100均各社のニッパーを比較！用途別の種類や切れ味は？おすすめはどれ？

ニッパーが必要な機会が、最近では意外と多くなってきているのではないでしょうか？スマートフォンをはじめとした電気製品が世の中に大量に存在している昨今では、自分自身で修理や改良の作業をこなす人達も少なくない事でしょう。

ニッパーは銅線や針金等、ハサミでは切れない金属性のものを切る為の工具の一つです。他にも銅線を覆っているゴム製のカバーを剝いたり、プラモデル作成時に材料となる部品を綺麗に切り取る作業にも使われます。

必要な時が来たら、100均に足を向けてみましょう。ダイソーもセリアも、一通りの種類のニッパーを揃えていますのでどれがおすすめなのか比べてみましょう。

ニッパーには様々な種類があって、材料や用途によって様々なものがあります。鉄線や樹脂のような、通常のはさみでは切れないものを切る時に使う工具です。切る物の硬さや太さでサイズと材質が変わり、硬ければ硬いほどそして太ければ太いほどサイズは大きくなります。

使う用途によって、刃先の形状は大きく変わります。ものによっては金属で出来ている配線を切る以外の使い道の溜めに作られたニッパーもあるようです。どんなニッパーがあるのか、色々と紹介します。

100均でニッパーの購入を考えているのなら一度品物を使ってみるのが良いでしょう。意外と口コミで評判が’高いおすすめの品もありますので、ニッパーが必要になったら参考にしてみて下さい。

ニッパーは先が細ければ細いほど細かい作業向きになっていきます。ダイソーのミニニッパーは先が太いために繊細な作業には不向きですが、切断するだけの目的で用いるのなら十分な切れ味をしています。

切り口はでこぼこでざらざらしている為、仕上げ等の洗練さを求められる作業には使えません。切れ味の良いニッパーとは言い難いのが残念なニッパーです。粗めの作業で使うようにしましょう。

残念ながら切り口があまり綺麗にならないので、仕上げのような綺麗な切り口を求めない使い方が最も適しています。例えばハンダ付けをする為の真鍮線を切断したり、雑に切り離す作業には向いていると言えるでしょう。切るというよりは、押しつぶしてねじ切る作業となるので見た目を気にしない作業向きのニッパーと言えます。

100均のダイソーにあるさびに強いニッパー6インチは錆びないように加工してあり、鉄の表面を薄いニッケル金属の膜で覆って錆びにくく加工してある商品です。税抜200円で取り扱われており、軟線1.2mm・銅線1.6mmと切断可能なサイズを予め表記してあります。分かりやすく目安が書いてあるので、ニッパー初心者にも購入し易い商品です。

針金を切るには充分な強度を持っています。実際に直径1.2mmの針金を切ってみたところ、問題なく切る事が出来たようです。しっかりと切断出来るので、ニッパーをあまり使った事がない人には、比較的扱いやすいかもしれません。商品に明記されている太さ以上の針金を切ってしまうと、錆びるのも壊れるのも早いのではないでしょうか？

針金を問題なく切れるので、プラスチックを切る際にも使えるのではないでしょうか？切断面も針金の先端を押しつぶしたような切り口になるので、プラスチックでも同じような切り口になるでしょう。プラモデル製作等に使えそうですが、切れ味を気にするのなら別のものをおすすめします。

パッケージにも記してあるように、銅線を切るのに適しているニッパーです。太い銅線でなければ問題なく切断出来ますので、太さのサイズに合わせて活用しましょう。音の高さが弦の太さによって変わるギターのメンテナンスには最適なニッパーです。しっかりと切断する事も出来ますし、弦を曲げる機能も付いているので使い心地も悪くないそうです。

錆びにくいという点で、他のニッパーよりも劣化の速度が遅いニッパーです。ただしメッキが剥がれてしまった所からは錆びていってしまうので、長く使いたいのならメッキが剥がれない保管の仕方をしましょう。

ダイソーでは比較的硬めで丈夫な太目のものを切断するのに用いる、切断能力の高いミゼットニッパーを取り扱っています。他の100均の品物と比べてみると、非常に切断能力が高く切れ味も抜群に良いと言われているようです。

ダイソーのミゼットニッパーは切れ味は良いものの、切断面はあまり綺麗に切れないようです。綺麗に切れないのは、電気を通す銅線の周りを覆っている被膜が切れない為に切断部分がどうしても歪んでしまうようです。銅線だけを切るのなら、ミゼットニッパーは強力な威力を発揮する事でしょう。

鉄製のワイヤーや太めのチェーンを切断する事が出来るミゼットニッパーの用途としておすすめするのは、破壊目的で使用する事ではないでしょうか？

例えば、チェーンの掛かった玄関のドアをこじ開けたりするシチュエーションに適しています。あまりない機会だとは思いますが、チェーンを切断する事には適していますのでそういった使い道が予想できます。

ミゼットニッパーでは切断面があまり綺麗に切れないのですが、切断力は通常のニッパーよりも高いので鉄製のものも切る事が出来ます。荒め作業向きのニッパーなのに、ハサミ感覚で比較的硬い鉄製のものを切る事が出来るようです。100均の品物なので少し耐久性に不安を覚えますが、切れ味は抜群に良いそうです。

ダイソーには手芸用の細かい作業向けのニッパーも売っています。今まで紹介したダイソーのニッパーの中で、一番細かい作業向けのニッパーです。

初めて使うニッパーは安くても使い易いものを選びたいものです。ダイソーの手芸用ニッパーは、正にそんな人達におすすめ出来るものです。これからアクセサリー制作を続けていくのなら、100均のニッパーで使い方をマスターしてから質の良い長持ちするニッパーを使うようにするのも良いのではないでしょうか？
 

アクセサリー制作の時にチェーンやTピン等の細々とした材料を切断する時に欠かせません。写真の通りに刃先が大変細いのが手芸用ニッパーの特徴で、ダイソーやセリアでもそこまで悪い品質のものではないようです。アクセサリー制作初心者には購入し易いニッパーでしょう。

100均で取り扱っているニッパーの中に、セリアのプラスチックニッパーが意外と高評価を得ています。プラスチックを切る為のニッパーになりますので、プラモデル制作をする人達の中には使い易いと愛用している人もいるそうです。しかし100均のセリアで購入できるニッパーなので、やはり性能には賛否両論の意見が確認できました。

100均のニッパーにしては使えるという意見では、プラスチックが意外と綺麗に切れると評判です。一方で良くないと囁かれる点は、品質故の壊れ易さにあるようです。100均の商品なので使われている材料はあまり品質の良いものではありません。

安く使い勝手は良いけども、長く使う事には向いていないという事でしょう。使うか使わないかは、正に使用者の選択次第です。

セリアのプラスチックニッパーの切れ味はなかなか評判が良く、プラモデルのパーツを切り分ける時にも使いやすいと好評のようです。パーツの表面を傷つける事なく綺麗に切り取る事が出来るので、愛用者も少なくないそうです。

鉄製程硬いものを切る事は出来ませんが、銅線や比較的柔らかめの電導線は切れるようです。意外と万能性の高い商品と言えるでしょう。プラモデル制作には使い勝手が良いようなので、一度使ってみる事をおすすめします。

ニッパーの主な使い道は銅線を切る事ですが、小さなサイズのものになると爪や甘皮を切る繊細な作業もかのうになります。ダイソーのキューティクルニッパーは正に女性の甘皮を切る為に作られたニッパーで、女性用商品の棚に陳列してあります。

100均にある10cm程の長さの比較小さいサイズのニッパーです。今までのニッパーと比べると先が細く、細かい作業が出来るニッパーです。雑に扱ってしまうと壊れる事もありますが、何より指を怪我する恐れがあるので慎重に扱いましょう。

マニキュアを塗る前の下準備の為に爪を整える作業に非常に向いています。意外と刃先が鋭いので、暗い場所や人の大勢いる所での使用は控えた方が良さそうです。自分の部屋で落ち着いて指先のケアをするのに最適です。

意外な使い方で使いやすいと言われている珍しいニッパーがセリアにはあるようです。ちなみにネイルニッパーとは、一般的にはニッパー型の爪切りの事を言います。一般認識では、赤ちゃん用の爪切りとして知られている事でしょう。

刃先は鋭さがあまりありません。赤ちゃんの爪を整える為に作られたニッパー型の爪切りなので、使い勝手が良くなるようにあえてニッパー型にしているようです。確かに通常の形の爪切りよりはニッパー型にした方が、刃先を扱い易いのでしょう。実際、まっすぐになってしまっているものよりは融通が利かせ易いようです。

ニッパー型の爪きりなので、通常の爪切りよりは綺麗に切る事が可能です。ハサミの要領で爪が切れるので、指先を傷つける機会も少なくなるのではないでしょうか。自分の爪を切る事はもちろんの事、子供の爪を切る時にも安全に扱えます。

ニッパーは一般的には工具として認識されていますが、用いる用途や機会によって使い道は多岐に渡ります。一般家庭で使える工具の中でも扱い易くお手頃な価格で買えるのなら、100均で買うのも悪くなさそうです。100均の品物でも丁寧に扱えば、長持ちさせる事も出来る事でしょう。

工具を初めて使う子供や、あまり細かい作業を得意としない人達におすすめするのが100均のニッパーです。まずはしっかりと使い方を覚えて次のステップに移りましょう。ニッパーがいざ必要になった時には、長い間使う目的で購入を考える人は100均ではなくしっかりとしたものを購入する事をおすすめします。

アクセサリー制作やプラモデル制作にニッパーは不可欠でしょう。特にプラモデル制作等は、最近は拘りを持って作りたい人達が多いのではないでしょうか？自分に合ったものを選ぶ目的でも、100均一のニッパーをまずは購入してみてはどうでしょう。