フィッシュアンドチップスが美味しい！イギリスのご当地B級グルメ

みなさんは、フィッシュアンドチップスって知ってますか？フィッシュアンドチップスとはイギリスの代表的なファーストフードです。寿司・魚料理は日本でも色々なグルメがあります。

日本の寿司・魚料理は生食しますが、フィッシュアンドチップスは、寿司・魚料理のような生食ではなく、魚を揚げた料理です。イギリスの料理と言われるとシンプルで味付けの薄いポテトが多いイメージかもしれません。実際イギリス料理で検索すると高確率で語尾にまずいとついてきます。けど、このフィッシュアンドチップスは人気となったイギリス料理の一つです。

魚のフライとフライドポテトの至ってシンプルな組み合わせです。日本ではみなさんもバーとか最近居酒屋でも目にすることが増えたと思いますし、食べたこともあると思います。イギリスだけではなく、ニュージーランドやオーストラリアでも家庭料理として食卓に並びます。

日本の寿司・魚料理に慣れてると揚げ物に揚げ物の付け合せなので重く感じるかもしれませんが、ビールにとても合います。今回はフィッシュ&チップスについて語ってみます。

ところでみなさんはフィッシュアンドチップスの魚って何か知ってますか？フィッシュアンドチップスの魚は主にはタラ使ってます。お店によってはタラ以外を使ってるとこがあったりしますが基本的にはタラのフライです。なぜタラのフライとフライドポテトの付け合わせの組み合わせになったのか？

疑問に思うところですが、諸説あります。有力とされてるのはそもそも魚のフライを販売したのはロンドンのエリアが発祥とされていて、ロンドンからほど近い工業地帯ではフライドポテトがランチとかで食べられてたそうです。

産業革命時代にこのポテトと魚が大量に都市部に輸送され、産業発展を遂げる中で気軽でさっと食べれてお腹を満たせるということから魚のフライとフライドポテトをセットで販売するようになったことがフィッシュアンドチップスのきっかけとされてる説があります。やはり、重労働者にとって、少ない休憩時間でがっつりしっかり食べれるグルメとしてフィッシュアンドチップスはウケがよかったのだと考えられます。

フィッシュアンドチップスの食べ方を知っていますか？味付けは魚のフライに基本ビネガーをかけます。最近はお店によってはタルタルソースだったり、塩だけだったりします。食べ方もナイフとフォークで食べたり、手で食べたり、最近は切って提供してくれるお店もありますし、魚ののフライの一個のサイズが小さいので食べやすくなってたりします。

好みはそれぞれありますがレモンを絞ってタルタルソースをつけて食べるのが美味しいです。日本ではあまりまだ浸透してませんがイギリスやオーストラリア、ニュージーランドはフィッシュ&チップスをテイクアウトしてランチやディナーで食べたりもしますのでお店だとビネガーだけですが家で味付けをアレンジしながら食べることもできます。

イギリスだとフィッシュアンドチップスはわりとどこにでもあります。オーストラリアやニュージーランドも同じくです。スーパーの惣菜コーナーのようなところにあったり、カフェのメニューに載ってたり、レストランで提供してます。スーパーで購入する際の注意点はフィッシュしかおいてないのでフライドポテトは自分で用意しないといけません。とはいえ、スーパーなので冷凍のフライドポテトを購入したらいいだけです。

フィッシュアンドチップスといえばパブを思い浮かべるのではないでしょうか？イギリス式のパブは、あまり知られてませんが実は夜、スナック以外の食事を提供しているお店が少ないんです。フィッシュ&チップスは、もちろん提供されてますが主にランチの時間帯が多く、夜はあまりお目にかかりません。パブで夜にフィッシュアンドチップスとビールなんて思って行くと意外と提供してないと言われることがありますのでご注意下さい。

フィッシュアンドチップスの歴史や背景などを説明してきました。イギリスやオーストラリア、ニュージーランドで一般的に食べられてるグルメということはわかって頂けたかと思います。では、美味しいフィッシュアンドチップスが食べれるお店が日本にあるのでしょうか？東京でおすすめのフィッシュアンドチップスを提供しているお店を紹介します。

Malins(マリン)は地下鉄六本木駅から1～2分くらいのところにあるお店です。本格的で美味しいフィッシュアンドチップスが食べれるお店です。ただ、グルメな人なら名前くらいは聞いたことがある東京で、いや、アジアでフィッシュアンドチップスを語るのに絶対切り離せないお店です。このマリンは、イギリスにあるフィッシュ・アンド・チップス協会からアジアで唯一正式認証を受けているからです。

Delightは、東急東横線の多摩川駅から徒歩3分ほどのところにある、オシャレなログハウス風のカフェアンドバーです。カフェならではの軽食であるハンバーガーなどを提供してるのですが、ここのお店が提供するフィッシュアンドチップスは美味しいとグルメ通を唸らせてます。外国人も多く訪れているようです。フィッシュアンドチップスにモルトビネガーをたっぷりかけてガッツリ頂きます。

The World End-Irish Pub-はJR上野駅から徒歩すぐの場所にあるアイリッシュパブです。国内外のビールを豊富に取り揃えていることがセールスポイントです。ここで提供されてるフィッシュアンドチップスは、ビール通、グルメ通を唸らせる衣がサクサクしててタルタルの濃厚さやビネガーのさっぱりした酸味でビールが更にすすみます。

東京で楽しめる美味しいフィッシュアンドチップスのお店を紹介しました。今度は大阪で楽しめる美味しいフィッシュアンドチップスのお店を紹介します。

ザ・ブラーニーストーンは大阪で有名なアイリッシュパブのお店です。外国人のお客さんだけでなく、店員さんも外国人なのでフィッシュアンドチップスの味も本格的です。大阪市内に2店舗展開しており、金曜日はイベントをしたりしてます。アイリッシュビアーのギネスのお供に最適のフィッシュアンドチップスです。

大阪市内から少し離れた柏原市というところにあるStanbrook's Fish&Chipsは、1日40食限定というこだわりです。関西ではめずらしいイギリス料理を提供しており、他にもスコーンやイングリッシュティーなども楽しめます。一つ一つが食べやすいサイズのフィッシュフライなのでテイクアウトして公園や自宅などで気軽に食べることができます。

キャラバンテンは大阪ではなく、となりの兵庫県に店舗を構えております。日本のフィッシュアンドチップス専門店では数少ない本格サイズのフィッシュフライを提供しています。タルタルソースかビネガーか塩で頂くかは決めれますし、がっつりずっしりといった大きさで食べて満足間違いなしです。

寿司・魚料理に馴染みのある日本人でも魚のフライ、しかも大きな魚のフライってなかなか食べる機会がありません。日本では需要がないかと思えばそうでもなく、意外と色々なところにフィッシュアンドチップスを提供するお店があります。日本の寿司・魚料理と比べるとずっしりなので心して食べないといけませんが日本でも本格的で美味しいお店がいっぱいありますのでチャレンジしてみて下さい。

フィッシュアンドチップスってお店で見た時、家でも作れそうって思った人は少なくないと思います。ここでは家庭で楽しめるようにフィッシュアンドチップスの作り方をご紹介します。フィッシュアンドチップスの作り方はそんなに難しくありません。まず、フィッシュフライにはタラを使用しますのでタラを準備して下さい。もし、タラがない場合は、白身魚で代用しましょう。

フィッシュアンドチップスの作り方のポイントは衣です。衣の作り方は衣のタネにあります。材料は小麦粉、塩、ベーキングパウダーと黒ビールを準備します。これらをボールに入れてよくかき混ぜます。続いての作り方のポイントは、タラもしくは白身魚を小麦粉につけ、先程作ったタネにくぐらせてから予め油を入れて温めておいた鍋に入れ、中火で衣がカラッとするまで揚げます。

ポテトの作り方は、冷凍のフライドポテトを使ってもいいですし、じゃがいもから作るのであれば、ジャガイモをスライスもしくは細長くカットし、水に浸します。あとは鍋に油を注いで温め、ある程度水で浸したジャガイモをペーパータオルで水気をよくふき取り、中火であげていきます。

作り方のポイントとしてはジャガイモをあげる時にキツネ色になるまでしっかりと揚げることと揚げる前の水気はしっかりととることです。これがフィッシュアンドチップスの作り方です。

最後に日本では寿司・魚料理が多く、居酒屋とか普段のご飯でも寿司・魚料理は好まれます。その反面、若い世代にはから揚げやフライドポテトなど揚げ物をお酒と一緒に楽しむ傾向にあります。イギリス料理は美味しくないと言われていますが、フィッシュアンドチップスはシンプルだけどお酒のお供に最高の料理です。

日本にも色々とお店が展開されてますし、家庭で作るのも簡単にできます。この機会にフィッシュアンドチップスを楽しんでみて下さい。以上、フィッシュアンドチップスが美味しい！イギリスのご当地B級グルメでした。