吉野家の沖縄限定メニューとは？安くて美味しいタコライスがおすすめ！

吉野家は創業100年を超える大手外食チェーン店です。目玉商品の牛丼は早くて安くて美味しいということで、頻繁に利用している方も多いのではないでしょうか？他にも豚丼や牛カルビ丼、季節限定商品などメニューも豊富でいつ行っても私たちのお腹を満足させてくれます。

そんな吉野家で、沖縄県限定のメニューがあるのです。沖縄県民のソウルフードといっていいほど県民に愛され生活にもとけこんでいるタコライスと沖縄そばです。沖縄に旅行に行った時に食べたり、最近では沖縄以外でも目にすることが増えてきたので食べた事がある方も多いと思いますが、沖縄県限定メニューとは、とっても気になります！

タコライスとは、メキシコ風アメリカ料理のタコスをご飯に乗せ、トマトベースのサルサをかけた料理です。アメリカで誕生したと思っていた方もいると思いますが、正真正銘沖縄県生まれです。1984年に沖縄県金武市の「パーラー千里」という店で誕生し、その人気は一気に沖縄県全土に広まりました。たっぷりのチーズとピリ辛のサルサは相性バッチリで、沖縄県以外にもファンが増えています。

沖縄そばの誕生に関しては諸説ありますが、1902年に那覇で開業した支那そば屋が直接のルーツと言われています。誕生した当初は豚のスープがベースになった醤油味でしたが、沖縄県民の味覚にあうように改良され、今日は豚だしと鰹だしがブレンドされているものが一般的です。トッピングは三枚肉と沖縄かまぼこ、紅しょうがというのが沖縄そばの定番の形となりました。

沖縄そばと一言でいっても、実は色んな種類があります。沖縄本島では麺は太めでややちぢれているものが一般的ですが、同じ沖縄本島でも北部の方になるときしめんのような平たい麺が主流です。また、石垣島などの八重山地方では細めのストレート麺、宮古島ではちぢれのない細めの平打ち麺です。それぞれ「八重山そば」「宮古そば」と呼ばれ、沖縄本島の「沖縄そば」とはまた違う特徴があるようです。

沖縄県の吉野家のタコライスは意外にも歴史は浅く、2004年から販売されています。記憶にある方もいると思いますが、BSE問題でアメリカ産の牛肉が輸入禁止になった時に吉野家から牛丼が消えてしまいました。沖縄県以外の吉野家では豚丼が発売され、沖縄県の吉野家では限定でタコライスがメニューに加えられたというわけです。

沖縄県限定のタコライスは色んな楽しみ方が出来ます。まずは普通のタコライスは税込350円というとっても財布に優しいお値段です。トッピングが全て2倍になる「トク盛」が税込580円なので、がっつり食べたい方はこちらがおすすめです。

続いて、吉野家に来たんだからやっぱり牛丼も食べたい！という方のために「ビフタコ」税込490円があり、タコライスののトッピングと一緒に牛丼の肉も乗っているという一度で二度美味しいメニューです。最後にアレンジメニューの「半熟てりタコ」税込470円です。こちらはサルサソースの代わりに半熟卵とてりやきソース、マヨネーズがかかったメニューです。

別でハバネロソースが付いてきますので、辛味をプラスしたい方は使って下さい。辛いのが苦手な人にとっては別にしていてくれるのはとても有り難いですし、これならお子様も安心して食べられます。

ちなみに吉野家のタコライスは2017年の夏季限定メニューで全国の吉野家で販売されました。2017年だけと言わず、夏季限定と言わず、是非レギュラー化してほしいメニューです。

吉野家の沖縄そばは、こちらも2017年からの発売と日は浅いものの、吉野家で沖縄そばが食べられるというのはすっかり沖縄県民の常識になりつつあるようです。吉野家の沖縄そばはメインで楽しむというよりもどちらかと言うと丼や定食では物足りない時にサイドメニュー感覚で頼まれる事が多いです。単品提供は190円で用意はありますが、少しボリュームは少なめです。

沖縄そば牛丼セットが並640円、アタマ740円、大810円、特940で、牛丼・ミニ沖縄そば・生野菜サラダがセットになっています。また、嬉しいことに定食や他のセットについてくる味噌汁はプラス50円でミニ沖縄そばに変更出来るというのです。

吉野家の沖縄そばは、さっぱりしたスープにかまぼことネギが乗ったシンプルは作りです。紅しょうがはセルフで好きな量乗せられるのが、紅しょうが好きにはたまらないところです。ちなみに、吉野家の沖縄そばはテイクアウトは出来ないということなので、食べたい方は店内で食べていきましょう。

吉野家の沖縄県限定メニューはタコライスと沖縄そばだけではありません。今は販売が終了してしまっていますが、牛丼バーガーはかなり好評だったで、再販を望む声もあるようです。一部沖縄県以外の店舗でも発売されていたことがあるようなので、食べたことがある方もいるかもしれません。

牛丼バーガーという名前の通り、ライスバーガーの中は牛丼の肉とレタスがはさまっています。七味唐辛子と紅しょうがをお好みでかけて食べます。沖縄県ではタコライスや沖縄そばと同じようにハンバーガーもとても馴染みの深い食べ物なので、牛丼バーガーが発売されたのでしょうが、これは是非沖縄県での再販だけではなく沖縄県以外の吉野家でも発売してほしいメニューです。

沖縄県の吉野家にはデザートも限定メニューがあります。沖縄県のデザートと言えばブルーシールアイスですが、吉野家ではシークワーサーアイスを販売しています。値段は100円です。タコライスや牛丼を食べたあとに口をさっぱりさせるのにもってこいなので、沖縄県の吉野家では食後に是非食べたいデザートです。

沖縄県の吉野家には「吉野家プレミアムカード」というポイントカードがあります。100円お買い上げごとに1ポイント貯まり、お好きな特典と交換が出来ます。50ポイント貯まると牛丼並盛と、150ポイントで1500円分のお食事券、300ポイントで非売品の吉野家特製どんぶりと交換出来ます。さらに1000ポイントでなんと自分の名前入りの特製どんぶりとVIPカードと交換可能です。カードには5000円分のクーポンが入っています。

名前入りの特製どんぶりとは、吉野家ファンなら是非手に入れたいアイテムです。このプレミアムカードが残念ながら沖縄県以外の吉野家では発行・利用が出来ませんので、沖縄県に行く機会があれば迷わずゲットして下さい。

沖縄に行ってタコライス食べたいなーと思っても簡単に行けるものではありません。そんな時には自宅で簡単に作ってみましょう！お店の味にはかなわないかもしれませんし、現地の食べ物は現地の風土の中で食べるのが一番美味しいと言われているように、沖縄のタコライスは沖縄で食べるのがベストだとは思いますが、沖縄に行くまでの欲求を埋める為に、ほんの少しでも気を紛れさせることは出来るはずです。

今回は冷蔵庫にあるもので簡単に作れるタコライスのレシピを紹介していきます。合い挽き肉150グラム、たまねぎ1/2個、にんにくチューブ少量、タコミート調味料[ケチャップ大さじ1と1/2、ウスターソース大さじ1、しょうゆ小さじ1、胡椒少々]、スライスチーズ2枚、レタス2,3枚、トマト1個、油を用意しましょう。こちらは2人分の材料なので、人数や好みによって調整して下さい。

まずは野菜を切りましょう。レタスは千切りにして、トマトはダイス状にカット、玉ねぎはみじん切りです。続いてタコミートを作っていきます。フライパンに油とにんにくを入れ、香りが出たら合い挽き肉とみじん切りにした玉ねぎを炒めます。肉に火が通ったらタコミート調味料を全て入れます。汁気がなくなればOKです。

お皿にご飯を盛り付けて、上にチーズを乗せます。とろけるチーズが好きな方はここでレンジでチンしてチーズを少し溶かすのもおすすめです。その上にタコミート、レタス、ダイストマトを乗せれば完成です。お好みで追加ケチャップをかけたり目玉焼きを乗せたりしても美味しいです。沖縄に思いを馳せて、いただきましょう！

ここまで吉野家の沖縄県限定メニューを紹介してきましたが、いかがでしたか？今すぐ沖縄に飛んで吉野家に飛び込みたい！そんな方もいるんではないでしょうか？沖縄はいつ行っても空も海も綺麗で、いつでも行きたい観光地の上位にランクインしています。そんな沖縄の、大好きな吉野家の限定メニュー、是非食べてみたいです！