焼き芋の賞味期限はいつまで？日持ちさせるおすすめの保存方法は？

寒い時期、スーパーで焼き芋を見つけると、つい購入してしまう方も少なくないでしょう。スーパーの安売りで買いすぎてしまった焼き芋の賞味期限は、一体どのくらい持つのでしょうか？常温、冷蔵、冷凍、それぞれの保存方法ごとの賞味期限をチェックしてみましょう。

焼き芋は、常温で2〜3日ほど保存可能です。水分が飛んでいて傷みにくいため、賞味期限が長いという特徴があります。よほど暖房の効いた部屋や真夏でもない限り、常温保存でも問題ありません。しかし、各家庭によって室温や保存状況は異なりますので、常温の際は賞味期限にかかわらず、早めに食べると安心でしょう。

焼き芋は冷蔵庫で保存すると、3〜4日ほど保存できます。常温保存より日持ちするので、近日中に食べる予定がある時は、冷蔵庫で保存すると良いでしょう。しかし、食べかけ等でカットした焼き芋は、切り口から傷みやすくなります。カット済みの際には、上記の日数にかかわらず、冷蔵保存でも早めに食べることをおすすめします。

焼き芋の冷凍庫での保存期間は、約１ヶ月です。常温、冷蔵に比べると圧倒的に日持ちする保存方法です。また、スーパーやインターネットで販売されている真空パックの焼き芋は、賞味期限が長く、冷凍すると約1年ほど日持ちします。真空パックのまま冷凍保存しておけば、旬の季節にかかわらず、いつでも美味しい焼き芋を楽しむことが可能です。

それぞれの保存期間が分かったところで、どのような状態が賞味期限切れなのか確認しておきましょう。焼き芋の賞味期限は、臭い、柔らかさ、色で確認することができます。焼き芋は賞味期限が切れると、柔らかくなり酸っぱい臭いを発します。ホクホクの美味しい香りではなく、異臭を感じた時はすぐに食べるのをやめましょう。

また、ねっとり系の品種でも、糸をひくほど粘つくことはありません。品種にかかわらず、糸をひいていたり、中身がぐにゅっと潰れてしまうほど柔らかい時は、すでに賞味期限が切れている状態といえます。

さらに、黒く変色していたり、皮がしわしわになっている状態も傷んでいる証拠です。腐ってはいなくても、食べないほうがよいでしょう。保存した焼き芋から、上記のいずれかの状態を1つでも見つけたら、賞味期限は切れていると考えて間違いありません。

焼き芋を常温で保存する際は、１つずつ新聞紙にくるんで保存します。スーパー等で購入した時も同様です。購入時の袋やパックのままではなく、１つずつ包むことがポイントです。使いかけ・食べかけの焼き芋は、傷みやすく常温保存には向きません。カットしたものは冷凍保存するようにしましょう。

また、真空パックで販売されている焼き芋は、常温保存の場合でも、購入した時の状態で保存が可能です。直射日光や高温になる場所を避けて保存しましょう。記載の賞味期限に注意すれば、災害用の備蓄としても利用可能です。上手に活用すると良いでしょう。

冷蔵庫で保存する際は、ラップで１本ずつ包んでから保存します。熱々の状態のまま湯気ごとラップに包むことで、焼き芋の水分を失わずに美味しく保存することが可能です。蒸気を閉じ込めたら、しっかりと冷まして冷蔵庫に入れましょう。

焼き芋を冷凍保存する場合は、ラップで包む前にしっかりと粗熱を取りましょう。表面が蒸気で濡れている時は、キッチンペーパー等でしっかりと水気を拭き取ることが大切です。

冷凍の場合は、カットした状態でも保存可能です。１本または食べやすいサイズにカットして、１つずつラップで包み、密封袋にいれて冷凍保存します。空気に触れないように包むことがポイントです。これだけで、アレンジ自在な冷凍焼き芋の完成です。

焼き芋は上手に保存すれば、賞味期限の長い食べ物です。常温、冷蔵、冷凍それぞれの保存方法も非常に簡単です。また、インターネットやスーパーでは、気軽に長期保存できる真空パックの焼き芋も販売しています。

アレンジレシピ豊富で人気の焼き芋を、最後まで美味しく食べられるように、正しい保存方法を覚えておくと安心です。賞味期限に気をつけて美味しい焼き芋を楽しんでください！