もやしのレシピで簡単・美味しい一品を紹介！おつまみや人気の炒め物まで

もやしはなぜ人気があるのでしょうか？それは、ほとんどのスーパーや食材売り場に一年を通して置いてあり、安く手に入るからという理由があげられます。何十円単位で売られているので、節約したいときや、野菜が高騰したときでも安心して購入することができます。

また、もやしの栄養価が高いことも人気の理由ではないでしょうか？もやしは種子の栄養素に加えて、発芽・成長をしながら他の栄養素も生成されるという素晴らしい食材なのです。カルシウム、ビタミンC、食物繊維、カリウム、葉酸、アスパラギン酸など多くの栄養が含まれています。

また、もやしは調理が簡単で、時短で美味しい料理ができるのも人気の一つです。シャキシャキの食感が魅力のもやしは、さまざまな料理に活用することができます。

豊富な栄養素を含んだもやしは加熱をしても大丈夫なのでしょうか？もやしに含まれるビタミン類は熱に弱いそうです。そのため加熱しすぎると、せっかくの栄養素が壊れやすくなり、摂取量が減ってしまいます。過度な加熱は控えたほうが良いでしょう。

美味しく栄養豊富なもやしを食べるために、それぞれの調理工程でのポイントを紹介します。

もやしを茹でるときは10秒程度でお湯から出しましょう。炒めるときは、一番最後に加えるとシャキシャキ感が残り、加熱時間も短くて済みます。また蒸すときは特に時間を気にしなくて大丈夫です。実は、蒸す工程が一番栄養が保たれるそうです。また、もやしは足がはやいので、採れたての新鮮でなければ生で食べるのはやめたほうが良いそうです。

では、ここからはもやしを使用した簡単で美味しいレシピを紹介していきたいと思います。お酒のおつまみに合うレシピや人気の炒め物レシピまで紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

炒め物は簡単でお酒のおつまみにもなり、時間がないときでもサッと簡単に作ることができます。美味しいシャキシャキのもやし炒めレシピを紹介します。

作り方は、まずフライパンを温めてサラダ油をひきます。そこにしょうがのみじん切りを入れて香りが出るまで炒めます。次にひき肉を入れて塩コショウで下味をつけます。ひき肉に火が通れば5センチに切ったニラともやしを加えて醤油を回しかけて全体を混ぜ合わせます。塩コショウで味を整えたら出来あがりです。

彩りとして千切りの人参やしめじなどのキノコ類を入れても良いでしょう。また、ひき肉ではなくツナ缶で作るとより簡単で、もやしとの相性も良いです。ツナ缶を使うときは、塩コショウとカレー粉で味をつけるのもスパイシーになり美味しいので是非作ってみてください。

ナムルはさっぱりしていながらごま油のコクがきいている人気の一品です。お酒のおつまみや箸休めにぴったりなレシピを紹介します。

作り方は、まず沸騰したお湯に塩を入れて、もやしと5センチ長さに切ったほうれん草を20秒ほど茹でます。冷めたら水気をよく絞り、醤油:砂糖:ごま油で味付けをします。調味料の比率は2:1:1です。すりゴマをかけて全体をよく和えたら出来あがりです。すりおろしニンニクを少し加えると、よりお酒がすすむおつまみになります。
 

中華風サラダは作り置きにもお酒のおつまみにもなる一品です。作り方は、まず沸騰したお湯に、もやしを入れて10秒ほど茹でます。そのあと水気をよく絞り、冷蔵庫で冷やしておきます。次にきゅうりとハムを細めの千切りにして、もやしと合わせてボールに入れ再び冷蔵庫に入れておきます。冷やしている間にドレッシングを作ります。

醤油、砂糖、酢、ごま油を2:2:1:1の比率でよく混ぜ合わせます。冷蔵庫からボールを出して、ドレッシングをかけて混ぜ合わせます。塩コショウで味を整えたら出来あがりです。お皿によそって白ごまをかけて食べましょう。

きゅうりの変わりにパクチーや水菜を入れたり、千切りの人参や錦糸卵を入れても彩りがきれいになり食卓が華やかになります。また、ハムの変わりに細かく割いた蒸し鶏を入れるとボリュームのある一品にもなります。さらに辛いものが好きな方は、最後にラー油を回しかけても美味しいです。

寒い冬や疲れた身体を癒したいときに元気が出るようなもやしスープレシピを紹介します。

こちらはワンタン入りの食べ応えのあるスープです。作り方は、まず鍋に水を入れて沸騰させます。もやし、5センチに切ったニラ、冷凍ワンタンを入れて、鶏がらスープの素、醤油、塩胡椒で味付けをします。ワンタンに火が通ったら出来あがりです。冷凍のワンタンを使えば、簡単でボリュームのあるスープが出来るので是非試してみてください。

次に、もやしとキムチの相性が抜群のピリ辛スープレシピも紹介します。作り方は、まず鍋に水を入れて沸騰させます。そこに鶏がらスープ、しょうゆを入れて、お好みの量のキムチを入れます。豚肉の薄切り、豆腐を入れて再沸騰したら、もやしとニラを加えれば出来あがりです。最後にごま油をまわしかけるとコクのあるスープになります。

また、もやしピリ辛スープにご飯を入れても美味しいです。スープが余った翌日の朝ごはんやランチにいかがでしょうか？是非作ってみてください。

ラーメンの具に、もやしが入っていることはよくありますが、ここではスープパスタに、もやしを入れたレシピを紹介します。とても簡単で美味しいので是非挑戦してみてください。

作り方は、まずフライパンにオリーブオイルをひいて、弱火でにんにくのみじん切りを炒めます。にんにくの良い香りがしてきたら、細切りにしたベーコンを入れて炒めます。ベーコンに焼き色がついたら、水と鶏がらスープの素をいれます。スープが沸騰したら、もやしと5センチに切ったほうれん草を入れて塩コショウ醤油で味を整えます。好みのかたさに茹でたパスタをお皿にいれ、その上からスープをかけたら出来あがりです。

もやしあんかけは、チャーハンやラーメン、かたやきそば、かに玉とさまざまな料理に使えます。見た目も豪華になりボリュームも出るので覚えておくと便利なレシピです。

作り方は、まずフライパンにサラダ油を熱し、みじん切りにした生姜とニンニクを入れて香りが出るまで炒めます。そこにひき肉を入れて塩コショウで下味をつけます。ひき肉に火が通ったら、水、鶏がらスープの素、酒、みりん、醤油を入れます。

水600ccに対して、鶏がらスープ・酒・醤油は大さじ1、砂糖は小さじ1です。沸騰してきたらもやしを入れます。火を止めて水溶き片栗粉を入れて、再び火をつけます。塩コショウで味を整えたら出来あがりです。

オイスターソースを入れてもコクが増して美味しいです。また、塩味にしたい時は、醤油を入れずに塩を適量入れてください。もちろんそのままあんかけ炒め物として食べるのも良いし、白いご飯の上にかけて中華丼のようにしても美味しいです。

もやし肉巻きはお弁当に入れてもお酒のおつまみとして作っても良い一品です。味付け次第でアレンジもできるので気分によってレシピを変えてみましょう。

作り方は、まず豚バラ肉を広げて、もやしを適量のせてクルクルと丸めます。丸めたら塩コショウで下味をつけておきます。次にフライパンにサラダ油を熱して、お肉の巻き終わりを下にして並べます。フタをして中火で焼き色が付くまで熱します。焼き色が付いたらひっくり返して、再度フタをして焼き色が付くまで裏面も熱します。

お肉に火が通ったら醤油、酒、砂糖、みりんで味付けをします。比率は2:2:1:1です。調味料をよく混ぜ合わせたものを、もやし肉巻きの全体にまわしかけます。フライパンを揺すり、たれがよく絡まれば出来あがりです。

上記の味付けにすりおろし生姜を加えると生姜焼き風になります。また、たれを回しかけずに大根おろしをのせたり、ポン酢つけて食べてもあっさりして美味しいです。濃い目の味付けにしたいときは、味噌とはちみつを少し加えるとコクのある味になり、お酒のおつまみにもぴったりです。

定番のもやし炒めからお酒のおつまみにぴったりの味付けアレンジレシピまで幅広く紹介しました。どのレシピも忙しいときでも簡単に作れる美味しいものばかりなので、ぜひ好みのレシピを見つけて楽しんで作ってみてください。