「テキーラサンライズ」カクテルの作り方・レシピまとめ！度数は？

カクテルでサンライズ、意味は夜明けを表現したカクテルで飲みやすく非常にファンの多いカクテルです。しかしテキーラを使っていることからも分かるようにアルコール度数は高めです。またテキーラと言えばメキシコやアメリカ南部を思い浮かべるでしょう。そういったアメリカのソウル的なカクテルがこのテキーラサンライズです。オレンジジュースの酸味がきいていて非常にも見やすいカクテルに仕上がっています。

人気のカクテルで、ローリングストーンズのボーカルミックジャガーが好んで飲んだとされています。またテキーラサンライズというメルギブソン主演の映画もありました。麻薬カルテルから足を洗おうとした主人公の話です。45歳以上の方なら見たことがある人も少なくないと思います。ちょうど今から30年前に公開された映画です。またテキーラサンライズとなずけられた曲がイーグルスの2枚目のアルバムに収録されたりしています。

テキーラサンライズはその名の通りテキーラを使ったカクテルです。甘くて飲みやすいのでつい飲み過ぎてしまう事がありますのでご注意ください。アルコール度数は平均して12度ほどです。ビールのアルコール度数が5度に比べて倍以上と高いのでつい飲んでしまいがちですがある程度自分でセーブして飲むようにしましょう。ベースのテキーラはアルコール度数40度近くもある強いお酒です。くれぐれも飲み過ぎないようにしましょう。

テキーラはアメリカドラマなどで飲み比べをしたりする際にいられるお酒です。いっぱいに付き1ドルずつお金をレイズして最後に残った人がそのお金を総取りするといった場面が描かれます。ワンショットずつ飲むのですが一気飲みなのでペースがすごく早くアルコールに弱い方ならすぐに参ってしまいますので、気を付けましょう。またそういった飲み方をすると強い方でも急性アルコール中毒になってしまう恐れがあります。

テキーラサンライズは日の出の意味を持っています。グレナデンシロップの赤にオレンジジュースが空の色をしているのでまるで日の出のような爽やかな色合いを持っていることからテキーラサンライズと呼ばれています。作り方はグレナデンシロップ、オレンジジュース、テキーラの3つで作られるその味わいはちょっと甘めのオレンジジュースやトロピカルドリンクなどに近い味です。ですのでいくらでもつい飲めてしまいます。

日の出の意味を持っていますが、確かに陽気で華やかな場所の似合うカクテルです。作り方も簡単で美味しく飲みやすいので女性に受けもいいお酒です。冷や酒と親の小言というようにお酒は後から効いてきます。たとえ少量飲んだのだとしてもビールの2倍以上のアルコール度数があるので、確実に酔っぱらってしまいます。飲んだ味はほとんどオレンジジュースに近いので、たくさん飲み過ぎないよう自分でセーブしながら飲みましょう。

またグレナデンシロップをアロマチックビターにするとティファナサンライズとなりその意味も味も見た目も変わってしまいます。同じようにグレナデンシロップを抜いたものもシャンギロンゴと名前も意味も味も変わったお酒になります。このようにカクテルは組み合わせで意味や名前、見た目、味などがどんどん変化するのでバーテンの腕が試されます。またバーテンに意味を聞いておいてさりげなく会話に混ぜてみるのもいいでしょう。

冷たいオレンジジュースが心地いいので誰でもジュース感覚で飲めてしまいます。お酒の苦手な女性にも受けがよく、また見た目もきれいなのでこのカクテルのファンだという女性は少なくありません。またおつまみにオレンジジュースがベースなのでチョコレートなどを取り合わせてもおいしくいただけます。ポッキーをマドラー代わりにさしてもオシャレな雰囲気がより引き立ちます。アーモンドなども香りがマッチします。

またオレンジなので、日本人にはなじみが少ないですが鴨肉などと相性が良いです。和食では使わない取り合わせですが、フランスでは鴨のローストなどにオレンジソースがかかっていることはよくあります。日本はフルーツの今でこそ一大産地ですが昔はカキやクリなどが中心でしたし、それを和菓子には用いても料理に組み込んでいたのはいくつかのごくわずかのメニューでした。なのでフルーツは西洋に一日の長があります。

テキーラサンライズはあくまでカクテルです。つまりお酒の原酒ではなく、ジュースやトニックウォーター、シロップとリキュールなどの原酒を混ぜたものです。なので基本的に味もアルコール度数も調整が可能です。早く酔いたいという人であればアルコール度数の強めのお酒を多めに入れてカクテルしてもらえばよく、逆にゆっくり飲みたいという時はアルコール度数弱めにしてじっくりと味わうのもいいかもしれません。

味もある程度作り方で調整可能ですし、中身も調整可能なので、どこに行っても同じテキーラサンライズが出て来るということはありません。店ごとに特徴があるので、自分のお好みのテキーラサンライズを作ってくれる店を探してみるのも楽しいです。例えばスクリュードライバーやジントニックと並ぶ超人気カクテルなので、おいて内やできないという店はほとんどありませんのでご安心ください。

テキーラサンライズは飲みやすさからすると結構アルコール度数が強めのお酒です。そもそもの原酒のテキーラが40%ほどのアルコール度数なのでそれを薄めたとはいえアルコール度数の強いお酒には変わりありません。なのでテキーラサンライズは通常アルコール度数12度～18度もあるといわれています。アルコール度数が18度あれば、ビールのアルコール度数が5℃なので3~4倍もアルコール度数があるわけです。

ですがそこはカクテルなのでテキーラの分量を変えることでアルコール度数を調節することができます。甘くてつい飲み過ぎてしまう、という方にはアルコール度数を弱めてもらい、今日はたくさん飲みたいという方はアルコール度数を強めてもらうと良いかもしれません。また飲みやすいので、つい飲まされてしまうなんてこともあるのでそんな時はアルコール度数を弱めてもらって飲みましょう。

テキーラサンライズのカロリーは100ミリリットルあたり110キロカロリーあります。これはグレナデンシロップのカロリーが高いのが影響しています。オレンジジュースは100ミリリットル当たり大体38キロカロリーです。グレナデンシロップは100ミリリットル当たり270キロカロリーもあるのでこのシロップを抜いてシャンギロンゴにすればカロリーはかなり抑えることができます。

グレナデンシロップはザクロから作られたシロップで多少の癖があります。それが同じように癖を持つテキーラと合わせると調和してオレンジジュースの酸味と合わさって飲みやすいテキーラサンライズになります。この癖はお好みなのでただ飲みやすさだけを考えればシャンギロンゴの方が飲みやすいという方もいますしそれでもテキーラサンライズの方が好きという方もいらっしゃいます。

シャンギロンゴは元々スクリュードライバーの亜種としてテキーラを用いたことがスタートなのでグレナデンシロップを入れてないテキーラサンライズではなく、テキーラで作ったスクリュードライバーといった方が表現的には正しいことになります。どちらもオレンジジュースの味わいを最大限に引き出したものなのでどれを飲むかは結局その人の好みやその日の体調などで左右されます。またその意味も考えて飲むとおいしいです。

テキーラサンライズを実際に作ってみましょう。作り方は簡単ですのでこの機会に覚えてしまって、友人や家族と過ごす時間に作って飲むのも楽しいです。また飲みやすいのですがアルコール度数が高く、アルコールに弱い人は家で飲めば途中で寝てしまってもリスクは最小限で済みます。またテキーラサンライズに合う肴もたくさんあるので、色んな味を試してみるのもおいしく楽しくテキーラサンライズを楽しむコツです。

例えば先程も紹介しましたがオレンジジュースがベースな事を考えるとチョコレートやナッツなんかが取り合わせが良いです。合わせてカモ肉やシカ肉などのジビエ料理にもオレンジソースが使われることがあるので美味しく食べることができます。また白身の魚なども相性がいいですしもちろんんフルーツ類、例えばパイナップルやメロンなども相性がいいです。この機会に色んな味を探してみましょう。

必要な材料はグレナデンシロップ、オレンジジュース、テキーラです。それぞれ適量、アルコール度数が低いのが好きな方はテキーラを少な目に、アルコール度数が高いのが好きな方はテキーラを多め。甘味に関しては甘いのが好きな方はグレナデンシロップを多め、甘いのが苦手な方はグレナデンシロップを少なめに。またさっぱりと飲みたい方はオレンジジュースを多めに、そうでない方はオレンジジュースの量で調整しましょう。

作り方としてはまずゴブレットグラスを用意してオレンジジュースを注ぎます。そこにテキーラを混ぜ軽くマドラーで混ぜます。ゴブレットのふちを添うようにゆっくりとグレナデンシロップを注いでオレンジと赤の2層に分かれれば出来上がりです。綺麗な2層が特徴で赤が太陽オレンジが朝焼けを表していておしゃれな雰囲気で飲めます。また夜の夜景などをバックにするとよく映える色をしているのでインスタ映えもするカクテルです。

テキーラサンライズが一番美しく映えるのはオレンジと赤が綺麗に分かれた時です比重の重いグレナデンシロップを後からゆっくり入れることでオレンジジュースと混ざらすに2層に分けることができます。またゆっくり入れることが重要で一気に入れてしまうと混ざってしまいせっかくの見栄えが落ちてしまいますので注意しましょう。また机の色が白だったり大理石すると赤やオレンジの色が映えます。背景が緑でも綺麗です。

スノースタイルとはコップのふちに塩や砂糖がついているカクテルの事を意味します。テキーラサンライズをスノースタイルにしてみた場合、テキーラは元々1ショットを飲む際にも塩を付けたものがあるように塩との相性がいいです。また塩がオレンジの甘みと酸味を引き立ててくれるのでより飲みやすくなります。フルーツに大人の塩味がきりりと引き締まった感じがしてとても相性がいいですので試してみてください。

作り方はコップのふちにレモンなどの果汁をつけて、塩を置いた紙の上にふちが下になるように置きまわして塩をグラスのふちに付けます。大体2周ぐらい回すのが目安です。塩がついたら軽くグラスをたたいて余計な塩を落とします。一手間かけるだけでオシャレになるので試してみてはいかがでしょうか。手軽にバーの気分が家庭でも味わえます。また塩で縁取ると余計にインスタ映えするカクテルになります。

ここまでテキーラサンライズを見てきましたが、作り方さえしっかりしていれば家庭でもバーのようにカクテルを楽しむことができます。特にテキーラサンライズは材料さえそろえてしまえばあとは少し慎重さがいるものの手軽に作れてしまいます。材料もスーパーで売っているので比較的手に入りやすいです。いつもはビールで晩酌してるという方にもたまにはおしゃれなカクテルを飲んで特別な夜を楽しんでください。

テキーラの飲み方で一般的なのはライムやレモンをかじってテキーラを1ショット一気に飲んで塩を軽く舐めるというのが一般的でメキシコでも良く見られる飲み方です。テキーラは柑橘系と非常に相性がいいのでテキーラ本来の味わいを味わいたいならこの飲み方がおすすめですが、この飲み方だと酔いが回るのも速く急性アルコール中毒の危険性も高まります。ゆっくりとテキーラを味わうならカクテルの方がいいかもしれません。

テキーラに合う肴だとやはり思いつくのはタコスです。ピリッと辛みの効いたタコスはテキーラだけでも美味しいですがもちろんテキーラサンライズにもマッチします。オレンジジュースの酸味と甘みがタコスの味をより引き出してくれます。辛みのあるメキシコ料理にはやはり原産地であるからテキーラがよく合います。スパイシーで塩分も少し強めなメキシコ料理に合わせて飲んでください。

また他に合わせるとしたらステーキにもぴったりです。塩こしょうをしっかりきかせたステーキは甘めのテキーラサンライズにぴったりです。また牛肉と柑橘系も相性がいいのでオレンジジュースが良い働きをしてくれるので味わい深い料理になります。