じゃがいもの茹で時間と短縮方法は?ポテサラに使う目安の茹で方は?

調理をする際のじゃがいもの茹で時間の目安について、いつもは適当に茹でているから知らないという人もいるのではないでしょうか?火が通りにくく茹でるにも時間がかかるイメージのあるじゃがいもですが、工夫次第で茹で時間を大幅に短縮する事もできるものです。今回はそんなじゃがいもの茹で時間についての目安や短縮方法に加え、茹でたじゃがいもを使った簡単レシピまでをまとめてご紹介します。

じゃがいもの茹で時間と短縮方法は?ポテサラに使う目安の茹で方は?のイメージ

目次

  1. 1じゃがいもの茹で時間の目安、短縮方法をご紹介
  2. 2茹で時間に悩む人も多いじゃがいも
  3. 3じゃがいもを美味しく茹でる基本
  4. 4じゃがいもの茹で時間の目安はどのくらい?
  5. 5茹で時間を短縮する方法
  6. 6意外な道具を使うじゃがいもの茹で方
  7. 7きちんと茹で上がっているか確認するには?
  8. 8ポテサラに使うじゃがいもの茹で時間
  9. 9茹でたじゃがいもを使った簡単レシピ
  10. 10茹で時間を把握して時短でじゃがいもを調理しよう

じゃがいもの茹で時間の目安、短縮方法をご紹介

煮物やポテサラなどいろいろな料理に活用される機会の多いじゃがいもですが、茹で時間はどのくらいがベストなのか、目安の時間についてはあまりよく知らないという人もいるかもしれません。じゃがいもの大きさや料理への使用方法などによっても異なってくるものですが、目安となる茹で時間を知っているだけでも作業はしやすくなってくれるものです。

今回はじゃがいもの基本的な茹で時間の目安や、茹で時間を短縮する為の方法、更にはポテサラに使用する為のじゃがいもの茹で時間についてもまとめてご紹介していきます。これまでは適当な茹で時間で料理をしていたという人も、目安となる時間を把握する事ができれば料理の手間を更に省く事もできるかもしれません。じゃがいもを使う機会が多いという人は特に要チェックです。

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茹で時間に悩む人も多いじゃがいも

じゃがいもといえば煮物や炒め物だけではなく、スープなどにも活用する事ができる便利な食材でもあります。しかし予め刻んで使用する調理法だけではなく、茹でて使用したいという場合にはきちんと火が通っているのか、見た目だけでは確認しづらい事もあったりするものです。せっかく食べるのであれば、ホクホクとした美味しい状態のじゃがいもを食べられる方が良い筈です。

じゃがいもは生で食べられる?

ちなみにじゃがいもって生で食べられるの?という疑問を持つ人もいるかもしれませんが、結論としては生で食べても問題は無いそうです。つまりしっかりと火が通っているかどうかは、単純に食感に影響が出る為に気にすべき点と言えそうです。ポテサラなどに使用する場合には、じゃがいものガリッとした食感が残ってしまうのが不快だという人もいるのではないでしょうか?

じゃがいもを食べる際の注意点

しかし体に影響が無いとはいえ、じゃがいもを食べる際には注意が必要な点もあるのです。じゃがいもの芽や緑色になった部分には天然の毒素が含まれている為、場合によっては中毒症状を起こしてしまう危険性も無いとは言い切れないそうです。これは皮の部分も同様であるそうなので、もし生でじゃがいもを食べる機会があった場合にも、これらの部分はきちんと取り除く事を忘れないようにしておきましょう。

茹でる場合も目安を知っておく事ができれば、じゃがいもを茹でている間に他の調理を進めておく事も可能になります。人によっては適当に皮を剥いて茹でてしまっている事もあるかもしれませんが、適当な茹で方をするよりも美味しい茹で方ができた方が料理の時間も楽しくなるかもしれません。まずはじゃがいもを茹でる際の基本的な方法から順番にご紹介していきます。

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じゃがいもを美味しく茹でる基本

野菜を茹でる際にはそれぞれに適した茹で方がある、という事をご存知でしょうか?実は土の上に生えている食材は沸騰させたお湯で茹でるのが基本とされていますが、土の下に生えている食材というのは水から茹でる方が良いとされています。じゃがいもは土の中で成長する食材なので、水から徐々に沸騰させていく形で茹でるのがベストな方法であると考えられている様です。

更にじゃがいもは皮を剥いてから茹でている、という人もいるかもしれません。しかしじゃがいもを美味しく茹でる為には、茹で時間だけではなく皮も付いた状態のまま茹でる方が美味しくなるという事はご存知でしょうか?これはじゃがいもの中に含まれている栄養素が、皮を剥いてから茹でる事で逃げてしまう為とされています。せっかくの栄養を体に取り入れる為にも、じゃがいもは皮つきのまま茹でる事をおすすめします。

じゃがいもの茹で方

じゃがいもを美味しく茹でる為には、先ほどご紹介した様にまずは水を入れた鍋に水洗いをしたじゃがいもを投入していきます。そのまま火をつけて沸騰したら15分ほど茹で、更に火を止めた状態で15分熱しておくと美味しくじゃがいもを茹でる事ができるのだそうです。茹でたじゃがいもをそのまま食べる際には、予め塩やコショウといった調味料も加えておくと控えめな味付けで美味しくじゃがいもを食べる事ができます。

じゃがいもの皮を剥く場合

茹で上がったじゃがいもの皮を剥くという場合には、熱が冷めてしまわないうちに行うのがベストとされています。これはじゃがいもが冷めてしまうと皮を剥きにくくなってしまう為で、更にポテサラなどを作る際にもじゃがいもは熱いうちに潰してしまう方が美味しいポテサラに仕上がるのだそうです。茹で上がったじゃがいもを使う調理は早めに、と覚えておくのが良いかもしれません。

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じゃがいもの茹で時間の目安はどのくらい?

基本的なじゃがいもの茹で方を覚えていても、じゃがいもは全てが同じ形というわけではありません。小さいものは火の通りも早いですが、大きいものであれば当然中心まで火が通るのには時間がかかってしまうものです。続いてはそんなじゃがいもごとの茹で時間の目安についてもご紹介していきます。

中くらいのじゃがいもの茹で時間

中くらいのサイズのじゃがいもを使用する機会も多いのではないでしょうか?一般的なサイズのじゃがいもを茹でる場合には、茹で時間の目安は先程ご紹介した基本的な茹で方に登場した様に、15分ほどを目安として茹でるのが良いそうです。もちろん調理する環境やじゃがいもごとにも違いは出てきてしまうものなので、竹串などで確認して茹で時間が足りないようであれば茹で時間をプラスする判断も必要です。

大きいじゃがいもの茹で時間

一方で大きめのサイズのじゃがいもを茹でる場合には、15分程度では火が通りきらない事も多い様です。その為大きめのじゃがいもの茹で時間の目安としては、20~25分程度と覚えておくのが良さそうです。茹で上がったじゃがいもはザルに移して、粗熱を取ってから皮を剥く様にすると綺麗に剥けるそうです。異なるサイズのじゃがいもを同時に茹でる場合には小さいものからザルに移していくのが良さそうです。

じゃがいもの皮を簡単に剥く

茹で上がったじゃがいもの皮を剥くには熱いうちが良いとご紹介しましたが、茹でたてのじゃがいもは当然熱い為火傷などにも注意が必要です。じゃがいもを茹でる前に事前に切れ込みを入れておくと皮が剥きやすくなるそうなので、じゃがいもを一周するよう1~2mm程度の切れ込みを入れる手間を加えてあげると、茹で上がったじゃがいもをすぐに調理に使用する事ができる様になりそうです。
 

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茹で時間を短縮する方法

しかし毎日の料理の中で、必ずしもたっぷりと時間を使う事ができる人ばかりだとは限らないものです。茹で時間を待つのが面倒でじゃがいもの調理は炒め物などに偏ってしまう、という事もあるかもしれません。しかし面倒なじゃがいもも茹で方を工夫すれば、茹で時間を短縮する事も不可能ではない様です。続いてはじゃがいもの茹で時間を短縮する為の方法についてをご紹介していきます。

茹で時間短縮法①じゃがいもを切る

じゃがいも丸ごとの茹で方であれば、全体に火が通るまでに時間がかかってしまうのは当然です。栄養や美味しさよりも時間の短縮を優先するという場合には、じゃがいもをある程度切り分けた状態で茹でるというのも短縮方法の一つです。茹で時間も当然目安の時間以下になる為、とにかく急いでじゃがいもを茹でたいという場合にはそういった方法を取るというのも悪い事ではありません。

茹で時間短縮法②電子レンジを使う

こちらも時間の短縮になる上に簡単な火の通し方ですが、4等分ほどの大きさにしたじゃがいもに軽く水を振りかけ、ラップに包んだものをレンジでチンすればこちらも簡単に火を通す事が可能になります。中くらいのサイズのジャガイモであれば、600Wで5分程度が時間の目安となっているそうです。時間短縮だけではなく、鍋はあまり使いたくない、洗い物を増やしたくないといった時にも便利な方法ではないでしょうか?

茹で時間短縮法③圧力鍋を使用する

じゃがいもは茹でるよりも蒸してしまった方が、栄養が流れ出してしまう事もなく美味しさも凝縮した状態で火を通す事が可能になります。すのこを敷いた圧力鍋に少量の水を入れてじゃがいもを並べ、強火にした後に圧力がかかった状態になったら、中火程度の状態で更に10分ほど蒸し状態にします。茹でるよりも時間の短縮になり、長時間火を使いたくない夏場でもおすすめの短縮方法です。

じゃがいもはフライパンでも蒸す事が可能

ちなみにじゃがいもを蒸し焼きにしたいけれど、ご家庭に蒸し器が無いという場合もあるかもしれません。そういった場合にはフライパンで代用する事も可能なのです。用意するのは深めのフライパンで、水を半分ほど入れてから耐熱皿に乗せたじゃがいもを入れ、蓋をして沸騰させます。その後弱火にして10~15分ほど蒸したら完成となりますが、途中で水分が無くなってしまわないよう注意が必要です。

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意外な道具を使うじゃがいもの茹で方

じゃがいもを茹でるといえばやはり鍋を使う方法が主流であり、その他は同じ火を通すやり方であっても蒸したり電子レンジを使用したりと、茹でるという方法とは異なるものが多い様です。しかしちょっと意外な物を使う事で、鍋を使う以外のじゃがいもの茹で方というものもあったりする様です。続いてはちょっと変わったじゃがいもの茹で方をご紹介していきます。

炊飯器で茹でる

じゃがいもの茹で方の一つとして覚えておくと便利なのが、炊飯器を使ったやり方です。一度にたくさん茹でてしまいたい場合にも便利な方法ですが、五合炊きの炊飯器の場合に中くらいのサイズのじゃがいもを5~6個洗い、均一に切り分けた状態で入れ、水を1カップ入れたら炊飯ボタンを押すだけです。火を使いたくない場合はもちろん、夜のうちにセットしておくといったやり方も可能なのでおすすめです。

シリコンスチーマーを使う

こちらも炊飯器と同じく手軽なやり方ですが、大きさを均一に切り分けたじゃがいもをスチーマーに入れ、50ccほどの水と共に4分ほど電子レンジで加熱するだけの方法です。特に一人暮らしなどの場合に少量だけのじゃがいもに火を通したい時など、とても使い勝手の良い方法と言えるのではないでしょうか?用途に応じて茹で方なども使い分けられると更に時間の短縮にも繋がるかもしれません。

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きちんと茹で上がっているか確認するには?

目安となる茹で時間をきちんと守っていたとしても、全てのじゃがいもが間違いなく茹で上がっているとは限らないものです。じゃがいもの中までしっかり火が通っているかどうかを確認する為には、竹串などを利用してじゃがいもを刺してみるのが一番手っ取り早い方法でもあります。竹串を刺して固い感じがするようであればまだ火が通りきっていないので、茹で時間をもう少し増やしてみる様にしておきましょう。

更にすんなり竹串が通ったとしても、必ずしも全体に火が通っているとも限りません。特に大きめのじゃがいもを茹でた際には、竹串を刺すのは一度だけではなく角度を変えて違った場所から刺してみるという事も大切です。茹でる場合に限らず、電子レンジを使用したり蒸したやり方の場合でも同様です。

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ポテサラに使うじゃがいもの茹で時間

茹でたじゃがいもをポテサラに使用するという人も多いのではないでしょうか?茹で方なんてどの方法でも同じだろうと考える事もあるかもしれませんが、ポテサラに使用するじゃがいもの場合にはやはり水っぽくべちゃっとした状態のものよりも、ホクホクとして水気が無い方がより美味しいポテサラに仕上がる筈です。ポテサラを作る際のじゃがいもの茹で方は、やはり皮つきのままが推奨されている様です。

茹で時間と茹で方の目安

じゃがいもが水を被るくらいの量を目安として水を入れ、しっかりと洗ったじゃがいもにぐるりと切れ目を入れてから鍋にじゃがいもを投入します。大きさにより茹で時間は異なりますが、20分前後を目安としてすんなり竹串が通る固さまで茹で上がれば完成となります。前述の通り熱いうちに剥いてしまう方が皮は綺麗に剥く事ができる為、軽く粗熱を取ったら手早く皮を剥いてしまうのがポイントです。

ポテサラの基本レシピ

じゃがいもの茹で方の目安は把握できたとしても、面倒でポテサラは既製品を購入してしまうという人もいるかもしれません。しかし手作りのポテサラなら塩分量なども調節できますし、一度作ってしまえば案外簡単なものです。まずきゅうりを半分、スライスした玉ねぎ1/4個にひとつまみ程の塩を振って10分ほど置いた後、水気は軽く絞っておきます。

角切りにしたハムを数枚とみじん切りにした茹で卵を先程の野菜と混ぜ、茹でたじゃがいもを潰してすし酢を小さじ2、砂糖を小さじ1/2、塩コショウを適量混ぜて、粗熱が取れた頃に先程の野菜類とじゃがいもを混ぜ合わせます。最後にお好みの量のマヨネーズを加えればお手製のポテサラが完成となります。

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茹でたじゃがいもを使った簡単レシピ

茹でたじゃがいもというのは、もちろんポテサラ以外にも大いに活用する事が可能になります。続いてはじゃがいもを使った手軽で美味しい簡単レシピの数々をご紹介していきます。これまでじゃがいもは煮物くらいにしか使ってこなかったという人も、今日からじゃがいもを使ったレパートリーを増やす事ができそうです。

レシピ①粉ふきいも

こちらは最もお手軽なじゃがいもレシピとなりますが、茹で終わったじゃがいもを一度ザルに上げてから水をしっかりと切り、再び鍋の中へと投入して粉ふきいもを作ります。粉を吹いた状態になったら適量の塩と、お好みで青のりを振りかければ完成となります。おかずにももちろんおやつにもぴったりの一品なので、じゃがいもが余った時には是非チャレンジしたくなりそうです。

レシピ②コロッケ

大きめのジャガイモ6個を茹でて水気を切ったものを粗く潰し、みじん切りにした1個半の玉ねぎと大きめのパックの豚挽き肉を塩コショウで炒めます。水分が飛んだらじゃがいもと混ぜ合わせてしっかりと冷ました後、形を整えたものに小麦粉をまぶし、卵、パン粉の順にくぐらせたら180℃の油できつね色になるまで上げてコロッケの完成となります。

レシピ③ビシソワーズスープ

まずは一口大に切った大きめのじゃがいもを1個を茹で、牛乳200ccとミキサーで混ぜ合わせます。更に生クリームと無糖ヨーグルトをそれぞれ大さじ2ずつ投入し、再び混ぜ合わせます。最後にレモン汁と塩コショウで味を調えたものを器に移してから冷蔵庫で冷やし、食前にオリーブオイルを垂らしてパセリを彩りに添えてあげれば完成となります。

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茹で時間を把握して時短でじゃがいもを調理しよう

じゃがいもの茹で時間の目安や、時間を短縮する事のできる茹で方などについてをご紹介してきましたが、これまではじゃがいもを適当に茹でていた為に何度もやり直す手間があったりした、という人もいたのではないでしょうか?生で食べる事も可能ではあるじゃがいもですが、やはり目安となる時間は知っておける方が調理もスムーズに進める事ができる様になる筈です。

茹でる以外にも美味しい食べ方は様々なじゃがいもですが、茹でるのは面倒だからと挑戦する事を諦めてしまわないよう、時間の短縮方法などもしっかりと把握して料理をするとレパートリーを増やす事もできるかもしれません。

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