2022年08月09日公開
2024年05月25日更新
そば一人前は何グラム?乾麵と生そばの違いやカロリー・糖質について解説
蕎麦を家で食べる機会が少ない、年末しか蕎麦は食べないという方もいるのではないでしょうか。本記事では蕎麦一人前の分量、一人前のカロリーや糖質について紹介しています。蕎麦をもっと手軽に食べてみたいという方は、ぜひ本記事を読んでみてください。
目次
「蕎麦の一人前の量って何g?」
「蕎麦にもいろいろ種類があるの?」
「蕎麦はヘルシーなイメージがあるけど、実際のところカロリーや糖質はどのくらいなんだろう?」
蕎麦に関して、このような疑問を抱いたことがある方もいるでしょう。
本記事では、蕎麦一人前が何gあるのか、一人前を茹でたら何gになるのかについてや、蕎麦をはじめとした代表的な麺類のカロリーと糖質について紹介しています。
この記事を読むことで、意外と知らなかった蕎麦一人前の量やカロリー、糖質がわかるので、蕎麦を今までより気軽に日常のメニューに加えることができるでしょう。
蕎麦について詳しく知りたい方や興味のある方は、ぜひ本記事を読んでみてください。
そば一人前は何グラムなのか解説!
そばには乾麺、生そばなどの種類があり、それぞれ茹でる前の一人前の容量は異なります。
乾麺と生そばにはそれぞれ異なった特徴があるため、茹でる前の一人前の容量にも違いが出るのです。
ここでは、それぞれのそばの一人前が何グラムになるのかを解説していきます。そば一人前の容量を正しく把握して、美味しくいただきましょう。
乾麺一人前は何グラム?
乾麺とは、干して乾燥させたそばのことです。
保存期間が長く、常温で保管することができます。
取り扱いが簡単なので、自宅でそばを食べる場合は、乾麺を購入すると便利でしょう。
茹でる前の乾麺の一人前の分量は、約110gになります。
メーカーや店によって多少差はありますが、平均すると100g〜120gのものが多いでしょう。
生そば一人前は何グラム?
生そばは、製麺した生麺をそのまま提供したものです。
傷みやすく日持ちはしませんが、水分が多く、味や香りは乾麺よりも良いのが特長です。
お店で出される麺は、生そばであることが比較的多いでしょう。
茹でる前の生そば一人前の分量は、約120gです。
生そばは水分量が多く、茹でても増える量がそれほど多くないため、乾麺と比べると一人前の量は多くなる傾向があります。
茹でるとどのぐらい増えるのか?
乾麺も生そばも、茹でる前と茹でた後でその重さは変化します。
茹でることで麺に水分が含まれ、容量が増すのです。
製造の過程で水分を飛ばしてある乾麺は、その分、茹でたときに多くの水分を吸収します。
一方で生そばは、元々の水分量が多いので乾麺と比べると増える割合は少なめになるでしょう。以下で、詳しく紹介していきますので、参考にしてみてください。
乾麺を茹でると何グラムになる?
乾麺一人前、約110gを茹でると、250g~300gほどになります。
重さは約2.6倍に増えるでしょう。
味や香りは生めんには劣る乾麺ですが、茹で方ひとつでとても美味しくいただけます。
簡単な茹で方のコツを紹介します。
・大きな鍋を使い、たくさんのお湯を沸かす
・一度にたくさんの麺は入れず、できれば一人前ずつ茹でる
・茹で上がったら冷水でしっかり洗ってぬめりを取る
上記は取り入れやすいので、試してみてはいかがでしょうか。
生そばを茹でると何グラムになる?
生そば一人前、約120gを茹でると、乾麺と同じく250g〜300gほどになるでしょう。
乾麺と比べると水分量が多いため、茹で上がりは約1.9倍となり、乾麺より増加率は少ないです。
生そばの茹で方は、基本的には乾麺の茹で方と同じですが、茹で時間が1~2分と短いため、茹ですぎないように注意しましょう。
そば一人前のカロリーと糖質は?
上記のカロリーと糖質は、そばの茹で上がり時、250g当たりの数値です。
生めんより乾麺の方が、カロリーも糖質も若干低いことがわかります。
これは、乾麺の方が茹で時間が長く、そばに含まれるでんぷん質がお湯に多く溶け出すためです。
でんぷん質とは、糖質のうちのひとつで、炭水化物に含まれています。
でんぷん質が溶け出すということは、糖質が少なくなると言えるでしょう。
一人前250g当たり | カロリー | 糖質 |
---|---|---|
乾麺 | 283kcal | 51.5g |
生めん | 325kcal | 57.7g |
そば一人前と他の麺類のカロリーと糖質を比較
以下の表で、そば以外の麺類のカロリーと糖質を比較しています。一人前の量は麺の種類によって異なりますが、カロリー・糖質共に、うどんの数値が一番低いことがわかるでしょう。
そばはヘルシーな食材として人気がありますが、そばが優れたヘルシー食材である理由は、カロリーと糖質の数値だけではありません。
たんぱく質や鉄分、ミネラル、ルチンという成分やポリフェノールの一種も豊富に含まれています。このルチンを含む食材は、穀物の中ではそばだけと言われています。
表を見るとうどんの方がヘルシーに感じられますが、そばに含まれるこれらの栄養素が、そばがヘルシー食材として人気の高い理由と言えるでしょう。
麺の種類(一人前の分量) | カロリー | 糖質 |
---|---|---|
そば・乾麺(250g) | 283kcal | 51.5g |
そば・生めん(250g) | 325kcal | 57.7g |
パスタ(90g) | 340kcal | 62.6g |
うどん(230g) | 242kcal | 47.8g |
そうめん(270g) | 343kcal | 67.23g |
お店で食べるそばの一人前は何合?
お店で出されるそばは、一人前が1.5合になります。
「合」という数え方は、昔から日本で使われていた尺貫法という体積などの単位です。
1合の10倍が一升で、一升は大体5〜6人前になります。
お店によっては、一人前、二人前という表記ではなく、1合、1.5合とメニューに記されている場合もあります。
「合」を使ったそばの表記を知っておくと、役に立つこともあるでしょう。
そばは乾麺と生そばで一人前の重さが異なる
そばは、種類によって一人前の重さが変わってきます。
乾麺と生そばの一人前の量が異なる理由の一つは、麺に含まれる水分量の違いです。
乾麺の一人前の分量は、約110g、そして生そば一人前の分量は約120gです。
どちらも茹でると、一人前約250g~300gの容量になるでしょう。
乾麺はお湯で伸びにくいのであたたかいそばに、生そばはみずみずしく香りが良いのでざるそばにするなど、それぞれの特長を活かした食べ方を試してみるのも良いでしょう。