【タピオカのカロリー】人気のタピオカドリンクは高カロリーで太る？

タピオカはツルっと喉越しも良く、もちもちした食感がとても美味しく、ミルクティやココナッツミルク等、飲み物に入っています。台湾フードが注目を浴びていてタピオカやタピオカ入りドリンクが今大人気ですが、タピオカのカロリーは一体どれ位なのでしょうか。

ドリンクやデザートに一緒に入っていることの多いタピオカのカロリーと糖質と、またタピオカ入りドリンク各種のカロリーや糖質も紹介します。

タピオカの原料は、ブラジルで採れるキャッサバの根茎から作られた、でんぷんの事を言います。タピオカとう名は、この原料のキャッサバデンプンを製造することを、ブラジルの先住民はタピオカと呼んでいたのが由来です。原料のキャッサバデンプンはミスタードーナツのポンデリングの等に使用され、あのもちもち食感を生み出しています。

この原料のキャッサバデンプンを糊化し、丸めて乾燥させたものをタピオカパールと呼ばれ、それを煮戻すと、あのもちもち食感のタピオカになり食べる事ができます。

タピオカのカロリーと糖質はどれ位なのかというと、茹でて戻したタピオカ(100g)のカロリーは62kcalです。糖質は15.4gです。タピオカを茹でる為、水分を吸い膨張し、タピオカに含まれる炭水化物が溶けてカロリーは低いです。

しかし、茹でたタピオカの糖質は15.4gと量は少なくはありません。タピオカは、糖質ダイエットをしている方は気をつけなくてはなりません。

人気のタピオカドリンクのカロリーと糖質はどれ位なのかというと、ファーストキッチンで販売されているタピオカストロベリーミルクのカロリーは268kcal、糖質は27.1gです。タピオカマンゴーミルクのカロリーは251kcal、糖質は23.1gです。糖質もカロリーも数値が高いです。

人気のタピオカドリンク専門店のドリンクは、タピオカを除いたカロリーが記載されていますが、人気のミルクティだけでも234kcalとドリンクのみのカロリーでも高いですし、糖質も入っています。

茹でたタピオカの糖質は100gで15g~20gですので、タピオカドリンクを飲む時の糖質は15g以上含まれていると認識しておくことが必要です。タピオカドリンクはタピオカ以外のドリンク自体がカロリーが高いですし、糖質も多く含まれています。

太る要素のカロリーや糖質の量が高いのでダイエット中の方は飲み方を考えなければなりません。

タピオカはキャッサバという根茎のデンプンが原料になっていることがわかりました。デンプンは炭水化物で、カロリーと糖質も含んでいます。太る要因であるカロリーが高いタピオカにダイエット効果はあるのでしょうか。

ダイエット中の方は、積極的に摂りたいのが食物繊維です。タピオカの原料であるキャッサバのデンプンは、難消化性再結晶アミロースと呼ばれるレジスタントスターチというデンプンの一種です。このレジスタントスターチは食物繊維の一種です。レジスタントは消化されないという意味でスターチはでんぷんを意味します。

タピオカに含まれている難消化性再結晶アミロースは腸内を良い環境にし、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方の性質をもっています。ダイエット中には便秘に悩まされますが、タピオカに含まれる食物繊維で便秘解消効果があります。腸内環境が良くなると代謝が上がりますので、ダイエットに嬉しい効果があります。


 

タピオカの原料のキャッサバのでんぷんはれレジスタントスターチの一種である難消化性再結晶アミロースは、小腸でゆっくり消化されて、大腸でも時間をかけて発酵される為消化に時間がかかる特徴があります。ですのでタピオカを食べた後は満腹感が得られ、食欲を抑える事ができるのでダイエット効果があります。

タピオカは、煮戻しするともちもちの糊のような状態(糊化)になり、それが冷めるとでんぷんの一部がくっついて消化されにくく変化します。タピオカのもちもちの食感は、消化に時間がかかるのでお腹が膨れて満腹感を得られます。

ですので、食欲が増してしまっている時はタピオカを食べると満腹感が得られます。暴食して摂取カロリーがオーバーしそうな時は、タピオカを飲むと暴食を抑えられ、カロリーも抑えられてダイエットにも効果があります。

タピオカにダイエット効果があるのがわかりましたが、それをタピオカドリンクとしてダイエット中に飲む場合、どのような飲み方が良いのでしょうか。タイミングや量など、ダイエット効果がでる飲み方を紹介します。

ダイエット中のタピオカドリンクの飲み方は、飲んでも良いタイミングに飲むことです。タピオカドリンクは、カロリーや糖質が高いものがあります。またタピオカ自体が体内の消化に時間がかかります。ですので、タピオカドリンクは、夕食や夜食の置き換える飲み方はおすすめしません。

夕食や夜食は寝るまでの時間が短いので、タピオカドリンクのカロリーや糖質の消費出来ませんし、タピオカの消化が出来ず腸に負担をかけてしまいます。消費できないと太る原因になります。

タピオカドリンクの良いタイミングの飲み方は、朝食をタピオカドリンクに置き換える飲み方や、昼食時か、昼食後にタピオカドリンクを飲んで間食を抑える飲み方がおすすめです。消化時間とされる、15時から17時までに間食として飲み、夕食の量を抑える飲み方も良いです。

 

ダイエット中のタピオカドリンクの飲み方は、量に気をつけましょう。タピオカドリンクに含まれるタピオカにはカロリーや糖質はそこまで高い方ではありません。しかし、ドリンクの種類によっては糖質やカロリーが高いジュースもあります。

ダイエット中にタピオカドリンクを自作するならば、タピオカの量と同じ位の量のドリンクにして、シリアルのようにタピオカの味付けの役割にしましょう。お店で購入する時は、量の少ない小さいサイズのものを選び、ジュースとしてではなく、食べ物として摂取していると心掛けることが必要です。

タピオカドリンクも沢山飲めば太る原因になります。量の加減をすれば、ダイエット中でもタピオカドリンクを飲む事が出来ます。
 

ダイエット中のタピオカドリンクの飲み方で気を付ける事はタピオカではないドリンクのカロリーです。コンビニやコーヒーショップにはタピオカドリンクはミルクティを使用されている物が多いです。

ミルクティはヘルシーなイメージがありますが、タピオカドリンクは飲むデザートとして販売されている物が多く、沢山砂糖を含んだ甘いミルクティでカロリーや糖質が高いものが多いです。ですので、紅茶感覚で飲むと、摂取カロリーや糖質量がとんでもない事になり太る原因になってしまいます。

お店や市販のタピオカドリンクを飲む場合は、ドリンクとしてではなく、デザートとして飲むようにしましょう。そして、前後の食事量や摂取カロリーを調節し太るのを防ぎましょう。

海外セレブの間でもグルテンフリーの食事に換えて健康的にダイエットが出来たと話題になりました。そもそもグルテンとは何なのか、太る要素はあるのか、またグルテンフリーにするとどのような効果を得られるのかなどを紹介します。

小麦やライ麦など穀物の胚乳から作られるたんぱく質の一種であるグルテニンとグリアジンが水分を吸収しくっついたものをグルテンといいます。小麦に1番多く含まれるのがでんぷんです。でんぷん＝糖質ですので、小麦タンパク質であるグルテンは糖質を多く含みます。ですのでグルテンは、血糖値の上昇指数のGI値が高いです。

GI値が高いものは、ダイエット中の空腹が続く状態から摂取すると、血糖値がグンっと上がってしまいます。急激に血糖値が上がると太りやすくなったり、血圧が上がってしまいます。特に血糖値が下がっている空腹時には、GI値が低いものから摂取するようにしましょう。

 

グルテンフリーとは何かというと、グルテンを含む食べ物を摂取しないことをいいます。グルテンフリーとは、グルテンを含む小麦や小麦タンパクにアレルギーを持っている人が発症を防ぎ、体質を改善するためにグルテンを摂取しない方法です。

それだけでなくグルテンフリーは健康効果があります。寝付きが良く、質の良い睡眠がとれます。すると寝起きも良くなり健康へ効果があります。また糖質がもたらす肌の老化を抑え、アンチエイジング効果も得られます。

グルテンはGI値が高いので、グルテンを摂取すると糖分がブドウ糖として血液中に取り込まれ、そのブドウ糖をエネルギーとして消化しようとインスリンが分泌されますが、余ってしまった糖は中性脂肪にして蓄えられ太る原因になります。グルテンフリーにする事で低GIになり、ダイエット効果もあります。

 

タピオカの原料のキャッサバはこのグルテンが含まれていないのでグルテンフリー食材です。ですので、タピオカはGI値も低く、健康効果もあり、美容効果も得られます。

今タピオカも通販で購入することができます。タピオカを煮戻す方法を変えて食感を変えたり、グルテンフリーのきな粉をかけたり、糖質オフの砂糖を使用したりして食べ方や飲み方を工夫するとカロリーや糖質を抑えて、美味しく食べられ、体に良い効果を得られます。

 

これまで、タピオカの栄養や、カロリーや糖質など、紹介してきました。タピオカの原料であるキャッサバとは、なにか、原産地や特徴や、タピオカになるまでの製造方法などを解説します。

キャッサバというのは、キントラノオ目トウダイグサ科イモノキ属の熱帯低木です。キャッサバは南米や北東ブラジルが原産国です。しかし、世界各地の熱帯地域で栽培されています。キャッサバの芋のでんぷんがタピオカの原料となっています。

タピオカの原料であるキャッサバにはでんぷんが多く含まれていて、食用から工業原料として幅広く活用されています。キャッサバにはグルテンが含まれていなく、たんぱく質もほとんどありません。水分を加えて糊のようになり、抱水力が強いのが特徴です。

キャッサバはグルテンフリーですが、多く含まれているのはでんぷんです。でんぷんは糖質ですので、太る要因はあります。

そして、キャッサバには、有毒なシアン化合物が含まれています。ですので、日本には、有毒なシアン化合物の毒抜きされたキャッサバが輸入されています。またキャッサバの加工されたものに苦味種と甘味種があります。甘味種は、毒抜きして茹でたり蒸かしたりして食用ですので、こちらを選ぶようにしましょう。

 

原料であるキャッサバデンプンをタピオカと言います。糊のようにさせたタピオカを専用の容器にいれて回転させると、真珠のように白くて丸い形になります。これを乾燥させたものをタピオカパールと呼ばれています。これを煮戻して出来たものが、タピオカになります。タピオカドリンクの大きさに煮戻しするには2時間位かかります。

乾燥したタピオカパールは、煮戻したタピオカよりもでんぷんの量が多く、カロリーも高いですし、糖質も高いです。ただ、乾燥したタピオカパールのまま食べることはあまり無いので間違わないようにしてください。

タピオカは、水分を少なめに戻すとタピオカのでんぷんがくっつくので、型に入れてゼリーにしたり、うどんやデザートの食感を良くする為に利用されています。

 

タピオカ入りドリンクについて紹介してきました。タピオカの原料はキャッサバという根芋のでんぷんから作られていました。タピオカ自体はグルテンフリーでカロリーも高い方ではありませんでしたが、糖質の量が多いことがわかりました。

またタピオカドリンクのミルクティやいちごミルクなどのカロリーが高く、糖質もとても多く含んでいるので、普段の食事の量で飲むとカロリーオーバーし太る原因になってしまいます。糖質制限ダイエットされている方は避けた方が良さそうです。

タピオカドリンクを飲む時は、タイミングや量に注意して、上手く活用すると満腹感を得やすいのでダイエット効果も得られます。