もずく酢ダイエットをやってみた感想は？やり方と効果！レシピも紹介

ヌルヌルした食感と酢の酸味が癖になるもずく酢。このもずく酢を食べるだけのもずく酢ダイエットというものがあるのをご存知でしょうか？もずくはヘルシーと知ってはいても、具体的にどのような方法で痩せることができるのか？どんな効果があるのか？知っている方は少ないのではないでしょうか？

そこで本記事では、もずく酢ダイエットの具体的な方法とどのような効果があるかについて解説していきます。もずく酢ダイエットを行う際の注意点、もずく酢を美味しく食べるためのお手軽レシピも併せて紹介します。

もずく酢ダイエットを始める前に、もずく酢を食べることで得られる効果について紹介します。もずくと酢の組み合わせはダイエットのみならず、美容健康効果も期待できます。

もずく酢を食べることがなぜダイエットに繋がるのか？その理由を紐解いていきましょう。もずくとはみなさん知っての通り、海藻の1種です。北は北海道から南は沖縄まで日本全国に分布していますが、特に沖縄産の沖縄もずくが有名です。海藻であるもずくは食物繊維やミネラルが豊富で、カロリーも低くダイエット効果があります。

そしてもずく酢に欠かせないお酢も血糖値上昇を抑えたり、エネルギー燃焼作用がある食品です。もずくも酢もどちらもそれぞれ単体でダイエット効果があるのですが、この2つが組み合わさることで更にダイエット効果が期待できるのです。

もずく酢ダイエットの効果ともずく酢のカロリーを以下にまとめました。具体的にどのような効果があるのか知って、ダイエットに取り入れて行きましょう。

もずくに含まれるフコダインという成分は、海藻類のヌルヌルの中に含まれる食物繊維です。このフコダインには糖の吸収を抑える働きがあります。血糖値が急上昇するとインスリンというホルモンが働き、血糖値を正常に保ちます。

血糖値を正常に保ってくれる筈のインスリンですが、実は別名肥満ホルモンとも呼ばれているのです。その理由は、インスリンには脂肪を細胞の中に取り込んでしまうという性質があるためです。ということは、太らないためにも血糖値の上昇を抑えることが必要となります

糖の吸収を抑えるフコダインはワカメや昆布にも含まれていますが、もずくはこれらの5〜8倍も多く含まれています。もずく酢に含まれるお酢も、もずく同様血糖値の上昇を抑える効果があります。

フコダインには中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす働きがあります。コレステロールは血管内部に溜まり、動脈硬化や脳卒中といった恐ろしい病気の原因にもなるものですが、フコダインがこれを解消してくれるのです。

更にフコダインはコレステロールや中性脂肪を低下させるだけではなく、血液をサラサラにする作用もあります。生活習慣病のリスク低減にも一役買ってくれる、実に頼もしい存在です。

もずくはビタミンやミネラルが豊富な食材です。特にビタミンとカルシウム、マグネシウムなど現代人に不足しがちな栄養素を多く含んでいます。カルシウムが多く含まれている食品といえば牛乳が代表的ですが、マグネシウムの量はもずくの方が多く、ミネラルバランスは牛乳より良いと言われています。

また酢に含まれるクエン酸には、カルシウムやマグネシウムを吸収しやすくするキレート作用があります。もずくのミネラルを酢の力で吸収しやすくするもずく酢は、最高の組み合わせといえます。

もずく酢に含まれるお酢には、酢酸、アミノ酸、クエン酸が含まれています。酢酸には脂肪の蓄積を抑える効果があり、クエン酸には体内の脂肪をエネルギーに変えて消費する作用があります。更にアミノ酸には脂肪燃焼効果があります。酢には脂肪に効く、3つのパワーがあるのです。

ダイエット中に気になるのはもずく酢のカロリーです。もずく酢のカロリーは100g辺り62Kcal、一人前60gとするとカロリーは約37Kcalです。

もずく自体のカロリーは100g6Kcalととてもヘルシーなのですが、もずく酢には砂糖が含まれているためカロリーが高くなってしまうのです。もしもカロリーを低くしたい場合は、砂糖の量を減らす一工夫が必要になってきます。また、市販のもずく酢によってカロリーに違いがあるので、スーパーで買う際は表示をよく見て購入すると良いでしょう。

もずくと酢の素晴らしい効能を知ったところで、具体的なもずく酢ダイエットの方法を見ていきましょう。もずく酢ダイエット自体はとても簡単で、誰でもすぐ始められるお手軽なものです。

もずく酢ダイエットのやり方は、もずく酢を食前に食べるだけです。できれば食事の15分ほど前が望ましいのですが、それが無理なら食事の直前でも構いません。とにかく食事の前にもずく酢を食べることがダイエットを成功に導くためのポイントです。

食べるもずく酢の量は20g〜60gほどが目安です。市販のもずく酢パックは60gほどなので、1パックを目安にするといいでしょう。

何故もずく酢を食前に食べるのが望ましいのか？というと、先ほど説明したように血糖値の急上昇を防ぐためです。空腹時にいきなり糖質の高いご飯やおかずを食べると血糖値が急上昇し、インスリンが大量に分泌されてしまいます。それを防ぐためにもずく酢を食べる訳で、結果的にダイエットへと繋がるのです。

ダイエットの大敵である揚げ物を食べる時も、まずはもずく酢を摂取しましょう。もずく酢を先に胃の中に入れておくことで、油の吸収を抑える効果があります。唐揚げや天ぷらなど揚げ物食べるときは、もずく酢を副菜に用意するのがおすすめです。

もずく酢ダイエットを実際に行った方の口コミを紹介します。もずく酢ダイエットを行った方の口コミは、これからダイエットを行う方の参考になるはずです。

もずく酢ダイエットを行った方の口コミを見ると、特に「便通が良くなった」「お腹がへこんだ」といった声が多い印象です。中には「お通じが良くなっただけでなく、肌質も良くなった」という口コミもありました。ダイエット効果のみならず、美肌効果も期待できるのは女性にとっては嬉しいことではないでしょうか？

ツイッター上には「もずく酢ダイエットを始めて5週間で3kg減った」という口コミもありました。元の体重がわからないのですが、3kg減るのはなかなかの成果です。中には「1ヶ月でやっと2kg減った。でも食べ過ぎるとすぐ太る」といった口コミもありました。もずく酢ダイエットに限らず、食べ過ぎれば太るのは当然なので注意が必要です。

次はもずく酢ダイエットに失敗した方の口コミです。「毎食もずく酢を食べるので飽きてしまった」「急激に痩せないので続かなかった」という口コミがありました。もずく酢ダイエットは急激に効果が出るものではないため、いかに飽きずに続けるかがポイントになるようです。

成功した方の口コミを見ると1ヶ月ほど続けないと効果が出ないようなので、結果をすぐ求める方には向かないかもしれません。

食前にもずく酢を食べるだけという簡単なもずく酢ダイエットですが、いくつか注意点があります。もずく酢ダイエットを成功させるために3つのポイントを抑えておきましょう。

もずく酢ダイエットはもずく酢をたくさん食べれば、たくさん痩せるというわけではありません。健康にいいもずく酢ですが、食べ過ぎることで少なからずデメリットもあるのです。もずくは食物繊維が豊富なため、食べ過ぎることで消化不良を起こしたり下痢などの不調の原因になることがあります。

また、もずく酢ダイエットは置き換えダイエットではないので、もずく酢ばかり食べて他の食事を極端に減らすこともやめましょう。もずく酢は1日1パックを目安として、適量を心がけましょう。

先ほど説明したようにもずく自体のカロリーはとても低いものです。もずく酢のカロリーを高くしているのは、三杯酢に含まれる砂糖やしょうゆです。特に市販の調味酢には思いの外、糖分が多く含まれていることがあります。もずく酢ダイエットを行う場合は、市販の調味料のカロリーも意識するようにしましょう。

先ほどの口コミにもあったように、いくらもずく酢を食べても食事を食べ過ぎればダイエット効果はなくなってしまいます。あくまでも、もずく酢はダイエットの手助けをする補助的な食べ物、と思っておきましょう。

もずく酢は食物繊維が豊富なので、よく噛んで食べることで満腹感が出やすくなります。食事は腹八分目を心がけて、くれぐれも食べ過ぎないよう注意してください。

もずく酢ダイエットは続けることでダイエット効果があります。かといって毎日同じ味付けでは飽きてしまうので、色々なレシピで味を変える工夫をしてみましょう。

• もずく
• かつお節
• 酢
• だし
• 薄口醤油
• 濃口醤油
• 砂糖
• 生姜

1. 鍋にだし汁を沸かし、酢、薄口醤油、濃口醤油、砂糖を加えます。
2. 砂糖が溶けたらかつお節を加え、濾します。
3. 鍋に湯を沸かし、もずくをさっと湯がき、ざるに空けます。
4. 三杯酢、もずくが冷えたら合わせます。
5. 器に盛り付けて生姜を添えて出来上がりです。

基本のもずく酢の作り方です。もずくは熱に強いので湯通ししても栄養価はあまり変わりません。市販のもずく酢パックは便利ですが、機会があったら生もずくで作ってみてください。

• もずく300g
• 生姜10g
• 長芋70g
• ゆかり少々
• 出汁180cc
• 酢大さじ4
• みりん大さじ2
• しょうゆ大さじ2
• 塩少々

1. 生姜をみじん切りにします。
2. 長芋は皮をむいてすりおろします。
3. 鍋に出汁、酢、みりん、しょうゆ、塩を加え沸かします。
4. 沸騰したら火を止め、冷ましておきます。
5. 冷ました合わせ酢、生姜をもずくに加え混ぜ合わせます。
6. 器に盛り付け、とろろを乗せゆかりをふりかけて完成です。

とろろをトッピングしたスタミナ満点のもずく酢アレンジレシピです。長芋のネバネバは腎機能・肝機能を高める効果があり、血糖値改善効果も期待できます。

• きゅうり
• カニカマ
• もずく酢パック
• 塩少々

1. きゅうりをスライサーでスライスします。
2. 塩をふり、塩もみします。
3. 2〜3分したら、きゅうりを水洗いして塩気を洗います。
4. カニカマをほぐし、もずく酢ときゅうりを和えたら完成です。

きゅうりとカニカマを加えたアレンジレシピです。旨味のあるカニカマは、さっぱりしたもずくと酢との相性は抜群です。きゅうりをたっぷり加えることで食べ応えもアップします。

• もずく酢（既製品）70g
• 大根100g
• きゅうり1本
• 梅干し1個

1. きゅうりの苦い部分を取って、スライスします。
2. きゅうりは塩もみし、しばらく置いておきます。
3. 大根は皮をむき、おろします。
4. 梅干しはタネを取って包丁で叩きます。
5. 絞って水気を切った大根と梅干しを和えます。
6. きゅうりがしんなりしたら水気を絞ってもずく酢に加えます。
7. よく混ぜたら盛り付けて完成です。

生活習慣病に効果的な梅干しと、ビタミン、ミネラルが豊富な大根の栄養素も摂れる、栄養満点なアレンジレシピです。さっぱり食べられるので暑い夏や食欲がないときにもぴったりです。

• もずく酢パック
• トマト1個
• 卵1個
• 白だし適量

1. 鍋に水を入れ、白だしを適量加え火にかけます。
2. お湯が沸いたら、乱切りにしたトマトを入れます。
3. トマトを入れて少し煮えてきたら、もずく酢を酢ごと加えます。
4. 煮えてきたら溶き卵を加えます。
5. 火を止めて卵がふんわりとしたら出来上がりです。

市販のもずく酢を使った簡単スープのレシピです。トマトともずく酢の酸味が爽やかな、さっぱり食べられるスープです。スープは体が温まるので代謝が上がり、よりダイエット効果が期待できます。

もずくの栄養と酢の栄養が合わさったもずく酢は、ダイエット効果のみならず、美容健康効果の高い優れた食品です。食前に食べるだけという手軽さで、誰にでも簡単に始められるのももずく酢ダイエットのメリットです。

運動してもなかなか結果がでない方、最近ダイエットを考えている方はこの機会にもずく酢ダイエットを始めてみてはいかがでしょうか？単調な味に飽きてしまうというデメリットはありますが、本記事のレシピを参考に味付けに工夫して続けてみてください。