車海老の塩焼きレシピ！下処理法やフライパン・オーブンを使った焼き方も！

プリプリとして新鮮な車海老は、殻ごと塩焼きで食べるのが一番です。そこで、家庭で簡単にできる、人気の車海老の塩焼きレシピを紹介します。調理の前に、背わたを取ったり串打ちをする下処理が必要です。動画を見てコツを掴んでください。

下処理の後は焼くだけです。この記事では、フライパンを使う焼き方と、オーブントースターやグリルを使う焼き方を紹介します。

活きた車海老を扱う場合は、下処理の前に氷水に5～10分浸けておきます。車海老が飛び跳ねずに扱いやすくなります。冷凍の車海老の場合は、流水で解凍してから調理を始めましょう。

【手順】

1. ひげや尾が長い場合は、切って形を整えます。
2. 片手でエビを持ち、少し曲げます。
3. 殻の1節目と2節目の間あたりに竹串を刺します。
4. 竹串で背わたを引き上げます。
5. 出てきた背わたを指で静かに引っ張ります。

エビは冷凍、生、ボイル、どの状態でも背わたが入っているため、必ず背わたを取ります。背わたはエビの背中側の浅いところにあるので、竹串などで引き出し、あまりエビの身を傷付けないようにしましょう。ゆっくりと切れないように引き出すことがポイントです。

もし途中で切れてしまった場合は、別の節の間にもう一度竹串を刺して引き出しましょう。新鮮な有頭エビの場合は、頭と胴の間に竹串を入れて取り出すこともできます。殻をむいたエビを使うときは、背に浅く切り込みを入れて、包丁で背わたをかき出すようにして取り出しましょう。

【手順】

1. 背わたを取ります。
2. エビの腹側を上に向けて持ちます。
3. 尾の付け根から竹串を刺し、背中を真っ直ぐに通します。
4. 頭側から竹串が少し出たところで止めます。

串打ちでは、エビの背中を真っ直ぐに伸ばすことがポイントです。竹串が通りにくいときは、串を回しながら刺すとよいでしょう。串打ちをすることで、真っ直ぐきれいな塩焼きが出来上がりますが、串打ちせずに調理する場合もあります。

フライパンに油を入れ、温まったら車海老を並べて全体に塩を振ります。後は、蓋をして弱火で両面を焼きましょう。活きた車海老や刺身用のエビを使う場合、焼き時間は片面2～3分が目安です。

香ばしく食べたいときや、少し鮮度が落ちた車海老を使う場合は、中まで火が通るようによく焼いてください。尾に焦げ目が付く程度が目安です。よく焼くと、カリカリと頭まで食べることができます。

オーブントースターやグリルでも、車海老の塩焼きを簡単に作ることができます。両側から短時間で加熱するため、外は香ばしく中はプリプリとした食感に仕上がります。作り方は、下処理した車海老の両面に多めの塩を振り、殻に焼き色が付く程度まで焼くだけです。オーブントースターの場合は、天板にアルミホイルを敷きましょう。

オーブンのグリル機能を使って焼くこともできます。天板にクッキングシートを敷いて車海老を並べます。塩と一緒にオリーブオイルやニンニク、バジルなどの香草を加えて、好みの味にアレンジしてもよいでしょう。エビの大きさや機種によって焼き時間が違うので、殻に焼き色が付く程度を目安に調節してください。

車海老の塩焼きの作り方と人気レシピを紹介しました。車海老はエビ類の中でも高価で少し贅沢な食材です。だからこそ、車海老そのものの旨みを味わうために、シンプルな塩焼きが最もポピュラーで人気があります。活き車海老を食べるときも、冷凍の車海老でも作り方は同じです。この記事を参考に、ぜひ家で車海老の塩焼きを作ってみてください。