まちのパーラーを調査!ランチや夜ワインも人気の話題のベーカリーとは?
「まちのパーラー」はベーカリー?カフェ?夜はバール?練馬区の閑静な住宅街に佇む「まちのパーラー」は、わざわざ遠くから足を運ぶ人も多く、ランチ時には行列ができるほどの人気ぶりです。夜には自然派ワインも楽しめると話題のベーカリー!その人気の秘密を調査してみました。
目次
時間帯によって違う楽しみ方ができる!「まちのパーラー」の魅力
どことも似ていないといわれる美味しいパンとボリューム満点のサンドイッチ、自家製サルシッチャやトリッパなどのイタリア料理、そして自然派ワインまで。どの時間帯に訪れても楽しめると話題の「まちのパーラー」の魅力、人気の秘密を探ってみました。
パーラーとは?幼稚園に併設?
まちのパーラー調査:パーラーとは?
「まちのパーラー」は練馬区江古田・小竹向原エリアで大人気の「パーラー江古田」の2号店として、2011年にオープンしました。パーラーって聞いたことはあるけれど、どのような意味なのか曖昧かも…という人が多いのではないでしょうか?ちょっとした飲食ができるお店のことを「パーラー」と呼び、特に沖縄では広く使われているそうです。
沖縄とイタリアが好きなオーナーの原田さん
オーナーの原田さんは沖縄とイタリアが好きとのことで、お店のメニューにもその影響が見受けられます。黒糖がアクセントの自家製ジンジャーエール、黒粉糖をトーストにトッピングできたり、夜はワインのほかに泡盛もチョイスできるとか。また、サルシッチャやトリッパなどはイタリアを代表する料理ですし、ハード系パンのチャバタ、人気のサンドイッチメニューに使われるペコリーノ(羊のチーズ)もイタリアが原産です。
パーラー江古田の姉妹店、小竹向原のまちのパーラー。パンがうまい。サンドイッチがうまい。サルシッチャがうまい。ワインがうまい。最高ですね。本店も行きたいし、マジで通いたいです。 pic.twitter.com/Inpe6f3pGe
— カリプソ娘にやん束を (@yan458) February 14, 2017
メニューだけでなく、朝から晩まで様々な人々の生活スタイルに合わせて気楽に立ち寄り飲食ができる。そんなイタリアのバールのような社交の場でもあり地域に密着しているお店でありたいというオーナーの原田さんのコンセプトやお店の雰囲気も、人々を魅了しているのでしょう。今度は夜に来てみたい、次はあのメニューに挑戦したい、また来たい!という口コミが多く、「まちのパーラー」は遠方からもリピーターが集まるお店です。
保育園に併設?
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— garage-kid the raoG@庭園隠者的社内相談役。 (@G76whizkidz) October 26, 2014
「まちのパーラー」の入り口には乙武洋匡さんが経営に携わっている「まちの保育園」の看板があります。練馬区の静かな住宅街、そして、保育園の敷地内という不思議な立地。実は「まちのパーラー」は、新しい保育園が地域の人たちに親しんでもらえるように拠点となってほしい、子供達と街のつなぎ目になってほしい、という要望に原田さんが賛同して、保育園と併設する形でオープンしました。
保育時間中は開いていてほしいという要望から営業時間は朝の7時半から夜の9時となり、モーニングメニューから夜はワインに合うメニューまで充実しています。天井も高く広い窓が明るい開放的なカフェの雰囲気の「まちのパーラー」はカウンター席2~3席、テーブルが20席ほどで、入り口はスロープになっているのでベビーカーでも入りやすく、小さなお子様と一緒でも安心です。
テレビ番組「孤独のグルメ」でさらに話題に
まちのパーラー調査:きっかけとなったテレビ出演
次回第9話「練馬区小竹向原のローストポークサンドイッチ朝食」オシャレな感じだね(*^^*)楽しみ! #孤独のグルメ #tvtokyo #tx_kodokunogurume #松重豊 pic.twitter.com/ftq81kjbtC
— モモナオ (@mayutaka119) August 28, 2013
ここ数年はドラマ「孤独のグルメ」シーズン3第9話「練馬区小竹向原のローストポークサンドイッチ朝食」のロケ地になったことから、さらに「まちのパーラー」は話題になり、待ち時間ができたり、行列ができるほどの人気になっています。
孤独のグルメ聖地巡礼。
— サオリ。 (@sao_kcnsc) August 13, 2017
五郎さんが徹夜作業をしたギャラリーに行ったあと、まちのパーラー。どれも美味しかった!特にサルシッチャの肉感。五郎さんはあとポークサンドも食べてたけどそこまで入らなかった💦 pic.twitter.com/DxulPIhK9i
徹夜仕事あけで空腹なのに閑静な住宅街で店がない!と慌てているところに偶然見つけた「まちのベーカリー」で、松重豊さん扮する主人公の井之頭五郎が美味しそうに食していた、肉汁たっぷりのサルシッチャやローストビーフのサンドイッチ。「孤独のグルメ」シリーズにはロケ地となったお店を探訪する、通称「巡礼地めぐり」をしているファンもいるようで、主人公の五郎さんと同じメニューを、と注文される人も多いようです。
こだわりのハード系パンがおいしいベーカリー
まちのパーラー調査:人気のベーカリー
まちのパーラーはお店に入るとまず自家製パンが並んでいて、パンだけの購入もできます。耳慣れない名前のチャバタやカンパーニュ、リュスティックなど、いわゆるハード系が多いのも特徴です。外見はとても固そうですが、中は重くしっとりとしていて、噛めば噛むほど味がでてきます。ハード系パン好きな人にはもとより、初めて食べた人にもクセになりそうな食感、味わいが魅力です。
ほかにも全粒粉パンや雑穀パン。レーズン酵母や小麦酵母を使用した、フランスパン、くるみパン、ゴマパンなど、香ばしくて深い味わいのパンの品添えが目を引きます。全粒粉は「まちのパーラー」においてある石臼で挽いていたり、食パンの山食、角食にしてもブレンドしている粉でダブっているものがないというほど、粉にもこだわりが強いベーカリーです。
#孤独のグルメ でも以前放送された小竹向原の #まちのパーラー さんでブランチ(*^^*)
— ふろーずん (@frozen_saki_ray) February 24, 2018
サルシッチャもジューシーだったし何よりパンがめっちゃおいしかった! pic.twitter.com/t5DjGoDrsz
ハード系のパンに関してもオリジナルのブレンド粉を製粉会社に作ってもらうなど、さらに美味しいパン作りを目指して原料となる粉や製造工程を常に見つめなおしているとか。パンの購入だけに訪れるお客さんも多かったり、カフェを利用した人からも、とにかくパンが美味しい!とパンを新たに持ち帰りする人が多いのも頷けます。こだわりのどことも似ていないパンも「まちのパーラー」の人気の理由のひとつといえるでしょう。
人気のランチメニュー
まちのパーラー調査:ボリュームいっぱいのローストポークのサンドイッチ
閑静な住宅街にあるベーカリーにもかかわらず、ランチ時には行列ができるほどの「まちのパーラー」。その人気ランチメニューをいくつか紹介していきましょう。まず特記すべきは、やわらかいお肉が溢れんばかりのボリュームいっぱいのローストポークのサンドイッチです。パンは種類豊富なこだわりのパンの中から選んで作ってもらえるのも嬉しいですね。
パンの選び方がわからないときはスタッフにおすすめを聞いたり、固いものがいい、食べやすいものがいいなどリクエストをしてくださいとのことです。
人気のパンは時間帯によって売り切れになってしまうこともありますが、パンによって味わいが違うのも興味深く、違うパンを選ぶリピーターの方もいるそうです。またこのサンドイッチは10時からのメニューになり、モーニングでは残念ながらオーダーできませんので注意してください。
トマトとペコリーノのサンドイッチ
ローストポークと並んで人気なのがトマトとペコリーノ(羊のチーズ)のサンドイッチです。シンプルな中にも満足できると人気の味わいには秘訣があるそうです。トマトは旨みが引き出るように前日の仕込みでスライスして塩をふり、セミドライにしておき、ふんだんにトッピングした削ったペコリーノはカリッとするまでオーブンで焼き上げるのが美味しさのポイントなのだとか。このメニューはオープンの7時半からオーダーできます。
ジューシーな自家製サルシッチャ
昨日は、まちのパーラーに行ってきました。
— 安井レイコ(料理研究家) (@yasuireiko) September 15, 2017
サルシッチャ、おいしかったー。 pic.twitter.com/mSNUe9ST7o
お肉やハーブを腸詰めにしたものをイタリアではサルシッチャと呼びます。こちらも「まちのパーラー」自家製で、切ったとたんに肉汁が溢れ出てきて絶品だと話題の人気メニューになっています。ランチからのメニューになりますが、ワインにも合いますし、お子様にも人気があります。
イタリアの内臓料理「トリッパ」
トリッパとは牛の胃袋を野菜とトマトソースで煮込んだイタリア料理です。日本ではハチノスといわれる部分で下処理が難しい料理ですが、内臓料理好きにはたまらなく、また、「まちのパーラー」で初めて食べたという人も、とろとろと煮込まれてもちもちとしたトリッパの虜になってしまう人も多い人気のメニューのひとつです。
混雑を避けてのモーニング / テイクアウトもおすすめ
まちのパーラー調査:モーニングメニューもおすすめ
並んだり待つのが大変な人は、ランチの混雑時を避けて午前中の早い時間に「まちのパーラー」でモーニングをいただくのもおおすすめです。3種のパンのスライス盛り合わせに厚切り食パンのトースト、ミニサラダドリンクがつくモーニングセットはボリューム満点なうえ、いろいろなパンを試せる嬉しいメニューとなっています。
トーストセットはボリュームがありすぎるという時は、バターやはちみつ、塩チーズや黒粉糖などをトッピングに選べるトーストが一枚からオーダーできます。また、ランチタイムには売切れてしまうことの多い、全粒粉入りのざっくりとした生地の自家製チーズを使ったほうれん草のキッシュは朝からオーダーができます。ほかにも、きのことたまねぎ、鶏ごぼうなど季節にあわせた具材で作られたキッシュも人気です。
テイクアウトも嬉しい
開放的な空間のカフェでのんびりランチも味わいたいものですが、急いでいる時などはパンの購入のほかにも、サンドイッチなどはメニューによって並ばずにテイクアウトできます。テイクアウトした「まちのパーラー」のサンドイッチはドライブやピクニックのお供にもぴったりです。
夜もおすすめ!自然派ワインとイタリアンバールメニュー
まちのパーラー調査:夜も行ってみたい!
「まちのパーラー」の夜は自然派ワインを中心に、ここがベーカリーであることを忘れてしまうようなお酒にあうメニューが豊富に揃い、しかも本格的な味だと話題になっています。日によって違ってくることもありますが、美味しいパンのブルスケッタ、パテ・ド・カンパーニュや生ハムなどの肉屋盛り、バーニャカウダーやポルケッタなどのイタリア料理のメニューが並びます。
どのメニューも美味しいのですが、「まちのパーラー」こだわりの味わい深いパンの盛り合わせはやはり、ワインにとても合います。そして、こちらのパテ・ド・カンパーニュはパテが苦手な人の抱くしつこい風味のイメージを覆す美味しさがあり、欠かせない一品として人気メニューです。もちろん、忘れてはいけないサルシッチャやトリッパは夜でもオーダーできます。
今、人気のある自然派ワイン(ビオワイン)ですが、ワインに詳しくなくてもお店のスタッフは知識が豊富なので、いろいろとたずねるといいでしょう。グラスワインでのサーブになるので、さまざまな種類を味わえるのも魅力です。ワインは赤、白とも置いてありますし、ビールや泡盛、食後酒なども豊富に揃っています。夜は予約ができるほか、売切れてしまう人気のパンのお取り置きもお願いできます。人気店なだけに嬉しいです。
飲み物もカフェタイムも充実
まちのパーラー調査:豊富な飲み物の数
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— garage-kid the raoG@庭園隠者的社内相談役。 (@G76whizkidz) October 26, 2014
朝のモーニングから始まり、大人気のランチタイム、ワインとイタリアンの夜など時間帯ごとの楽しみ方を紹介してきましたが、「まちのパーラー」の魅力はまだ続きます。忘れてはいけないのはカフェタイム。イタリアのお菓子、カンノーリに始まり、ベーカリーに並ぶキャラメルバナナなどのブリオッシュ、プラムやピーカンナッツのタルトなどの人気のデザート、季節で変わるデザートも、お店でいただけます。
また、エスプレッソベースの濃さやミルクの量をわかりやすく説明してくれてあるドリンクメニューから丁寧に淹れてくれるコーヒーはどれも美味しく、コーヒーアートもとても綺麗です。ほかにも飲み物のなかでもおすすめといわれているのが「まちのパーラー」自家製黒糖ジンジャーエール。ぴりっとした辛口のジンジャーの味に黒糖の甘みが絶妙で料理にも合うと人気のドリンクです。
家の近くに欲しいほど素敵な「まちのパーラー」
ー小竹向原ー【まちのパーラー】
— ♡素敵カフェまとめ♡ (@sutekikafe) March 27, 2018
朝はトーストセット、昼はサンドイッチセット、夜はお酒に合わせて…など様々なスタイルで♪
◎東京メトロ副都心線・有楽町線「小竹向原」2番出口 徒歩5分
◎営業時間 7:30〜21:00 pic.twitter.com/qEyEZpxKg2
一日中楽しめる話題のベーカリー「まちのパーラー」の魅力についてお伝えしてきました。こんなベーカリーが家の近くにあったら絶対に通ってしまうだろう、とても魅力的なお店です。遠くからわざわざ足を運ぶ人が多い理由もわかります。閑静な住宅街にあり、見つけにくいという方もいます。行きかたや営業時間、定休日などは確認をしておきましょう。自分なりの「まちのパーラー」の楽しみ方を探してみてください。