豆腐のパウンドケーキ人気レシピ！ヘルシーで美味しいしっとりスイーツ

パウンドケーキとはもともと小麦粉と卵、バター、砂糖をそれぞれ1ポンドずつ使って作るケーキという意味で使われていました。しかし、最近ではこれらの材料以外を使ったパウンドケーキも数多くあり、様々なアレンジレシピも存在しています。

豆腐のパウンドケーキもそんなアレンジメニューのひとつで、豆腐を使うことによりパウンドケーキをよりヘルシーに食べることができます。本記事では豆腐のパウンドケーキの基本レシピとともに、色々な材料を使った人気のアレンジレシピを紹介していきます。

【材料】

• 薄力粉 120g
• ベーキングパウダー 5g
• 絹ごし豆腐 200g
• 砂糖 80g
• サラダ油 大さじ2
• バニラエッセンス 小さじ1/4
• ミントの葉 適量

• ボウル
• 粉ふるい
• 泡だて器
• ゴムベラ
• パウンド型
• クッキングシート

豆腐のパウンドケーキは牛乳と卵なしで作れるケーキで、カロリーも低くとてもヘルシーです。材料もそれほど多くないため、作ろうと思い立ったらすぐに作ることができます。

バニラエッセンスは豆腐の匂いを消すためのものですので、豆腐の匂いが気にならなければいれなくてもかまいません。ミントも飾り用ですので、あってもなくても味に問題はありません。

また、普段あまりお菓子作りをしたことがないと、ゴムベラが家にないこともあります。そういった場合はしゃもじや木べらで代用することが可能です。パウンド型がない場合は牛乳パックでも作れるので、わざわざ道具を買いそろえなくても大丈夫です。

【作り方】

1. 型にクッキングシートを敷き、オーブンは170℃に予熱しておきます。
2. ボウルに豆腐と砂糖を入れて、泡だて器でなめらかになるまで混ぜ合わせます。
3. サラダ油を少しずつ入れながら混ぜ合わせます。
4. バニラエッセンスを入れて混ぜ合わせます。
5. 粉類を振るい入れてゴムベラで混ぜ合わせます。
6. 4を型に流し入れて、全体をならします。
7. 170℃のオーブンで30分ほど焼きます。
8. 型から外して粗熱を取り、お好みの大きさに切ります。
9. 器に盛りつけ、ミントを飾ったら完成です。

豆腐パウンドケーキの基本的な作り方は、生地を混ぜてオーブンで焼くだけの簡単なものです。特に難しい作業もないので、誰でもすぐに作ることができます。バターや卵を常温に戻す手間もなく生地も分離しにくいため、お菓子作りの初心者でも作りやすいレシピとなっています。

しっとりと美味しいパウンドケーキを作るためには、まずは生地作りが大事になってきます。薄力粉を加えてから練るようにしてしまうと、グルテンが発生して生地が膨らむ前に固くなってしまいます。グルテンが発生しないようにするためには、粉類を入れたらゴムベラなどで切るようにして手早く混ぜましょう。

また、オーブンが予熱されていないと中までしっかりと火が通らなくなってしまいます。オーブンは必ず予熱してから使うようにしましょう。予熱機能がない場合は焼く前に10分ほど加熱しておくことで、予熱機能と同じ効果を得ることができます。

【材料】

• 豆腐 1丁
• 砂糖 60g
• 油 60g
• 豆乳 75g
• A 米粉 15g
• A ココア 15g
• A ベーキングパウダー 6g

1. ボウルに豆腐と砂糖を入れて泡だて器でなめらかになるまでよく混ぜます。
2. 1に油と豆乳を入れてさらに混ぜます。
3. Aを合わせて振るいにかけ、ポリ袋に入れて振りながら混ぜます。
4. 3を2に入れてゴムベラでさっくりと切るように混ぜます。
5. パウンド型にクッキングシートを敷きます。
6. 4を5に流し入れて、170℃に予熱したオーブンで40分焼いたら完成です。

米粉を使った豆腐のパウンドケーキのレシピです。米粉を使ったパウンドケーキは小麦粉を使ったものよりも口溶けが良く、食感もモチモチとしています。ココアが入っているため、豆腐の味もそれほど気になりません。粉類はボウルを使わずにポリ袋を使って混ぜるので、洗い物も減って後片付けも楽になります。

【材料】

• 絹ごし豆腐 240g
• ホワイトチョコ 60g
• 牛乳 大さじ1
• 卵1個
• 砂糖 50g
• 薄力粉 30g
• 抹茶 20g
• 片栗粉 10g
• ラム酒 小さじ1

1. 耐熱容器にホワイトチョコを割り入れます。
2. 1に牛乳を入れたら電子レンジで30秒加熱します。
3. チョコが溶けたらよく混ぜてボウルに入れます。
4. 3に水切りした豆腐、卵、砂糖を加えてよく混ぜます。
5. 4に振るった抹茶と小麦粉、ラム酒を入れて泡だて器で混ぜます。
6. 5を型に流し入れたら180℃のオーブンで40分焼きます。
7. 粗熱を取り、冷蔵庫で1時間ほど冷やしたら完成です。

抹茶を使った豆腐のパウンドケーキを紹介します。砂糖の他にホワイトチョコレートも入っているため、抹茶の苦みが和らいで食べやすい味に仕上がります。商品によっては砂糖が入っている抹茶粉末もあるので、そういった場合は砂糖の量を減らして甘さを調整しましょう。抹茶の味をもっと濃くしたい場合は抹茶の量を増やしても良いでしょう。

【材料】

• 絹ごし豆腐 150g
• A 薄力粉 100g
• A きな粉 30g
• A ベーキングパウダー 小さじ1
• 卵 1個
• 砂糖 50g
• サラダ油 大さじ1

1. ボウルに豆腐を入れてゴムベラで混ぜます。
2. Aを合わせてボウルに振る入れます。
3. 別のボウルに卵と砂糖を半分ほど入れて泡だて器で混ぜます。
4. 残りの砂糖を入れて混ぜたら、1も加えて混ぜます。
5. 4を2に入れてゴムベラで切るようにして混ぜます。
6. サラダ油を入れてさらに混ぜます。
7. クッキングシートを敷いた型に6を流し入れて、10cm上から落とします。
8. 170℃に予熱したオーブンで40分焼きます。
9. 粗熱を取り、食べやすい大きさに切ったら完成です。

きな粉を使った豆腐のパウンドケーキを紹介します。和風味の優しい味わいのパウンドケーキで、緑茶などのお茶請けにもぴったりです。きな粉はしっかりと振るわないと口当たりがぼそぼそしてしまうので、他の粉類と一緒にしっかりと振るいにかけるようにしましょう。

こちらのレシピは黒糖を使った柔らかい甘さの豆腐パウンドケーキです。レーズンが入っているため風味も良くなり、本格的な美味しさを味わうことができます。もちろん白糖でも作ることはできますが、甘さの感じ方は多少変わるため味を見ながら量を調整すると良いでしょう。

たった3つの材料で作ることができる人気の豆腐マーブルパウンドケーキを紹介します。ホットケーキミックスと豆腐とココアさえあれば作れるため、忙しい朝でも簡単に準備することができます。

甘さは控えめですので、甘党の人は砂糖を加えたりハチミツをかけたりしても良いでしょう。マーブルにするためにプレーン生地とココア生地を混ぜますが、あまり混ぜすぎずにさくっと混ぜるとキレイなマーブル模様が出来上がります。

バナナを使った豆腐のパウンドケーキのレシピです。メープルシロップとバナナの自然な甘さが人気で、潰したバナナのおかげで一層しっとりと仕上がります。少し置くとモチモチ感が増すので、冷蔵庫で冷やしておいて次の日の朝食に使うのもおすすめです。

豆腐のパウンドケーキの基本レシピや、人気のアレンジレシピをまとめました。豆腐を使ったパウンドケーキはバターや卵を使わないものが多く、一般的なパウンドケーキよりも簡単に作ることができます。また、ヘルシーなだけでなくしっとりとした食感に仕上がり、美味しさの面でも負けていません。

豆腐以外にも様々な材料を混ぜることで、自分の好きな味のパウンドケーキを作ることができます。基本の豆腐パウンドケーキの作り方をマスターして、自分なりのアレンジレシピを楽しんでみましょう。