レモンオリーブオイルは万能調味料！効果的な使い方と作り方を紹介！

体に良い果物は？と問われると上位に上がる「レモン」と、体に良い油は？で上位の「オリーブオイル」。それぞれ別々でも色々な健康効果が高い食材を合わせて作るレモンオリーブは、色々な効果が期待できることで注目されています。大きな病を治す薬ではありませんが、大きな病になることを防ぐ効果はあります。オリーブオイルは健康に良いと言っても、オイルですので摂取方法や摂取量を間違ってしまうと、逆効果になります。

ここでは、健康に良い効果が出るレモンオリーブオイルの作り方、摂取方法や摂取量をお伝えします。レモンオリーブは作り方も何通りかありますので、自分に合った作り方や、オイルをそのまま摂取することが難しい方に、ドレッシングなどで取り入れやすいように説明いたします。ドレッシングにすれば、野菜と一緒に摂取できるので、更に結構効果がアップします。

健康に良いとされているレモンオリーブは、名前だけ聞くと作ることに手間がかかるような気がしますが、実はとても簡単に作れ、特別な材料は必要なく、近くのスーパーで買えるものだけで誰にでも作ることができます。簡単に作れて、簡単に摂取でき、いろんなアレンジをして楽しみながら健康効果を得られる万能オイルです。

そのままスプーンで飲むだけではなく、料理に色々使うことができます。体に良いとされているトマトや、他の野菜にレモンオリーブと塩を少々かけるだけで、豪華なおしゃれな一品ができたり、パンやクッキーなどの香り漬けに使ったり、もちろんパスタにも使えます。お好きな方は、オイルをそのままパンにつけて召し上がれます。

レモンオリーブは、健康効果があることで料理に使う方が多いですが、実は肌や爪、髪の毛にも色々な良い効果を得ることができます。レモンに含まれている成分と、オリーブオイルの中の成分が肌に良いだけでなく、口から摂取することで、体の中の血液循環を良くしますので、肌のくすみやアレを体内外から修復することができます。

レモンの果汁をお菓子造りや料理、ドレッシングに使った後搾りかすの皮を捨てることなく、皮の部分を利用してレモンオリーブオイルを作ることができます。ですので、レモン1個丸ごとほとんど捨てるところなく、使用することができます。レモンの皮部分に沢山の栄養が入っていますので、捨てずに利用しましょう。

レモンの皮にはレモン果汁の5から10倍のビタミンAビタミンC、カルシウム、ベーターカロチン、カリウムなどが含まれています。殺菌効果のあるシトロネラという成分も豊富に含まれています。その他リモネンという有効成分が体の中の毒素排出や、ガン細胞を働きがあると考えられています。その他にもレモンの皮には沢山の健康効果が得られる成分が入っています。

レモンオイリーブオイルを作るうえで、最も重要だとされているレモンの質について紹介します。レモンは身体によい果物ですが、実はレモンに害虫がつかないようにするために栽培過程で農薬をかけたり、防カビ材が付けられています。特に海外から輸入されているレモンにはOPP、TBZ、イマザリルという日本で禁止されている農薬が使用されています。これは、レモンにかかわらず柑橘系ほとんどに使用されています。

国産レモンにも農薬を使用しているものがありますが、輸入レモンよりかは厳しいチェックを通過していますので、それほど気にすることはありません。国産で気になる方は、「無農薬」と表示されているレモンを使用するようにしましょう。特に、レモンオリーブに使用するレモンは、皮ごと使ったり皮を使ったりしますので、果汁を使うことよりも危険性が高いですので注意しましょう。

輸入レモンでも、国産レモンでも、使用する前には皮をよく洗ってから使用しましょう。国産レモンは、よく水で洗い流す程度でも大丈夫ですが、輸入レモンは塩をすり込み洗浄する方法と、お湯にさっとくぐらせて洗浄する方法、食器洗剤を使って洗い流す方法があります。いずれもレモンの皮を傷つけないように気を付けながら洗いましょう。

レモンオリーブオイルの作り方は、とても簡単です。材料もレモンと、オリーブオイルのみで作ることができます。色々なレモンオリーブの作り方がありますので、それぞれ紹介します。わかりやすい分量は、レモン果汁を使う作り方の場合は、レモン汁とオリーブオイルが1対1の割合です。レモンを丸ごと使う作り方の場合はレモン2個に対し、オリーブオイルが250mlです。レモンの皮のみを使う場合も、レモン2個に対し、オリーブオイル250mlです。

レモン果汁を使う作り方の場合は、ボールや容器に入れてかき混ぜながらオリーブオイルを足していくのみです。レモンを丸ごと使う場合の作り方は、レモンよ良く洗いスライスして、消毒された容器に入れ、オリーブオイルを足して2週間から3週間漬け込めば出来上がりです。レモンの皮のみ使う作り方の場合は、皮を半日ぐらい乾燥させて、消毒した容器にオリーブオイルと一緒に漬け込んで2週間すれば出来上がりです。

レモンオリーブオイルを美味しく作るコツは、レモンの質にもよります。レモンはそれぞれ同じような味と思われがちですが、産地や栽培方法によって、酸味や甘みが異なります。よって、果汁を使う場合は国産の甘みがあるレモンを使用すると美味しいレモンオリーブオイルができます。皮を使用する作り方の場合は、皮の白い部分を取り除くと、レモンの苦みが減少します。

レモンオリーブオイルを果汁で作る場合は、製造日から3日までで、保管は冷蔵庫です。皮で漬け込むタイプのレモンオリーブオイルは、保管状況にもよりますが、なるべく空気に触れないように暗冷所で保管し2週間から3週間保管が可能です。保存する容器や、仕込むときのまな板、指先に菌がついている可能性もありますので、注意してください。空気に触れると空気中の細菌と接触しますのでカビが生えないように気を付けましょう。

オリーブオイルには、肝臓や胆のうの解毒機能を助ける効果があります。体の中の毒素を体内にためることなく、レモンの成分の力も加わり、体外に排出されます。血流も良くなりますので、体の大切な臓器を健康に保つ効果があります。

オリーブオイルの成分、オレイン酸は、腸の運動を促進する働きがあります。そのため、便秘解消につながります。また、便を柔らかくする効果もあります。レモンには抗炎症作用や抗酸化作用がありますので、腸の中の炎症や悪い細菌を減らす効果があります。ガスを減らし、消化管の負担を和らげる効果もあります。食物繊維の多い食材とレモンオリーブオイルと取得するとより効果的です。

オリーブオイルに含まれるオレイン酸の働きで、血中のコレステロールを体外に排出させ、善玉コレステロールの増加を助ける効果があります。動脈硬化を予防する働きフラボノイドの一種のルチンがレモンに含まれていますので、オリーブオイルと合わせて、血管を健康に保つことができます。

オリーブオイルに含まれているオレイン酸は、脂質の代謝を活性化させる効果があります。それプラス、レモンの成分は脂肪吸収を妨げる効果があります。オリーブオイルも一応脂質ですので、取りすぎには注意しましょう。

レモンオリーブオイルは、肌や髪の毛、爪をきれいにする効果もあります。レモンに含まれるアンチエイジングにとても有効な成分が、酸化をふせいでくれます。そしてオリーブオイル成分で保湿することができます。保湿しながら、細胞の早期老化を防ぐことができ、ダメージを受けた皮膚を修復する効果もあります。オレイン酸は肌トラブルの解決にもとても有効です。体内外から摂取することで、より効果が高まります。

レモンオリーブオイルを、朝の朝食に取り入れたり、スプーンで直接飲める方はそのまま取り入れましょう。朝取り入れることで、レモンの成分で脳の回転が良くなり、体のデトックス効果も期待できます。オリーブオイルのオレイン酸は血糖値の上昇を抑える効果があり、便を柔らかくしてくれますので、便秘解消につながります。

レモンオリーブオイルは、直接飲むことが難しい方も多くいると思います。直接飲まなくても、サラダや野菜にかけて取り入れることもおすすめです。サラダと一緒に摂取することにより、サラダの食物繊維やビタミンなど効率よく吸収できます。トマトとモツァレラチーズで作るカプレーゼや、お魚のカルパッチョも、作り方は簡単で、レモンオリーブオイルとお塩コショウですぐにできるおしゃれな一品になります。

ドレッシングの作り方は簡単で、レモン果汁、塩コショウをボールに入れて、レモンオリーブオイルを少しずつ混ぜ合わせていくのみです。このドレッシングはいろんなアレンジができ、しょうゆや、バルサミコ酢をプラスしたり、甘さが欲しい方は、レーズンやドライトマトをみじん切りにしてドレッシングに合わせるとオリジナルなドレッシングを作ることができます。

作ったドレッシングは、殺菌処理した容器に入れて1週間保管することができます。ドレッシングを作る専用のボトルもあり、材料を入れてシェイクするだけで簡単にドレッシングを作ることができます。手作りのドレッシングは、体に悪い物を一切使用していないので、お子様にも安心して使用できます。ただし、このドレッシングは、保存料など一切入っていませんので保管には注意しましょう。

レモンオリーブオイルは、食べるだけではなくマッサージオイルとして使うことができます。レモンのビタミンと、オリーブオイルの保湿効果、傷ついた細胞を修復する効果で、肌がよみがえります。入浴前や入浴中にレモンオリーブオイルを適量手に取り、易しく顔をマッサージしていきます。オイルの量が少ないと肌を傷つける原因になりますので注意しましょう。

マッサージする順序は、まず、耳後ろのから首の付け根に向かって、リンパマッサージをします。その後、あごから耳後ろに向かって押し上げます。ほほの骨がへこんだ部分も同じように中心から耳の後ろまで老廃物を流すようにマッサージします。まぶたの上と額は、おでこの付け根に向かって老廃物を流します。レモンオリーブオイルはこのようなリンパマッサージにとても効果的です。

加齢臭や、頭の匂いが気になるかたや、髪の毛につやがなくなってきた方に一度試してほしい頭皮ケアです。お風呂に入る前か入浴中に、レモンオリーブオイルを頭皮に塗り込みます。こちらもコツがあり、ただ塗り込むだけではなく、頭皮のリンパマッサージを行います。殺菌作用と、毛穴に詰まった汚れが浮いてきます。マッサージをした後にシャンプーをし、リンスやトリートメントをします。

リンスやトリートメントは、最後に洗い流すとき、頭皮に残るとにおいの原因になりますので、しっかり洗い流しましょう。レモンオリーブオイルでマッサージすることにより、頭皮の血流がよくなり、健康的な髪質に変わっていきます。毛先がパサつく場合には、オイルを少量手に取り揉みこむと、ヘアーオイルの代わりになります。体につける場合は、かぶれないかパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。

レモンオリーブオイルの効果は、個人差もありますが、だいたい1週間程度で現れる方や、3週間で変化を感じる方がいらっしゃいます。顔のマッサージは、翌日の朝洗顔するときに肌の違いを感じる人がほとんどです。皮膚などの細胞が形成されるサイクルが30日間ぐらいですので、違いや効果が出始めるのは1か月ぐらいからがほとんどです。

レモンオリーブオイルを摂取してから運動を行うと、より結果が出やすくなります。マッサージも、違いを実感するために、使用前と使用後の写真など取っておくとよいと思います。髪の毛の質も変わってきますので、髪にコンプレックスがある方にもおすすめです。オリーブオイルは不純物の入っていないエクストラバージンオリーブオイルを使用し、レモンは無農薬の物を使いましょう。