軽井沢のランチ人気おすすめランキング！おしゃれなお店や穴場など紹介！

軽井沢といえば、避暑地としてのイメージがまず思い浮かびます。年間通して気温が低いので、夏の間は避暑のために多くの観光客が集まる場所です。セレブの方達は軽井沢に別荘を持つ人も少なくなく、あちらこちらに素敵な別荘が建っています。その影響で、美味しいものを提供する店もたくさん集まっています。また、高原野菜や蕎麦などの産地としても知られ、ここでしか食べれないものも多くあります。

軽井沢は中山道の宿場町、軽井沢宿として繁栄しました。しかし明治維新になり、街道を行き来する旅人の数が年々少なくなり、宿場町は衰退していきました。それから約20年、日本在住の宣教師たちが軽井沢の低温の気候に目をつけ、夏の間の避暑地として別荘を立て始めたのが、現在の軽井沢の始まりです。避暑地軽井沢の初期は外国人宣教師やその家族が大半の町でした。彼らは軽井沢を清潔で住みよい町にしようと心掛けました。

軽井沢は低温でコメの栽培に向かない土地です。そのせいで軽井沢ではひえや粟など細々と作っていましたが、外国人宣教師たちは地元の農家の人たちに、軽井沢の土地に合った高原野菜のキャベツや白菜などの栽培法を教えました。とてもこれが軽井沢にマッチし、年々生産量も上がり、農民たちは生活が安定するようになったのです。その後、栽培する野菜の種類も増え、レタスも生産されるようになりました。

明治30年頃には軽井沢にホテルや貸別荘も増え、大正初期には別荘地が分譲されるようになり、日本人の上流階級の人たちが多く訪れるようなりました。この頃には日本人避暑客が外国人を上回るようになりました。軽井沢銀座商店街もでき、現在のような賑わいを帯びてきました。ゴルフ場やテニスコート、乗馬等のスポーツ施設もでき、現在の軽井沢の原型はこの時期に作られました。

戦後、軽井沢はGHQの接収にも合いましたが、そのおかげもあり、パンや乳製品、精肉などの洋風な食べ物も根付く土地になりました。そんな美味しい食材が多く存在する軽井沢には、美味しい料理を提供する飲食店がたくさんあります。この頃に創業した店もあります。今回はその一部を紹介します。

軽井沢駅北口から徒歩20分、軽井沢銀座にあるハンバーグがおいしいと人気のレストランです。新鮮な黒毛和牛を100％使った手ごねで作られるハンバーグはミディアムレアに焼かれ、専門店ならではのこだわりを感じます。注文を受けてから一つ一つ丁寧に焼き、つなぎを最小限に抑えたハンバーグは、肉本来の味が充分に楽しめます。ソース４種類あり、その中から一つを選んでかけていただきます。

店長のおすすめセットは和牛ハンバーグにサラダ、スープ、ライスかパンにドリンクとデザートのシャーベットがついたセットです。値段はハンバーグの大きさによって180gは2100円、260gは2500円、360gで2900円です。キッズランチもあり、子供用の椅子、おもちゃなどもあり、お子様連れもウェルカムなお店です。旧軽井沢銀座を眺められるテラス席もあります。ランチの営業時間は11:30～15:00で木曜日が定休日です。

中軽井沢駅から徒歩４分、住宅街の中にある焼肉店です。名前の通り大きなログハウスの焼肉屋さんです。人気店で非常に混み合いますが、待っても食べたいと思わせるお店です。リーズナブルな値段で焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼き、ステーキが食べられます。また、サラダバーは地元高原野菜やフルーツが食べられおすすめです。人気ナンバーワンのメニューの「上カルビ定食」は1220円とはリーズナブルです。

他にも「極上しゃぶしゃぶコース」や「極上すきやきコース」共に5500円です。軽井沢らしいおしゃれなログハウスでの焼肉ランチ、おすすめです。営業時間は11:00～14:00で水曜日が定休日ですが、夏季は無休です。

軽井沢駅から車で5分、国道18号沿いの鳥料理のお店です。ここでは長野県で飼育された｢ぎたろう軍鶏」を使った料理が名物です。この軍鶏は厳選した飼料と地下水を与え、放し飼いしているのでしっかりとした肉質が特徴です。その他、卵やお米、豚肉、日本酒などこだわりの食材を使い、料理を提供しています。このぎたろう軍鶏を使った親子丼が一番人気のメニューで、トロトロの卵と長野県の特A良質米の八重原米が使われています。
 

こだわりの親子丼は1380円です。その他にもシャモスキ定食1950円、特製カツ丼1380円もあります。一見すると鳥料理のお店には見えないおしゃれなお店です。ランチの営業時間は11:00～14:30で毎週水曜日と第二火曜日が定休日です。

JR 軽井沢駅から車でで5分、徒歩でも15分の距離の旧軽井沢のメインストリートにある中華料理屋さんです。昭和31年創業の老舗で、本店は赤坂です。毎年4月中旬から11月初旬までの期間限定の営業です。コテージ風の母屋と、端正なお座敷のある別館からなっています。夏には中庭にテラス席も作られ、くつろげるお店です。

栄林はフカヒレが名物ですが、このフカヒレを使ったスーラータンメンが人気ナンバーワンのメニューです。さわやかな酸味とラー油の辛味を秘伝のスープに卵で閉じ込めてあります。細めの卵麺がよくスープに絡みます。その他、チャーハンや焼きそば、餃子などの点心、麻婆豆腐などの一品料理など大概のものはあります。ランチの営業時間は11:30〜14:00で日曜日が定休日です。

JR軽井沢駅から徒歩10分、軽井沢銀座のメインストリートから少し入ったテニスコート通りにある鳥料理屋さんです。昭和35年創業の老舗で、秋篠宮様も通う人気店です。看板メニューのむしり（もも焼き）、焼き鳥、からあげ、どれも美味しくておすすめです。丼ものも人気です。唐揚げにつける、大根おろしとにんにくの効いたタレがとにかく絶品です。

むしりも焼き鳥も炭火で焼いているので、香ばしてジューシーです。お弁当にして持ち帰りすることもできます。ランチの営業時間は12:00〜14:00で定休日は火曜日です。この店舗は冬季には閉まって散水通り店に移転しますので注意してください。

軽井沢駅から車で8分、軽井沢バイパス沿いにある創業明治三年の老舗の蕎麦屋です。軽井沢を代表する蕎麦の名店で、信州産のそば粉をブレンドした噛みごたえのある太めの田舎蕎麦が食べられると人気です。蕎麦の香りが強く粘りの少ない食感は、他の店の蕎麦には無い風味でクセになる味です。絶妙な揚げ具合のアツアツさくさくの天ぷらも人気です。

おすすめはざるそばと天ぷら、けんちん汁がセットになったもみじセット1750円です。けんちん汁もほっこり、優しい味で根菜類がたっぷり入っています。本店は中軽井沢駅の目の前にあります。軽井沢のランチといえば定番の蕎麦です。塩沢店のほうは駐車場が50台分と大きいので、車で行く場合はこちらの方がおすすめです。営業時間は9:00～20:00、冬季の平日は9:00～19:00です。定休日は水曜日になります。

軽井沢駅から車で２分、軽井沢インターから15分、プリンス通りの鳴沢の交差点すぐそばにある一軒家の中華料理屋さんです。「軽井沢リゾート中華料理」と謳うその料理は、軽井沢近郊で収穫された野菜や地元の契約農家で栽培した米、ブランド豚の信州ポーク、地鶏や信州牛など、安全かつ美味しい軽井沢や信州の食材をたっぷり使用しています。ランチのセットメニューはとてもリーズナブルで、ボリューム感もあり人気があります。

大盛チャーハンセット（サラダ・スープ・デザート）が880円、餃子セット（から揚げ・ライス・スープ・デザート）が980円です。また、こちらの店には一級麺点師がいるので、点心や中華デザートも豊富に揃っていて、ランチ以外にもカフェ感覚でも利用できます。また、これからの季節に重宝しそうな、自然の風を感じられるテラス席やペット同伴席あります。ランチの営業時間は11:30 ～15:00で定休日は4月から11月は無休です。

軽井沢銀座にあるこのお店は万平ホテルでベーカーチーフを務めた田村シェフが独立し、1951年に創業したパン屋さんです。外国人観光客からだけでなく、地元の人たちからも愛されています。ジョン・レノンを魅了したことでも有名です。足し算しすぎない素朴な味わいを大切にしています。浅間山の伏流水を使ってで焼き上げたパンはどれも美味しく、特にフランスパンは絶品です。買った翌日でも比較的美味しく食べられます。

多くのパンが創業当時のレシピで焼かれています。朝、8時にはやっているので、朝食に焼きたてパンが食べれます。また、イートインコーナーがあるので、店内で食べることもできますので、ランチにも手軽にいただくことができます。スイーツのブルーベリーパイやアップルパイも人気の定番メニューです。フランスパン　346円、パンロール　421円、デンマークブレッド　486円です。営業時間は8：00～17:00、夏季は無休です。

軽井沢駅から15分、六本辻のすぐそばにあるイタリアンレストランです。軽井沢らしく木立に囲まれたおしゃれな建物が印象的です。焼きたてのピザやおいしいパスタを求めて、毎日行列ができる人気のレストランで、相当時間待ちますので、開店直後の時間をおすすめします。使っている食材の質がとても高く、料理は素材が命だと感じさせられます。値段はリーズナブルなのに、量はボリューミー。心も体も大満足できるお店です。

店員さんの接客もフレンドリーで評判良く、それも人気の原因になっています。「スパゲティ アッラ パルティノベ」が一番人気のメニューで、ふわふわのかき揚げ卵と地元の茄子、ベーコンがトマトクリームソースによく絡む、相性抜群のパスタです。値段は1296円です。他にもピッツァマルゲリータが1512円。手打生パスタもあります。値段は少し高めですが、一度食べてみる価値ありです。ランチの営業時間は11:30～14:45です。

軽井沢インターから車で10分、軽井沢駅から車で約3キロ、国道43号沿いの木立の中にカフェです。店内にはアンティークのテーブルやイス、赤い公衆電話ボックスがあり、1軒家ならではの落ち着ける軽井沢らしいカフェです。店名は小さな鳥の巣という意味のフランス語です。人気メニューは銅板で焼くホットケーキやふわふわ卵のサンドイッチ、フレンチトーストですが、キーマカレーも絶品でランチにおすすめです。

ケーキもすべて手づくりで、紅茶は大阪堂島の名店「ムジカ」から取り寄せです。コーヒーはバリエーション豊かに用意されています。人気のフレンチトーストは前日までの予約が必要です。ランチのセットメニューがおすすめで、粗挽肉のキーマカレーライスのセットは1100円、ふわふわたまごのサンドイッチは950円でスープまたはサラダと飲物が付いています。ランチの営業時間は11:00～15:00で定休日は木曜・金曜です。

JR軽井沢駅から徒歩なら19分、草軽交通草津方面行きバスなら4分、旧軽井沢下車すぐの場所にある和食のレストランです。味噌・醤油の専門店の「酢重正之商店」やっているお店です。平日限定の日替わりランチには銅釜炊きたてごはん（白米か玄米が選べます）、お味噌汁、新鮮野菜のおひたし、お漬物がつきます、ごはん、お味噌汁はおかわりもできます。とにかくご飯と漬物がおいしく、野菜なども信州産の素材を使っています。

元々は味噌屋だったので、味噌を使った料理に定評があります。おすすめは酢重特製味噌カツ丼（数量限定）で1330円、味噌は少し甘めです。他にもさば味噌やハヤシライス、豚の生姜焼きなど9種類ほどメニューはあります。体が喜ぶごはんが食べられます。ランチの営業時間は11：00～17：00です。

中軽井沢駅北口から徒歩10分の場所にある中華料理屋さんです。ここは有名人も多数訪れるという大人気店で、休日には行列必至のお店です。ランチも夕食時もいつも混んでいますが、大きな駐車場と100席以上のキャパがあるので、団体での利用も可能です。看板メニューは、雲片肉（冷製の豚肉の辛みニンニクソースかけ）1790円です。平日ランチではお得なセットが1000円前後で食べられます。

セットには麺やチャーハン、天津飯などにお漬け物・コーヒーまたはデザートが付きます。おすすめなのは酸辣湯麺です。辛くて、酸っぱくて美味しいです。ランチの営業時間は11:30～14:15、夏季は14:30までです。休みは不定休です。

軽井沢でフレンチと言えば、ここ、巨匠、田村良雄シェフのレストランがあげられます。軽井沢駅から車で10分、軽井沢グルメストリートの木立の中の別荘地にひっそりと立っているのが隠れ家レストランがエルミタージュ・ドゥ・タムラです。今は弟子の大塚哲也氏が引き継いでいます。軽井沢のとびきり新鮮な野菜や山菜、ジビエなど全国各地からこだわりの食材を厳選し、使用しています。軽井沢に来た時は必ず訪れたい名店です。
 

お昼のプチコースが8500円で、前菜3皿、魚料理、肉料理、デザート、コーヒーです。他にもお昼のおまかせコース は13000円、スペシャルコースは15000円です。値段は結構しますが、巨匠の作るフレンチをお楽しみください。ランチの営業時間は12:00〜13:00です。定休日は月曜・火曜です。ゴールデンウィークと夏季は11歳以下の子供は同伴できないので気をつけてください。

軽井沢駅より徒歩25分、旧軽井沢の軽井沢銀座にあるおしゃれな蕎麦屋さんです。テラス席を含め136席もあるのにいつも満席でかなり待ちます。店内にはジャズが流れ、店員さんもカフェの店員さんのようないでたちです。信州特産の蕎麦の実を毎日使う分だけを特注の石臼で自家製粉した二ハ蕎麦で、香りが豊かで独特の食感が特徴です。グルメ通からの評価も高く、濃くてさっぱりしたつゆも抜群の美味しさです。

せいろが880円、天せいろ並が1720円、鴨南蛮蕎麦1720円です。また、ランチの時間帯でも煮物などの1品料理も豊富にあります。蕎麦は少なめなので、料理を追加してちょうどいいくらいの量です。長野の地酒や、本わらび粉を使用したわらびもちなどもおすすめです。麻布、表参道にも川上庵の店舗があります。営業時間は11:00-22:00です。年中無休で営業しています。

軽井沢の街の雰囲気にフィットしているおしゃれなイタリアンレストランです。トラットリア ラ・パッキアは中軽井沢駅から徒歩5分くらいの距離にあります。窯で焼かれるピッツァは特に評判が良く、これを食べるためにリピーターも多数やって来ます。また、地元の野菜をふんだんに使ったパスタも美味しく、人気です。料理はどれもワンランク上の美味しさで、なかでもドルチェは本場の味を凌ぐほどの美味しさです。

平日ランチにはお得なセットがあり、3種のパスタから1品を選び、ミニフォカッチャ、サラダ、小鉢にドリンクが付いて1350円です。ピザのセットも同金額で2種のピザから１品を選び、ドリンクが付いています。ただし、ゴールデンウィーク中と8月中にこのセットはありませんので、注意してください。営業時間は11:30-15:00で、定休日は水曜、木曜です。

軽井沢のランチのお店を紹介して来ました。イタリアンやフレンチ、中華料理、蕎麦や鳥料理などいろんなものがありました。軽井沢には未だに別荘を持つお金持ちの人たちも多く、時に夏場は避暑に訪れ、長期滞在する人も多いようです。その人たちの肥えた口を飽きさせないよう、美味しいものが軽井沢には集まって来たように感じます。また、観光客も夏の間は軽井沢らしいものを求めて大勢やって来ます。

建物もおしゃれで、軽井沢らしく木立の中に建つ一軒家レストランもありました。ただ、そういった美味しくて、おしゃれで、できればリーズナブルなレストランはそれほど数が多くなく、夏場の特に休みの日になれば長蛇の列になりかねません。人気店になればなおさらです。しかし、冬の軽井沢はとても寒く、観光客はほとんどいません。よって飲食店は冬になるとクローズさせてしまうのお店も多いです。

今回紹介したお店は、おしゃれで、美味しくて、比較的リーズナブルなところが多かったと思います。そして軽井沢ならではの地産地消の食材を使っていることが多く、軽井沢に来なければ食べれないものです。そんなお店は人気があって当然なので、夏場のお昼時はとても混み合います。訪れる際には予約をしたり、開店時間前に行くといったちょっとした工夫をしてみてください。それで待ち時間を少しでも短縮できるかもしれません。

軽井沢は避暑地であることが魅力の一つです。ゴルフやテニスなど楽しめる場所も多いです。温泉地でもあるので、それも魅力的です。そして美味しいものが集まる場所です。かつてここを避暑地にと考えた外国人たちのおかげで、軽井沢は美味しいものが集まり、規律正しく、美しい町になりました。そんな素敵なところだから今もなお人気の観光地として存在しています。今年の夏、また軽井沢を訪れ、美味しいものを食べてみませんか？