吉野家の株主優待はいつ届く？お得に牛丼を食べる方法まとめ！

吉野家とはなまるうどんは同じ系列なのを知っていますか？実は吉野家は1899年に個人商店としてスタートしています。戦争などの影響から東京の築地に移転しましたが、第一号店として現在でも営業しています。また吉野家は全ての都道府県に出店しており、どこに行っても食べることができます。

アメリカや中国、シンガポールなどの海外に約800店舗も出店しており、日本だけでなく海外でも食べることができます。最初にアメリカに出店した時は受け入れられやすいように「ビーフボウル」という名前で売り出していました。

吉野家は吉野家ホールディングスの中の一部であり、はなまるうどんや京樽も同じグループの会社です。グループ全体では約3,200店舗も展開しており、日本の国民であれば一度は耳にしたことがある大きな飲食店の企業の1つになっています。

人気の秘密は食事の提供の速さと破格の安さにあり、時間に追われるサラリーマンやお腹いっぱい食べたい学生の強い味方になっています。同じ系列のはなまるうどんも同じように速くて安いという所に魅力を感じて通っている人が多い様です。

吉野家の牛丼並の価格はどのように変化してきたのでしょうか？立ち上げ当時は牛丼1杯250円で提供していた様です。提供までの早さやお店の回転率を考え、当時は天ぷらなどのメニューもありましたが廃止して牛丼1本に絞ったという背景があります。牛丼の具も肉を食べたという声に答え、長ねぎや豆腐を廃止しました。

外食の外国資本が日本に参入し、マクドナルドやミスタードーナツなどが日本で店舗展開を始めた時も吉野家は牛丼の価格を200円から300円の間で保っていました。それと同時に吉野家もアメリカなどの海外へ店舗を出す為視察を始めました。100店舗を海外に出すという目標を持ち多店舗展開を目指しました。

その後吉野家は肉の非自由化により価格が高騰してしまった為、経営不振に陥り倒産しています。その時の牛丼の値段は350円でした。経営悪化により値段は上げたのにも関わらず原材料は安いものを使い、味を落としてさらに客は離れていった結果でした。消費税の導入に合わせて400円まで値上げしましたが、その後のデフレに対応し280円に価格を落としています。

狂牛病があって牛肉を輸入できなくなりその間の2年半吉野家は牛丼の提供を中止していました。その間他社はオーストラリア産などの牛肉を使い牛丼の提供を続けていましたが、吉野家は味が落ちるのを懸念して全く提供しませんでした。提供再開時には380円で提供を再開しました。しかし他社が280円で牛丼を提供し続けていた為、吉野家もその後価格を合わせるように280円に値下げしています。

消費税が上がるタイミングで300円、その8か月後に380円と価格を戻して現在の状況で落ち着きました。ネット上では牛丼が360円だった時の記事が多く、株主優待券を使えば60円で牛丼が食べられるという記事も多くみられますが、現在は380円なので間違えないようにして下さい。

吉野家ホールディングスの株主優待特典は吉野家などで使える1枚300円のお食事無料券となっています。もちろん吉野家だけでなく、吉野家ホールディングスの店舗であればどこでも使用可能です。1度の食事で1枚などの制限はなく、何枚でも使うことができます。

吉野家ホールディングスの株主優待券は店舗優待だけでなく、吉野家外販商品詰め合わせセットとも交換が可能となっています。交換にはお食事優待券が10枚必要ですが、自宅でも吉野家の味が楽しめるように牛丼の具や豚丼の具などが1食ずつレトルトパックになって送られてきます。好きな時にお米を用意すれば簡単に食べれるようになっています。

吉野家の株主優待を受けるにはまず株主優待券を手に入れなければなりません。手に入れる方法としてはまず吉野家ホールディングスの株を購入する事です。吉野家ホールディングスの株を100株以上購入すると株主優待券をもらうことができます。

購入する株数によって獲得できる優待券の枚数が変わってきます。100株だと10枚（3,000円分）ですが、1,000株だと20枚（6,000円分）獲得することができます。さらに2,000株購入すると40枚（12,000円分）獲得することができます。たくさん吉野家を利用する人は株の購入を検討してもよいかもしれません。

他にもチケットショップでも株主優待券を購入することができます。最近ではネット上でも売買されているので簡単に安く株主優待券を入手することが可能となりました。少し手間はかかりますが安く吉野家を利用したい人はこの方法を使っています。

株主優待はいつ届くのでしょうか？調べてみると年に2回手元に届くようになっています。株主優待券を受け取れる権利確定日が2月末日と8月末日に決まっているためそこまで保有しておく必要があります。つまり100株を1年間保有していると合計20枚（6,000円分）獲得することができるようになっています。

吉野家ホールディングスの株主優待券は使用期限が長く設定されているというメリットがあります。株主優待券の有効期間は約1年あり、100株保有の株主優待券を1年で20枚獲得できる人は牛丼の並を月に1杯から2杯のペースで食べれば余裕で使い切ることができます。

他にも株主優待券の1枚の金額を300円という使いやすい金額に設定してある点もメリットといえるでしょう。牛丼の並は380円なので1人で行って食事しても無理なく1枚を使い切ることができます。株主優待を目的で株を購入している人も多くいます。

吉野家の株主優待券はおつりがでません。その為差額分に関しては現金で払うか、おつりを諦めるかのどちらかになります。どちらも嫌だという人はジェフグルメカードを購入しましょう。ジェフグルメカードはお釣りが返ってきますので、ジェフグルメカードと株主優待券を併用すれば余すことなく利用することが可能です。

株主優待券だけでなく吉野家では次回使えるサービス券も店舗で配布しています。60円のみそ汁が無料でついてくることや豚汁を特別価格で提供して貰える場合もあります。玉子無料のサービス券もありますので、使用すれば60円分得した気分になることでしょう。

株主優待券のみで食事を終わらせたい場合、480円のねぎ玉牛丼に60円の玉子と60円のみそ汁組み合わせがお勧めです。しっかりボリュームもあり合計600円なので株主優待券2枚で差額なく支払うことができます。健康を気にしている人は血糖値の上昇を穏やかにする480円のサラシア牛丼というのもありますのでこちらに60円の玉子と60円のみそ汁をつけても600円となります。

吉野家にはコモサラセットというダイエットをしている人には嬉しいメニューがあります。どうしてもカロリーが高いイメージの吉野家ですが、このコモサラセットであれば牛丼の小盛とサラダがついてくるのでご飯を少なくして野菜を多く食べることができ、500kcalから600kcalに抑えることができます。さらに値段も400円という安さなのでワンコインでお釣りが返ってきます。

吉野家は朝食に豆腐ぶっかけ飯や鶏そぼろ飯というメニューを提供しています。この朝食ですが満腹感があり尚且つ500kcal以下の低カロリーで抑えることができます。さらに驚くことに両方とも290円で提供している為、体にも財布にも優しいメニューとなっています。

今回は株主優待がいつ届くのかとお得に牛丼を食べる方法を紹介しました。吉野家がうまい安い早いと呼ばれる理由は長年の歴史を背景に出来上がったものでした。株主優待を上手に活用すればお得に牛丼が食べれることが分かり、その株主優待は株を持っていれば2月末と8月末には届くことも確認できました。

今後も牛丼の値段は変動していく可能性がありますが、吉野家の企業努力により誰でも親しみやすい味が変わることはないでしょう。株主優待券をまだ使ったことが無い人はこの記事を読んで是非お得に美味しく吉野家の牛丼を食べてみてはいかがでしょうか？