本なので、お酒と一緒にいただくと、どんどん進んでいきます。骨付きの若鶏の手羽揚げですが、肉質がやわらかいため、すっと骨から抜けます。ビール片手に話に花が咲くそんなメニューです。お値段は2本390円となっています。

福井っ子をはじめ、秋吉ファンに人気な揚げ物といえば串カツです。牛と玉ねぎを交互に刺し、からっとフライにした串カツは、やわらかな牛とジューシーな玉ねぎの相性が抜群で、リピート注文したくなるのも納得のメニューです。秋吉ならではの小ぶりサイズもあって、1人でも5本あっという間に食べてしまいます。揚げ物で迷ったら、まずは串カツをオーダーしてはいかがっでしょうか？お値段は5本310円です。

厳選された若鶏のもも肉を、丁寧に下処理を施し、ジューシーさを逃さないようにからっと揚げた若どりのもも揚げは、老若男女に愛される人気メニューです。食べやすいように手元の部分をアルミホイルで覆ってくれる細かな配慮もうれしいですね。がぶっと豪快にいただけば、弾ける肉の旨味に感動します。お値段は秋吉の中では少しお高めの460円ですが、十分に価値のあるメニューです。

鶏の胸軟骨（ヤゲン）を使用し、秋吉オリジナルの唐揚げ粉をまぶして揚げたなんこつ揚げ。小肉をはさんでいるので、コリコリの歯ごたえと、ジューシーな旨みがお口の中に交互に押し寄せ、たまらないおいしさです。なんこつ好きな方はぜひ頼んでください。ほかのお店との違いにびっくりすると思います。お値段は2本285円です。

居酒屋の定番メニューとも言えるポテトフライも、しっかりとした厚みのあるカットが秋吉スタイルです。ほくほくと甘みのあるポテトフライは、一度食べ始めると手が止まりません。子供にも人気なので、家族連れで秋吉を訪れたらなにはなくとも頼みたいおすすめです。量が秋吉ならではの小盛りなので、小さい子供でもあっという間にひと皿完食してしまうそうです。お値段はひと皿345円です。

他にも秋吉のおすすめ揚げ物を紹介します。食べやすくておいしいと人気のチューリップは、骨を持って豪快にいただくと、お肉の旨みがダイレクトに味わえます。お値段は2本300円となっています。お腹がペコペコの時は、ボリューム満点の若どりフライはいかがでしょうか？秋吉厳選のジューシーな若鶏をおさくっとフライにした一品はボリューム満点です。特製のソースと一緒にいただきましょう。お値段は2本300円です。

最高級の国内産フレッシュうずら玉子を串揚げにしたうずら玉子揚げは、秋吉いちおしのメニューです。口の中で黄身がとろける絶妙の揚げ具合に、幸せな気分に浸れそうです。お値段は2本275円です。国内産のレンコンを揚げたレンコン揚げも人気メニュー。さくっとした歯ごたえがたまりません。お値段は2本275円です。玉葱フライは独特な甘みと自家製パン粉の相性が抜群となっています。お値段は2本265円です。

意外なおいしさがピーマン揚げです。苦味がなく、食べやすいのでピーマン嫌いの子供でも食べられると評判です。お口直しにもぴったりな一本です。お値段は2本265円です。お酒のおつまみにいただきたいのが揚げ出し豆腐です。ふわふわの豆腐をからっと揚げ、特製だしでいただく一品は、しみじみとしたおいしさが味わえます。上に乗った大根おろしのみずみずしさもたまりません。お値段は1皿395円となっています。

秋吉に焼き鳥を食べに行き、家族に食べさせてあげたいなと思うことは多々あるでしょう。秋吉ではそんな方に嬉しい持ち帰りサービスがあります。注文は店舗で直接受付してもらえるので、食事をいただいている時に定員さんに持ち帰りしたい旨を伝えましょう。焼き上がりまでに10分ほどかかるため、お会計の10分～15分前に注文しておくと、あつあつの状態でお持ち帰りできます。タイミングを見計らって持ち帰り注文がベストです。

秋吉では、店内で食事をしなくても持ち帰り注文だけでも対応してもらえる店舗もあります。全国でも共働き世帯が多い福井県では、晩ご飯のおかずとして秋吉の焼き鳥をお持ち帰りする主婦も多いそうです。秋吉の持ち帰り注文は、店舗に行って注文すると10分ほどで焼きたてアツアツのものをお持ち帰りできます。お持ち帰りには、秋吉特性の薬味のタレ、からし、にんにくなども一緒に入れるも嬉しいポイントです。

お持ち帰りの際、店舗で待つ時間すら惜しい、という方は、事前に予約注文しておくことも可能です。お持ち帰りしたいメニューと、受け取りの時間等を電話で伝えましょう。受け取り時間に合わせて焼き鳥を仕上げてくれるため、お持ち帰りの受け取り注文をした場合は時間厳守が鉄則です。あつあつの焼き鳥を自宅で食べられる幸せ。お土産としてお持ち帰りするときっと家族から拍手喝采を浴びることうけあいです。

近くの秋吉の店舗がお持ち帰りに対応していることや、メニュー、値段などは、秋吉の店舗によって異なります。そのため、お近くの店舗に直接問合せをしてから行くほうがスムーズです。秋吉の元気な定員さんがてきぱきと質問に答えてくれるので、気になることは聞いてください。秋吉の焼き鳥をお持ち帰りして、自宅で串パーティを楽しむのも素敵ですね。秋吉の絶品焼き鳥を片手に、お酒がどんどん進みそうです。

一度食べるとあまりのおいしさに、またすぐにでも食べに行きたくなると評判の秋吉の焼き鳥について調査してきました。豊富なメニューと、お財布にやさしいリーズナブルな値段設定も秋吉の魅力です。近くに店舗があれば、ぜひ一度食べに行ってみることをおすすめします。お店に行ったら福井県民を見習って、10本！20本！と豪快に注文して、秋吉をとことん堪能しましょう。