ニトリは池袋にいくつ？駅直結の東武店やサンシャイン店などのアクセスは？

池袋駅は1日に270万人以上が利用する巨大な鉄道ターミナル駅で、その周辺にはホテルや専門店、百貨店、飲食店、また観光の名所なども多数ある大都会です。家具やインテリアについても、ニトリ以外にもルミネ、パルコ、東急ハンズ、無印良品をはじめ本当に沢山のお店が乱立する激戦区です。

家や部屋のデザイン、自分の好みなどはもちろん、価格帯も様々なものから選べるので、いろいろなお店を回って比べてみるのもよいでしょう。池袋は日本の文化の中心地だけに本当にセンスが良くて予算に合ったものがきっと見つかるはずです。

日本国内にいくつもある家具店の中で、並みいる競合をよそに現在家具業界大手となったニトリですが、その人気の秘密は、リーズナブルな価格と豊富な品揃えという事に加えて家具とホームファッションをともに扱う「ホームファニシング」の業態をとっていることも挙げられます。

ニトリのホームファニシングは、ただ家具を売るのでは無く、それにマッチした雑貨や家具、家電などもトータルでコーディネートでき、インテリアや家具の専門知識が無い人でもおしゃれで全体に調和した空間づくりが簡単にできます。ニトリの店内では、全体をコーディネートしたディスプレイを多用する事で利用客が実際に家で家具を使用するイメージがつかみやすいといった工夫がされています。

ニトリは1967年に札幌で創業以来、着実に成長・拡大を続け、2011年には全国47都道府県出店を達成、また2013年には店舗数300を達成しました。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し続けているニトリですが、現在はいくつ店舗があるか知っていますか？ここではニトリの店舗が世界、日本、東京、そして池袋でそれぞれいくつあるのかをまとめてみました。

まず「世界中でニトリの店舗はいくつあるか？」という点ですが、2017年2月の時点で全世界で何と471店舗もあります。そのうち日本国内では428店舗、海外は23店舗です。特に27店舗と台湾への進出にはとても力を入れています。その他では中国に11店舗、アメリカに5店舗と、ニトリはワールドワイドな企業へと成長しています。

アメリカではニトリという名前ではなく、株式会社ニトリホールディングスの現会長である似鳥昭雄氏の名前に由来した「Aki-Home」という店舗ブランドで展開しています。日本とほぼ同じ価格で日本の家具や雑貨が手に入るので、在米の日本人だけでなくアメリカ人からもとても支持を得ています。今後いくつまで店舗が増えるか楽しみです。

日本で一番人口が多い都道府県は東京ですが、東京都内にニトリがいくつあるか知っていますか？実はその数は51店舗です。市町村別でいくつあるかのランキングを見ると、一番多いのが八王子市の5店舗、次に渋谷区の4店舗、そして大田区と江東区にそれぞれ2店舗となっています。

では豊島区の池袋にはニトリはいくつあるでしょうか？2018年6月現在で「ニトリ東武池袋店」と「ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店」の2店舗となっています。どちらの店舗も池袋駅からの抜群のアクセスですが、2店舗の距離は約1km離れており、それぞれのお店でコンセプトが違っています。ここからは2店舗の特徴や池袋駅からの電車利用でのアクセス、また車でのアクセスなどをそれぞれ見ていきます。

2017年3月にオープンしたニトリ東武池袋店は、1100坪の敷地面積を誇る都心最大級のニトリ大型店です。池袋駅と直結した東武百貨店の6階にあり、駅からのアクセスは抜群で雨の日でも濡れずに行けます。また、大型家具やオーダーカーテンなども含め郊外の巨大店とほぼ同等のラインアップで、家具だけでなくホームファッションや家電などの商品も豊富に揃っています。

ニトリ東武池袋店は、従来のニトリ店舗とは少し異なる「新コンセプト」の店舗です。ニトリ新コンセプト店舗には、いくつかの特徴があります。その1つは「駅から徒歩圏内」である事です。ニトリ東武池袋店は池袋駅に直結して徒歩1分以内と抜群のアクセスです。

またその他の特徴としては、ディスプレイの棚が低いので見渡しやすく商品が探しやすい、スポット照明を利用し、より商品が見やすく工夫されている、家庭でのイメージが広がる床材を使用、コーディネートを中心とした売り場で商品が選びやすい、新生活に便利な商品が豊富であることも挙げられます。東京で就職や進学、結婚などで新しい生活を始める人には嬉しく便利な気配りがたくさんされています。

ニトリ東武池袋店は東武百貨店の中に入っている店舗なので、東武百貨店の各種サービスも対応できます。その1つが外国からのビジターが8%の免税を受けられるタックスフリーサービスです。東武百貨店池袋店内2F1番地の「免税カウンター」で手続きが可能で、 9か国語の電話通訳も対応可能です。

ニトリ東武池袋店では東武百貨店池袋店内のファミリー向けのいろいろな施設やサービスも利用可能です。写真の授乳室は東武百貨店池袋店の7F2番地にありますが、清潔で広々としており赤ちゃん連れのお母さんがゆったりと子供のお世話をできるようになっています。

また東武百貨店池袋店では、多目的トイレの設置やベビーカー、車椅子、ショッピングカートの無料貸し出し、また目の不自由な方のアテンドサービスなど、赤ちゃん連れファミリーやお年寄りのための設備やサービスが充実しており、より快適にショッピングを楽しめる工夫がされています。もちろんニトリ東武池袋店への来場者も同様のサービスが受けられ、ファミリーにおすすめです。

ニトリ東武池袋店は各線池袋駅から直結している東武百貨店池袋店内にありますが、ここでは電車で来店する場合と車で来店する場合のそれぞれの詳しいアクセス方法、また車で来場した場合の駐車場についても説明します。

ニトリ東武池袋店に電車で来店する場合は、JR埼京線、JR山手線、東武東上線、JR湘南新宿ラインを利用の場合は池袋駅西口、また東京メトロ丸ノ内線を利用の場合は池袋駅19番口を出てすぐに東武百貨店の入口があるので、迷わずに行くことができます。雨の日でも濡れずに商品を持ち運びでき便利です

池袋駅から直結の東武百貨店池袋店内にあるニトリ東武池袋店は電車でのアクセスが抜群ですが、例えば大きな家具や家電などを購入して自宅まで持ち帰る時や、赤ちゃんやお年寄り連れでの買い物の時などは車での来場が便利です。高速道路を利用してニトリ東武池袋店へ来店する場合は、首都中央環状線の最寄りのインターチェンジは西池袋で、外回り、内回りそれぞれの出口からは車で6分です。

首都5号池袋線を利用する場合は、最寄りのインターチェンジは東池袋で、外回り、内回りそれぞれの出口からは車で8分です。また首都5号池袋線の北池袋インターチェンジも利用可能で、距離は東池袋よりも少し離れますが東武百貨店池袋店までの所要時間は7分とやや短くなります。

ニトリ東武池袋店へ車で来場する場合には、東武百貨店池袋店の直営駐車場または周辺の契約駐車場を利用できます。ニトリ東武池袋店を含めた東武百貨店池袋店内の店舗にて税込2,000円以上の商品を購入すると最大で2時間、税込み30,000円以上の商品を購入すると3時間まで無料で駐車ができます。無料駐車時間を超えた後は30分毎に300円の駐車料金が必要です。

ニトリ東武池袋店は1100坪と都内最大級の売り場面積であり、取り扱い商品も豊富です。池袋という大都市にいながら、大型家具、オーダーカーテンを含めて郊外のニトリの巨大店とほぼ同等のラインアップの商品を直に目で確かめたり手に取ったりして購入ができます。

ニトリ東武池袋店の店内は寝具・カーテン・食器・雑貨全般を扱う「ホームファッション」エリアと、ソファ、テーブルなどの「大型家具」エリアに半分づつ分けられていますが、特に広い売り場面積を活かして大型家具の品ぞろえや家具のサンプルコーディネートが充実しています。また、通常ニトリではベーシックなデザインが多いですが、都心の店舗ということでアバンギャルドでモダンなデザインの商品も増やしています。

今度はニトリ池袋サンシャインシティ店について見てみましょう。ニトリ池袋サンシャインシティ店は、サンシャインシティアルパ地下1階にあるニトリの店舗です。2015年2月に山手線内で初めて出店されたニトリ店舗で、当初は家具を扱わないホームファッション中心の「デコホーム」の形態でしたが、2016年2月に売り場面積を2倍に増やし、品揃えを強化した「ニトリEXPRESS」としてリニューアルしました。

ニトリの店舗は、従来の大型店ニトリの他に、ニトリデコホームやニトリEXPRESSといった店舗形態があり、お店やロケーションによってコンセプトを使い分けています。ニトリEXPRESSは、ホームファッションを中心とした小型店でありながら、大型家具やオーダーカーテンの注文に対応するなど、ニトリのフルサービスを提供する新しいタイプの店舗です。

ニトリEXPRESSでは、商品のラインナップは日常生活に必要なベーシックなアイテムに絞って利便性を追求しており、まさに少数精鋭な品揃えとなっています。ニトリ池袋サンシャイン店でも、ベッドやソファの展示はほとんど無く、その一方で枕や布団類などの小型寝具・カーテン・食器・雑貨全般といったホームファッションに関しては、大型店と遜色ない豊富な品揃えになっています。

ここでは、ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店への来店する時の、電車と車それぞれのアクセスを説明します。ニトリ東武池袋店と比べると池袋駅からはやや離れていますが、エンターテインメント設備が充実したサンシャインシティにある店舗なので、デートや家族連れでのウインドウショッピングには最適でしょう。

ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店へ電車で来店する場合は、どの駅を利用してもだいたい徒歩で8～10分程度かかります。東京メトロを利用する場合、有楽町線の東池袋駅2番口から徒歩8分、池袋駅39番口からは徒歩11分の距離です。JRなどを利用する場合は池袋駅の東口から徒歩10分程度です。

ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店は都電荒川線を利用して来店する事も可能です。都電荒川線の向原（東京都）の駅からは徒歩で約9分、東池袋四丁目駅からは徒歩10分ほどの距離となります。ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店は、池袋の街の雰囲気を楽しめる、フットワークの軽い学生さんや若いカップル向けの店舗だと言えるでしょう。

ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店へ車で来店する場合は、首都5号池袋線の利用が便利です。東池袋インターチェンジからだと、上り出口下り出口それぞれから2分と至近です。また護国寺インターチェンジ下り出口からは7分、北池袋下り出口からは8分となっています。

ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店へ車で来店する時には、首都中央環状線の利用も可能です。その場合は、西池袋インターチェンジの内回り出口から約10分の所要時間となります。交通量も人の往来も激しい大都会の中なので、運転にはくれぐれも注意しましょう。

ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店へ車で来店する際の駐車場は、サンシャインシティ地下にある「サンシャインパーキング」の利用が便利です。サンシャインシティパーキングは収容台数1,800台の超大型駐車場で、24時間営業・年中無休です。
 

またサンシャインパーキングは、首都高速道路5号線「東池袋出入口」と地下鉄有楽町線・東池袋駅に直結しているので道に迷わずに利用ができます。そして各駐車スペースは広々しており、車庫入れが苦手なドライバーにも安心です。さらにニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店にて3,000円以上購入で2時間無料、10,000円以上で3時間無料といった駐車料金の補助サービスもあるのでぜひ利用したいところです。

ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店のあるサンシャインシティには、自転車を停める駐輪場も数か所あります。場所によりますが、だいたい3～4時間の利用で100円の駐車料金が必要です。ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店で500円以上の買い物をすると3時間駐車料金が無料になる嬉しいサービスもあります。

ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店へ車で来店する場合にはサンシャインパーキングが便利ですが、サンシャインパーキングには電気自動車の充電器もあるので、電気自動車で来店する場合にはとても便利です。その数も、急速充電器が1台、普通充電器が180台と十分な台数があるので待たずに利用が可能です。

ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店は、池袋駅に直結したニトリ東武池袋店と比べると駅からはやや離れていますが、エンターテインメント設備が充実したサンシャインシティにある店舗なので、デートや家族連れでのウインドウショッピングには最適でしょう。

また、ニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店商品のラインナップについては、家具の取り扱いは少ないものの、バス・トイレ用品や掃除道具などの実用品からおしゃれなインテリア小物まで、たくさんのアイテムを取り扱っています。学生やOLが一人暮らしを始める時に来店するのに役立つお店です。

いかがでしたか？記事をまとめてみると、池袋のニトリで買い物をする場合は、ソファやベッドなどの大型家具を探している人、また子連れやお年寄り連れでの利用にはニトリ東武池袋店を、都会でウインドウショッピングを楽しみたい人や一人暮らしのフットワークが軽い人にはニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店が便利なようです。

家族構成や買い物の目的などによって、ニトリ東武池袋店とニトリEXPRESS池袋サンシャインシティ店とそれぞれコンセプトが違う池袋のニトリのお店2点を上手に使い分けてみるとよいでしょう。どちらのお店もリーズナブルでおしゃれなアイテムが豊富なので、きっと新生活を始める人が満足する商品が見つかるはずです。