こってりラーメンでおすすめは？東京・大阪など全国の人気店を厳選！

ラーメンというのは日本のグルメの中でも圧倒的にお店の数も多く、さまざまなジャンルで展開されている人気グルメのひとつです。そしてさまざまなジャンルや流行がある中で、こってりラーメンをがっつり食べたいという人も多いと思いますが、果たしてこってりラーメンの美味しい人気店としては、どのようなお店が挙げられるでしょうか？

今回は、東京や大阪の名店はもちろん、北は札幌から南は九州まで全国各地のこってりラーメンの人気店をチェックしていきます。全国にさまざまな形で広がっているこってりラーメンの波は、ただこってりなだけではなくその先の奥深さまで楽しめるほどです。ぜひ、こってりラーメンの名店をチェックし、各店の唯一無二の味を楽しみましょう。

ラーメンの中でもこってり系のラーメンというのはさまざまな流派・ジャンルがあり、色々な楽しみ方ができるものです。そのために現在では東京でも大阪でも色々なタイプのこってりラーメンが登場しており、ラーメン巡りをすれば自分好みのラーメンを楽しむことができそうです。こってりと言っても、単に豚骨だけではないのが興味深い点です。

例えば最近では関西などにも進出している横浜の家系なども全国的に人気度が高まっているこってりラーメンの一種ですが、もちろん古くから北海道では定番として愛されている札幌味噌ラーメンもこってりラーメンのひとつとして東京などでもその価値が再認識されています。さらに鶏白湯系のラーメンなどは、女性にも人気となっているようです。

こってり系というと味が濃厚でかなりしつこいようなイメージもあるようですが、最近のこってり系は背脂をたっぷりと使っていたり豚骨の風味が豊かであったりしつつも、後味はスッキリめに楽しめるラーメンも数多く登場しています。ただこってりなだけではなく奥深い味わいのラーメンを、ぜひ全国各地の人気店で堪能してみましょう。

こってりラーメンにはさまざまな流れがあり、東京や大阪、そして札幌などにさまざまなこってりラーメンのお店があります。その中でもやはり最近の流行を牽引するお店として挙げないわけにはいかない名店としては、ラーメン二郎が挙げられるでしょう。ラーメン二郎は東京の三田に本店を構え、全国的に大人気となっているラーメン屋です。

そんなラーメン二郎はラーメンを600円、ぶたラーメンを700円で提供しており、圧倒的な安さと圧倒的な美味しさが人気の理由となっています。ラーメン二郎のスープは、豚肉と豚の脂の旨味がしっかりと溶け込んだスープとなっており、特製の醤油とマッチしてバランスのとれた味わいです。そして麺は食べ応え抜群の極太麺を使用しています。

こってり系のラーメンはやはりお店ごとにスープに異なるこだわりをもっているものですが、豚特有の上品な香りがしっかりとスープに落とし込まれているだけでなく、極太麺であることもラーメン二郎が圧倒的に人気となっている理由のひとつです。ラーメン二郎は、数あるこってり系ラーメンの中でも、極太麺が好きな人にはもってこいなのです。

現在では二郎系インスパイアラーメンのお店がかなり存在するものですが、その原型となったラーメン二郎の味は食べ比べを行うためにも一度は食べておきたいものです。三田本店以外にも東京にいくつかの店舗がある上にインスパイアのお店も多く存在するので、こってりなだけではない圧倒的に美味しい二郎ラーメンを楽しんでみてください。

札幌から九州まで全国にはさまざまなタイプのこってりラーメンが存在しますが、博多発の人気チェーンとしては一風堂が挙げられます。博多ラーメンといえば細麺の豚骨ラーメンが主流であり、元祖こってりラーメンとして現在でも根強い人気を誇っています。1985年に福岡市中央区大名で創業したブランドは、現在海外でも大人気のようです。

そんな一風堂のメニューの中でも特に定番として知られているのが白丸元味であり、シルキーで上品な博多ならではのとんこつラーメンに仕上がっています。豚骨の深みを感じるこってりラーメンの王道ながらも、あくまで後味はすっきりとしておりかなり食べやすい印象になっています。一風堂の白丸元味は、女性にも大人気のラーメンです。

一方で赤丸新味というメニューも新たな一風堂の定番として知られており、唐辛子や豆板醤などが入ったより引き締まった味のこってりラーメンです。麺も白丸元味に比べると弾力性に富んだものが使用されており、より奥行きのある味を楽しめます。他にも、一部店舗限定メニューなども含め、人気のこってりラーメンが一風堂には目白押しです。

一風堂は現在九州に多くの店舗をもっており、もちろん東京でも大人気となっていますが、札幌味噌ラーメンが主流の札幌でも博多とんこつラーメンの先駆者として人気を博しています。さらに海外でも高く評価されている日本のこってりラーメンの代表格であり、こってりながらもさらりとした味わいは性別や年代を問わずに楽しめるでしょう。

続いて紹介するこってりラーメンの人気店は、無鉄砲です。無鉄砲は京都に本店をもつブランドであり、現在では大阪と東京の中野にも店舗を構えています。無鉄砲はこってりを超越したラーメン店として知られており、こってりというよりもドロドロに近いスープの質感は、とにかく濃厚でがっつりとくるこってりラーメンが好きな人におすすめです。

無鉄砲のラーメンは大量の豚骨を骨の芯の部分が溶けるまで煮込んだスープを使用しており、見た目はドロドロながらも案外後味はすっきりとしています。そんな無鉄砲のメニューの中でも定番のとんこつラーメンは750円とリーズナブルながらも間違いのない味を楽しめる看板メニューであり、九州から取り寄せた麺との相性も抜群です。

そんな無鉄砲のとんこつラーメンにはチャーシュー4枚含まれているので、お肉をがっつり楽しみたいという人にもおすすめのこってりラーメンです。豚骨の風味はかなり濃厚となっていますが、ラードなどは使用していないために食べ終わった後の印象も悪くありません。また、とんこつチャーシューメンはチャーシューが12枚含まれています。

また、無鉄砲にはがむしゃらというブランドも存在しますが、そこでは魚介とんこつラーメンも楽しむことができます。魚介豚骨はより深みのある複雑な味わいですが、がむしゃらは現在シドニーにも進出しているようです。全国的に大きく展開しているわけではないですが、関西でも関東でも大人気の無鉄砲は、かなりおすすめ度が高いと言えます。

こってりラーメンといえば博多とんこつや横浜家系などが主流だとも言われていますが、やはり札幌味噌ラーメンも王道中の王道として忘れるわけにはいきません。味噌ラーメンの中でも圧倒的にコクのある札幌味噌ラーメンが食べたくなるときも多いものですが、札幌味噌ラーメンの人気店の中でも特にすみれは一度は食べておくべき名店です。

昭和39年に創業したすみれは、紆余曲折を経ながらも常に超人気店の地位を維持してきた努力の名店です。最近ではギフトセットなどもお土産として大人気になっている札幌のすみれですが、現在では札幌中の島の本店だけでなくすすきのなどを含めて札幌に三店舗、そして札幌以外では新横浜にも店舗がありそちらもかなり人気度が高いようです。

最近では異なるブランドのラーメンやバーなどもプロデュースしているすみれですが、やはり人気の理由は濃厚ながらもそれだけでは終わらないかなり複雑な魅力に満ちた味噌ラーメンにあります。豚骨や魚介などが基軸となりながらも野菜類も大量に煮込みさらにコクのある味噌を加えるので、何層にも旨味が広がるような味わいになっています。

そんなすみれの味噌ラーメンは900円という値段ですが、麺は札幌味噌ラーメンらしい縮れの中太麺で、スープのコクに負けないような弾力性が特徴的です。さらに特製メンマとネギがふんだんにトッピングされることで食感と香りにアクセントが加わった唯一無二の札幌味噌ラーメンであり、札幌味噌ラーメンが好きな人は避けては通れない逸品です。

続いて紹介するこってりラーメンのおすすめ店は、東京は武蔵野市にあるきら星というお店です。きら星では700円という価格でとんこつラーメンを楽しむことができますが、あまりにも濃厚すぎる究極のとんこつラーメンと称されているそのラーメンは、とにかく濃厚でがっつりとインパクトのあるこってりラーメンが好きな人にはおすすめです。

ラーメンの中でもがっつりと豚骨の風味が効いたラーメンが好きだという人は多いと思いますが、東京の武蔵境駅から徒歩5分程度の位置にあるきら星では、唯一無二のとんこつラーメンが楽しめるようです。とんこつラーメンといえばやはり九州の博多系が有名で主流ですが、博多系とはよい意味で一線を画した独自進化系のこってりラーメンです。

カウンターのみの店内はランチタイムなどにはかなり混雑する東京西エリアでも特に人気のお店となっていますが、待ってでも食べたいその味はスープをすすった瞬間にリピート必至だと断言できるほどのようです。卓上には複数種類のペッパーやキムチの壺などが並べられており、好きにトッピングしてこってりラーメンを堪能することができます。

そんなきら星はがっつりスープだけでなく手打ち麺にもとことんこだわっており、一日に2回も作りフレッシュさを維持しているというこだわりようです。スープに負けないように小麦粉の風味をしっかりと感じられる仕上がりになっていますが、だからこそ超濃厚なスープと組み合わせられることで他にはない圧倒的な食べ応えとなるようです。

大阪など関西にもこってりラーメンの名店というのは案外数多く存在するものですが、中でも超豚骨濃度8というお店はその店名のインパクトもさることながら、圧倒的に美味しいラーメンが話題になっているお店なのです。大阪の日本橋駅・谷町九丁目駅から徒歩圏内の超豚骨濃度8ですが、カウンター11席のみながらも売り切れ必至の人気店です。

そんな大阪の名店超豚骨濃度8で食べられるこってりラーメンは、極細ストレート麺と王道の豚骨スープの組み合わせを楽しめる逸品となっています。店名にもなった超豚骨濃度8というメニューが特に定番の看板メニューとして知られていますが、750円というリーズナブルさが魅力的ながらも白濁した上品なスープは後味がスッキリめの仕上がりです。

スープがかなり白い上に緑色のねぎや赤色の辛味噌などが綺麗に盛り付けられているので、インスタ映えも狙える上にかなり食欲をそそられること間違いなしです。スープはかなりとろみがありまるでミルクのようにマイルドな仕上がりになっていますが、肉の臭さはほとんど感じさせない味わいです。そして、麺との相性も抜群に仕上がっています。

チャーシューはレアめで薄切りの仕上がりであり、スープが染み込むと上品なローストビーフを食べているような印象すら受けます。大阪でも博多ラーメンなどの影響を受けてこってりラーメンの美味しいお店は増えていますが、そんな大阪の中でチェーン店以外で美味しいこってりラーメンを食べたいのであれば、超豚骨濃度8が特におすすめです。

続いて紹介する吉村家は、こってりラーメンの中でも根強いファンが多い家系の超人気店です。吉村家は横浜家系の総本山と言われるお店であり、吉村家にインスパイアされたお店が続々と関東を中心に人気を博しています。その勢いは大阪などの関西にも影響を及ぼしていますが、まだ家系をあまり食べたことがない人にこそ吉村家はおすすめです。

横浜にある吉村家は、平日でも20人以上の行列ができている状態も珍しくない人気ラーメン屋です。醤油の旨味がしっかりと活かされたスープは濃厚ながらも、案外後味はあっさりめに楽しめます。そして家系といえばでイメージする人も多いほうれん草やチャーシューなどのトッピングとの相性も、かなり抜群で総合的な楽しみ方ができるでしょう。

また、家系ではご飯をスープで食べるという食べ方も一般的となっていますが、吉村家でもぜひ海苔をスープに浸してからご飯と一緒にスープを最後まで楽しみたいものです。こってりながらもその楽しみ方も含めてかなり斬新で興味深い存在であると言える家系ですが、その総本山である吉村家は、ラーメン好きとしてはマストで知っておきたい味です。

そんな吉村家のラーメンは一杯670円となっていますが、大盛りでも890円とリーズナブルなのはかなり魅力的でしょう。さらにチャーシューメンでも750円という価格で楽しめるので、お肉をよりボリューミーに楽しみたいというときにはこちらもおすすめです。横浜駅西口から徒歩5分の吉村家で、家系の真髄に触れてみてはいかがでしょうか？

大阪は茨木市宇野辺にある人気のこってりラーメンが、紡の熟成ラーメンです。紡は大阪の中心地にあるというわけではありませんが、大阪はもちろん周辺地域からもわざわざ訪れるというファンが多いこってりラーメンの名店であり、唯一無二の味を楽しめます。鶏のモミジを炊き上げた鶏白湯スープは、洗練された濃厚さを体感することができます。

モミジを中心に強火で長時間炊き続けることで圧倒的な旨味の濃厚スープが完成し、平打ちの自家製麺でその濃厚さを一気にすすることができます。節系の臭みなどが一切ないのでまるでフレンチのスープのように飲むことができる上品さとなっており、男性のみならず女性にもファンが多いという大阪の紡は連日売り切れ続出の人気店なのです。

コシはありつつもやや柔らかめにゆであげられた麺は、品のある洗練された鶏白湯スープとの相性が抜群であり、すぐに完食してしまうことでしょう。濃厚系ラーメンの中でも特に雑味などのない綺麗な印象の鶏白湯スープが好きだという人には、特に紡がおすすめです。リピート必至の味わいは、一口目でファンになってしまうこと間違いなしです。

東京の大田区で北海道のこってりラーメンを楽しめるとして話題のお店が、北海道らーめん楓です。北海道らーめん楓は北海道ラーメン特有のコクと深みのあるスープを楽しめるお店となっていますが、野菜由来の風味だけでなく鶏ガラを中心に濃厚なスープに仕上がっている人気店で、中でも北海道ラーメンの定番である味噌ラーメンは大人気です。

大田区の平和島店は2009年にオープンしましたが、それ以来蒲田店や雑色店など大田区を中心に店舗展開していき、都心のラーメンの流れとはまた異なる独自の人気ぶりをみせ始めました。現在では家系が隆盛を誇る横浜にも店舗をもつほどの人気ぶりです。そんな北海道らーめん楓の麺はやや縮れた麺を使用し、絶妙なスープとの絡みが特徴的です。

北海道らーめん楓の美味しさの秘密は、味噌を高温に熱した鍋で炒める点にあるとされており、そうすることでラードとスープがさまざまな具材と旨味を引き出された状態で絡み、絶妙なバランス感に仕上がるようです。こってりラーメンの中でも味噌ラーメンには目がないという人は、東京で楽しめる北海道らーめん楓を要チェックだと言えます。

続いて紹介する平太周味庵は、超濃厚な豚骨醤油ラーメンを楽しめる東京の人気店です。品川で大人気の平太周味庵は、醤油の旨味とふくよかさが前面に出た濃厚でなくては楽しめない、濃厚だからこその味わいのラーメンが人気を博しています。平太周味庵は五反田駅や大崎駅から徒歩5分であり、品川界隈のサラリーマンに大人気となっています。

そんな平太周味庵の基本となるラーメンは、濃厚豚骨醤油スープに背脂を振りかけたバランス感が絶妙なメニューとなっています。そこからより濃厚タイプで青森県産にんにくをたっぷりと加えたものが、特製ラーメンであり、平太周味庵の一番人気となっています。かなり濃厚ながらも、マイルドさと甘みも兼ね備えた逸品に仕上がっています。

さらに和風つけ麺や特製味噌ラーメンなど、どのメニューもそれぞれにオリジナリティがありただ濃厚でこってり系なだけではない魅力をもっているのが、平太周味庵のラーメンです。見た目はかなりインパクトのあるこってり系ラーメンとなりますが、麺も歯ごたえがあり満足度が高いですから、そのバランス感を一度体感してみてはいかがでしょうか？

こってりラーメンは全国各地で実に個性的なものを楽しむことができますが、新潟県にある中華亭は煮干し系のこってりドロドロラーメンを楽しめる北陸地方の名店となっています。煮干し背脂醤油ラーメンは、煮干しの風味が豊かなこってり系であり、こってり系としては珍しく風味もかなり豊かなので、新たな楽しみ方ができるかもしれません。

燕三条系とも呼ばれる背脂たっぷりのスープは、まずその見た目のインパクトがかなり強いですが、それだけではなく味もかなり濃厚に楽しむことができます。背脂たっぷりなラーメンはやや食べるのに抵抗があるという人もいるかもしれませんが、決して口の中にしつこさがいつまでも残るわけではなく適度に爽快に楽しめるのが魅力的でしょう。

そんな中華亭のラーメンは、650円で楽しむことができますが、プラス150円で定食にしてがっつりと楽しむことができます。個性的ながらも病みつきになること間違いなしの中華亭のラーメンは、北陸地方のラーメン巡りでは欠かせない、東京や大阪だけでなく地方でも美味しいこってりラーメンが楽しめることを証明してくる名店です。

麺屋極鶏は、京都にあるこれほど濃厚なラーメンがあるのかというくらいに濃厚なラーメンが特徴的なお店です。鶏白湯スープと醤油豚骨スープを基軸に濃厚系ラーメンをえも言われぬ絶妙な形で楽しめるラーメン屋であり、濃厚で濁ったスープからは想像できないほどの突き抜ける奥ゆかしい香りと上品さ、あっさりとした後味が魅力的です。

行列が絶えない人気店にまで成長した麺屋極鶏ですが、その秘密は固形に近いようなドロドロの超濃厚スープにあるようです。鶏ダシを中心に素材の旨味が極限まで引き出された状態のスープに負けないようにめんまやネギ、麺なども作られているので全体としてかなりバランスがとれており、インパクトは強いもののペロリと平らげられてしまうのです。

スープというよりもゼリーやグラタンのようだと形容されることも多い麺屋極鶏のスープですが、汁物というよりも食べ物に近い感覚で楽しむのがよいかもしれません。まるでパスタのようにして楽しめるラーメンとして話題の京都の麺屋極鶏のラーメンはたったの700円ですが、こってり＝豚骨と思っている人にこそ麺屋極鶏はおすすめでしょう。

群馬県は前橋市にある博多系の人気こってりラーメンのお店が、博多一番です。群馬県は東京や大阪などに比べるとあまり博多ラーメンが進出しているようなイメージはありませんが、関東でも群を抜いてこってり系ラーメンの激戦区となっているのが群馬なのです。その中でもパイオニア的な存在である博多一番は、特に美味しいと評価されています。

ラーメンはたったの630円という価格であり、ついつい替え玉を頼みたくなるようなコストパフォーマンスのよさです。本場博多のラーメン以上に重厚な味わいのラーメンは、トロッとした質感とほんのり香る酸味がよいアクセントになっており、かなりこってり系ながらも決して食べづらいという印象を与えない一級品だと言えるでしょう。

群馬県のとんこつラーメンを語る上では決して外すことのできない博多一番ですが、麺はやや縮れておりスープとの絡み合いが抜群な仕上がりとなっています。スープをすすった瞬間に豚骨の華やかさが一気に鼻に抜ける感じがありますが、チャーシューも美味しいと評判になっています。思わずスープも飲み干したくなるほどの味わいなのです。

続いて紹介するのは、東京で楽しめる熊本ラーメンのパイオニア桂花ラーメンです。桂花ラーメンは本場熊本の絶品ラーメンを東京でも気軽に楽しめるお店として人気度が上昇しており、九州は博多だけではないということを示してくれる名店です。現在では新宿に四店舗、渋谷に二店舗、池袋に三店舗ほどを展開するまでの人気ぶりとなりました。

桂花ラーメンはどの店舗でも熊本の本店の味を素直に楽しめるのが最大の魅力だと言えますが、その熊本の味とは豚骨と鶏ガラの絶妙なハーモニーを、マー油のアクセントで楽しめるラーメンです。中太で硬めのストレート麺は食べ応えを与えてくれますが、濃厚でガツンとくるインパクトもありながらも、品のある後味に仕上がったラーメンです。

新宿や渋谷など東京都心に店舗があるので、飲んだ帰りなどにこってりラーメンを楽しみたいというときにはうってつけのお店となっています。そんな桂花ラーメンでは定番のラーメンだけでなくチャーシューメンなども人気ですが、それだけではなく太肉麺という豚角煮がふんだんにあしらわれたラーメンも、かなり人気だと言えるでしょう。

家系から札幌味噌、博多とんこつなどさまざまなこってりラーメンの流れがある中で、超ごってり麺ごっつは背脂をふんだんに使用しながらもマイルドさも感じ取れる珠玉の一杯を楽しめる人気店です。最高級の豚の背脂を使用したスープは大量の野菜が使用されていることで味わいに甘みと深みがあり、パンチ力とマイルドさを同時に楽しめます。

そんなインパクト大なスープに負けない存在感で楽しめるのが超ごってり麺ごっつの極太麺であり、菅野製麺所から取り寄せている表面のツルツル感と内部のもちもち感がなんともたまらない太麺に仕上がっているのです。この太麺に加えてホロホロのチャーシューもかなり大きめのものを使用しており、メンマも極太で濃厚な味付けのものです。

このように全体が濃厚な背脂たっぷりスープになじむような構成に仕上がっているので、どれか一つが突出しているようなアンバランスなものではなく、あくまで麺と具材、スープを一緒に口の中で楽しんだときに絶妙な美味しさで楽しむことができます。そんな超ごってり麺ごっつは、秋葉原など東東京エリアに数店舗を展開しているようです。

安定感のあるこってり系ラーメンを食べたいときにはチェーン店もかなりおすすめですが、中でも天下一品は多くの人に長年愛されている超人気店の一つです。北は北海道の札幌から南は沖縄県、さらにはハワイにも店舗を展開している天下一品は、京都で誕生したブランドです。現在では関西でも関東でも圧倒的な知名度を誇る名店となっています。

元祖こってり系とも呼ばれてるその秘伝のスープは、他のどのお店にも真似できないオリジナリティあふれる濃厚さを楽しむことができます。いつ食べても美味しい安定感のある濃厚さは、こってりラーメンを語る上では決して欠かせない重要な存在です。たまに食べたくなるその味は、飲んだ後に餃子と一緒に食べるのも最高となっています。

なかなか日常的に食べる機会の少ない個人店のこってり系ラーメンというのもあると思いますが、全国に広がっている天下一品は、どこに行っても楽しむことのできる名店の味わいだと言えるでしょう。もちろんあっさりめのラーメンも楽しむことができますが、やはり天下一品はこってりのラーメンだという根強いファンはかなり多いようです。

水戸といえば納豆というイメージが強いかもしれませんが、こってりラーメンに関しても最近全国にその名を轟かせている名店が存在するものです。茨城県のご当地ラーメンはスタミナラーメンと言われていますが、そんなスタミナラーメンの元祖と言われているのが松五郎であり、松五郎では濃厚なあんかけの絶品ラーメンを楽しめます。

スタミナラーメンといえばたっぷりのキャベツとかぼちゃを使うのが特徴的ですが、そこに絶妙な味付けの甘辛あんがかかり、冷たい麺でも熱い麺でも楽しめるのが魅力的となっています。本物のスタミナラーメンと言われる松五郎のスタミナラーメンは、具材の食感を損なうことなく麺にしっかりと絡むあんが、しつこくない濃さに仕上がっています。

夏バテ解消にもおすすめとなる松五郎のスタミナラーメンですが、茨城県にはこの松五郎のスタミナラーメン以外にもさまざまなアレンジで楽しめるスタミナラーメンの人気店が点在しているようです。こってり系であんかけというのは意外かもしれませんが、さまざまなこってりラーメンを食べ尽くしたときこそ、トライしてみたいラーメンでしょう。

今回は、今話題のこってりラーメンのお店について掘り下げてきましたが、いかがでしたでしょうか？こってりラーメンは札幌から九州まで全国各地で大人気となっていますが、東京や大阪にはもちろん有名店が多いですが、それ以外の地域にもさまざまな人気店があります。そして、こってりと言ってもお店によってその味わいはかなり異なるのです。

中にはこってりめのスープながらもなぜかスープを飲み干せてしまうほどの美味しいラーメンのお店もあるため、こってり系ラーメンが苦手だという人も毛嫌いせずに一度食べてみる価値のあるお店も多いと言えます。さまざまなお店のこってりラーメンを食べ比べて、ぜひ自分好みのナンバー1こってりラーメンをみつけてみてはいかがでしょうか？