じゃがいもの皮むきの方法は?レンジでつるっと剥ける簡単裏ワザ紹介
じゃがいもの皮むきって意外と面倒ですよね。ピーラーで皮むきをするのは手間も時間も掛かりますし、後片付けも大変です。しかし、レンジを使えばつるっと簡単にじゃがいもの皮むきができる裏技があるんです。今回は、その方法を徹底的にご紹介します!
目次
じゃがいもの皮むきは大変?
野菜の下ごしらえの中でも苦手な人や嫌いな人が多いといわれているじゃがいもの皮むき。じゃがいもは野菜の中でも丸くて硬く、ごつごつしていたりと凹凸があるので皮むきがしづらいですよね。どんな方法を試してもやはり手間も時間もかかってしまうじゃがいもの皮むきですが、これが一瞬でつるんと剥ければ料理の支度もはかどります。
しかし、今までじゃがいもの皮むきが面倒だと思いつつピーラーや包丁で地道に皮むきをしている人も多いのは事実ですね。今回はそんな人のためにじゃがいもの皮むきが楽になる裏ワザをたくさんご紹介しますので、ぜひこの機会に面倒なじゃがいもの皮むきを楽に済ませてみてください!
じゃがいもの皮むきで絶対NGなこととは?
じゃがいもの皮むきで絶対してはいけないことは、じゃがいもの芽をそのままにしておくことです。じゃがいもの芽にはソラニンという毒性のある成分が含まれており、頭痛や吐き気、腹痛を引き起こし、最悪の場合死に至ることもあります。しかし、じゃがいもに芽が生えているからといってそのじゃがいもがもう食べられないということではありません。
じゃがいもの芽本体と芽が生えていた部分の周り、あとは皮が緑色に変色している部分を取り除けば安心して食べることができます。本来じゃがいもは皮ごと食べられる野菜ですが、じゃがいもの芽と変色した皮は見落とさないよう注意してくださいね。
じゃがいもの皮むきを簡単に!
じゃがいもの皮むきを簡単に!包丁編
まずはいつも使っている包丁でじゃがいもの皮むきをする方法です。他の道具に持ち替えることなく作業できるので、包丁でじゃがいもの皮むきをする人も多いですね。しかし、ジャガイモの丸い表面を剥くときはリンゴの皮むきと違いやりづらいという人も多いです。
そういう時は、包丁ではなくペティナイフを使えばもっと楽にじゃがいもの皮むきができます。ペティナイフとは、いわゆる果物ナイフですね。刃が包丁よりも小さく、自分の手の通りに動いてくれるので滑って指を切ってしまう、というアクシデントも少なくすることができます。さらに、リンゴや大根の皮むき同様じゃがいもをくるくるとまわしながら切ると、より簡単にじゃがいもの皮むきをすることができます。
じゃがいもが小さかったり、慣れていない場合は無理にじゃがいもをまわさず少し剥いたら皮を切って捨てる、という動作を繰り返します。そうすることで、徐々に慣れていくことができますよ。
じゃがいもの皮むきを簡単に!ピーラー編
野菜の皮むきにはピーラーを使う人も多いですね。どんな野菜でも簡単に皮むきをすることができますが、じゃがいはその丸い形のおかげで皮むきが難しいと感じている人も多いのです。しかし、ピーラーでじゃがいの皮むきがしづらいと感じるのは、ピーラーの使い方が間違っているからかもしれません。
ピーラーでじゃがいもの皮をむく正しい方法は、「ピーラーをまな板に固定して使うこと」です。今まで手で持ってピーラーを使っていた人は?マークかもしれませんが、実はこちらの方が簡単なんです。方法は、まずピーラーをまな板に固定し、その刃にじゃがいもを当ててくるくると回していくだけ。こうすることで皮が繋がったままスルスルと剥けるので、ピーラーに皮が詰まってイライラすることもありません。
コツとしては、じゃがいもの皮むきが半分終わったら一回じゃがいもの皮をちぎって反対側をやる、という風にすればやりやすいですよ。これなら指を切りそうになってひやひやする心配もありませんね。ピーラーにはじゃがいもの芽取りもついていますので、皮むきの前にしっかり芽を取っておけばさらに簡単に皮むきができます。
じゃがいもの皮むきを簡単に!お湯編
ここまでご紹介した裏ワザはじゃがいもを生のまま使いたい場合の方法です。カレーや肉じゃがなど味をしみこませるときは生のまま使いたいですよね。しかし、加熱してからじゃがいもを使いたいときはここからご紹介する裏ワザの方法が大変便利です。それでは、さっそくお湯を使った裏ワザからご紹介していきます!
お湯を使ったじゃがいもの皮むきの裏ワザのやり方です。まず洗ったじゃがいもの真ん中に、包丁でぐるっと一周浅い切込みを入れます。次に、沸騰したお湯に入れ10分から15分ほど茹でます。本来じゃがいもを茹でるなら水からですが、今回は皮付きのままなので煮崩れなどの心配はありません。じゃがいもが茹であがったら取り出し、氷水に10秒ほどつけて冷まします。
出典: https://oggi.jp
冷めたらじゃがいもについた水分を拭き取り、切込みから左右に向かって皮を開くようにすれば、簡単にじゃがいもの皮がつるっと剥けてしまいます!いままでのじゃがいもの皮むきは何だったんだと思うくらいきれいに剥ける感動的な裏ワザですね。もちろんこの方法はお湯で茹でているので、じゃがいもが水分を含みます。コロッケやいも餅など、つぶしてまとめるような料理に向いていますね。
じゃがいもの皮むきを簡単に!レンジ編
次はレンジを使ったじゃがいもの皮むきの裏ワザをご紹介します。レンジを使う方法も先ほどの裏ワザと最初の手順は同じです。まず洗ったじゃがいもに包丁でぐるっと一周浅い切込みを入れます。切込みを入れたらふんわりとラップで一つずつ包み、レンジで加熱します。レンジの加熱時間は各家庭のレンジの癖などもありますが、だいたい中サイズ1個600w4~5分が目安です。
レンジ加熱では加熱ムラができやすいため、加熱のムラがないか確認する場合は、竹串などを刺して確認します。中まで火が通っているのが確認出来たらレンジから取り出し、粗熱を取ります。触れる程度の熱さになったらお湯を使った方法と同じように切込みから左右に向かって開くように皮を剥きます。この方法だと、簡単にペロンと皮むきができて気分爽快ですよ。
粗熱をとる時間がなければ氷水に15秒ほどつけてしまっても大丈夫です。
レンジを使ったじゃがいもの皮むきは、かつて話題になったことがあります。しかし、以前の方法では包丁で切込みを入れる手順が含まれていなかったためにじゃがいもが覚めてしまうと皮がうまく剥けず、ミトンや布巾を装備して熱さに耐えながら作業しなければいけませんでしたが、今回ご紹介した裏ワザでは粗熱が取れてからでも切込みのおかげで簡単に皮がむけるようになっているんですね。
レンジで加熱したじゃがいもはこふきいもの状態になっていますので、ポテトサラダなどを作るのにとても向いています。お湯かレンジかピーラーのどれで皮を剥くか悩んだときは、作る料理によって変えてみてください。
どうしてレンジやお湯を使うとじゃがいもの皮むきが簡単になる?
お湯やレンジを使った裏ワザはなぜこんなに簡単にじゃがいもの皮むきができるのかというと、それは加熱されたときに野菜の皮が膨張し、急激に冷やすことによって野菜の皮が収縮する性質を利用しているからです。野菜の皮と身の間には加熱すると隙間が生まれます。そこに包丁で切込みを入れることでさらにその隙間が大きくなり、簡単に皮むきができるんですね。
じゃがいもの皮むきをするときの注意点
レンジやお湯を使ったじゃがいもの皮むきの裏ワザは、レンジから取り出したときや鍋から取り出したときは当然熱くなっているのでやけどに気を付けてください。特に、レンジの場合ラップを外す際は熱くなった水蒸気が一気に上がってくることもありますので充分に注意して行ってくださいね。また、ジャガイモの皮を剥くときも十分に冷めていない場合皮と身の間が熱くなっていることもあります。
とても簡単にできる裏ワザだからこそ、油断してけがをしたいためにじゃがいもが冷めているか確認してからチャレンジしてくださいね。
じゃがいもの皮むきを動画でもっと詳しく!
こちらはお湯を使った裏ワザの方法です。動画を見てわかる通り本当に簡単につるんときれいに剥けていますね。こんなにきれいにじゃがいもが剥けたら楽しくなってしまいますね。
こちらはレンジを使った裏ワザの方法ですが、ラップではなく耐熱容器を使っています。耐熱容器はなるべくふた付きの物がベターです。耐熱でふたをつけたままレンジで使えるタイプのタッパなどがあればそれを使うと良いでしょう。
じゃがいもの皮むきが簡単になればストレスフリー!
いかがでしたか?今回はじゃがいもの皮むきが簡単になる裏ワザをご紹介しました。面倒でやりづらいじゃがいもの皮むきも、この裏ワザでストレスフリーに下ごしらえが進みそうですね。とても簡単にできますので、ぜひこの機会に試してみてください!