コストコのバジルソースで簡単に本格的なジェノベーゼ！調理法別レシピ！

イタリアン好きに人気のバジルソースですが、実はコストコでも販売されていることを知っていましたか？

しかもただのバジルソースではなく、パスタの本場であるイタリアのバジルを使用し、EUの厳しい審査をパスした本格派です。1度購入したらあまりの美味しさと便利さに、何度も買ってしまうという人もいるほどリピーターも多いそうです。本記事ではそんなコストコで大人気のバジルソースがどんなものなのか、詳しく紹介していきます。

コストコのバジルソースは、コストコのプライベートブランドであるKIRKLAND Signature(カークランドシグネチャー)の展開するオリジナル商品で、正式名称はバジルペーストソースといいます。

フレッシュバジルの他に、チーズやにんにく、松の実をたっぷりと使用した正統派のソースで、形状はややもったりとしたペースト状のものが瓶に詰まっています。最初からペースト状になっているので、ひと手間加える必要もなく、開封してすぐに料理に使えるのが便利です。

コストコのバジルペーストソースに使っているバジルは100％DOPイタリアンバジルです。DOPとは特定の地域で製造されたことを証明する保護指定原産地表示のことで、品種、製造地域、製造方法などあらゆる観点から厳しく審査し、高品質が保証されたものだけにつけられる勲章のようなものです。

つまりDOP認定を受けた食品というのは、EUが認めたということを意味します。コストコのバジルソースは、食品規定の厳しいEUで認められたものなので、間違いなく安心して食べられます。

ちなみに商品が販売されているのは、パスタコーナーではなく、チーズなどが並べられた冷蔵コーナーです。コストコに行って探し回らないように、覚えておきましょう。

コストコのバジルペーストソースの原材料を見てみると、ひまわり油、バジル、パルメザンチーズ、松の実、オリーブ油、ペコリーノ・ロマーノチーズ（めん羊乳）、にんにく、食塩、黒胡椒、酸化防止剤（ビタミンＣ）、酸味料とあります。

100％DOPイタリアンバジルに、コクのある濃厚なペコリーノ・ロマーノチーズと、チーズの王様と言われるパルメザンチーズの2種類を使用しています。ソースは深い緑色のペースト状で、にんにくや松の実がみじん切りされたものがたくさん練り込まれています。

味はバジルと、チーズ、にんにくが爽やかで濃厚なコクを生み出し、食欲のそそる香りとなっています。茹でたパスタにさっと絡めるだけで本場さながらの美味しいジェノベーゼパスタが出来上がるので、イタリアン好きにはたまらないと評判です。

コストコのバジルソースは、1瓶に624gも入っています。一般的にパスタソースは一人前で100g前後と言われているので、1瓶あれば6人分ものジェノベーゼパスタが余裕で作れるという計算になります。

値段は輸入ものなので前後しますが、1瓶1500円ほどで販売されていることが多いようです。コストコでは度々お得なクーポンが発行されることがあり、コストコユーザーの中には300円引きで購入できたというラッキーな人もいます。

スーパーや食材店などで売られているバジルソースは100g～200gで500円～800円ほどで売られていることが多いので、コストコのバジルソースはいかに大容量でお得なのかがよくわかります。

実際にコストコでバジルソースを買った方の評判をチェックしてみました。やはりジェノベーゼパスタを作った方が多く、濃厚で美味しいなどの意見が見られました。またパスタ以外に活用している方もいて、みなさん思い思いに美味しく食べているようです。

コストコのバジルソースを購入したら、まず作りたいのがジェノベーゼパスタです。ジェノベーゼはイタリアのリグリア州、ジェノバ県発祥のソースで、ジェノベーゼとはジェノバのという意味だそうです。

シンプルでありながらバジルの高い香り、にんにくや松の実の香ばしさ、チーズのコクが合わさったバジルソースでいただくパスタは、たまらなく美味です。本来は乳鉢と乳棒を使ってバジルや松の実をすりつぶし濃い緑色のペーストを作るため、時間も手間もかかってしまいます。

その点コストコのバジルソースがあれば、誰でも簡単にジェノベーゼを作ることができます。ここではコストコのバジルソースを思う存分堪能できるジェノベーゼパスタの詳しい作り方を紹介します。

まずたっぷりのお湯を用意し、塩を入れたらパスタを茹でていきます。塩の量の目安は1人前のパスタ100gに対し、お湯が1L、塩が10gです。塩がやや多めに感じますが、しっかりと塩気がする塩水でパスタを茹でると、パスタに薄い塩味がつき、ソースや具と一体感が出ます。

また塩を入れることで、パスタがもちもちとした食感になるので、必ず塩を加えるようにしましょう。パスタの茹で時間は袋に記載されている時間通りで構いません。時間が近づいてきたら、一度箸などですくい、ゆで加減を確認してください。

パスタを茹でている時間を利用して、ジェノベーゼの具材を用意します。具材はお好みのものを用意してください。例えば、ブロックベーコンを拍子切りにしたものや、エビ、ホタテ、タコ、ほうれん草、ウィンナー、じゃがいも、サヤインゲンなどもよく合います。

女性に人気のアボカドは炒めるととろっとした食感になって、違った美味しさが味わえます。お好みの具材を用意したら、それぞれ食べやすい大きさにカットし、オリーブオイルをしいたフライパンで炒めておきます。

上記で紹介したもの以外にも、フレッシュトマトやプチトマトも彩りがキレイになるのでおすすめです。食べやすい大きさに切って、最後にトッピングすると良いでしょう。

ジェノベーゼパスタの具材に決まりはないので、お好みのものを組み合わせてください。もちろん具材なしで、コストコのバジルソースのみでシンプルに仕上げても美味しいです。

パスタが茹で上がる前に、大きめのボウルにコストコのジェノベーゼソースを入れておきます。ペースト状になっているので、そのまま使用してOKです。この時のポイントは、バジルソースをフライパンで加熱しないということです。

バジルは加熱すると、風味が飛んでしまいます。そのため、加熱せずにボウルで合える方が良いです。冷蔵庫から出したてのバジルソースが冷たくで嫌だという方は、事前に常温に戻しておくか、パスタの茹で汁を少々加えて伸ばしておくと良いでしょう。

パスタが茹で上がったらをザルにあげ、しっかりとお湯を切ります。あとは具材を一緒に入れて一気に絡めます。最後に味を見て、塩やコショウで調整してください。お皿に盛り付けたら完成です。

ここからコストコのバジルソースを使ったレシピを調理法別に紹介してきます。どのレシピも簡単に作れるものばかりなので、料理が苦手な方もぜひトライしてください。バジルソース自体に味がしっかりついているので、味付けを失敗する心配もありません。まずは手軽に塗って楽しむレシピを取り上げます。

• ツナ缶 1缶
• Aマヨネーズ 大さじ3
• Aコストコバジルソース 適量
• とろけるチーズ お好みの量
• 食パン 1枚
   

1. ツナ缶は油を切っておきます。
2. (1)と材料Aをよく混ぜます。
3. パンの上に(2)を塗り、とろけるチーズを乗せます。
4. オーブントースターでチーズが溶けるまで焼いたら出来上がりです。

• Aコストコバジルソース 適量
• Aクリームチーズ 100g
• クラッカー 好きなだけ

1. 材料Aをよく混ぜ合わせ、よく冷やします。
2. クラッカーの上に(1)を塗ったら出来上がりです。

次に紹介するのはコストコのバジルソースを食材に絡めて完成する簡単レシピです。コストコのものは最初から味がしっかりついているので、絡めるだけで味付けが完了する点が素晴らしいです。

紹介したジャーマンジェノベーゼは子供から大人までみんな大好きな一品なので、ぜひ作ってみてください。お弁当のおかずやビールのおつまみにもぴったりです！

• 新じゃが 6個
• 粗びきウィンナー 4本
• 玉ねぎ 半分
• きざみニンニク 適量
• コストコバジルソース 適量
• オリーブオイル(炒め用) 適量
• パルメザンチーズ お好みで
• パセリ(飾り用)少々

1. 新じゃがを良く洗い水にさらしてアクぬきし、半分に切ってレンジで6分加熱します。
2. 玉ねぎと粗びきウィンナーを食べやすい大きさに切ります。
3. フライパンにオリーブオイルを入れてきざみにんにくを炒めます。
4. にんにくの香りが立ったら、玉ねぎ・粗びきウィンナー・新じゃがを入れて火を通します。
5. フライパンの火を止め、バジルソースと絡めます。
6. 器に移してパルメザンチーズとパセリを散らしたら出来上がりです。

• 鶏むね肉 450g
• 塩胡椒 小さじ1/2
• 小麦粉 1/4カップ
• オリーブオイル 大さじ1
• 玉ねぎ 1個
• パプリカ(赤黄) 各1/2個
• Aコストコバジルソース 大さじ3
• A生クリーム 大さじ3

1. 鶏肉を削ぎ切りにし、塩胡椒で下味を付けます。
2. 小麦粉をまぶし、オリーブオイルで両面こんがりと焼いて、一度取り出します。
3. 同じフライパンで玉ねぎとパプリカも軽く焼きます。
4. (2)を戻し、野菜と鶏肉を混ぜてさっと炒めます。
5. フライパンの火を止め、材料Aを入れて全体を絡めたら出来上がりです。

コストコのバジルソースはペースト状になっているので、具材と混ざりやすいのも特徴です。ここではバジルソースを和えたちょっぴり大人なポテトサラダと、人気のサバ缶を使った簡単で美味しい2つのレシピを紹介します。

• 新じゃが芋 大2個
• 卵 3個
• サラダ海老 12匹
• コストコバジルソース 30g
• ハーフマヨネーズ 30g

1. 水から卵と皮むきカットじゃが芋を茹で、ジャガイモが茹で上がったら、サッと海老を熱湯で解凍します。
2. ボールに材料Aを入れてよく混ぜます。
3. (1)を入れて、さっと和えたら出来上がりです。

• サバ水煮缶(150g入り) 3缶
• ジャガイモ 2個
• ブロッコリー 1株
• コストコバジルソース 適量

1. ブロッコリーは小房に分けて茹で、粗熱を取ります。
2. ジャガイモは皮を剥いて１個ずつラップで包み、お皿に乗せて600Wレンジで3分、さらに裏返して3分加熱します。
3. ジャガイモの粗熱が取れたら、6等分くらいに切っておきます。
4. サバ水煮缶は、汁を切り、身だけを取り出しておきます。
5. ボウルにブロッコリー、ジャガイモ、サバの順に入れ、上からまんべんなくバジルソースを回しかけます。
6. さっと全体を和え、大きめのスプーンでお皿に盛り付たら出来上がりです。

続いて紹介するのはコストコのバジルソースを乗せるだけで完成するお手軽レシピです。トマトとモッツアレラのカプレーゼは、イタリアンレストランでもお馴染みの前菜です。材料さえ揃えれば誰でも簡単に作れるレシピなのに、見た目が華やかなので、おもてなしにもぴったりです！

• トマト 3個
• モツァレラチーズ 200g
• コストコバジルソース 大さじ3

1. トマトとモッツアレラチーズを3cm幅にスライスします。
2. お皿に交互に乗せます。
3. 上からバジルソースをかけたら出来上がりです。

• カマンベールチーズ 1/2個
• トマトソース 大さじ1
• コストコバジルソース 大さじ1
• ソーセージ 2本
• モッツアレラチーズ 適量

1. ココットにカマンベールチーズを入れます。
2. 輪切りにしたソーセージと材料Aを乗せます。
3. モッツアレラチーズをちぎって乗せます。
4. オーブントースターで焦げ目が付くまで焼いたら出来上がりです。

コストコのバジルソースを混ぜて作る簡単レシピを紹介します。ナゲットは具材にバジルペーストを入れて混ぜることで、揚げた時にふんわりとバジルの香りがして手が止まらない美味しさです。子供も大好きな味なので、ぜひ作ってみてください。

• ささみ 10本
• 豆腐 1丁
• 人参 1本
• レンコン 1ふし
• コストコバジルソース 大さじ5
• オリーブオイル 適量

1. ささみとレンコンをフードプロセッサーにかけて細かくします。
2. (1)をボウルに移して、豆腐を水切りしていれて混ぜます。
3. 均等に混ざったらバジルソースを入れて混ぜ、小判型に形を整えます。
4. フライパンにオリーブオイルを入れ、(3)を揚げ焼きにします。
5. 両面がきつね色になったら出来上がりです。

• コストコバジルソース 100g
• A卵 1個
• Aサラダ油 10g
• A砂糖 10g
• 薄力粉 100g
• ベーキングパウダー 小さじ1
• 牛乳 50g

1. ボウルにバジルソース入れ、牛乳を加えて泡立て器で少しずつソースを伸ばします。
2. 材料Aを入れて泡立て器で混ぜ合わせます。
3. ふるいにかけた薄力粉とベーキングパウダーをを合わせ、全体をさっくりと混ぜます。
4. マフィンカップに入れ、180度に余熱したオーブンで約20分位焼いたら出来上がりです。

最後に紹介するのはコストコのバジルソースを、焼いたり、炒めて楽しむレシピです。ここではバジルソースと相性抜群の魚介系レシピを2つ取り上げました。ただ、バジルペーストにあまり火を通しすぎると香りが飛んでしまうので、さっと調理するようにしてください。

• コストコバジルソース 適量
• 茹で蛸 好きなだけ
• オリーブオイル好きなだけ
• チューブにんにく 好きなだけ
• 塩 適宜

1. 茹で蛸は食べやすい大きさに切ります。
2. フライパンにたっぷりオリーブオイルを入れ、チューブにんにくを入れます。
3. 火をつけ、弱火でじっくり香りを出します。
4. バジルソースを入れ、味を見て塩を追加します。
5. 全体がぐつぐつと煮えたら、出来上がりです。

• むき海老 100ｇ
• キノコ(しめじ等) 1株
• コストコバジルペースト 大さじ2
• とろけるチーズ 1枚
• A料理酒 大さじ1
• Aあらびき塩コショウ 適量
• Aにんにくすりおろし 適量
• オリーブオイル 適量

1. フライパンにオリーブオイルを垂らしてえびとキノコを炒めます。
2. バジルペーストを入れて軽く炒めます。
3. 材料Aを入れて味を整えます。
4. とろけるチーズを全体に行き渡るように軽く混ぜたら出来上がりです。

コストコのバジルソースは1瓶にたっぷり入っているので、なかなか1度に使い切れません。保存期間は未開封の状態で購入日より2ヶ月ですが、開封したものは常温ではなく必ず冷蔵保存または冷凍保存してください。また瓶から取り出すときは、雑菌などが入らないように、清潔なスプーンを使いましょう。

上手に保存することで、バジルの風味も美味しさも長持ちさせることができます。ここではコストコのバジルソースの冷蔵・冷凍保存の方法をそれぞれ紹介します。

開封したコストコのバジルソースを比較的早い段階で食べる予定がある場合は、冷蔵庫で保存しましょう。そのまま冷蔵庫で保存しても良いのですが、保存しているうちにどんどん酸化が進んでいまします。

そこでおすすめなのが、バジルペーストの表面に少量のオリーブオイルを垂らしておくことです。こうすることでバジルペーストの上にオリーブオイルの膜を作ることができ、酸化しにくくなります。

使うときは膜として垂らしたオリーブオイルを一緒に調理して構いません。ただしバジルソースのペーストそのものを加熱したり、火を入れると、バジルの風味が落ち、全体的に黒ずんだ色合いになってしまうことがあります。

そのため、冷蔵庫で保存したバジルソースは常温でしばらく置いてから、絡めたり、合えるレシピで調理するのがおすすめです。

コストコのバジルソースは冷凍保存することも可能です。冷蔵庫で保存するよりも長期間保存することができますし、使いたい分だけ使えるので便利です。コストコのバジルソースはオイルがたっぷり入っているので、カチカチに固まることがありません。

使うときもスプーンですくって、しゃりしゃりと削るようにして、使う分だけを取り出すことができます。冷凍庫から取り出したバジルソースは、すぐに溶けてさっと使えるのでストレスもありません。

また一度に使う量がだいたい決まっている方は、大さじや小さじで測ってから製氷機などに入れて冷凍保存しておくのもおすすめです。料理のレシピに合わせて、キューブ状のものをぽんと入れれば、計量器なしですぐに使えて便利です。

本記事ではリピーター続出のコストコのバジルソースについて特集してきました。EUが認めた本格派のソースは、定番のジェノベーゼパスタの他にも、さまざまなレシピで楽しむことができます。

大容量なので「使いきれるか心配」という方も、意外とあっという間になくなってしまいます。紹介したレシピは美味しいと評判のものばかりなので、気になるものから作ってみてください！