美味しい里芋の味噌汁レシピ！具沢山の栄養満点メニューも！

里芋を使った味噌汁のおすすめ人気レシピを、野菜や肉などの具材別に紹介します。また、美味しく食べるための下処理方法や栄養効果なども、解説していきましょう。お気に入りのレシピを見付けて、ぜひ美味しい里芋の味噌汁を作ってみてください。

里芋2個、ねぎ1/2本、味噌大さじ1、ほんだし小さじ1、水600ccです。簡単に作れる基本の里芋みそ汁の材料レシピ(2人分)になります。

美味しく食べるには、きちんと下処理をする必要があります。里芋の上下部分を切り落とし、厚めに皮をむいてください。上手くむけない場合はヒゲを取ってから、ピーラーを使ってむいても良いでしょう。

里芋には独特のぬめりがあるのが特徴です。このぬめりが原因で、みそ汁のスープがどろっとなることがあります。ぬめりが気になる場合は、水にさらしたり、数回ゆでごぼしたりしておくと良いです。

しかし、ぬめりには体に良い栄養が含まれているそうです。また、ぬめりがみそ汁を冷めにくくする効果もあります。栄養をしっかり摂取したい場合は、ぬめりを取らなくても構いません。

シャキシャキのネギと組み合わせて、シンプルに仕上げた基本のレシピです。下茹でしないで、ぬめりをそのまま活かしているので、とろみのあるみそ汁になります。スープにとろみをつけたくなければ、下茹でしてから調理してください。ネギの殺菌作用も加わって、風邪予防にも効果が期待できます。

里芋に含まれる栄養成分のガラクタンには、優れた効果があります。消化を促進する効能があり、胃腸が疲れた時にも胃に優しいので、おすすめできる食材です。また、味噌にも大豆が発酵、熟成されることによって、消化吸収を促進する作用があります。そのことからも、里芋のみそ汁は消化を促すために、最適の料理といえるでしょう。

ガラクタンは水溶性食物繊維の一つです。水溶性食物繊維には、善玉菌のエサになって腸内環境を整える作用があります。また、水分を吸収して腸内で保持するため、便がやわらかくなり、便秘解消にも効果が期待できるでしょう。同じく発酵食品である味噌にも、整腸作用の効果があります。

カリウムが豊富に含まれており、芋類の中では最も含有量が多いそうです。カリウムには体内に蓄積された、余分な塩分を排出する働きがあります。そのため、高血圧予防や血圧の安定を維持する効果が期待できるでしょう。また、味噌は余程食べ過ぎなければ、血圧の上昇を極度に心配する必要がないことが、近年の研究で分かっているそうです。

ホクホクとした食感のためお腹にも溜まり、満腹感を得ることができます。そのため、ダイエットメニューに取り入れれば、豊富な栄養も摂れて食べ過ぎ防止につながるのでおすすめです。

【材料】4人分

• 里芋：3個
• 豆腐：1丁
• 大根：5cm
• 人参：1/2本
• ごぼう：1/2本
• 干し椎茸：1枚
• こんにゃく：1/2枚
• 油揚げ：1枚
• ちくわ：1本
• 水：600ml
• しょうゆ：大さじ2
• 酒：大さじ2
• みりん：大さじ2
• だしの素：小さじ2
• 味噌：小さじ1
• ごま油：大さじ1

1. 干し椎茸は水100mlの容器に入れて、戻しておきます。
2. 沸騰したお湯にこんにゃくを入れて、湯がきます。
3. 油をひいて豆腐を炒めます。
4. 大根と人参はいちょう切りにします。
5. ごぼうの皮は旨味と香りが残る程度に薄く落として、斜め切りにします。
6. 里芋は皮をむいて、輪切りにします。
7. こんにゃくは短冊切り、ちくわは半月切りにします。
8. 油揚げは熱湯をかけて油抜きをしてから、短冊切りにします。
9. 鍋を熱してゴマ油をひき、人参、ごぼう、大根を炒めます。
10. .干し椎茸を戻し汁ごと入れ、こんにゃくと6を加えます。
11. 水、油揚げ、ちくわを加えて、アクを取りながら約8分煮ます。
12. 炒めておいた豆腐を加えます。
13. 出汁の素、酒、みりん、しょうゆの順に加えます。
14. 火を止めて、溶いた味噌を加えて完成です。

根菜をたっぷり使った、具沢山のけんちん汁です。ひとつひとつの食材を丁寧に下ごしらえして、野菜の素材の味を、堪能できるみそ汁に仕上げました。作り方のポイントは、最初に野菜や豆腐をごま油で炒めて、風味を良くすることです。ごま油の味が気になる方は、普通のサラダ油でも構いません。

けんちん汁は具沢山であるため、おかずいらずのスープです。優しい味わいですので、お好みで青ネギや柚子皮などをトッピングして、アクセントをつけても良いでしょう。

根菜がごろごろ入った、人気のかき玉みそ汁レシピです。里芋はキッチンペーパーに包んで少し水で湿らせ、さらにラップをしてレンジで加熱すると、簡単にやわらかくなります。

ふんわりかき玉をトッピングすることで、ボリュームアップして食べ応えのあるみそ汁になるでしょう。隠し味に創味のめんつゆを小さじ1ほど入れると、ほどよい甘みが加わります。

里芋と大根の食感の違いを楽しめる、人気のみそ汁です。根菜を煮る時は、吹きこぼれに注意してください。味噌の量は種類にもよるので、お好みの量で調整しましょう。作り方のポイントは、火を止めてから味噌を入れることです。沸騰させてしまうと、味噌の風味が落ちてしまいます。

キムチを使ってコクと旨みを加えた、ピリ辛風みそ汁の人気レシピです。具材はすでに下茹でしているので、サッと和えるだけで良いでしょう。かつお節をたっぷり入れているため、出汁は使っていません。味見をしてもの足りなければ、和風だしなどを加えて調整してください。

すりおろしたごぼうを加えて、風味をアップさせました。繊維の多いごぼうはすりおろして具にすると、子供や年配の方でも食べやすくなるでしょう。作り方は簡単で味噌を入れてから、仕上げにごぼうをすりおろしながら加えるだけです。お好みでお麩や青菜などの具材を足しても、美味しいです。

味噌とクリームチーズがコラボした、人気のアレンジみそ汁です。クリームチーズを加えることで、いつものみそ汁がクリーミーでまろやかな味わいになります。ほっこりした食感の具材が、クリーミーな味噌味とよく合います。クリームチーズは食べる直前に入れると、溶け切れない部分も楽しめておすすめです。

【材料】2人分

• 鶏もも肉：1/2枚
• 里芋：2個
• ゆず：少々
• 七味：お好みで
• ごま油：小さじ1
• だし汁：600ml
• 味噌：大さじ2

1. 鶏もも肉はひと口大、里芋は皮をむき半月切りに切ります。
2. 鍋にごま油を熱し、鶏肉を両面焼きます。
3. 鶏肉に焼き色がついたら、1を入れてさっと炒めます。
4. だし汁を入れて加熱し、具材がやわらかくなってきたら、味噌を溶き入れます。
5. 器に盛り、お好みでゆず皮や七味をトッピングしたら完成です。

シンプルな具材ですが、コクのある上品な味付けの人気みそ汁です。鶏の旨みや脂が他の具材に絡んで、とても美味しいみそ汁に仕上がります。ゆず皮があればアクセントに少し入れると、爽やかな風味が加わり、さらに美味しくなるでしょう。

【材料】6～8人分

• 豚バラ肉(薄切り)：150g
• 大根：100g
• 人参：1/3本
• ごぼう：1/2本
• 玉ねぎ：1/2個
• 里芋：4個
• 長ネギ：1本
• いんげん：7～8本
• 味噌：大さじ5～6
• 一味唐辛子：少々
• ごま油：小さじ1
• 水(だし汁)：1L

1. 大根と人参は、5mmほどの厚みの半月切りやいちょう切りにします。
2. 長ねぎは1cm幅の斜め切り、玉ねぎは5mm幅ほどに切ります。
3. ごぼうは小さめの乱切りにして、水にさらします。
4. 里芋はひと口大に、豚バラ肉は2～3cm幅に切ります。
5. いんげんはヘタを落として、斜め切りにします。
6. 鍋に油をひいて、いんげん以外の具材を炒めます。
7. 野菜に油がなじむ程度に、1～2分ほど炒め合わせ、一度火を止めます。
8. 箸で豚肉をほぐしながら、上に広げます。
9. 再度弱火にかけ、全体を混ぜながら2～3分かけてじっくり炒めます。
10. 豚の脂が全体に混ざったら、水を加えます。
11. アクを取ったら味噌の半量を加え、7～8分ほど煮ます。
12. 具材に火が通ったらいんげんを加え、さらに2～3分煮ます。
13. 火を止めて、残り半量の味噌を加えたら完成です。

具沢山の絶品豚汁人気レシピです。次の日でも食べれるように、レシピの材料は多めに(6~8人分)しています。量が多い場合は、全て半量にして作ってください。豚汁は根菜類とねぎが美味しさのポイントになります。いんげんなどはなければ、入れなくてもOKです。

使用する豚肉は、うま味と脂がしっかりと出る豚バラ薄切り肉がおすすめです。厚みのあるものより薄めの方が、汁によくなじんで美味しいでしょう。

根菜をたっぷり使った、体の中から温まるみそ汁レシピです。鶏ひき肉とごぼうで作った、ボリュームのある鶏ごぼうつくねを入れました。。数種類のおかずを作るのが大変な時に、お椀1杯で満腹になれるおかずみそ汁ですので、ぜひ作ってみてください。

ねりごまのコクと豚バラ肉の旨みが美味しい、具沢山みそ汁です。豚バラ肉から出るアクをしっかり取り除くことが、作り方のポイントになります。また、油揚げを具に加える前に、熱湯で油抜きをしておいてください。隠し味に豆乳を加えて、コクがありながらもあと味のすっきりした、みそ汁に仕上げています。

モツ鍋のみそ汁バージョンのような仕上がりになります。作り方のポイントはモツはしっかりと下茹でをして、酒と生姜で臭みをとっておくことです。人参や玉ねぎ、きのこなどを加えて、具沢山にしても美味しいでしょう。スタミナをつけたい時にも、おすすめの一品です。

もやし入りの肉団子や根菜、きのこを具材に使った、具沢山のみそ汁です。肉団子を作る時は、もやしを小さく折りながら混ぜ込むと、まとめやすいでしょう。肉団子は生姜が効いているので、もやしが苦手な人でも、独特のにおいが消えて美味しく食べれます。野菜は自宅にあるもので、代用してもOKです。

【材料】2～3人分

• 里芋：1個
• 椎茸：3個
• 酢橘：1/2個
• 水：1L
• 昆布：30g
• 鰹節：ひとつかみ
• 味噌：25g
• 塩：適量

1. 鍋に水と昆布を入れ、しばらくおいておきます。
2. 火をつけて沸騰直前まで昆布を煮だしていきます。
3. 昆布を取り出し、火を強め沸騰させます。
4. ひと煮立ちしたら火を止めて、鰹節を加えます。
5. アクをすくいます。かつお節のえぐみが出るので、かき混ぜないようにしましょう。
6. 鍋底にかつお節が沈んだら、キッチンペーパーでこして完成です。

1. 里芋を洗い皮をむき、一口大に切って塩水で揉み洗いします。
2. 椎茸を切り、1と一緒に沸いた出汁に入れます。
3. 弱火で10分ほど煮て、味噌を溶き入れます。
4. 酢橘を切って、果汁を数滴加えて完成です。

出汁から丁寧にとった、本格的な味わいの味噌汁です。仕上げに酢橘の果汁を加えることで、みそ汁の美味しさを引き立てます。味噌の濃さは、お好みで調整してください。出汁で使用した昆布と鰹節は、細かく刻んでごま油、醤油、砂糖で炒め、仕上げに白ゴマをかけると美味しく食べれます。

まいたけやしめじなどのキノコ類やワカメを組み合わせた、具沢山のみそ汁です。鍋でも作れますが、シリコンスチーマーを使って調理しました。加熱時間は使用する電子レンジに合わせて、調整しましょう。吹きこぼれる可能性があるため、蓋やラップをせずにレンジで加熱してください。

里芋をほっこりと煮込んで納豆を加えた、とろとろみそ汁の人気レシピです。ごま油を隠し味に使って、風味よく仕上げました。里芋の種類や大きさによって加熱時間が変わるため、水の量は目安にしてください。満腹感のあるおすすめの一品です。

八丁味噌を使って、香り豊かなみそ汁に仕上げました。作り方のポイントは、具材を煮過ぎないことです。里芋に串が通るくらいの硬さが、美味しいでしょう。豆腐は絹でも木綿でもお好みでOKです。油揚げとの相性が抜群ですので、ぜひ作ってみてください。

落花生のコクが美味しい、人気のみそ汁です。大根や人参などと組み合わせて、具沢山で食べ応えのあるみそ汁に仕上げました。作り方のポイントは、落花生を水からやわらかくなるまで煮ることです。お味噌は濃いめの味付けの方が、美味しいでしょう。煮ている時はふきこぼれやすいので、火加減に気を付けてください。

焼き海苔と組み合わせた、シンプルなみそ汁です。海苔の香りと柚子の香りで、シンプルなみそ汁が、高級感のあるみそ汁に変身します。作り方のポイントは、市販のだしを2回に分けて加えることです。そうすることで、さらに風味良く仕上がるでしょう。柚子が苦手な方は、鰹節をかけても美味しいです。

里芋を使った味噌汁のおすすめ人気レシピを紹介しました。里芋はクセのない優しい味わいで、相性の良い食材が多くあります。また、栄養が豊富に含まれており消化も良いので、積極的に味噌汁の具材に取り入れると良いでしょう。シンプルなものから具沢山のものまで、さまざまな種類の味噌汁を作ってみてください。