京都のランチでおすすめは？美味しくて安い人気のお店を厳選紹介

京都は国内の旅行先としても人気で、世界各地からたくさんの人が集まる一大観光地です。それだけに京都はランチ激戦区でもあり、美味しいグルメを堪能したいのであれば計画的に調べておくのがおすすめです。世界中の人のお腹を満たすジャンルも多種多彩に揃っていて、和食、中華、フレンチ、イタリアン…とジャンルもさまざまです。京町家を改装したおしゃれなカフェなどもあるので、どこを選んだらいいか迷ってしまいます。

そこで今回は、京都の地元でも愛される安い上に美味しい人気のランチがいただけるお店を厳選してピックアップしました。どこも人気店なので、行く前には予約をしていくのがおすすめです。それでは京都で安い、美味しいおすすめのランチのお店、早速いってみましょう！

創業1897年の老舗洋食店「グリルキャピタル」東洋亭は、本店の北山をはじめ、京都や大阪にも出店している人気のお店です。ヨーロッパを感じさせるおしゃれで重厚感のある店内でいただくスタンダードな洋食は、地元京都の人や旅行者にも大人気です。ランチメニューはハンバーグやエビフライ、ロールキャベツ、カレーなどの定番洋食がずらりと勢ぞろい。モンブランなどデザートも人気なので組み合わせるのもおすすめです。

ランチセットに付くまるごとトマトサラダは、名前のとおりトマトを丸々一個使ったインパクト大のサラダです。ひとつひとつ丁寧に湯むきしたトマトをツナサラダとオリジナルのドレッシングで仕上げたサラダは、これだけ食べに行きたいというファンも多いのだそう。夏は北海道平取産、冬は九州八代産と、その時期に一番美味しいトマトを色や形、大きさ、味を厳選しているから、いつでも安定した美味しさが保証されています。

看板メニューはあつあつのデミグラスソースハンバーグをアルミホイルで包んで提供してくれる東洋亭ハンバーグステーキランチです。アルミホイルをナイフで割ると、中からもくもく湯気が立ち上ります。そのダイナミックなパフォーマンスは実感して欲しいです。ランチセットにはまるごとトマトサラダとパン、もしくはライスがついて1320円と、ボリュームのある割に安いし、美味しいのでぜひオーダーしてみてください！

 

京都の中心街、四条川原町の程近くにある葱や平吉は、珍しい葱の専門料理店です。町家をリノベーションしたレトロな店内は、京都の風情たっぷりで居心地の良さは抜群です。1階のカウンター、テーブル席のほか、2階には座敷があるので、人数に合わせて選べます。落ち着いた雰囲気の中、高瀬川を眺めながらくつろぎながらゆったりと食事を楽しむことができます。満開の桜が咲く京都の春のシーズンが特におすすめです！

ランチ定食は、京都の葱をかけ放題、玄米と白米から選べるごはん、味噌汁がおかわり自由といううれしいサービス付きです。安いお値打ちランチ、定番湯葉とろろ飯1080円は、自慢の葱や平吉の看板メニューです。湯葉が乗った上からやまといも、つくねいも、長いもの3種類の山芋をブレンドした豆乳とだし汁たっぷりのとろろを贅沢にかけてくれるので、ごはんがとても進みます。葱をたっぷりかけていただきましょう！

京都の葱やで人気のはみ出し天丼上盛1598円は、30cmは超えようかというアナゴのてんぷらを筆頭に、卵やしいたけ、なすなどのてんぷらがてんこ盛りになったインパクト大のメニューです。てんぷらはさっくりと揚がっているため重さは全くなく、たれは甘すぎずてんぷらの味を引き立てるスッキリ系で美味しくいただけます！開店と同時に行列ができるので、確実に行きたい方は開店前に並ぶことをおすすめします。

 

地元京都で愛される富錦亭は、昭和のよき雰囲気漂うレトロな店がまえの老舗洋食店です。定食はどれも730円と安い上にボリュームたっぷりなので、京都の学生や男性サラリーマンの利用も多いそうです。人気はビフカツ定食で、お皿からこぼれおちそうなほどに盛られた大きなトンカツに甘めのデミグラスソースがたっぷりかかった一品。衣は薄く、サクサクに上がっているため、ボリュームの割にはするするとお腹に収まります。

付け合せが炊き込みご飯というのも富錦亭ならではで、だしのきいたかやくご飯がビフカツに相性ぴったりで美味しいと評判です。しかもご飯のおかわりは自由というからまさに太っ腹です。他に、チキンカツ定食やハンバーグ定食、シーフード定食、とんかつ定食などをラインナップしているので、気分に合わせてチョイスしてみてはいかがでしょうか？なお、ランチ定食は4時までと遅め設定なのもうれしいです。

Kawacafeは、京都市内を流れる鴨川を目の前にした京町家カフェです。京都らしい川床のテラス席もあるので、桜のシーズンから、夏の季節にかけては特に人気です。「日本とフランスの文化が融合した空間」をコンセプトにしたフランス人シェフによるほ本格的なビストロ料理を京都内で安い価格で楽しめます。ランチはビストロ風のメニューが楽しめ、特に人気なのがキッシュランチ1000円です。

日によって変わるおすすめの食材でしっかりと焼き上げられた香ばしいキッシュは、食べごたえもあってとても美味しい一品です。たっぷり添えられたサラダといただけば、満足感いっぱいです。デザートの美味しさにも定評があり、洋梨のタルトやチョコタルトなど自家製で焼きげられたタルトは、ランチの後でもぺろりと食べられそう。朝の10時から夜0時まで営業しているので、京都で休日のブランチに利用するのも素敵です！

京都らしさが味わえる西陣の古い町並みにただずむ鳥岩楼は、昭和20年創業という由緒正しい鶏の水炊きの名店です。鶏岩楼の夜の水炊きは8000円～と少々お高めの設定ですが、お昼は1000円でお釣りが来る安い設定ゆえ、わざわざ遠くから足を運ぶファンも多いそうです。ランチタイム限定の「名代親子丼」は900円で、鶏だしと卵だけでまとめられたシンプルな味わいに、ストレートにだしの美味しさが味わえます。

 

ふわふわトロトロの卵と、しっかり味がしみたぷりぷりの鶏肉はまさに絶品です。山椒のふわっとした香りとともに、上に乗ったウズラの生卵をくずしながら、しっかり固めにたかれたほかほかごはんとともにいただきましょう！噛めば噛むほど鳥肉の旨みが口いっぱいに広がります。

鶏岩楼の名代親子丼には鶏がらをじっくりと時間をかけて煮込んで作る、旨みの凝縮したスープがついてきます。塩味だけで整えられたスープは、鳥の滋味深い味わいにごくごく飲み干してしまいます。鳥岩楼の水炊きで使われるだしをランチタイムで頂けるとは、なんとも贅沢です。ランチタイムは12時から14時までの2時間のみで、親子丼が売切れ次第終了となりますので、確実に食べたい方は早めの訪問がおすすめです！

築100年の京都の町家をリノベーションしたDINING+CAFE&BAR 閏では 、モダンな雰囲気の店内でイタリアンがいただけます。京都らしい和風な造りに、落ち着いた照明とインテリアで、昼間でも雰囲気がとてもよいため京都デートで利用する人も多いそうです。自慢はパスタとピッツァで、毎朝その日のべストな状態に仕込むモチモチ食感の生パスタと、練り上げた生地を一度揚げてから焼き上げる本場ナポリの揚げピッツァが人気です。

ランチメニューは、サラダまたはスープ、本日のパスタ、パンが付いたパスタセット900円が安いし美味しいと京都でも評判です。自家製の生パスタをランチでいただけるのは嬉しいポイントです。閏自慢の揚げピッツァも単品で頼むことができるため、シェアしていただくのも手ではないでしょうか？食後には300円追加でランチデザート3種の盛り合わせもあるので、お腹に余裕のある方は追加オーダーもおすすめです。

 

女性シェフが営む隠れ家フレンチのお店à peu prèsは、100年前の古い炭屋をリノベーションしたおしゃれな雰囲気が特徴のお店です。京都市営地下鉄五条駅から徒歩3分と好アクセスながら、閑静な住宅街にあり、リピーターや隠れファンも多いのだそう。京都の町家を改装した店内は、京都らしさを感じる素敵な造りになっていて、女性客も多くゆったりとくつろげます。スタッフの気配りも女性シェフの心地の良い対応が魅力です。

ランチコースはアミューズ、前菜、主菜がセットになったお昼のコース2100円一種類のみです。素材の味を最大限に生かしながら、一品一品丁寧に作られるお料理の数々は、とても満足度の高い内容になっています。店名のà peu prèsはフランス語で「だいたい」という意味で、ルールやマナーにとらわれず、カジュアルに京都でフレンチを楽しんでほしいという想いが、料理やもてなしにも表れている素敵な店なのでおすすめです！

京都の台所、錦市場のすぐそばにあるomocafeは、京都観光の途中にも行きやすい好アクセスのお店です。もともと京都内で乾物屋さんだった京都の町家を改装したおしゃれな店内では、カフェごはんと和スイーツを楽しむことができます。Omocafeのキッチンスタッフは全員フレンチ出身とのことで、一般のカフェとは一味違った手間隙かけた料理の数々が自慢だそうです。

Omocafeごはんプレート1550円は、野菜やお肉、お魚をバランスよく使ったおかずプレートに、ごはんと味噌汁がついたボリュームたっぷりのメニューです。ある日の例では豚バラ肉の最強味噌煮込みや、湯豆腐自家製なめたけ添え、冬瓜と水なすのコンソメゼリーなど、京都らしい和の素材を使った創作料理がとても美味しいと評判です。ほかに、本日のパスタランチ、たっぷりきのこの和風ピラフなど数種類のランチが用意されています。

京町家の肉専門店牛の助は、地元京都美作牛と農家から直接仕入れる新鮮な野菜を使った料理が人気のお店です。黒毛和牛畜産を営んでいた京都の実家で育ち、食肉の学校で学んだ生粋の肉のプロである店主が仕入れる肉質にとことんこだわった美味しく甘味のある肉をさまざまな料理で堪能できるため、通い詰めるファンも多いのだとか。夜のメニュー限定ですが、パエリア鍋で仕上げるスタミナ肉鍋は、クセになる味と評判です！

ランチタイムはすき焼き定食やステーキ定食などがあり、安くて美味しいお肉をお昼から頂けるのはとても幸せです！人気のすきやき弁当定食は、京都美作牛を甘辛いタレで煮込んだボリュームたっぷりのすき焼きがどんと入って950円と安いお値打ち価格です。庭の見える座敷、掘りごたつ部屋と個室も3室あるので、京都でママ会や子供連れにもぴったりです。京都で美味しい肉ランチを堪能するなら、こちらがおすすめです！

京都の町家の風情が漂う西京漬け専門店一の傳は、ランチやカフェが利用できることはあまり知られていないので、京都でランチタイムの利用は穴場です。お食事は京都らしい箱階段を上った2階にある町家造りの落ち着いた雰囲気の中でいただくことができます。京都で昭和2年の創業以来、手作りにこだわった西京味噌漬けを作り続けてきた名店だけあり、その美味しさに親子3世代で通う人もいるそうです。

京都一の傳のランチは、名物メニューの西京漬けをメインにした月替わり御膳で、前菜やお椀、蒸し物、焼き物、ご飯、水物がついてお値段3240円です。モンド・セレクションで最高金賞を受賞した銀だらの西京漬けなどがいただける日替わりのお魚は、味噌の香ばしさと甘さが広がる上品な味わいでまさしく絶品です。皮もぱりっと焼きあがり、素材の良さを最大限に引き出しているので、いくらでも食べられそうな一品になっています。

ご飯ものの土釜炊きで供されるご飯も評判です。懐かしい感じのする丸くて可愛らしい土釜で炊きたてで供されるごはんは、ふっくらとしていて甘味があり、ごはんだけでも美味しいのですが、西京漬けといただくコンビネーションの良さはまさしく最高といっても過言ではありません！ランチとしては安い価格ではありませんが、内容から見るととてもお値打ちと言えるので、京都でたまの贅沢にぜひおすすめしたい名ランチです。

京都の美味しいおすすめランチを紹介してきましたが、参考になりましたか？京都の方から愛される老舗洋食店や、京都で長い歴史を持つ老舗店、京都の町家をリノベーションしたおしゃれなお店など、特徴や料理もさまざまでした。誰と行くか、どんな気分かで選んでみるのも楽しそうです。京都へ旅行や京都におでかけで訪れた時に、ぜひ行って欲しい安い上に美味しいお店ばかりを厳選しているので、お役立てください。