エシャロットの人気レシピ！サラダや味噌でおつまみ・付け合わせに！

ネギのような、らっきょのような形のエシャロット、皆さんはどのように食べていますか？近年、エシャロットはスーパーなどで見かけるようになりましたが、まだまだメジャーな野菜ではありません。しかし、実は栄養価が高く、いろいろな食べ方ができます。そこで、エシャロットの特徴を踏まえ、人気のレシピを紹介します。

日本で見かけるエシャロットは、ネギやらっきょに似ています。味もそんな感じで、味噌につけて食べたりしますが、ネギやらっきょとの違いや西洋のエシャロットとの関係性など、あまりよく知られていません。まずはエシャロットについて調べてみました。

日本でいうエシャロットは、らっきょうを土寄せして軟白栽培をし、まだ若いうちに収穫したもののことをいいます。根らっきょうでは売れないのではないかということで、エシャレットと名付けました。これがエシャロットとして日本では定着しました。味はらっきょう比べ、香りやクセが少なく生でも食べやすいです。

ということで、日本のエシャロットはらっきょです。ネギ科の植物で、香りやクセが少ないといっても、ネギ科独特な匂いがあります。これは硫化アリルの匂いで、ネギやにんにくにも含まれる成分です。ちなみに沖縄のらっきょの島らっきょは、らっきょの中でも辛くて香りがきついのが特徴です。

本来のエシャロットは、フランス料理で香味野菜として使われる小ぶりな玉ねぎのような野菜です。ユリ科の野菜で、皮を剥くと中は薄い紫色をしています。これを先述のエシャロットと区別するため、日本ではベルギーエシャロットと呼んでいます。これはほとんどがベルギーやオランダからの輸入品だからです。

ただし、ベルギーエシャロットは、日本ではあまり流通しておらず、一般家庭ではほとんど使いません。硫化アリルによる匂いがにんにくほど強くなく、味はタマネギほど甘くありません。

よって、ベルギーエシャロットと日本のエシャロットは外身も中身も全く違う野菜になります。

日本のエシャロットとベルギーエシャロットについて紹介しましたが、ここでは日本で定着している日本のエシャロットの人気レシピを紹介します。

フルクタンや、先述の硫化アリルなど、体に良い栄養素が多く含まれますので、おつまみやサラダなど、いろいろな料理にして、積極的に摂取しましょう。

【材料】

• エシャロット
• 豆腐
• 味噌
• 練りゴマペースト

1. 豆腐の水を軽く切ります。
2. エシャロットは軸と根をカットし、みじん切りにしてください。
3. 味噌と練りゴマペーストを混ぜます。
4. ここに2を入れてよく混ぜます。
5. 豆腐を4分の1にカットし、器に入れ、その上に4を乗せれば出来上がりです。

切って混ぜるだけの簡単レシピですが、日本酒にぴったりのおつまみになります。エシャロットの味噌は、これだけでもお酒のアテになるので、多めに作って冷蔵庫で保存してください。焼いた油揚げの上に乗せても美味しいです。

エシャロットを生ハムで巻いた簡単レシピです。シャキシャキの食感が美味しく、オードブルの一品としてや、おつまみにおすすめのメニューになります。生ハムに塩気がありますので、そのまま食べてもいいですし、レシピ通りマヨネーズソースで食べても美味しいです。

エシャレットと人参を小さくカットし、塩昆布とめんつゆで和えただけの簡単お漬物のレシピです。こちらもシャキシャキと食感が良く、おつまみにおすすめです。また白ご飯にかければ、ご飯が進むので食べ過ぎ注意です。

こちらはエシャロットの葉を使ったレシピです。葉っぱは使えないと捨てている方におすすめのメニューです。エシャロットの葉とアンチョビだけのシンプルなソテーで、ワインに合う人気のおつまみになります。

購入してから時間が経って、元気がなくなったエシャロットは炒めてしまいましょう。こちらは醤油の香ばしい香りとバターがエシャロットに合うレシピです。ワイン好きの方にぴったりの一品です。
 

【材料】

• エシャロット
• 天ぷら粉
• 塩
• 胡椒
• 水
• サラダオイル

1. エシャロットの根を切り落とし、縦半分に切ります。
2. 大きめのボウルに天ぷら粉を入れ、塩胡椒し、水を加え衣を作ります。
3. そこへ1を入れ、衣をからめましょう。
4. 鍋にサラダオイルを入れ加熱し、180度くらいになったら3を数回に分けて揚げて行きます。
5. 全体的にこんがりと色が変わったら、揚げ油からあげれば出来上がりです。

春が旬のエシャロットですが、他の春野菜と一緒に揚げてみてはいかがでしょうか。香りを楽しむため、塩で食べるのがおすすめします。

香りの高いエシャロットとパクチーの香り高いサラダレシピです。シャキシャキの食感が癖になります。トマトやアボカドなど、いろいろな野菜を混ぜてサラダにして食べたいです。バルサミコのドレッシングがポイントです。

エシャロットも水菜もシャキシャキなサラダレシピです。ごま油が香ばしく中華メニューにも合う人気のサラダです。レシピではごま油と醤油をかけていますが、レモンのドレッシングやゆずポン酢なども合います。お好みで選んでください。

塩と胡椒だけのシンプルな味付けが美味しい炒め物です。エシャロットの他にもアスパラガスが入り、緑がきれいな春らしい一皿です。お好みで醤油とレモン汁をかけて食べてください。

シャキシャキ感が美味しいエシャロットの周りに肉を巻きつけたお料理です。大葉が爽やかさをプラスしてくれ、梅味噌だれにつけて食べてください。夏バテ時にはぴったりで、食欲を促進してくれます。お弁当や夕食のおかずのメインにおすすめです。

エシャロットを購入する場合、どんなことに気をつければいいのかについて説明します。新鮮で美味しそうなものの特徴と、どれくらい保存できるのか、また保存方法についても紹介します。

鮮度のいいエシャロットは皮にカビがなく、芽が出ていません。葉は緑できれいなものを選んでください。鮮度が失われてくると、葉が枯れてきますので、切り落としましょう。また、触ったときに張りがあって、ふかふかしていないものが新しい証拠になります。

美味しいものは下部の球根が大きく、全体が白いものになります。すぐに食べないのなら、土付きのものの方が長持ちしますので、おすすめです。

エシャロットが新しいうちは食感がいいので生のまま、鮮度が失われてきたらソテーなど加熱して食べるのがおすすめです。

土付きのエシャロットの場合は約1週間、洗ってあるものならば3日を目安に食べ切るようにしましょう。土付きのものは洗わずに新聞紙に包み、冷暗所で保存しましょう。洗ってあるものは葉を切り落として、ビニール袋に入れてから、冷蔵庫の野菜室で保存してください。

また、日に当てると白い部分が変色するので、なるべく使う分だけ取り出して調理しましょう。

エシャロットのおつまみやソテーなどの人気レシピを紹介しました。日本におけるエシャロットはらっきょの一種で、辛味や匂いがきつくなく、生で食べることができます。一方、本来のエシャロットは日本ではベルギーエシャロットといわれ、玉ねぎの一種です。この両者は全く違った野菜で、日本では一般的にはあまり流通していません。

エシャロットは体に良い成分がたくさん入っていますので、レシピを参考にぜひ作ってみてください。