小倉名物グルメおすすめランキング！北九州で食べるべき名物料理を格付け

小倉は博多と並んで福岡県を代表する街です。山や川などの自然が豊かなことの他に小倉城や産業遺産も数多く存在し、歴史的にも重要な場所です。実は昭和38年頃まで小倉市として存在してしましたが、政令指定都市移行で北九州市となり今は小倉北区・小倉南区として分かれています。

その中でも小倉北区はその地区から発祥したものが多く、アーケード型商店街や競輪、24時間営業のスーパーマーケットはすべて小倉北区が始まりです。今では日本全国で知られている食べ物や名物料理も小倉が発祥というものが多いです。

そんな小倉には名物料理が沢山あります。B級グルメやソウルフードなど小倉らしいグルメな名物料理が沢山あって迷うほどです。そこで地元で聞き込みをしなければわからない隠れた名店など、実際行かなければ味わえない美味しい料理を今回は紹介します。

小倉には数多く名物グルメがありますが、その中でも初めて小倉を訪れた時に食べてほしい料理をランキング形式でおすすめします。もしこれから北九州方面を観光したいと思っている人はぜひ参考にしてください。

北九州の台所とも呼ばれる旦過（たんが）市場は小倉駅から徒歩10分の場所にあります。そこは鮮魚店や精肉店・名物の惣菜店などが全長180mの通りに約120店舗建ち並んでいます。市場の雰囲気も昭和レトロ感漂う感じでドラマのロケ地としても使われたそうです。小倉に来たらまずこの名物市場に立ち寄る観光客は沢山います。

メイン通り近くに大學堂という食堂があります。そこは2008年に北九州市立大学の現役学生が店員として切り盛りしている場所です。システムは白米入りのどんぶりを購入し、旦過市場の食材を好きなようにのせて食べるという大學丼があります。そうすると小倉の名物グルメを沢山堪能できるので、観光客には大人気のお店です。

小倉に来たらここの天ぷらは絶対食べた方がいいという人気の天ぷら屋があります。小倉駅から徒歩2分という場所にあるお店は地下にあるので通称地下天と呼ばれているそうです。小倉で名物料理が天ぷらと疑問に思うかもしれませんが、味がよくてコスパの高いので地元の人がよくおすすめするお店の一つになりました。

おすすめ名物グルメはその名も天ぷら定食ふじしまです。何と言っても580円という安さで天ぷら定食が食べられるという驚きの値段です。もちろん味は申し分ない美味しさなので、誰もがすすめるコスパが高いお店として口コミでも評判です。

北九州のパンと言えばココと言われるくらい有名なパン屋さんがあります。小倉のソウルフードとも呼ばれ、60年以上前から地元から愛されている名物店になります。福岡県民なら知らない人はいないというほどの超有名店で、わざわざそのパンを食べに小倉を訪れる人がいるほどです。

シロヤベーカリーは小倉中央商店街入り口にあり、どの時間帯に行っても混雑している人気店です。その中でもおすすめの名物パンは1個90円のサニーパンです。フランスパンに甘い練乳がたっぷり入ったパンは老若男女問わず大人気です。またほとんどのパンが100円以下というコスパも人気の一つになっています。

小倉の名物料理は昔ながらのお店が多いですが、ここも昭和創業という老舗のうなぎ屋です。また、ミシュランガイドにも掲載されたこともあり全国的にも有名なお店になりました。名物店になったので週末や昼間の時間帯は予約をしないとかなりの時間待つことになるので気を付けましょう。

田舎庵のうなぎは皮がカリッと中身はふんわりが特徴です。たれも甘辛く絡んでいて一度食べたら忘れられない味でしょう。値段はやや高めの設定になっていますが、北九州に来たら一度は立ち寄ってみたいおすすめの名物店です。

小倉には、住んでいる人ならだれでも知っているという名物のサンドウィッチ専門店があります。そのお店は1978年オープンというまさに老舗のサンドウィッチ専門店です。店内はアメリカンテイストな看板や絵が飾られており、老舗を感じさせない雰囲気です。小倉を知りたいならまずこのサンドウィッチを食べるのが一番です。

サンドウィッチファクトリーOCMのシステムは独特で、ショーケースにある具材を2種類選んではさんでもらいます。具材は約20種類あるので、自分好みのサンドウィッチが作れます。また、サンドウィッチを作る時に必要なパンは、小倉のソウルフードのシロヤベーカリーのパンを使っているので、まさに小倉の名物を一度に食べる感覚です。

お店の予約が半年先まで決まっているという名店中の名店が小倉に存在します。大将のこだわりのお寿司が堪能できるということで、日本もしくは世界各国から訪れるほどです。そこまで有名なお店なので、値段もかなり高い金額に設定されていますが、観光のメイン料理として食べるには十分なお店です。

お店の名前は天寿しです。お品書きはコースのみで15貫で27000円（税別）とかなりの高級店です。寿司の本来の味を楽しんでもらうためにアルコールは置いていなく、飲み物はお茶だけです。ここでも大将のこだわりが垣間見えます。もしお店の予約が取れたら、小倉名物の寿司をじっくり楽しみましょう。

うどんだけではなく丼ものや天ぷらなども人気のお店は、北九州市を中心にたくさんのチェーン店があります。何といってもほとんどのお店が24時間営業という利便さ。そして良心的な価格設定は小さな子供がいる家族から、若者や年配の夫婦まで幅広く愛されています。

小倉ではB級ソウルフードとして浸透している資（すけ）さんうどんは肉＆ごぼ天うどんがおすすめです。あっさりとしたダシ中にサクサクなごぼうの天ぷらと甘辛い味付けの肉が絶妙で、人気ナンバーワンメニューとして君臨しています。また、お持ち帰りもできる名物のぼた餅もひそかな人気があります。

餃子は栃木の宇都宮が有名です。しかし北九州の餃子も日本三大餃子として全国的に知られています。その鉄なべ餃子は北九州発祥と言われています。実際は、鉄鋼の町である北九州市八幡（やはた）の八幡ぎょうざというのが熱々の鉄なべで提供されたことが発祥ですが、小倉には行列が絶えない有名な名物の鉄なべ餃子のお店があります。

小倉鉄なべは総本店、魚町店、エキナカ店の3店舗あります。熱々の鉄なべに一口サイズの餃子がぎっしりと敷き詰められていて、外側がパリッと中身がジューシーな味わいを楽しめます。九州では定番の柚子胡椒をつけて食べると、また一味違った名物餃子を食べる事が出来ます。

名物の小倉かまぼこは大學丼で紹介した旦過市場で売られています。魚のすり身に玉ねぎ・にんじんなどをすりこみ、薄いパンで巻いて揚げるというなんとも不思議なかまぼこです。某テレビ番組でもおすすめのかまぼことして紹介されたこともあり、多い時は一日2000個売れたそうです。

この小倉かまぼこの歴史は古く大正9（1920）年創業ということなので、もうすぐ100年という正真正銘の老舗店です。売られている商品の中でもカナッペは特におすすめの名物で、中はフワフワ外はカリッとする食感はお酒のおつまみにも抜群です。小倉に来たら必ず寄りたいお店の一つでしょう。

焼うどんは日本中で食べられている料理のひとつです。実はこれも小倉発祥と言われています。終戦直後に生まれたと言われる焼うどんは、ソースベースの甘辛いタレに豚肉や色々な野菜がうどんと一緒に炒められていて昔から変わりません。小倉のナンバーワン名物グルメと言っても過言ではありません。

だるま食堂は、焼うどんを発案されたお店として今もなお営業しています。名物のおばちゃんが作る焼うどんはどこか懐かしさも漂う美味しさです。終戦直後の物資不足で焼きそばを作りたかった店主が焼うどんを作ったことが始まれとされていて、この歴史の重みが焼うどんにも刻まれています。

小倉にはここで紹介しきれなかった名物料理がまだまだたくさんあり、すべての名物料理を食べつくすのは大変かもしれません。しかし今回のランキングで紹介したお店の住所はほとんど小倉北区に集中しています。もし一日おすすめグルメの食べ歩きをするなら、もしかしてすべての名物料理を堪能できるかもしれません。

また、小倉には小倉城や八坂神社、松本清張記念館など歴史に触れる場所も沢山あるので、名物料理を食べた後は、近くを観光して北九州を十分味わう事が出来ます。

北九州市は貿易や工業で昔から栄え、人が集まりそれによって食の文化も進んでいます。発祥が多いのもそのひとつです。歴史を考えても奥の深い小倉をやきうどんやかまぼこなどの名物料理で堪能し、ぜひ何度も訪れて日本の良さを実感してください！