じゃがいもを生で食べるならサラダ?栄養や保存方法を調査!
私達の食卓になじみの深いじゃがいもですが、じゃがいもは蒸したり、焼いたり、揚げたりたくさんの料理に活用できる万能野菜ですね!そんなじゃやがいもが生で食べる事ができることをご存知ですか?じゃがいもは生で食べる方が栄養価が高いのでしょうか?ここではじゃやがいもを生で美味しく食べるためのおすすめのレシピやじゃがいもを正しく保存するほうほうなどをご紹介していきます!
目次
- 1じゃがいもは生で食べられる?
- 2生のじゃやがいもの栄養価は?
- 3生のじゃがいもの汁は身体に嬉しい成分がたっぷり!
- 4生のじゃがいもの旬はいつ?
- 5じゃがいもを生で食べれもお腹は大丈夫?
- 6生のじゃがいも芽が出たじゃやがいもは生食OK?
- 7生のじゃがいもを安全に食べるには?
- 8生のじゃがいもを美味しく食べる!美味しいじゃがいもとは?
- 9生のじゃがいもの正しい保存方法が知りたい!
- 10生のじゃがいもは調理方法で美味しくなる!
- 11生じゃがいもおすすめレシピ①切るだけ生じゃがいもサラダ
- 12生じゃがいもおすすめレシピ②生じゃがいもの千切りサラダ
- 13生じゃがいもおすすめレシピ③生じゃがいものビビンバサラダ
- 14じゃがいもを生でおいしく食べよう!まとめ
じゃがいもは生で食べられる?
じゃがいもは様々な料理に活用出来る野菜ですね。最近では季節を問わずにじゃがいもはスーパーなどに出回っています。そんなじゃがいもは、火を通した調理法では広く活用されていますが、火を通すのに時間がかかってしまうため、たまに火が通りきれていないじゃやがいもがありますよね。じゃやがいもは生で食べることができるのか不安になりますよね。じゃがいもは生で食べる事ができるのでしょうか。
じゃがいもは注意事項さえ気をつけておけば生食が可能なのだそうです。じゃがいもを生で食べる場合に気をつけておきたい事はどのような事なのでしょうか。生のじゃがいもを美味しく食べるために必要なポイントふまえておいしくじゃがいもを生で食べましょう!ここでは生のじゃがいもをおいしく調理する方法や生のじゃがいもを活かしたじゃがいもレシピなどご紹介していきます。
生のじゃやがいもの栄養価は?
様々な調理方法で重宝されている野菜、じゃがいもはポテトサラダやコロッケなど火を通して食べる事が多い野菜ですね。最近では生でじゃがいもを食べる人が増えているようですが、それはなぜなのでしょうか。じゃがいもの栄養価から見てみましょう。じゃがいもはなぜ火を通して食べる事が多いのかというと、じゃがいもに含まれるでんぷんが火を通すことで糖化され甘みを感じるようになります。甘みを感じる野菜はとても美味しいですよね。
このように火を通すことででんぷんが糖化され甘みを感じる野菜となり、食べやすきなるため火を通して食べる機会が多いようです。そんなじゃがいもは多くのでんぷんの他にもミネラルやビタミン、食物繊維も栄養として含んでいます。これらは火に弱い性質もあるので、生で食べる事でこれらの栄養をより効率的に摂取する事が可能になるのです。じゃがいもからより多くの栄養を摂取するためには生食がおすすめだということです!ではそんなじゃがいもの旬についてもご紹介します。
生のじゃがいもの汁は身体に嬉しい成分がたっぷり!
生のじゃがいもには多くの栄養価が含まれていることがわかりました。じつはそんなじゃがいもの栄養素は皮に部分にこそ多く含まれているのだそうです。また、じゃがいもの汁には抗癌作用や美肌成分、胃炎、高血圧に有効な成分などにも効果的な成分も多く含まれているそうです。ですからじゃがいもは皮付きのまま食べる事でより効果的にこれらの成分を摂取する事ができるそうです。
じゃがいもの汁を準備するのにはすりおろしたじゃがいもを布巾や絞るのに適したペーパーなどにいれ、絞ります。肺や腎臓、肝臓、癌にも有効な成分が多く含まれているそうで、医療機関によっては食前に大さじ2のじゃがいもの汁を飲む事で胃炎を和らげる事ができると紹介している機関もあるそうです。じゃがいもは皮ごと絞ったほうがより効果的にじゃがいもの成分を摂取しやすいそうなので、正しい処理を行ったうえでじゃがいもの栄養を摂取したいですね!
生のじゃがいもの旬はいつ?
じゃがいもは最近で季節を問わずに収穫できる野菜です。野菜には旬がありますがじゃがいもにも旬があるのでしょうか。じゃがいもは植えられる時期によって旬の時期がことなります。栽培のほとんどを占める北海道のじゃがいもは春に植えるものが多いため9~11月が旬になります。じゃがいもの生産の2位である長崎のじゃがいもは冬植えと夏植えの2回なので旬は5~6月と9~11月が旬になります。
このじゃがいもの旬をみてみるとじゃがいもの旬は5月~11月という春から秋ということになりますが、貯蔵してあるじゃがいもが年中販売されているので季節を気にせずじゃがいもは味わう事ができます。新じゃがは新じゃがの味わいをたのしみつつ、店に並べてあるじゃがいもも生で美味しく食べることが可能です。ここでは旬のじゃがいもから普段手に取っているじゃがいもをより美味しく生で食べるためのおすすめレシピなどをご紹介します。
じゃがいもを生で食べれもお腹は大丈夫?
生で食べることでたくさんの栄養を摂取できるじゃがいもですが、生で食べる習慣が少ないじゃがいもを生で食べる事でお腹を壊してしまわないか不安という人もおおいようです。実際、生のじゃがいもは食べる際の注意事項さえ気をつけておけばお腹を壊す事はなさそうです。それは芽の出始めている部分や緑になってきているじゃがいもを食べる場合です。
生でじゃがいもを食べたほうが栄養がたくさん摂取できるようですが、やはり注意は必要です。芽が出始めている場合や、たまに緑色がかっているじゃがいもを目にする事がありますが、あのじゃがいもは生で食べても安全なのか不安になりますよね。続いてはじゃがいもを生で食べる場合の芽の処理や緑に色が変わって来ているじゃがいもは安全に生で食べる事ができるのか?をみていきましょう。
生のじゃがいも芽が出たじゃやがいもは生食OK?
じゃがいもの生食は健康によい栄養が豊富に含まれていることがわかりました。しかし、じゃがいもは放っておくと芽が出てきたり、緑色にところどころ変色してしまうことがあります。そんなじゃがいもでも生で食べる事が出来るのでしょうか。答えはNO!です。芽が出たり緑色に変色してきているじゃがいもは生で食べるにはおすすめできません。
じゃがいもの目の部分にはどくがあるということを誰でも聞いた事があると思います。じゃがいもの芽の部分に含まれるのはソラニンという成分でなすなどにも含まれます。気になるのはその毒素ですが、このソラニンという成分は大量に摂取するとこん睡状態になってしまうこともあるようです。
しかもじゃがいものソラニンという成分は加熱しても消えないそうです。また、芽が生えて緑色になっているじゃがいもの芽の部分は芽が出ていない状態で5~20グラム、芽が伸びた状態で200~400グラム、緑化した部分では150~220グラムほどソラニンが生成されている状態だそうです。子どもの場合、ソラニンを130グラム摂取すると中毒症状が出るといわれています。ですから生でなく火を通した状態でも芽が出ているじゃがいもは食べる事はおすすめできません。
生のじゃがいもを安全に食べるには?
じゃがいもの芽の部分には毒性の強いソラニンという成分が多く含まれていることがわかりました。この空には熱に強い性質があるため火を通しても消す事はできません。食べた量によっては意識障害や昏睡状態に陥る危険性もあるソラニンはどのように処理すべきなのでしょうか?先ほどもご紹介した通り、芽が出てしまったじゃがいもや緑化したじゃがいもは生で食べるのには不向きな状態です。しかし、きちんとした処理を行う事で食べる事は可能です。食材をムダにしないためにも購入して芽が出ないうちに消費してしまいたいところですが、万が一芽が出始めてしまった場合でも食べる事は可能なので正しい処理の方法を覚えておきましょう。
まず、芽が出てくる部分をくり抜いて調理する方法はご存知だと思います。毒性のあるソラニンは熱には強い成分ですが、実は水に溶ける性質なんだそうです。ですから、火を通す場合も通さない場合も絶対にやっておきたいじゃがいもの下処理として①芽の部分をきちんと除去する②水に浸すという下処理が最も有効です。また緑化してしまった場合は皮を厚めに剥くなどきちんと処理しましょう。これで絶対に大丈夫!というわけではない心配な人は残念ながら芽が出たじゃがいもや緑化してしまったじゃがいもは食べるのを諦めましょう。
生のじゃがいもを美味しく食べる!美味しいじゃがいもとは?
生でじゃがいもを食べたい!と思ったらせっかくなので美味しいじゃがいもを食べたいですよね!そこで美味しいじゃがいもの見分け方を覚えておくことをおすすめします!まずはおいしいじゃがいもの見た目です。おいしいじゃがいもの見た目は丸みを帯びていてごつごつとしていないものを選びましょう。ぼこぼこと形がいびつな物は、成長の過程がうまくいっていないものが多いそうです。
だんしゃくいもといわれるじゃがいもの種類であれば大きすぎずずっしりと重さを感じるじゃがいもがおすすめです。あまり大きすぎると「す」が入っておいしくないのでおすすめできません。メークインは大きいものでおいしいのでおすすめです!なめらかな表面でまるみを帯びたじゃがいもがおすすめです。おいしいじゃがいもを選んで、更に生で美味しいじゃがいもを食べたいですね!ではおいしいじゃがいもを選べた後は正しい保存方法が大切です。続いてはじゃがいもの正しい保存方法についてご紹介します。
生のじゃがいもの正しい保存方法が知りたい!
じゃがいもは正気保存がきく野菜ですよね。しかしそれは正しい保存方法であった場合のお話です。じゃがいもは日光を浴びてしまうソラニンという毒性のある成分が増加してしまったり、緑化して毒性が強くなってしまうのです。ですから日の当たらない場所での保存が第一条件になります!冬場などの涼しい時期に常温で保存する場合も日光に当たらないように新聞紙などに包んで保存すると芽が出にくくなります。
また、夏は冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめです。冷蔵庫の野菜室でじゃがいもを保存する場合はじゃがいもから水分が抜けるのを防ぐために新聞紙などで包んで冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。この方法であれば2~3ヶ月冷蔵庫の野菜室でじゃがいもをおいしく保存する事ができます。また耳にした事があるかもしれませんがりんごと一緒に保存するとりんごから出るエチレンガスによってじゃがいもの発芽を抑える効果が期待できるそうです!
生のじゃがいもは調理方法で美味しくなる!
おいしいじゃがいもの見分け方とじゃがいもをより長く保存するための方法もご紹介しました。続いては生でじゃがいもを食べる場合におすすめの調理方法です。生のじゃがいものおすすめの調理のポイントは薄くカットする事です!良く洗ったじゃがいもをスライサーで薄く切ります。そのじゃがいもを千切りしていきます。なぜ薄くカットするのがポイントかというとでんぷん質が多いじゃがいもは大きく切ってしまうとでんぷん質が残りやすく口の中にでんぷん質が残ってしまい美味しく感じられないかもしれません。
薄く千切りにした生のじゃがいもは水に浸しておきます。じゃがいもは水に浸すことでカットした表面のでんぷん質を洗い流す効果があり、同時にカットしたじゃがいもの変色を防ぐ効果があります。口に残ってしまうでんぷん質を落とすためにも水に浸す事をおすすめします。水にじゃがいもを浸す場合は水を変えながら浸す必要はなく、きれいな水に10分ほど浸します。正しいじゃがいもの調理方法を守ればじゃがいもを生でおいしく食べる事ができます!
生じゃがいもおすすめレシピ①切るだけ生じゃがいもサラダ
おすすめの生のじゃがいもサラダのレシピをご紹介します!準備する材料は大人2人分でじゃがいも1個と豆苗1/2株、ドレッシングはお好みですがおすすめは青じそドレッシング大さじ2、プレーンヨーグルト大さじ4、粉チーズお好みの量でも美味しく食べられます。では先ほどお伝えしたとおり生のじゃがいもを1mmほどの厚さに切り千切りにします。カットしたあとは速やかに水に生のじゃがいもを浸しておきましょう。
豆苗は1/2株をきれいに洗い食べやすい大きさにカットします。豆苗はえんどうの苗の事ですがとても栄養が豊富な事で注目を浴びています。豆苗は種付きの状態で販売されているので必要な量だけ切り分けて使用します。豊富なビタミン類は油といためることでより吸収しやすくなるので油でいためてサラダにするのもおすすめです。10分ほど水に浸した生のじゃがいもと、豆苗を混ぜ合わせたら好みのドレッシングをかけます。バジルなどを混ぜても美味しいですよ!じゃがいもの生サラダはしゃきしゃきとした食感がとても美味しいので新鮮なじゃがいもでぜひ作ってみてくださいね!
生じゃがいもおすすめレシピ②生じゃがいもの千切りサラダ
千切りの生じゃがいもを使ったサラダレシピをもうひとつご紹介します。準備する材料は大人2人分でじゃがいも1個、もやし1/2袋、きゅうり1/2本、プチトマト4個になります。じゃがいもは薄く切って千切りにします。水に10分ほど浸しておく間に鍋に湯を沸かしもやしをさっと10秒ほど湯通しします。きゅうりは斜めに細く切り千切りにします。プチトマトはきれいに洗ったら4等分にカットします。これらを混ぜてお好みのドレッシングで頂きます。
もやしにはどんな栄養があるのでしょうか。もやしにはたくさんの種類があることが知られていますが、最も栄養価が高いもやしは「大豆もやし」です。大豆もやしは食物繊維が豊富で風邪予防にもなるビタミンcや血圧の上昇を防ぐカリウム、疲労回復効果のあるアスパラギン酸も含まれています。ビタミンcは水溶性なので栄養が流れ出るのを防ぐため生で食べる事がおすすめですが、日持ちのしない野菜なので傷みやすい傾向がある野菜ですのでやはり火を通したほうが安全です。水に溶けやすいカルシウムやビタミンcの流出を最小限に防ぐため10秒ほどの湯通しがおすすめです。
生じゃがいもおすすめレシピ③生じゃがいものビビンバサラダ
続いては生のじゃがいもを千切りにして冷麺の野菜として食べるレシピをご紹介します。大人2人のレシピです。準備するものは冷麺2袋、じゃがいも1個、にんじん1/2本、きゅうり1/2本、お好みで鳥胸肉です。冷麺にスープがついていればそのまま使用してください。じゃがいもはは千切りにして水に10分ほど浸します。水に浸してている間にきゅうりやにんじんを千切りにしておきましょう。お好みで鳥胸肉やハムなども付け合わせと良く合うのでおすすめです。
冷麺を購入したら専用のタレが付属で付いてくる事が多いと思いますが、お好みで冷麺のたれも簡単に作る事ができるのでおすすめです。用意する材料は大人2人分で大小油80、水80、酢35cc、しょうゆ小さじ2/3、砂糖小さじ3、ごま油おおさじ1/2です。お好みで豆板醤を入れても美味しいですよ!甘みが足りない、甘すぎるなどの場合は砂糖を減らすなどしてお好みの味に調整してください。材料全てを入れて混ぜ合わせます。砂糖が溶けたら出来上がりです。解けにくい場合はごま油を入れる前にレンジ600ワットで10~20秒様子をみながら暖めて溶かします。生のじゃがいもしゃきしゃきとした食感がくせになりますよ!
じゃがいもを生でおいしく食べよう!まとめ
じゃがいもは季節を問わずにおいしくいただける野菜ですね。そんなじゃがいもにはたんぱくしつをはじめ食物繊維などの栄養が含まれています。じゃがいもの汁は癌予防などにも有効な成分が多く含まれていることに注目が集まり、医療機関などでもじゃがいもの汁を食前に飲む事をすすめている機関もあるのだそうです!じゃがいもは火を通して調理に使用することが多い野菜ですが、生で食べる事でじゃがいもの栄養をもっと吸収しやすくすることが出来るそうです。しかしいかに栄養価の高い生のじゃがいもでも鮮度の良いじゃがいもを選ばないと腹痛や下痢を起こす原因にもなってしまうことがわかりました。
じゃがいもに含まれるソラニンという成分はじゃがいもの芽の部分に多く存在します。大量に摂取すると腹痛や下痢、意識障害などを起こしてしまうほど強い毒性があるといわれています。そんなじゃがいもの成分であるソラニンは熱に強いため火を通しても消滅させる事は難しいため、正しい処理を行う必要があります。じゃがいものソラニン成分を軽減させるための正しい処理法としてひとつはじゃがいもの芽の部分をきちんと除去する事、そして水溶性であるソラニンは水に浸すことで軽減させる事が出来るといわれているので、10分ほど水に浸して処理を行いましょう。
生のじゃがいもにはたくさんの栄養が含まれているので、サラダなどの料理に活用する事がおすすめです。サラダなどに使用するじゃがいもは鮮度が大切です。じゃがいもは芽が出たり、緑化したじゃがいもはサラダには不向きなのでおすすめできません。ここではサラダを含む簡単な生のじゃがいもサラダのレシピやサラダのようにも食べられる冷麺レシピをご紹介しました。サラダとして生のじゃがいもを食べる場合もじゃがいもの芽の部分はきちんと処理し、水にさらして余計なでんぷん質やソラニンを取り除いてから使用しましょう。
長期保存のきくじゃがいもですが正しい保存方法として新聞紙などで包んで日が当たらないように保存してください。その際新聞紙に包んで水分が抜けないようにしてから保存しましょう。生のじゃがいもはサラダにするとしゃきしゃきとした食感が病みつきになります。正しいじゃがいもの選び方、正しいじゃがいものの調理方法、正しいじゃがいもの保存方法を守って安全でおいしい生のじゃがいもサラダを楽しんでみてくださいね!