京都のカレーうどん人気ランキング！味味香やおかるなど名店も！

年中観光客でにぎわっている京都ですが、観光地以外にも食べ物も美味しい所であることも有名です。その中でも今京都の中でおすすめしたい料理があります。それはカレーうどんです。京都のカレーうどんは出汁からこだわって作られているので他府県のカレーうどんよりさっぱりしていて食べやすいのが多いのです。しかしカレーうどんといっても店がどこにあるかわからないという人も多いです。そんな人にも分かりやすく紹介します。

今回ランキング形式で紹介するカレーうどん店は有名店を含めてあまり知られていない店などをいくつか紹介しています。ここには乗っていないけど美味しいカレーうどんの店は京都にはあります。意外とカレーうどんの店って普通のうどんやさんに置いてあることが多いので「いつも食べているうどん屋」さんのカレーうどんが実は隠れて美味しいという事もあるのです。そんなわけでお勧めするカレーうどん店をランキングで紹介します。

京都でおすすめカレーうどん第15位は「ふた葉」です。こちらは京都の花街の一つである上七軒の中にある店です。古くからある品の良い佇まいの老舗のうどん屋さんです。歩いている鼻に通る出汁の香りに惹かれるかのように、客足は後をたちません。夏は花街らしく、店内に芸舞妓さんの団扇が並んでいるそうです。店内は座敷席や椅子席があり、家族連れでも訪れるの名店です。こちらのカレーうどんは地元の人の間でも有名です。

第14位に紹介する京都でお勧めのカレーうどんのお店は「みや古」です。こちらは好アクセスのカレーうどん店で京阪「三条」駅からすぐの所にあります。市バスや地下鉄でも「京阪三条」で折りてもすぐにあります。こちらのカレーうどんの特徴は自家製カレールーを使ったカレーうどんです。更にそのうどんの麺は細くもなく太くもなく、ほどよい歯ごたえもあり、自家製カレールーと共に味わう事が出来るのが一番の魅力でもあります。

京都でおすすめのカレーうどん店第13位は「辨慶うどん」です。こちらは西京極にあるうどんのお店です。お店へのアクセスは阪急西京極駅から徒歩5分ファミマを超えてすぐの所にあります。店内はこあがり、テーブル、カウンターという昔ながらのうどん屋さんの店内であります。こちらのうどん屋の看板メニューは実はカレーうどんではなく「べんけいうどん」と呼ばれる中細麺とお揚げの入ったうどんが看板メニューでもあります。

その「べんけいうどん」と並んで人気があるのが優しい味わいである和風だしで作ったカレーうどんです。カレーうどんのスープは香り高い出汁と辛めのカレーが絶妙なバランスでミックスされ、クセになる味です。とろみが強めなのでスープが冷めず、だんだん汗が吹き出してきまうのが難点です。麺は少し茹で過ぎな位に柔らかく優しいうどんで、トロミと相まってズブズブな感じも美味しく牛スジもしっかりと旨味を添えています。

京都でおすすめのカレーうどん店第12位は「福来たる」です。近鉄の伏見駅からすぐの高架下にあるうどん屋です。何よりも店のネーミングがよくて入ると縁起やご利益を貰えそうなお店です。近鉄の電車待ちで中途半端に時間が余った時や、お昼を食べそこねて困った時にはこちらのカレーうどんはおすすめです。お昼としてもボリューミーですので、ここのカレーうどんを食べればそれだけでも十分にお腹一杯になること間違い無しです。

うどんは若干太めでコシも程よくあります。またカレーうどんのカレー出汁は、あまり辛味の感じない甘いタイプです。特に、店主は出汁にはこだわりがあるようで北海道や四国や九州の昆布や鰹節等を使った奥深いものだそうです。そして甘いタイプではありますが量が足りない人には大盛（1.5玉）は無料なので、これもまた嬉しいですし、トッピングの追加がたくさんの種類あって迷っちゃいます。沢山のトッピングのあるも珍しいです。

京都でおすすめのカレーうどん店第11位は「えいじ」です。こちらもみや古と同じく三条京阪のすぐ近くにあるカレーうどん店です。こちらの店主はすごい経歴のお方でもあります。なんと南極観測隊の料理人という面白い経歴の持ち主でありそれも2期も務めた経験を持ち、映画化されたこともあるモデルの料理人だったそうです。ワイルド感ある店内かと思いきや、店内はお洒落な居酒屋といった雰囲気があってギャップの差があります。

そんなお店のカレーうどんは面白いネーミングがいっぱいあります。「カレーうどんお化け」というお餅入りのカレーうどんと「カレーうどんおばQ」という海老、ゲソ、玉ねぎ、チーズ等がいり卵とじしてあるカレーうどんが定番です。いろんな具が出て来るので、食べていて楽しいカレーうどんでもあります。麺はモチモチ感のある太さの麺で、程よいコシがあり出汁もしっかりと感じられます。結構ボリューミなカレーうどんです。

京都でおすすめのカレーうどん店第10位は「京うどん纏（まとい）」です。こちらの店は京阪墨染駅と京都教育大学、藤森神社のちょうど中間辺りある店です。しかし墨染駅から徒歩2分なので、駅からのアクセスはいいところです。店内は結構広く、カウンター６席、4人掛けテーブルが3つの12席、お座敷6人掛けテーブルが二つの12席で、合計30席程度はあるそうです。こちらのカレーうどんは、京都の中では珍しいタイプです。

その珍しいタイプであるカレーうどんは、丼にひたひたに入ったカレー出汁の中にうどんが泳ぐような感じではなくて、うどんにカレー出汁をかけてるタイプですね。ビーフカレーをかけた感じで、辛さもほどほどありますが、初見で食べた人は思わず「カレーライス用？」って感じる味です。こちらでおすすめのカレーうどんメニューは『和牛とろとろ すじ煮込みカレーうどん』 です。紙エプロンも一緒に用意されてくるのが嬉しいです。

京都でおすすめのカレーうどん店第9位は「浅右衛門」です。ここは近鉄「桃山御陵駅」より徒歩7分の所にある伏見区のこじんまりとしたうどん屋さんでもあります。こちらのお店は他のカレーうどん店では味わえないカレーうどんメニューがあります。それは「カレーつけ麺」です。他の店ではあまりないカレーつけ麺というカレーうどんのメニューを出しているのがこの浅右衛門でもります。ボリューミーで、これでお腹一杯になります。

麺は、全粉粒（玄米の小麦粉版のようなもの）で作った太麺のコシのある素晴らしい麺でカレー出汁は、熱々で出されます。しかしこの熱々のカレーの出汁が太麺とよく絡んでくれるのです。カレー出汁は、和風出汁が前面に出ていて、辛さはあまり感じないタイプです。甘めでトロリ感のあるカレーうどんでもあります。割りスープがあって、セルフで割って飲むこともできますし、カレー出汁を電子レンジで温め直すこともできます。

京都でおすすめのカレーうどん店第8位「本格手打ちうどん大河」です。伏見区の住宅街にあるこじんまりとしたうどん屋さんでもあります。交差点の角地にあります。こちらの店は特に京都中心部からは結構離れていますし、近くに観光地も無いので、比較的空いています。そんなに並ばずに、安くて、美味しいうどんが食べられる穴場的な存在である店でもあります。ただ一つ難点をいうならば店の位置が分かりにくいという事です。

この店の店主はあの香川のあの有名な池上製麺所の「るみばあちゃん」の3人の弟子の1人だそうです。ここの定番の「特製カレーうどん」は、温玉とちょこっとご飯付きです。カレーうどんには、茄子とかぼちゃとさつまいもの素揚げが入っていて、ビジュアルも綺麗です。カレーは、とろみのあるスパイスの効いたやや辛口。麺は、もっちりとしていてちょっと柔らかめでで、ちょこっとご飯は、かやくご飯と白飯を選ぶ事が出来ます。

京都でおすすめのカレーうどん店第7位は「お食事処やまびこ」です。お店へのアクセスは京都御所近くのカレーうどんのお店の近くまで行くとカレーのいい匂いがするのですぐにわかります。こちらの店の名物は、やっぱり「辛口すじカレーうどん」です。結構ボリューミーなので、これだけでお腹も満足だと思いますが、まだ食べれるようならご飯を追加して丼に投入したくある位です。ちょっと冷える日に行くと、体がポカポカです。

このカレーうどんのルーは、たっぷりあって麺が見えないくらいです。カレーは結構スパイシーでとろみがほとんどなくかなり汁っぽい感じですがつるっとした麺とは良く絡んできます。初めの口当たりは辛いって感じで、後味は甘さと出汁のコクが香ってきて、スカッと抜けるような辛さです。麺は柔らかめで若干コシがあるかなと言う程度です。まさに京風うどんです。何よりも牛すじが逸品でよく煮込んであってトロトロで量もたっぷり。

京都でおすすめのカレーうどん店第6位は「お多やん」です。、銀閣の近くのうどん屋さんで、京都・下鴨の老舗うどん店「しみず」（すでに閉店）の味を受け継いでいる京カレーうどんのお店でもあります。こじんまりとした玄関から、店に入ると割烹のような上品な作りと清潔感で好感度アップのお店です。カレーうどん以外にも丼物や普通のうどんもあります。こちらの店で一番の人気はやはり「カレーとりとじうどん」だそうです。

このカレーうどんは香辛料が前面に出ず、味は濃い目にも拘わらずに出汁と相まって優しい感じの味にまとまっています。辛いわけではありませんが、しっかりした味でうどんの麺にも十分絡まって美味です。食べ初めは甘く感じて、後から辛いという感じのうどんです。玉子とじは、さらにマイルドとなり、和風が前面に出てきたタイプです。麺もしっかりコシがあります。卵とじのビジュアルだけで食欲をそそるような美しい逸品です。

またこのカレーうどんの玉子とじは、食べていくにつれて更にマイルドとなり、和風が前面に出てきたタイプで、まさに昔の「しみず」を彷彿とさせる味わいがあります。そしてこのカレーうどんの麺は、細くて柔らかくもっちりした食感で、ありとろりとしたカレー出汁の重さで切れちゃうことはないのも一番の特徴です。やはり食べている途中に切れちゃうと、カレーが服に跳ねるのが嫌ですし、カレーが着いた服で観光は恥ずかしいです。

京都でおすすめのカレーうどん店第5位は「みね八」です。こちらは場所的にも車で行くのが便利で駐車場もあります。交通機関は「塔南高校前」又は「上鳥羽馬廻」下車ですが土地勘ない人は迷子になるので車がお勧めです。大きな店舗で、お洒落な居酒屋のようなお店で50名位は入りそうです。そしてこちらのカレーうどんは何とネット通販でお取り寄せカレーうどんランキングで全国1位を獲得した事のある程のおいしさを誇ってます。

ここのお店の人気といえば「牛すじ煮込カレーうどん」です。じっくり煮込んだ牛すじは、トロトロで旨味が生きています。麺は、手打ちの細めでツルツル食感と適度なコシのある絶品です。カレー出汁は、和風出汁ですが思ったよりも前面に出ずに、控えめであっさり系です。カレーもサラサラで、全体的にあっさりな印象です。辛いのが苦手な方やお子さんでも大丈夫す。カレーうどんを十分堪能したらご飯にかけても美味しいです。

京都でおすすめのカレーうどん店第4位は「日の出うどん」です。こちらは京都にある、哲学の道の近くにあるカレーうどんで有名なお店です。ちなみに哲学の道というのは銀閣から歩いて南禅寺に向かう道の事で、その道より1本西よりにあるお洒落な外観のお店です。営業時間がお昼だけの短い時間なので行列必至なのです。カレーうどんは美味しいですがカレーのルーがたくさん残るので、小ライスくらいは投入したくなる位だそうです。

この店のカレーうどんの特徴はトッピングにより7種類から、またその辛さも4段階で選ぶ事が出来ます。麺はもちろん京風の柔らかくて細い麺で、京都らしい麺です。そんな麺が苦手な方には、カレー丼という手もあるようです。カレーと出汁のマッチングは絶妙でカレーの辛さやスパイシーさよりも、魚介と昆布の和風出汁が前面に出てくる感じに調整されているようです。それほどスパイシーではないものの、出汁が充分効いた逸品です。
 

第3位に京都でおすすめするカレーうどん店は「山元麺蔵」です。京都で一番と言われるお店であり、平安神宮のとなりの岡崎公園の東側の岡崎通り沿いにあります。長屋のような建物の一角で、白の大きな提灯に店名が大きく書いてあります。おかるや味味香と並ぶほどの行列必須の店でもあります。最低でも待ち時間は30分～1時間ぐらいは普通で、長い時は2時間待ちもありますので、覚悟して行ったほうがいくべき店でもあります。

開店直後の1巡目狙いで、開店の1時間前の10時頃に行ってもすでに列ができている可能性があります。それほど食べる価値があるこちらの店の人気メニューは「土ゴボウ天のざるうどん」と「京カレーうどん」です。ざるうどんを食べてなくてもカレーうどんを食べた時には必ず土ゴボウ天はお勧めしたいので、ぜひ単品でも食べて欲しいメニューでもあります。行列が当たり前ですが並んだ分、食べるカレーうどんは最高に美味しいです。

京都でおすすめしたいカレーうどん店第2位は「味味香」です。こちらはおかると並ぶほどの名店でもあります。味味香は、、八坂神社の直ぐ近くにあるカレーうどんの老舗です。味味香は創業が1969年という店なので現在の京都のカレーうどんの元祖的存在な店です。そんな味味香の店内は黄色の暖簾です。この暖簾はカレーを連想させてくれます。そんな味味香はカレーの、カレー風味の濃さを普通、1.5倍、2倍の3段階から選べます。

そんな味味香のカレーの風味を調整できますがお勧めの食べ方は最初は1.5倍で試してみて、次回に普通か2倍かを選ぶといいです。1.5で試してそれが好みだったらそれで食べれますし、辛ければ普通に、辛さが足りなければ2倍にすればいいだけです。なお、辛さはテーブルに4種のスパイスがあり、京の七味、洋風七味、赤山椒、京山椒が置いてありますので、それで調整することも可能です。風味が選べるのが元祖ならばの特徴です。

味味香のカレーうどんで一番人気であり定番は「豚角煮カレーうどん」です。麺は四角の断面で太さは、細麺と中太麺を選ぶ事が出来、少し固めに茹でられている感じの京風の柔らかい麺です。味味香の良く煮こまれた柔らかい豚角煮と青いねぎまた合います。そして味味香の特徴である純和風のカレーの出汁も昆布と鰹がしっかりときいており本格派を感じさせます。とろみのある出汁なので、いつまでも暖かいのが味味香のうどんです。

京都でおすすめのカレーうどん店第1位は、有名店である「おかる」です。京都のカレーうどんといえばおかると言われているほどおかるは有名店にはいります。そんなおかるへのアクセスは京阪本線「祇園四条」駅より徒歩3分もしくは阪急京都本線「河原町」駅より徒歩５分です。祇園の真ん中にある店なので、行列確実の店。店の雰囲気も入口からして京都らしいいい感じですね。芸姑さんもよく来るお店なので店内には扇子もあります。

そんな有名店おかるのカレーうどんは京都のカレーうどんと言われている位です。おかるのカレーうどんの特徴はうどんは、京風で柔らかくコシのないタイプですがちょっと太めで、カレーはスパイシーなルーと和風出汁でとろみがついたタイプの定番の味です。おかるのカレーうどんが人気なのはそこなのでしょう。カレーはスパイスを色々アレンジして作るので、スパイスの入れ方も店によって個性があります。しかしおかるは違います。

おかるのうどんは柔らかい京風うどんによく絡んで味がしみ込んでいますが、昆布・鯖・ウルメ・カツオ等の魚介の旨味がたっぷりつまった出汁が葛をダシでといたあんかけ風の仕上がる昔ながらのカレーうどんをおかるでは食べる事が出来るのです。出汁の旨味が凝縮されて、最後までおいしく味わうことができます。おかるのカレーうどんが京都のカレーうどんと言われるのも納得します。ぜひおかるのカレーうどんはお勧めです。

京都にはたくさんの名店と呼ぶべきカレーうどんの専門店があります。こうしてみると京都は出汁で料理を作る文化が故に、カレーを出汁で合わせてうどんにかけるという技を生み出したと言ってもいいです。そんな京都にある美味しいカレーうどんの名店を今回まとめてご紹介したので、ぜひ京都に観光旅行や仕事出来た時には食べて欲しいです。もちろんカレーうどんなので白い服を着ていると汚れるので服装だけは気を付けてください。

京都のカレーうどんといえば名店であるおかるや味味香という店もあります。しかしいざ探してみると意外とおかるや味味香という名店に負けないぐらいのカレーうどんの名店は数々あります。行列を並ぶのが苦手な人はおかるや味味香といった名店を避けつつ意外と知られていない店に行くのもいいですし、行列で待ってでもおかるや味味香といった名店のカレーうどんを食べたいというのもありです。食べ方は人それぞれです。