ラーメンを横浜で食べるならおすすめは？激ウマの名店・人気ランキング

鎖国時代が終わり、横浜には外国文化が続々ときました。その一つが中国の麺です。元々、中華そば系の澄んだスープに細麺の定番スタイルや、中華街が由来のラーメン、生碼麺が主流でした。1970年代に「家系」が登場し、一気に広がりました。「吉村家」を元祖にし、濃厚な豚骨醤油、コシのある太麺を提供する店は、全国に勢力を広げています。それ以外にも最近では、東京の影響を受けオリジナルも増えてきています。

今回は、横浜市内でおすすめの人気ラーメン店を厳選してご紹介したいと思います。横浜ラーメン2大軸と言えば、既述の通り「横浜家系ラーメン」と、「中華街の湯麵系ラーメン」とありますが、他にも色々個性あるラーメン店も多いのです。横浜市内全域から、色々なラーメン店を厳選しましたので、きっとあなたの気になるラーメン店が見つかる筈ですので参考にしてみて下さい。

横浜家系ラーメン総本山の吉村家は、言わずと知れた名店です。こちらのお店抜きに横浜のラーメン事情は語れないでしょう。さすがの人気店はいつも行列が絶えませんが、回転率が早いので、思った程待たされることは無いです。とんこつ醤油ベースの横浜家系ラーメン。まだ未体験の方は是非一度は行くべきお店。麺の固さ、味の濃さ、油の量の3つは、自分のお好みを注文できます。

家系ラーメンの代表格。濃厚でありながら、クリーミーで癖のない滑らかなスープが特徴の豚骨ラーメンです。味の濃さも、控えめで食べやすく美味しいです。他の家系ラーメン店との違いがはっきり分かるスープと言えます。日祝以外は朝5時まで営業しているので、いつでも利用しやすいお店です。最近では、新たに「地獄ラーメン」が人気の様で、その辛さは4段階あり、自分のお好みでお選び頂けます。是非一度お試しください。
 

横浜駅東口、スカイビル10階のレストラン街にあります。券売機で購入スタイル。らーめん730円が標準メニューで、麺の固さ、脂の量を選ぶことが出来ます。スタンダードな家系豚骨醤油ラーメンで、ドロッとしたスープは、豚骨のコクが出ていて美味しいです。麺は老舗長多屋製麺の中太ストレート麺を使用しており、トッピングのチャーシュー、味付け玉子、ほうれん草、海苔、刻みネギは、地産地消をコンセプトにしています。

本家の吉村家を凌ぐとも評されるコチラのお店。丁寧に煮込んで豚骨ダシを取り、濃厚な味に仕上げつつ、直系らしい醤油使いが巧みなスープです。チャーシューは、しっとりした柔らかい食感であり、燻製でスモーキーな風味。シャキシャキのほうれん草が良いアクセントになって、海苔も香りが芳醇で美味しい。ともすると大雑把になりがちな家系ラーメンにおいて、厳選された良質な素材を使用されているのが素晴らしいです。

横浜家系ラーメンで外すことの出来ないお店。そのスープはしっかりと丁寧に豚骨ダシを抽出している為、臭みが全くなく、非常にレベルの高いスープです。醤油のコクも絶妙に調整されていて美味しい。麺はと言うと、総本山から認められた店にのみ提供されるという酒井製麺の麺を使用。やや縮れ気味で、普通より短い麺です。モチっと食感で、スープともよく絡みます。是非一度ご賞味ください。

お店は古い雰囲気で、最初は戸惑うお客さんもしばしば。特製らーめん980円がおすすめです。そのスープを一口飲むと、鶏油の芳醇な風味が口の中一杯に広がり、パンチの効いた醤油が鼻をつき抜けます。麺は三河屋製麺のものを使用していて、ストレートで小麦の風味を感じる麺。豚チャーシュー2枚、鶏チャーシュー1枚、味玉がトッピング。食べている途中で、味を変えたくなったら、注射器の様な入れ物に入った、煮干油を注ぎます。

こちらも横浜でランキング上位のお店。煮干しスープが特徴で、トロッとしていて濃厚です。煮干しだけではなく、豚骨も入っているので物足りなさは全くありません。麺は細麺で、やや固めで食感が非常に良いです。トッピングですが、レアチャーシューの味付けが抜群で、肉質も柔らかく美味です。替え玉は250円しますが、タレ、チャーシュー細切り、刻みタマネギ等もトッピングされていてこれでまた楽しめる内容となっています。

こちらのお店はラーメンに種類と個性があり、高評価のお店です。店内は木目調で、手作りの温かみを感じます。お店の代名詞、はるゆたかの麺。食べてみると、しっかり歯ごたえがあり、麺自体の存在感がしっかりあります。噛み応えがあるので、満腹感も得られます。卓上にはスープに合わせて香辛料も用意してあるので、食べ進めた後半には調整してみるのもアリです。ちなみに塩ラーメンにはレモンと唐辛子がよく合います。

横浜の中華そばランキング上位の人気店。塩ラーメンが看板メニューです。クリアで澄んだスープは一口すすれば、味の深みに驚かされます。そして麺は自家製麺を使用しており、適度なモチモチ感があり、スープともよく絡み、滑らかさもあります。ちなみに特製ラーメンにすると、豚チャーシューと鶏チャーシュー、味玉、鶏団子、穂先メンマがのって、贅沢な一杯に早変わりします。

ここでは、「味玉鶏醤油らーめん」を紹介したいと思います。まずはその綺麗なビジュアルは、見た目だけで既に美味しそうです。麺は細麺ストレートで、澄んだ鶏のスープとも適度に絡んで絶妙です。トッピングは、ピンク色のチャーシュー、トロリとした半熟卵、海苔、具の鷄つくね。つくねには、軟骨が入っていてコリコリした食感が良いです。麺のボリュームが意外にあって十分な満足感が得られます。

「がちんこラーメン道」にも登場し、有名になった佐野実さんのお店です。醤油ラーメン850円が看板メニュー。頑固店主のこだわりスープは、鶏と豚の油が表面を覆いますが、これがスープの温度を保ち、決して飽きのこない味を演出します。焼きアゴや干し貝柱、エビ等のダシも奥深くに感じ、旨味抜群です。麺はストレート麺で、時間が経ってもコシを保ってくれます。トッピングはシンプルに九条ネギと穂先メンマ、チャーシューです。
 

歴史由緒あるこちらのお店。一度は行きたいお店です。というのも「サンマーメン」972円は、鉾浜発祥のご当地ラーメンで、何とこちらの「聘珍樓」の発祥説と「玉泉亭」の説とに登場するレベルのお店なんです。もやしをメインにした醤油ラーメンで、具材はもやし以外にキャベツ、豚肉、きくらげ等を炒めて餡かけにしてトッピングされた上品でかつ美味しいラーメンで、身体にも優しい逸品です。

魚のサンマが入った麺ではありません。「生馬麺」と書くラーメンで、野菜あんかけラーメンのことです。どうやら昭和５年に誕生した料理の様です。サンマーメン800円でデザート(杏仁豆腐)付き。スープは醤油ベースで、中華麺にはたっぷりと炒めたあんかけ野菜がのっています。柔らかい鶏肉と、サッと炒めたシャキシャキ野菜が麺に絡んで、美味しいです。

横浜中華街は香港路にある本場広東料理のお店、龍興飯店です。ランチタイムには「横浜サンマーメン」が何と500円。その他にも幾つかの麺類が500円というから驚きです。ワンコインでも、豚肉やもやし、人参、ヤングコーン等、餡かけの具が豊富で、食べ応えがあります。麺は細麺で、ボリューム十分。ニラやニンニクが効いており、若干匂いが強いので、仕事柄気にされる方は注意が必要です。

こちらのお店でおすすめしたいのは「醤油ワンタン麺」1000円。具沢山な見た目に、並々と注がれた醤油スープ。昔ながらの風味ながら、鶏ダシにかつお節が効いた旨味はたまりません。麺は細麺ストレートで、スープとよく絡みます。トッピングはシナチク、柔らかチャーシュー、ワンタン、青葱、海苔。ワンタンは定番で、中身の旨味もしっかりあります。食べ進めた後半には卓上の胡椒をかけるとスープに良く合います。

二郎系ラーメンでランキングトップクラスの名店。移転でこちらの場所にやってきました。二郎系ラーメンの特徴、もやしとキャベツのドカ盛りですが、分量はお好みで調整。もやしは根が処理されていて、見た目が綺麗で、食べてみても雑味感が少ないです。麺は全粒粉、太打ち手もみ麺で、小麦の風味は非常に良い。スープはマイルドで、口当たりが良い。素材にこだわっているので、これだけ食べても胃もたれしにくいのが嬉しいです。

桜木町駅にあるお店。ここでは「二段仕込香蝦麺(シャンシャーミェン)」を紹介します。お値段は税込900円。こだわりスープには甘海老が使われていて、その他にも色々な材料がスープに溶け込んでいます。なので、濃厚な海老の香りや風味が口内に広がり美味しいです。麺はしっかりとコシがあり食べ応えがあります。トッピングはチャーシューと青葱のシンプルなものです。そのチャーシューは程良く脂身があり、しっとりとしています。

こちらのお店に来たら、濃厚なスープと麺との絡みが美味しいつけそばや、コク塩鶏そばがおすすめです。「半分食べたら味を変えてみて下さい」と表記されている様に、鶏そばにはハーブ豊富なスパイスがテーブルに置かれています。これが当然ですが、また良いアクセントになります。スパイスは抜群に美味しく、トッピングの王道チャーシューの代わりにはしっとり食感の茹で鶏がのせられています。

食べログ全国TOP5000にも選出されているこちらの人気店。初めての人にまず、おすすめなのは一番人気の「本丸塩らー麺」850円、こちらは、一言でいうと異色系ラーメンながら、完成された美味しさ。大きなチャーシュー、春菊がのったラーメンはインパクトあります。そして透明スープ、サラっとしてますが鶏のコクがあり、十分な旨味を感じます。麺は扁平な縮れ中太麺で、表面はツルツル。スープと麺の相性がたまりません。

こちらでは味噌ラーメン900円をご紹介。そのスープは魚介の香りと味噌の旨味、コクが絶妙です。何と5種類以上の味噌を特製ブレンドしているそうで、そのバランス感に脱帽してしまいます。そのスープに、麺は平打ち中太の玉子麺です。縮れている麺なので、すする度にスープとよく絡んで、味噌の美味しい風味が広がります。トッピングには彩を考えて紫玉ねぎを使っている点もセンスの高さを感じずにはいられません。

上大岡駅にあるこちらの看板メニューは「らーめん正油」720円です。お冷や以外に、ジャスミン茶、鉄観音茶まで用意しているこだわり様。スープを一口すすると、動物系の甘みとコクの深さに感動してしまいます。麺は中太ストレートで自家製の様です。麺の表面はツルツルで滑らか、程良い弾力やコシがありつつ、これまた程良い歯切れも感じます。トッピングにはチャーシュー、鶏ムネ肉、メンマ、なると、かいわれが乗っています。
 

店名のAFURIは、神奈川県の大山(通称・阿夫利山)に由来。その美味しい天然水で仕込むスープは、美しい黄金色で最後の一滴まで美味しく頂けます。麺はストレートの細麺で、全粒粉入りで風味が豊かです。トッピングのチャーシューは、 オープンキッチン目の前にて、オーダー毎に炙られる為、その香りが食欲をそそります。塩ラーメン880円、柚子塩ラーメン980円になっています。

横浜で人気の行列店、大分ラーメンをご紹介します。店名の「たまがった」は、大分の方言で「びっくりした」「驚いた」「感動した」時に使う言葉みたいです。券売機で食券を購入するシステムで、選ぶのはらぁめんとチャーシューメンの２種類のみというのも自信を感じさせます。お好みの麺の固さをご注文時に伝えて下さい。ふつう、かため、バリカタ、ハリガネ、粉おとしの順番に麺は固くなります。

こちらは京急線 上大岡駅にあるG麺7さんの姉妹店です。「塩つけ麺」が看板メニューです。麺はつけ麺には珍しく、平打ちの蕎麦の様な色味をしています。スープは、相当熱せられていてアツアツです。魚介のダシが効いていますが、Wスープで旨味が爆発しています。また、スープ内には豚肉が、別に海苔、太めのメンマ、青菜、三つ葉、味玉がトッピングされていて飽きずに全て頂けてしまう一杯です。

まずは標準な「一酵やつけ麺」¥790がお勧めです。麺、つけ汁、スープ割の全てがハナからトレーにのって提供されます。やや縮れた細麺には、チャーシュー、もやし、ほうれん草、きくらげ、海苔、がトッピングされています。スープには、黒胡麻、唐辛子、胡麻油、黒胡椒が入っています。麺はその小麦の芳醇な香りが上品で美味しいです。無添加調味料のスープとの相性抜群です。

横浜ラーメンで人気の名店。流星プレミアム950円が看板メニューで、スープは鰹の香りがと鶏の旨味が溢れます。麺は言わずと知れた、三河屋製麺の中太麺ストレート。トッピングには海苔、肩ロースのチャーシュー、ももチャーシュー、メンマ、味玉、かまぼこ。中でも肩ロースのチャーシューは絶品で、柔らかくてジューシー。提供の直前に七輪で炙ってから提供されるので、肉の香ばしさも口内に広がります。

新横浜駅より徒歩5分の場所にある皆さんご存知「新横浜ラーメン博物館」。大人（中学生以上）310円、子供100円の入場料を支払い、全国各地の有名ラーメンを楽しむことが出来るアミューズメント施設です。ラーメン以外にも、ゲームや、駄菓子屋さん、占い等と色々楽しめるものが用意されているので、幅広い年齢層のお客さんに対応してくれています。

横浜エリアはラーメン激戦区で、家系ラーメンを代表に、他にも個性あふれる魅力あるラーメン店が多く軒を連ねています。わざわざ遠方から横浜へラーメンを食べに行く人も居るほど、ラーメンファンには有名な地域ですので、ここにピックアップしたお店以外にも、今後も続々と新店がオープンしていくことでしょう。その都度、是非チェックしていきたいと思います。